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第2章 ダンジョンへ挑戦 ミナ、リン
70話 ゴーレム周回に向けて
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エルカ迷宮1階層のボスであるゴーレムを撃破した。
「よし。今回は、ずいぶんと余裕があったな」
「そうですね! ご主人様のお力のおかけです!」
シルヴィがそう言う。
余裕があったのは、俺の『パーティメンバー経験値ブースト』のスキルによりみんなが急成長しているからだ。
確かに、俺のおかげと言っても過言ではないだろう。
「でも、残念ながらオリハルコンはドロップしなかったのです」
ミナがションボリとそう言う。
「まあ、ドロップ品はそう簡単に手に入る物じゃないからね」
「そうらしいな! ガンガン周回していこうぜ!」
ユヅキの言葉を受けて、リンがそう言う。
オリハルコンを手に入れるためにはどんどん周回する必要がある。
今回の消耗具合からすると、1日あたり2~3周ぐらいが限度だろうか。
そう多くは周回できない。
しかし、俺たちには『パーティメンバー経験値ブースト』の恩恵がある。
ダンジョン道中の魔物戦とゴーレム戦を通して、5人それぞれのジョブレベルが上がった。
まずはシルヴィとユヅキのステータスを確認しておこう。
シルヴィ
種族:白狼族
ファーストジョブ:氷魔法使いレベル18
セカンドジョブ:獣戦士レベル17
HP:D+
MP:C+++
闘気:E+++
腕力:E+++
脚力:D
器用:E+++
アクティブスキル:
アイスショット
アイシクルスピア
ビーストストライク
ダブルビーストストライク
パッシブスキル:
脚力強化
ユヅキ
種族:茶犬族
ファーストジョブ:獣剣士レベル18
セカンドジョブ:土魔法使いレベル16
HP:E+++
MP:D+++
闘気:E+++
腕力:E+++
脚力:D+
器用:D++++
アクティブスキル:
ビーストラッシュ
ダブルビーストラッシュ
クリエイトブロック
ロックウォール
パッシブスキル:
腕力強化
MP強化
シルヴィとユヅキは、レベルの節目ではないので基礎ステータスの向上のみに留まる。
地味ではあるが、今後の狩りの安定性は確実に増すだろう。
そして、俺、ミナ、リンはレベルの節目によりスキルを獲得した。
順に確認していこう。
まずは俺だ。
コウタ
種族:人族
ファーストジョブ:風魔法使いレベル20
セカンドジョブ:鍛冶師レベル10
サードジョブ:剣士レベル17
フォースジョブ:氷魔法使いレベル10
HP:D+++
MP:C+++++
闘気:D++
腕力:C
脚力:D+
器用:D++
システムスキル:
ジョブ設定
経験値ブースト
パーティメンバー設定
パーティメンバー経験値ブースト
魔石蓄積ブースト
アクティブスキル:
ウインドカッター
エアバースト
ラッシュ
ダブルラッシュ
アイスショット
アイシクルスピア
パッシブスキル:
パーティメンバー回避力向上
MP強化
腕力強化
腕力強化
火耐性強化
風魔法使いがレベル20、鍛冶師がレベル10となり、節目を迎えた。
風魔法使いレベル20の獲得スキルは、『パーティメンバー回避力向上』だ。
動体視力、機敏性、反射神経などが増し、回避力が向上するのである。
パーティの安定性が増す。
MSCと同じ仕様なら、パーティメンバーに影響を及ぼすパッシブスキルはファーストジョブに設定しておかないと発動しない。
確認と検証はしておいたほうがいいだろうが、基本的に今後しばらくは風魔法使いをファーストジョブに固定しておくことになるだろう。
そして、鍛冶師レベル10のパッシブスキルは『腕力強化』である。
剣士レベル10のパッシブスキルと被っているが、特に問題はない。
MSCと同じ仕様なら、重複で補正されるはずだ。
攻撃力が増し、魔物の討伐速度が向上するだろう。
次に、ミナのステータスを確認する。
ミナ
種族:ドワーフ
ファーストジョブ:鍛冶師レベル16
セカンドジョブ:槌士レベル11
HP:E++
MP:E+
闘気:D
腕力:C++
脚力:E+
器用:E++++
アクティブスキル:
ビッグボンバー
パッシブスキル:
火耐性強化
鉱石類ドロップ率上昇
腕力強化
腕力強化
鍛冶師がレベル15を超え、槌士がレベル10を超えた。
鍛冶師レベル15で得たスキルは、『鉱石類ドロップ率上昇』だ。
これにより、今後ゴーレムからオリハルコンがドロップする確率は上昇する。
そして、槌士レベル10で『腕力強化』を得ている。
鍛冶師レベル10でも得ていたので、俺と同じく『腕力強化』が重複していることになる。
彼女はジョブ特性に加えて、本人の才能もあるのか、基礎ステータス上において腕力が特に伸びている。
今後、一撃必殺の仕事人として活躍が見込めるだろう。
最後に、リンのステータスを確認する。
リン
種族:金兎族
ファーストジョブ:料理人レベル13
セカンドジョブ:獣闘士レベル7
HP:E++
MP:E+
闘気:E++
腕力:E+
脚力:D++
器用:D
アクティブスキル:
裂空脚
パッシブスキル:
斬耐性強化
器用強化
リンは『獣闘士』のレベルが5を超えた。
これにより、アクティブスキルの『裂空脚』を獲得した。
強烈な回し蹴りを放つスキルである。
ゴーレム周回時に、ここぞというトドメで使うこともあるだろう。
これで、俺たちの戦闘能力はひと回り向上したことになる。
「よし。オリハルコンを求めて、もう一度行ってみるぞ」
「承知しました!」
「ガンガン狩るのです!」
みんなやる気だ。
俺たちは道を引き返し、ゴーレム戦の周回を開始した。
「よし。今回は、ずいぶんと余裕があったな」
「そうですね! ご主人様のお力のおかけです!」
シルヴィがそう言う。
余裕があったのは、俺の『パーティメンバー経験値ブースト』のスキルによりみんなが急成長しているからだ。
確かに、俺のおかげと言っても過言ではないだろう。
「でも、残念ながらオリハルコンはドロップしなかったのです」
ミナがションボリとそう言う。
「まあ、ドロップ品はそう簡単に手に入る物じゃないからね」
「そうらしいな! ガンガン周回していこうぜ!」
ユヅキの言葉を受けて、リンがそう言う。
オリハルコンを手に入れるためにはどんどん周回する必要がある。
今回の消耗具合からすると、1日あたり2~3周ぐらいが限度だろうか。
そう多くは周回できない。
しかし、俺たちには『パーティメンバー経験値ブースト』の恩恵がある。
ダンジョン道中の魔物戦とゴーレム戦を通して、5人それぞれのジョブレベルが上がった。
まずはシルヴィとユヅキのステータスを確認しておこう。
シルヴィ
種族:白狼族
ファーストジョブ:氷魔法使いレベル18
セカンドジョブ:獣戦士レベル17
HP:D+
MP:C+++
闘気:E+++
腕力:E+++
脚力:D
器用:E+++
アクティブスキル:
アイスショット
アイシクルスピア
ビーストストライク
ダブルビーストストライク
パッシブスキル:
脚力強化
ユヅキ
種族:茶犬族
ファーストジョブ:獣剣士レベル18
セカンドジョブ:土魔法使いレベル16
HP:E+++
MP:D+++
闘気:E+++
腕力:E+++
脚力:D+
器用:D++++
アクティブスキル:
ビーストラッシュ
ダブルビーストラッシュ
クリエイトブロック
ロックウォール
パッシブスキル:
腕力強化
MP強化
シルヴィとユヅキは、レベルの節目ではないので基礎ステータスの向上のみに留まる。
地味ではあるが、今後の狩りの安定性は確実に増すだろう。
そして、俺、ミナ、リンはレベルの節目によりスキルを獲得した。
順に確認していこう。
まずは俺だ。
コウタ
種族:人族
ファーストジョブ:風魔法使いレベル20
セカンドジョブ:鍛冶師レベル10
サードジョブ:剣士レベル17
フォースジョブ:氷魔法使いレベル10
HP:D+++
MP:C+++++
闘気:D++
腕力:C
脚力:D+
器用:D++
システムスキル:
ジョブ設定
経験値ブースト
パーティメンバー設定
パーティメンバー経験値ブースト
魔石蓄積ブースト
アクティブスキル:
ウインドカッター
エアバースト
ラッシュ
ダブルラッシュ
アイスショット
アイシクルスピア
パッシブスキル:
パーティメンバー回避力向上
MP強化
腕力強化
腕力強化
火耐性強化
風魔法使いがレベル20、鍛冶師がレベル10となり、節目を迎えた。
風魔法使いレベル20の獲得スキルは、『パーティメンバー回避力向上』だ。
動体視力、機敏性、反射神経などが増し、回避力が向上するのである。
パーティの安定性が増す。
MSCと同じ仕様なら、パーティメンバーに影響を及ぼすパッシブスキルはファーストジョブに設定しておかないと発動しない。
確認と検証はしておいたほうがいいだろうが、基本的に今後しばらくは風魔法使いをファーストジョブに固定しておくことになるだろう。
そして、鍛冶師レベル10のパッシブスキルは『腕力強化』である。
剣士レベル10のパッシブスキルと被っているが、特に問題はない。
MSCと同じ仕様なら、重複で補正されるはずだ。
攻撃力が増し、魔物の討伐速度が向上するだろう。
次に、ミナのステータスを確認する。
ミナ
種族:ドワーフ
ファーストジョブ:鍛冶師レベル16
セカンドジョブ:槌士レベル11
HP:E++
MP:E+
闘気:D
腕力:C++
脚力:E+
器用:E++++
アクティブスキル:
ビッグボンバー
パッシブスキル:
火耐性強化
鉱石類ドロップ率上昇
腕力強化
腕力強化
鍛冶師がレベル15を超え、槌士がレベル10を超えた。
鍛冶師レベル15で得たスキルは、『鉱石類ドロップ率上昇』だ。
これにより、今後ゴーレムからオリハルコンがドロップする確率は上昇する。
そして、槌士レベル10で『腕力強化』を得ている。
鍛冶師レベル10でも得ていたので、俺と同じく『腕力強化』が重複していることになる。
彼女はジョブ特性に加えて、本人の才能もあるのか、基礎ステータス上において腕力が特に伸びている。
今後、一撃必殺の仕事人として活躍が見込めるだろう。
最後に、リンのステータスを確認する。
リン
種族:金兎族
ファーストジョブ:料理人レベル13
セカンドジョブ:獣闘士レベル7
HP:E++
MP:E+
闘気:E++
腕力:E+
脚力:D++
器用:D
アクティブスキル:
裂空脚
パッシブスキル:
斬耐性強化
器用強化
リンは『獣闘士』のレベルが5を超えた。
これにより、アクティブスキルの『裂空脚』を獲得した。
強烈な回し蹴りを放つスキルである。
ゴーレム周回時に、ここぞというトドメで使うこともあるだろう。
これで、俺たちの戦闘能力はひと回り向上したことになる。
「よし。オリハルコンを求めて、もう一度行ってみるぞ」
「承知しました!」
「ガンガン狩るのです!」
みんなやる気だ。
俺たちは道を引き返し、ゴーレム戦の周回を開始した。
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