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第3章 武の名地テツザンへ
162話 魔物の討伐依頼
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ローズに案内されたアイゼンシュタイン家で打ち合わせをしているところだ。
彼女の父であり当主でもあるクラウスから、魔物の討伐依頼を打診された。
「もちろん報酬は弾もう」
「ちょっと待ってくれ」
俺は慌てて口を挟む。
「何かね?」
「なぜわざわざ俺たちを名指ししたんだ? この町にも冒険者ギルドはあるし、優秀な冒険者は他にもいるはずだが……」
「それは……」
今度はローズが口を開く。
「コウタ殿の実力を見込んでのことですわ」
「俺の実力……?」
「ええ。先日の武闘大会での戦いを見て確信致しました。あなたならば、きっと依頼を達成できると」
ローズが熱っぽく語る。
「それにもちろん、冒険者ギルドにも同じ依頼を出しているよ。君たちに直に依頼したのは、念押しのためだ」
クラウスがそう言う。
「そうか……。俺たちの力が役に立つなら協力しようじゃないか。なあ? みんな」
俺は仲間たちの顔を見る。
「もちろんです!」
「当然だね。いい実績にもなるし」
「ボクも賛成なのです」
「へへっ。あたいもがんばるぜ!」
シルヴィ、ユヅキ、ミナ、リンがそう言う。
「ありがとうございます! 『悠久の風』の皆様」
ローズが嬉しそうに頭を下げる。
「それでは早速だが、魔物狩りへ出発する準備をしてもらえるかな? 領軍の大隊や一般冒険者の編成を済ませるにはもう少し時間がかかる。まずは先遣隊の一部として君たちにも動いてもらいたい」
クラウスが言う。
「わかった」
こうして、俺たちは依頼を受けることになったのだった。
その後もいろいろと打ち合わせを行っていく。
「では、よろしく頼むぞ」
クラウスと別れて屋敷を出ると、既に日は暮れていた。
「ふぁ~あ。眠いな」
俺は大きなあくびをしながら呟く。
昨日は深夜までハッスルしていたし、今日はそこそこ早起きしてずっと打ち合わせをしていたからな。
「ねえ、コウタ。寝不足なの?」
隣にいたユヅキが尋ねてくる。
「ああ、まあな」
「なら、今日はおとなしく早く寝るのです」
「そうですね。ご主人様のお体が心配です」
ミナとシルヴィがそんなことを言いだす。
「いやいや。少しぐらいは大丈夫だろ。欲求不満のままだと、睡眠の質が悪くなる」
こんな美少女たちと同じ部屋に泊まって、何もしないというのは拷問に近い。
「コウタっちは本当にタフだよな。昨日も今朝も、さんざんしたのによ」
「そりゃどうも」
「褒めてねえよ」
俺たちはそんな会話をしつつ、宿屋に戻っていった。
その夜は、またハッスルしたのだった。
『英雄』のジョブのスキル効果により、俺の精力もずいぶんと増している。
まだまだハーレムメンバーがほしいところだ。
彼女の父であり当主でもあるクラウスから、魔物の討伐依頼を打診された。
「もちろん報酬は弾もう」
「ちょっと待ってくれ」
俺は慌てて口を挟む。
「何かね?」
「なぜわざわざ俺たちを名指ししたんだ? この町にも冒険者ギルドはあるし、優秀な冒険者は他にもいるはずだが……」
「それは……」
今度はローズが口を開く。
「コウタ殿の実力を見込んでのことですわ」
「俺の実力……?」
「ええ。先日の武闘大会での戦いを見て確信致しました。あなたならば、きっと依頼を達成できると」
ローズが熱っぽく語る。
「それにもちろん、冒険者ギルドにも同じ依頼を出しているよ。君たちに直に依頼したのは、念押しのためだ」
クラウスがそう言う。
「そうか……。俺たちの力が役に立つなら協力しようじゃないか。なあ? みんな」
俺は仲間たちの顔を見る。
「もちろんです!」
「当然だね。いい実績にもなるし」
「ボクも賛成なのです」
「へへっ。あたいもがんばるぜ!」
シルヴィ、ユヅキ、ミナ、リンがそう言う。
「ありがとうございます! 『悠久の風』の皆様」
ローズが嬉しそうに頭を下げる。
「それでは早速だが、魔物狩りへ出発する準備をしてもらえるかな? 領軍の大隊や一般冒険者の編成を済ませるにはもう少し時間がかかる。まずは先遣隊の一部として君たちにも動いてもらいたい」
クラウスが言う。
「わかった」
こうして、俺たちは依頼を受けることになったのだった。
その後もいろいろと打ち合わせを行っていく。
「では、よろしく頼むぞ」
クラウスと別れて屋敷を出ると、既に日は暮れていた。
「ふぁ~あ。眠いな」
俺は大きなあくびをしながら呟く。
昨日は深夜までハッスルしていたし、今日はそこそこ早起きしてずっと打ち合わせをしていたからな。
「ねえ、コウタ。寝不足なの?」
隣にいたユヅキが尋ねてくる。
「ああ、まあな」
「なら、今日はおとなしく早く寝るのです」
「そうですね。ご主人様のお体が心配です」
ミナとシルヴィがそんなことを言いだす。
「いやいや。少しぐらいは大丈夫だろ。欲求不満のままだと、睡眠の質が悪くなる」
こんな美少女たちと同じ部屋に泊まって、何もしないというのは拷問に近い。
「コウタっちは本当にタフだよな。昨日も今朝も、さんざんしたのによ」
「そりゃどうも」
「褒めてねえよ」
俺たちはそんな会話をしつつ、宿屋に戻っていった。
その夜は、またハッスルしたのだった。
『英雄』のジョブのスキル効果により、俺の精力もずいぶんと増している。
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