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38話 これは治療行為ですぜ!
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村のガキ共にカンチョーをかまされてしまった。
俺が痛みで倒れ込んでいたところ、Cランク冒険者のグリズリーとガンツがやって来た。
何やら、尻穴の治療をしてくれるらしい。
「さあさあ、失礼します! お尻の穴の力を抜いてください!!」
「ええい! もう好きにしやがれっ!」
俺はヤケクソ気味になり、身体の力を抜いた。
「よしきた! ヌーリヌリ……」
「ひゃっ!? ちょっと待っ! そこは敏感だからぁん!!」
「へ?」
俺が突然裏声で叫んだことで、ガンツの動きが止まる。
あれ?
「あ、姉御ォッ! これは治療行為ですぜ! 変な声を出さねえでくだせえ!!」
ガンツがそう言う。
まさかこんな変態に正論を言われるとは思わなかった。
そうか。
どさくさ紛れにセクハラしてきているのかと思ったが、こいつらは至ってマジメに治療してくれようとしているのか。
邪なのは俺だな。
「わ、わかったよ! 早くしろっ!!」
俺は恥ずかしさを誤魔化すために大声で叫ぶ。
「へい、わかりやした! それじゃあ、もう少し塗りやすくするために、まずは……」
「おうとも! 兄弟! こうすりゃいいんだなっ!?」
ガバッ!
グリズリーが力を込め、俺の尻をさらに広げる。
尻穴まで広がっている感覚がある。
「よしっ! これで中まで塗れるぜっ! ヌーリヌリ……」
「んっ! ふあっ!」
ガンツの指先が、俺の中に入って来ている!
「あああ……やめてくれぇ……。それ以上されたら俺の尻が壊れちまうよぉ……」
「姉御ォッ! 我慢なさってください! 今、俺らが治して差し上げますから!!」
ガンツの指先が機械的に動いていく。
本当に、下心がない純粋な治療行為としてしてくれているようだ。
だが……。
「あああん! 痛いけど気持ちいぃ!!」
俺はついそんなことを口走ってしまった。
「姉御ォッ! な、なんて色っぽいお言葉だ……」
「姉御がその気なら、俺たちはいつでも……」
グリズリーとガンツがそんなことを言い出す。
「ち、違うんだ! ただその……くぅっ!」
グリズリーはなおも、機械的な動きで俺の治療を続けていく。
「姉御が尻の穴で感じられるような方だとは思いませんでしたっ! しかしこの俺ガンツは、たとえ姉御がどんな変態でも受け止める所存!」
「俺様も同じ思いですぜ! さあさあ! これは治療行為でしたが、姉御がその気なら遠慮なく感じてくだせえ!!」
ガンツとグリズリーがそんなことを言い出した。
お前たちは一体何を言っているのだ?
そして、何でそんなにノリが良いんだよ!?
どう考えてもこの展開はおかしいだろうが!!
「だから、そうじゃなくてぇんっ!!」
「さあさあ! もっと奥の方も行きやすぜ!」
「うおおおおっ!!!」
グリズリーがさらに力を込めてくる。
マズい……。
快感がこみ上げてくる。
「あっ! ああんっ!」
思わずそんな声が漏れてしまう。
こんな奴らの手で感じさせられるとは……。
百歩譲ってこいつらが下心付きで愛撫してきているのであれば、俺が感じてしまうのも仕方がない。
しかし、こいつらの当初の意識はあくまで治療に向いていた。
それを俺が、尻の穴をいじられて感じる変態女みたいな反応をしてしまったばかりに、こいつらに妙なスイッチを入れてしまった。
これは非常にマズい状況だぞ……。
俺が痛みで倒れ込んでいたところ、Cランク冒険者のグリズリーとガンツがやって来た。
何やら、尻穴の治療をしてくれるらしい。
「さあさあ、失礼します! お尻の穴の力を抜いてください!!」
「ええい! もう好きにしやがれっ!」
俺はヤケクソ気味になり、身体の力を抜いた。
「よしきた! ヌーリヌリ……」
「ひゃっ!? ちょっと待っ! そこは敏感だからぁん!!」
「へ?」
俺が突然裏声で叫んだことで、ガンツの動きが止まる。
あれ?
「あ、姉御ォッ! これは治療行為ですぜ! 変な声を出さねえでくだせえ!!」
ガンツがそう言う。
まさかこんな変態に正論を言われるとは思わなかった。
そうか。
どさくさ紛れにセクハラしてきているのかと思ったが、こいつらは至ってマジメに治療してくれようとしているのか。
邪なのは俺だな。
「わ、わかったよ! 早くしろっ!!」
俺は恥ずかしさを誤魔化すために大声で叫ぶ。
「へい、わかりやした! それじゃあ、もう少し塗りやすくするために、まずは……」
「おうとも! 兄弟! こうすりゃいいんだなっ!?」
ガバッ!
グリズリーが力を込め、俺の尻をさらに広げる。
尻穴まで広がっている感覚がある。
「よしっ! これで中まで塗れるぜっ! ヌーリヌリ……」
「んっ! ふあっ!」
ガンツの指先が、俺の中に入って来ている!
「あああ……やめてくれぇ……。それ以上されたら俺の尻が壊れちまうよぉ……」
「姉御ォッ! 我慢なさってください! 今、俺らが治して差し上げますから!!」
ガンツの指先が機械的に動いていく。
本当に、下心がない純粋な治療行為としてしてくれているようだ。
だが……。
「あああん! 痛いけど気持ちいぃ!!」
俺はついそんなことを口走ってしまった。
「姉御ォッ! な、なんて色っぽいお言葉だ……」
「姉御がその気なら、俺たちはいつでも……」
グリズリーとガンツがそんなことを言い出す。
「ち、違うんだ! ただその……くぅっ!」
グリズリーはなおも、機械的な動きで俺の治療を続けていく。
「姉御が尻の穴で感じられるような方だとは思いませんでしたっ! しかしこの俺ガンツは、たとえ姉御がどんな変態でも受け止める所存!」
「俺様も同じ思いですぜ! さあさあ! これは治療行為でしたが、姉御がその気なら遠慮なく感じてくだせえ!!」
ガンツとグリズリーがそんなことを言い出した。
お前たちは一体何を言っているのだ?
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「だから、そうじゃなくてぇんっ!!」
「さあさあ! もっと奥の方も行きやすぜ!」
「うおおおおっ!!!」
グリズリーがさらに力を込めてくる。
マズい……。
快感がこみ上げてくる。
「あっ! ああんっ!」
思わずそんな声が漏れてしまう。
こんな奴らの手で感じさせられるとは……。
百歩譲ってこいつらが下心付きで愛撫してきているのであれば、俺が感じてしまうのも仕方がない。
しかし、こいつらの当初の意識はあくまで治療に向いていた。
それを俺が、尻の穴をいじられて感じる変態女みたいな反応をしてしまったばかりに、こいつらに妙なスイッチを入れてしまった。
これは非常にマズい状況だぞ……。
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