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第3章 武の名地テツザンへ

131話 被虐のユヅキ

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 町外れの山岳部で、シルヴィを満足させたところだ。
 彼女は気を失い、寝転んでいる。
 普通に息はしているし、毛布もかけてやったので風邪なども引かないだろう。
 シルヴィはこれで大丈夫だ。
 残りのユヅキ、リン、ミナの様子を確認することにしよう。

「おっ? コウタっち、そっちはもう終わったんだな」

「あっ! ん、んん!」

 背後から声が聞こえ、俺は振り返った。
 そこにいたのはもちろん、リン、ユヅキ、そしてミナの3人である。

「ユヅキさんは敏感なのです。何だか楽しくなってきたのです」

「やっ! だ、だめぇ」

 ユヅキが喘ぎ声を上げる。
 彼女はリンとミナの二人がかりで押さえられつつ、責められているようだ。
 リンがユヅキの胸の突起を口に含み、ミナはユヅキの大切なところに指を入れている。

「おい、一体どうしたんだ?」

 俺は三人に近づいてそう言った。

「二人の行為が終わるのを待ってたんだよ。適度に準備しておくだけのつもりだったが、ユヅキっちの反応がよくてな。ついやり過ぎちまった。なあ? ユヅキっち」

 リンがそう言う。

「んっ! だってぇ……。あぁぁ!」

 ユヅキがビクビク震えながら声を上げる。

「ユヅキさんのここは準備万端なのです。二番目は譲ってあげるのです。ねえ? リンさん」

 ミナがユヅキの秘所を指差しながら、そう言う。

「仕方ねえな。ここまでしちまったあたいにも落ち度はあるしよ」

 リンがそう答える。

「ふむ……。確かに、ユヅキのここはトロトロだな」

 俺はそう言って、割れ目を指先でなぞり上げた。
 ここまでされて、お預けというのもさすがにかわいそうだろう。

「ひゃう!」

 ユヅキが可愛らしい悲鳴をあげる。

「や、やだぁ!」

 必死に足を閉じようとするが……

「へへっ。無駄な抵抗だぜ!」」

「素直になるのです!」

 彼女の両足はミナとリンに押さえられており、閉じられない。
 何だかいけないことをしている気分になるな。
 集団で一人の少女を押さえつけて嬲っているわけだし。

「嫌なのか? ユヅキ」

 念のため本人の意思を聞いておこう。
 俺と彼女は、まだ一線を超えたことはない。
 つい数時間前の風呂場でも、まだダメと言われたばかりだ。

「え、えっと……。それは……」

 ユヅキが言いよどむ。
 迷いがあるようだ。
 聞き方を変えよう。

「いくぞ。ユヅキ」

「…………。う、うん……。来て、コウタ……」

 とうとう、ユヅキのお許しが出た。
 酒の力に加え、ミナとリンによる前準備のおかげか。

「わかった。いくぞぉ! ユヅキ!」

 俺とユヅキの影が一つになる。
 そうして、夜は更けていった。
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