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第八章 滑空する夢
襲撃
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アースは、この屋敷に着いてから早々、輝や町子たちの無事を確認した。
「遅れてしまってすまない。俺のミスで迷惑をかけた」
アースはそう言って頭を下げたが、そこにいる誰もが、彼を責めようとは思わなかった。
「おじさんが悪いんじゃないよ」
町子がそう言って、少し不機嫌になった。周りの人間も何となく、彼女の気持ちがわかる気がした。
「悪いのはムーン・アークだ。責める相手を間違ってはいけない」
セインがそう言うので、そこにいた皆が同意した。
とりあえず、ここに地球のシリンを迎えることはできた。全てはここからだ。だが、ムーン・アークを相手取ってうまく勝てる気がしない。
そんな時だった。
屋敷のドアをノックする音が聞こえた。
誰だろう。この屋敷に用がある人間など、もういないはずだが。
輝が出ようとしたが、町子が止める。
「嫌な予感がする。出ないほうがいいよ。放っておこう」
しかし、輝はその言葉を聞きつつも、扉を開いた。町子の言うことはもっともだ。輝の感覚でもどこか変だと言う虫の知らせがあった。でも、開けなければいけない、そう思った。
輝は町子の静止を振り切って、扉を開けた。
すると、鋭く光るナイフの切っ先が、輝の胸めがけて飛び込んできた。びっくりしてのけぞると、ナイフの切っ先は輝の胸まであと一センチのところで止まっていた。
ナイフを持つ手は、おじさんの手が止めていた。
「輝!」
町子が焦って寄ってくる。
輝は、その場に尻餅をついていた。町子の手を借りて起き上がる。一瞬のことで焦ったが、とても危険なことをしていた。そのことに身震いをした。
「言いたいことがあるなら俺に言え。何の用だ」
おじさんはそう言うと、ナイフを持つ手を放り投げ、そのあるじをドアの外まで投げ飛ばした。ナイフを持つ手のあるじはまだ少年で、アジア系だった。長い黒髪を後ろで束ねている。瞳の色は緑で、その口は真一文字に結ばれていた。
誰かが、その少年を抱きとめた。大人の女性だ。栗色の長いクセのある髪の毛で、赤い瞳で輝をきつく睨んでいる。
「地球のシリンには用はない。私たちが否定するのはお前だ、戻す者」
大人の女性はそう言って、少年を自分の元に引き寄せると、そのまま屋敷を後にし、近くに止まっていたタクシーに乗ってどこかへ去っていった。
「戻す者を否定するって、輝の何を知ってそんなこと言うの?」
町子が少し怒っている。
輝は、ショックを受けていた。命を狙われるほどの何かを、輝はしただろうか? 何かの意見を主張して間違ったことを言っていただろうか?
町子が、輝の右手に手をやり、握りしめる。
「あんな言葉、気にすることないよ。輝は何も悪いことをしていないんだから」
しかし、その手の温もりを、輝は信じられなくなっていた。
「違う」
輝は、そう言って、町子の手を強く握り返した。
「町子、これは俺じゃなくて、戻す者そのもの、存在概念に対する否定だ」
町子は、それを聞いて青ざめた。周りを見渡すと、おじさん以外は誰もが困った表情をしている。
輝は、もう一度町子の手の温もりを確かめるために、強く握りしめた。不安だった。今の自分の感覚が信じられなかった。
「今日はちょっと休むよ。ごめん、町子」
輝は、そう言って町子の手を放した。少し、頭の中で整理しないと、今の自分の気持ちがごちゃごちゃして訳がわからなかった。
今まで、あんなことを言われたことはなかった。無難に歩いてきて、無難に生きてきた。誰かと深く関わることなく、また誰かと距離を置きすぎることもなく。だから、自分から誰かを否定することもなかったし、否定されることもなかった。
おそらく、このことを知っているのは、母だけだろう。
輝がロビーを去ってしまうと、町子が不安そうな顔をして輝の部屋の方を見た。その場にいたカリーヌが町子の肩を叩く。
「今は、輝くんのお母さんに任せましょ。私たちには多分、彼の痛みは理解できない。それよりも怖いのはさっきの二人。どう見てもシリンだった」
カリーヌがそう言って周りを見渡すと、大体の人間が考え事をしていた。
秋も深まり、空気が少し冷たかったので、カリムが開いていた扉をそっと閉めた。双子の悪魔姉妹が、揃ってキッチンに入る。
「今日は、私たちに何かやらせて。コーヒーくらいは淹れられるわ」
クローディアはそう言って、キッチンの中の汚れた食器を洗い出した。アイリーンが湯を沸かし始める。
すると、壁に寄りかかって腕組みをしていたアースが、壁から離れた。
「少し、揺さぶりをかけてみるか」
そう言って、どこから取り出したのか、一つの指輪をテーブルの上に置いた。それは黒い指輪で、何の飾りもなく、ただ一つ、指輪の裏側に人の名前が書いてあった。
「ジョゼフ」
その指輪を手に取って、マルスがその名を呼んだ。すると、マルスは指輪を取り落として床にへたり込んだ。
「ジョゼフって、まさかお前!」
シリウスが指輪に触れようとすると、アースの手が止めた。
「ジョゼフの文書が何者かによって盗まれた。暁の星からだ。その文書を元にして、シリンとなった人間の力を封じ込めて無力化する金属が作られた。これはさっきの二人のうちの少年が持っていたものだ。危険な力を感じたから奪っておいた」
アースは、その指輪を拾い上げて再びテーブルに置いた。
「お前は平気なのか?」
シリウスはマルスを助け起こした。ここにいる誰もが疑問に思っていたことだ。アースは、その疑問に対してこう答えた。
「シリンの生成過程が違うんだ。地球のシリンは環に依存しない」
「では、環に干渉するリングなんですか?」
今まで黙っていた朝美が手をあげる。
彼女は町子の親友だ。シリンのことに関してはよく知っている。だが、今まで出てこなかったのは、自分がシリンではないと言う負い目があったからだ。だが今はもう、そんなことを言ってはいられない。もしかしたら、そのリングが環を通じて生まれてきた町子たちを襲うかも知れないからだ。
朝美の問いに、アースは答えた。
「そんなところだ。これは環にあるシリンの情報に干渉する。これが量産されているおそれは十二分にある」
そこにいる誰もが、その言葉にゾッとした。
その時だった。
先ほどカリムが閉めた扉が、ノックされることなく勢いよく開いた。外からの空気と光が急に入ってきて、そこにいた誰もが驚いた。
強い光で、そこにいたのが誰なのか最初はわからなかった。しかし、目が光に慣れてくると、そこにいる人間が誰なのか、見分けることができた。そして、その姿を見て、町子が思わずその人の名前を呼んだ。
「マルコさん、バルトロさん!」
「遅れてしまってすまない。俺のミスで迷惑をかけた」
アースはそう言って頭を下げたが、そこにいる誰もが、彼を責めようとは思わなかった。
「おじさんが悪いんじゃないよ」
町子がそう言って、少し不機嫌になった。周りの人間も何となく、彼女の気持ちがわかる気がした。
「悪いのはムーン・アークだ。責める相手を間違ってはいけない」
セインがそう言うので、そこにいた皆が同意した。
とりあえず、ここに地球のシリンを迎えることはできた。全てはここからだ。だが、ムーン・アークを相手取ってうまく勝てる気がしない。
そんな時だった。
屋敷のドアをノックする音が聞こえた。
誰だろう。この屋敷に用がある人間など、もういないはずだが。
輝が出ようとしたが、町子が止める。
「嫌な予感がする。出ないほうがいいよ。放っておこう」
しかし、輝はその言葉を聞きつつも、扉を開いた。町子の言うことはもっともだ。輝の感覚でもどこか変だと言う虫の知らせがあった。でも、開けなければいけない、そう思った。
輝は町子の静止を振り切って、扉を開けた。
すると、鋭く光るナイフの切っ先が、輝の胸めがけて飛び込んできた。びっくりしてのけぞると、ナイフの切っ先は輝の胸まであと一センチのところで止まっていた。
ナイフを持つ手は、おじさんの手が止めていた。
「輝!」
町子が焦って寄ってくる。
輝は、その場に尻餅をついていた。町子の手を借りて起き上がる。一瞬のことで焦ったが、とても危険なことをしていた。そのことに身震いをした。
「言いたいことがあるなら俺に言え。何の用だ」
おじさんはそう言うと、ナイフを持つ手を放り投げ、そのあるじをドアの外まで投げ飛ばした。ナイフを持つ手のあるじはまだ少年で、アジア系だった。長い黒髪を後ろで束ねている。瞳の色は緑で、その口は真一文字に結ばれていた。
誰かが、その少年を抱きとめた。大人の女性だ。栗色の長いクセのある髪の毛で、赤い瞳で輝をきつく睨んでいる。
「地球のシリンには用はない。私たちが否定するのはお前だ、戻す者」
大人の女性はそう言って、少年を自分の元に引き寄せると、そのまま屋敷を後にし、近くに止まっていたタクシーに乗ってどこかへ去っていった。
「戻す者を否定するって、輝の何を知ってそんなこと言うの?」
町子が少し怒っている。
輝は、ショックを受けていた。命を狙われるほどの何かを、輝はしただろうか? 何かの意見を主張して間違ったことを言っていただろうか?
町子が、輝の右手に手をやり、握りしめる。
「あんな言葉、気にすることないよ。輝は何も悪いことをしていないんだから」
しかし、その手の温もりを、輝は信じられなくなっていた。
「違う」
輝は、そう言って、町子の手を強く握り返した。
「町子、これは俺じゃなくて、戻す者そのもの、存在概念に対する否定だ」
町子は、それを聞いて青ざめた。周りを見渡すと、おじさん以外は誰もが困った表情をしている。
輝は、もう一度町子の手の温もりを確かめるために、強く握りしめた。不安だった。今の自分の感覚が信じられなかった。
「今日はちょっと休むよ。ごめん、町子」
輝は、そう言って町子の手を放した。少し、頭の中で整理しないと、今の自分の気持ちがごちゃごちゃして訳がわからなかった。
今まで、あんなことを言われたことはなかった。無難に歩いてきて、無難に生きてきた。誰かと深く関わることなく、また誰かと距離を置きすぎることもなく。だから、自分から誰かを否定することもなかったし、否定されることもなかった。
おそらく、このことを知っているのは、母だけだろう。
輝がロビーを去ってしまうと、町子が不安そうな顔をして輝の部屋の方を見た。その場にいたカリーヌが町子の肩を叩く。
「今は、輝くんのお母さんに任せましょ。私たちには多分、彼の痛みは理解できない。それよりも怖いのはさっきの二人。どう見てもシリンだった」
カリーヌがそう言って周りを見渡すと、大体の人間が考え事をしていた。
秋も深まり、空気が少し冷たかったので、カリムが開いていた扉をそっと閉めた。双子の悪魔姉妹が、揃ってキッチンに入る。
「今日は、私たちに何かやらせて。コーヒーくらいは淹れられるわ」
クローディアはそう言って、キッチンの中の汚れた食器を洗い出した。アイリーンが湯を沸かし始める。
すると、壁に寄りかかって腕組みをしていたアースが、壁から離れた。
「少し、揺さぶりをかけてみるか」
そう言って、どこから取り出したのか、一つの指輪をテーブルの上に置いた。それは黒い指輪で、何の飾りもなく、ただ一つ、指輪の裏側に人の名前が書いてあった。
「ジョゼフ」
その指輪を手に取って、マルスがその名を呼んだ。すると、マルスは指輪を取り落として床にへたり込んだ。
「ジョゼフって、まさかお前!」
シリウスが指輪に触れようとすると、アースの手が止めた。
「ジョゼフの文書が何者かによって盗まれた。暁の星からだ。その文書を元にして、シリンとなった人間の力を封じ込めて無力化する金属が作られた。これはさっきの二人のうちの少年が持っていたものだ。危険な力を感じたから奪っておいた」
アースは、その指輪を拾い上げて再びテーブルに置いた。
「お前は平気なのか?」
シリウスはマルスを助け起こした。ここにいる誰もが疑問に思っていたことだ。アースは、その疑問に対してこう答えた。
「シリンの生成過程が違うんだ。地球のシリンは環に依存しない」
「では、環に干渉するリングなんですか?」
今まで黙っていた朝美が手をあげる。
彼女は町子の親友だ。シリンのことに関してはよく知っている。だが、今まで出てこなかったのは、自分がシリンではないと言う負い目があったからだ。だが今はもう、そんなことを言ってはいられない。もしかしたら、そのリングが環を通じて生まれてきた町子たちを襲うかも知れないからだ。
朝美の問いに、アースは答えた。
「そんなところだ。これは環にあるシリンの情報に干渉する。これが量産されているおそれは十二分にある」
そこにいる誰もが、その言葉にゾッとした。
その時だった。
先ほどカリムが閉めた扉が、ノックされることなく勢いよく開いた。外からの空気と光が急に入ってきて、そこにいた誰もが驚いた。
強い光で、そこにいたのが誰なのか最初はわからなかった。しかし、目が光に慣れてくると、そこにいる人間が誰なのか、見分けることができた。そして、その姿を見て、町子が思わずその人の名前を呼んだ。
「マルコさん、バルトロさん!」
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