13 / 90
第1章
13話 こ、こんな発想があったとは!
しおりを挟む
六武衆のバラガンにより、最新術式の講義が行われている。
口論するフレアとシンカを見て、バラガンが魔法陣のテストを2人に課した。
2人はそれなりの答えを示したが、やや不十分な点があった。
余がお手本として、2人の答えを一部修正してやったところだ。
「ふっ。これが理解できるだけでも、大したものだ。褒めてやろう、フレアにシンカよ」
余は2人にそう言葉を掛ける。
目下の者のがんばりを認めてやるのも、上に立つ者の責務だ。
「ふむう……。儂が本来考えておった術式とは異なるが……。これはこれで……」
バラガンが余が描いた魔法陣を見てそうつぶやく。
「小僧、やりおるな。ディノス=レアルノートという名前を覚えておこう!」
「うむ。よく覚えておくといい」
ディノス=レアルノートという名前を聞いて魔王を連想するのは、余の直属の配下である四天王や側近のイリスぐらいのものだ。
六武衆は魔王軍において四天王に次ぐ最高クラスの幹部だが、余の顔と名前は知らない。
「ところで、バラガンよ。貴様はこの魔法陣の研究をどの程度まで進めておるのだ?」
「む? これが最新だ。レアルノートが描いた魔法陣を取り入れれば、さらなる進歩が期待できそうなところではあるが」
バラガンがそう答える。
「ふむ。ここまでで最新か。よく考えられている。褒美として、余がさらなるヒントを与えてやろう」
カッ!
カッカッ!
余は黒板の魔法陣に、加筆していく。
表層への加筆だけではなく、バラガンが描いていた基礎となる部分にも修正を施した。
「小僧、儂の魔法陣に何を……?」
「御託はいい。まずは見てみろ」
「むう……。こ、これは……!」
バラガンが目を見開く。
「奥深い術式だ。第三回路と第四回路の結びつきがより強固に? しかも、この第五回路と第六回路にもシナジーが発生しておる」
「ああ。しかし、それだけじゃないぞ。もっとよく見てみろ」
「バ、バカな……! 第七回路が全ての回路に回帰して、魔法陣全体の安定性と出力が段違いに増しておるだと!? こ、こんな発想があったとは!」
バラガンが驚愕の表情を浮かべる。
この短時間でそれに気づくとは、さすがは六武衆の一角である。
「な、何が何だかよくわからんが、すごい魔法陣のようだな」
「またレアルノートさんね。的あての実技といい……。すごい人だわ」
「なぜあいつが首席合格者じゃなかったんだ……?」
生徒たちがざわつく。
余が首席合格者でなかったのは、入学試験に途中で割り込んだことに起因する。
試験のうちの一部を受けられなかったので、その分の点数が不足しているのだ。
さすがの余とはいえ、受けていない試験で点数を取れる手段は持ち合わせていない。
もちろん余の権力や裏金を用いればどうとでもなるが、そういうわけにもいかないからな。
「ぐぎぎ……! ”余”野郎め。おいしいところを持っていきやがって!」
「ふうん。実技だけじゃなくて座学も優秀なんだ。バーンクロスだけじゃなくて、レアルノートにも警戒をする必要があるみたいだね」
フレアとシンカがそうつぶやく。
「ふっ。お前たちも悪くはなかったぞ。お前たちなら、1年ほど考え込めば今回の改良案を自力で思いつくことも可能だったであろう」
余は彼女たちをそうねぎらう。
それなりの結果は出したが今一歩至らなかった配下を労るのも、上に立つものの責務なのである。
「くっ! 偉そうに!」
「でも確かに、僕の知識ではそれぐらいかかったかもしれない。レアルノートはこの一瞬で導き出したのに……」
フレアとシンカがそう言う。
素直さでは、シンカが少し上か。
彼は伸びるかもしれない。
一方のフレアはフレアで悪くない。
こういう負けん気が強い女は、適切に機会を与えてやれば伸びるものだ。
余がそんなことを考えているとき——
「ガハハ! ガハハハハ!!!」
バラガンが突然大声で笑い始めた。
「儂は幸運だ! レアルノートのような稀代の天才を教え子に持つとは!」
ふむ。
彼にとっては、教え子に逆に教えられたわけだが。
メンツや誇りなどについては特に気にしていないようだ。
まあ、そんな些末なことに気を取られて実利を疎かにするようなやつなら、そもそも六武衆という大任には就けていないが。
「バラガン殿。そろそろ授業の時間が終わりとなります。次回の授業の予告をしていただかないと……」
教師のリーズがそう声を掛ける。
「むっ!? おお、そうだったな! ……よし、諸君らには、儂から課題を与えよう!」
バラガンがそう言う。
六武衆が直々に出す課題か。
どの程度のものか、お手並み拝見だ。
「この学園には、初級のダンジョンが併設されているのは知っておるな? 諸君の攻撃魔法や武術で、その迷宮を攻略してみせよ!」
ふむ。
ダンジョンの攻略か。
実戦形式だな。
高校一年生に出す課題としてはやや難しいような気もするが……。
ここは世界の中でもトップクラスの人材が集まる学園だ。
優秀な彼らであれば、やってやれないことはないだろう。
口論するフレアとシンカを見て、バラガンが魔法陣のテストを2人に課した。
2人はそれなりの答えを示したが、やや不十分な点があった。
余がお手本として、2人の答えを一部修正してやったところだ。
「ふっ。これが理解できるだけでも、大したものだ。褒めてやろう、フレアにシンカよ」
余は2人にそう言葉を掛ける。
目下の者のがんばりを認めてやるのも、上に立つ者の責務だ。
「ふむう……。儂が本来考えておった術式とは異なるが……。これはこれで……」
バラガンが余が描いた魔法陣を見てそうつぶやく。
「小僧、やりおるな。ディノス=レアルノートという名前を覚えておこう!」
「うむ。よく覚えておくといい」
ディノス=レアルノートという名前を聞いて魔王を連想するのは、余の直属の配下である四天王や側近のイリスぐらいのものだ。
六武衆は魔王軍において四天王に次ぐ最高クラスの幹部だが、余の顔と名前は知らない。
「ところで、バラガンよ。貴様はこの魔法陣の研究をどの程度まで進めておるのだ?」
「む? これが最新だ。レアルノートが描いた魔法陣を取り入れれば、さらなる進歩が期待できそうなところではあるが」
バラガンがそう答える。
「ふむ。ここまでで最新か。よく考えられている。褒美として、余がさらなるヒントを与えてやろう」
カッ!
カッカッ!
余は黒板の魔法陣に、加筆していく。
表層への加筆だけではなく、バラガンが描いていた基礎となる部分にも修正を施した。
「小僧、儂の魔法陣に何を……?」
「御託はいい。まずは見てみろ」
「むう……。こ、これは……!」
バラガンが目を見開く。
「奥深い術式だ。第三回路と第四回路の結びつきがより強固に? しかも、この第五回路と第六回路にもシナジーが発生しておる」
「ああ。しかし、それだけじゃないぞ。もっとよく見てみろ」
「バ、バカな……! 第七回路が全ての回路に回帰して、魔法陣全体の安定性と出力が段違いに増しておるだと!? こ、こんな発想があったとは!」
バラガンが驚愕の表情を浮かべる。
この短時間でそれに気づくとは、さすがは六武衆の一角である。
「な、何が何だかよくわからんが、すごい魔法陣のようだな」
「またレアルノートさんね。的あての実技といい……。すごい人だわ」
「なぜあいつが首席合格者じゃなかったんだ……?」
生徒たちがざわつく。
余が首席合格者でなかったのは、入学試験に途中で割り込んだことに起因する。
試験のうちの一部を受けられなかったので、その分の点数が不足しているのだ。
さすがの余とはいえ、受けていない試験で点数を取れる手段は持ち合わせていない。
もちろん余の権力や裏金を用いればどうとでもなるが、そういうわけにもいかないからな。
「ぐぎぎ……! ”余”野郎め。おいしいところを持っていきやがって!」
「ふうん。実技だけじゃなくて座学も優秀なんだ。バーンクロスだけじゃなくて、レアルノートにも警戒をする必要があるみたいだね」
フレアとシンカがそうつぶやく。
「ふっ。お前たちも悪くはなかったぞ。お前たちなら、1年ほど考え込めば今回の改良案を自力で思いつくことも可能だったであろう」
余は彼女たちをそうねぎらう。
それなりの結果は出したが今一歩至らなかった配下を労るのも、上に立つものの責務なのである。
「くっ! 偉そうに!」
「でも確かに、僕の知識ではそれぐらいかかったかもしれない。レアルノートはこの一瞬で導き出したのに……」
フレアとシンカがそう言う。
素直さでは、シンカが少し上か。
彼は伸びるかもしれない。
一方のフレアはフレアで悪くない。
こういう負けん気が強い女は、適切に機会を与えてやれば伸びるものだ。
余がそんなことを考えているとき——
「ガハハ! ガハハハハ!!!」
バラガンが突然大声で笑い始めた。
「儂は幸運だ! レアルノートのような稀代の天才を教え子に持つとは!」
ふむ。
彼にとっては、教え子に逆に教えられたわけだが。
メンツや誇りなどについては特に気にしていないようだ。
まあ、そんな些末なことに気を取られて実利を疎かにするようなやつなら、そもそも六武衆という大任には就けていないが。
「バラガン殿。そろそろ授業の時間が終わりとなります。次回の授業の予告をしていただかないと……」
教師のリーズがそう声を掛ける。
「むっ!? おお、そうだったな! ……よし、諸君らには、儂から課題を与えよう!」
バラガンがそう言う。
六武衆が直々に出す課題か。
どの程度のものか、お手並み拝見だ。
「この学園には、初級のダンジョンが併設されているのは知っておるな? 諸君の攻撃魔法や武術で、その迷宮を攻略してみせよ!」
ふむ。
ダンジョンの攻略か。
実戦形式だな。
高校一年生に出す課題としてはやや難しいような気もするが……。
ここは世界の中でもトップクラスの人材が集まる学園だ。
優秀な彼らであれば、やってやれないことはないだろう。
0
お気に入りに追加
168
あなたにおすすめの小説
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる
シンギョウ ガク
ファンタジー
※2019年7月下旬に第二巻発売しました。
※12/11書籍化のため『Sランクパーティーから追放されたおっさん商人、真の仲間を気ままに最強SSランクハーレムパーティーへ育てる。』から『おっさん商人、仲間を気ままに最強SSランクパーティーへ育てる』に改題を実施しました。
※第十一回アルファポリスファンタジー大賞において優秀賞を頂きました。
俺の名はグレイズ。
鳶色の眼と茶色い髪、ちょっとした無精ひげがワイルドさを醸し出す、四十路の(自称ワイルド系イケオジ)おっさん。
ジョブは商人だ。
そう、戦闘スキルを全く習得しない商人なんだ。おかげで戦えない俺はパーティーの雑用係。
だが、ステータスはMAX。これは呪いのせいだが、仲間には黙っていた。
そんな俺がメンバーと探索から戻ると、リーダーのムエルから『パーティー追放』を言い渡された。
理由は『巷で流行している』かららしい。
そんなこと言いつつ、次のメンバー候補が可愛い魔術士の子だって知ってるんだぜ。
まぁ、言い争っても仕方ないので、装備品全部返して、パーティーを脱退し、次の仲間を探して暇していた。
まぁ、ステータスMAXの力を以ってすれば、Sランク冒険者は余裕だが、あくまで俺は『商人』なんだ。前衛に立って戦うなんて野蛮なことはしたくない。
表向き戦力にならない『商人』の俺を受け入れてくれるメンバーを探していたが、火力重視の冒険者たちからは相手にされない。
そんな、ある日、冒険者ギルドでは流行している、『パーティー追放』の餌食になった問題児二人とひょんなことからパーティーを組むことになった。
一人は『武闘家』ファーマ。もう一人は『精霊術士』カーラ。ともになぜか上級職から始まっていて、成長できず仲間から追放された女冒険者だ。
俺はそんな追放された二人とともに冒険者パーティー『追放者《アウトキャスト》』を結成する。
その後、前のパーティーとのひと悶着があって、『魔術師』アウリースも参加することとなった。
本当は彼女らが成長し、他のパーティーに入れるまでの暫定パーティーのつもりだったが、俺の指導でメキメキと実力を伸ばしていき、いつの間にか『追放者《アウトキャスト》』が最強のハーレムパーティーと言われるSSランクを得るまでの話。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

追放されたギルドの書記ですが、落ちこぼれスキル《転写》が覚醒して何でも《コピー》出来るようになったので、魔法を極めることにしました
遥 かずら
ファンタジー
冒険者ギルドに所属しているエンジは剣と魔法の才能が無く、文字を書くことだけが取り柄であった。落ちこぼれスキル【転写】を使いギルド帳の筆記作業で生計を立てていた。そんなある日、立ち寄った勇者パーティーの貴重な古代書を間違って書き写してしまい、盗人扱いされ、勇者によってギルドから追放されてしまう。
追放されたエンジは、【転写】スキルが、物やスキル、ステータスや魔法に至るまで何でも【コピー】できるほどに極められていることに気が付く。
やがて彼は【コピー】マスターと呼ばれ、世界最強の冒険者となっていくのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる