17 / 123
第二章 青い薔薇
あらためて自己紹介
しおりを挟む
世那が帰って、学校の休校が明けると、輝は肩を落としながら学校に行った。通学路をとぼとぼと歩いていると、学校の手前で町子と会った。
町子は、二人の女子を連れていた。一人は眼鏡をかけているロングヘアの女の子。黒いストレートヘアで、その姿を見ただけで頭が良さそうに見えた。もう一人は小さなポニーテールを頭の上で揺らしている女の子で、活発そうに見えた。
「彼が輝くん?」
町子の後ろからやってきて、ポニーテールの女の子が輝をまじまじと見た。
「サッカー部だって。朝美、弓道部で運動部だから部室とか近いんじゃないの?」
ポニーテールの女の子の名前は朝美というのだろう。彼女は困ったような顔をして、町子を見た。
「男子と女子じゃ部室違うから、近くはないよ。それより自己紹介しようよ」
学校の門の前で立ち止まり、輝と三人の女子は顔をつき合わせた。登校時間までは十分に時間がある。登校してくる生徒もまばらなこの時間ならば、話し込んでいても問題はない。学校の部活はまだ再開していなかった。
それでも輝は立ち話にふさわしい場所ではないと判断し、校門の前から場所を移し、部室棟の裏にある空き地を選んで三人と話すことにした。
まず初めに、ロングヘアの頭の良さそうな女の子が手を差し出してきた。
「吉江友子です。町子の親友で物理学専攻。よろしくね」
吉江友子は、そう言ってにこりと笑った。町子ほどではないが十分に可愛い。次に、活発そうなポニーテールの女の子が照れながら手を伸ばしてきた。
「田中朝美。歴史学専攻。似合わないでしょ。弓道やってる。よろしくね」
輝は、朝美の伸ばしてきた手を握り返して、自分の自己紹介をした。
「高橋輝。生物学専攻で、サッカーをやってる。よろしく」
輝の自己紹介が終わると、女子二人は輝に親友はいないのかと聞いてきたので、一人だけいるとだけ告げた。名前まで明かすつもりはなかったので、言わなかった。
輝のことまで知り終えると、今度は町子が自己紹介をする番になった。
「もう、みんな知っているじゃん」
町子はそう言うが、他のみんながわざわざ自己紹介したのに、自分だけ恥をかかないのはずるいと言われて渋々輝の前に手を差し出した。
「森高町子。海外文学専攻。帰宅部。これでいい?」
町子の差し出した手を輝が握り返すと、そこにいる四人はとりあえず、肩の荷を下ろした。しかし、次に町子の出した話題は、輝をそこから絶望に叩き落とすこととなった。
「輝、君と私、英国に留学することになったから」
それを聞いて、最初、輝は何が何だかさっぱり分からなかった。
「留学? 何言ってるんだよ森高。なんでそうなるんだ? 冗談も休み休み言えよ」
すると、町子は、一通の手紙を輝の目の前に突きつけてきた。
「私のおじいちゃんの手紙。これ読んでみて」
「読んでって、これフランス語じゃないか。なんでイギリス人のあんたのおじいさんがフランス語で手紙書くんだよ。これ絶対嘘だろ」
すると、町子は勝ち誇ったように笑った。
「フランス語だって、分かるんだ。こんな筆記体の、英語だかイタリア語だがフランス語だかドイツ語だか、なんだかわからないのをフランス語だって言い当てたんだ」
輝は、それを聞いてびっくりした。
確かにおかしい。輝の言ったのは当てずっぽうでなはい。本当にフランス語だと分かったのだ。なぜだろう。
輝が黙ってしまうと、町子は手紙を輝に渡した。
「見るもの、戻すものは、覚醒しなくてもその能力の一部は表に現れる。君なら読めるはず。読んでみて」
町子の顔は真剣だった。輝は、手紙を受け取ると、その中身に目をやった。すると驚いたことに、字を追うごとにその文章の意味が頭の中に入ってきた。声に出しても、フランス語と日本語、どちらでも発音できた。
「おかしいよね、本来こういうの。でも、私たちに備わった力はきっと、必要だからついて回ってる。君がそれを読めた以上、私も、輝のことを戻すものだと認めるしかない」
町子は、そう言って輝に、手紙を最初から声に出して日本語で読んでくれと促した。輝は、自分のこの能力を受け入れられないまま手紙を読み始めた。
「愛しい町子、そして、戻すものである輝くんへ。
夏美からの手紙で君たちのことをあらかた知ったよ。
君達は、これから日本の学校では窮屈な思いをすることだろうし、このままそこにいたのではこれから君達がやるべきことのほんのわずかなこともできなくなるだろう。
そこで、町子だけでなく輝くんも、英国で私が所有する土地のうち一部を使った屋敷に招待しようと思う。そこには家族四人が住めるほどの広さを持った部屋が二十ほどあり、君たち親子を迎えるにはちょうどいいかと思う。私が経営する学校も近くにある。全寮制ではないから、その屋敷からでも通えるはずだ。そちらの退学手続きとこちらの入学手続き、そして、輝くんとそのご家族がこちらに渡航して暮らすための費用は全て私が責任を持とう。
戻すものと見るものの使命は、計り知れない。
それを後押しするのも私の使命だからね。
それと、突然こう言った話になってしまったことについて、輝くんには失礼なことをしてしまったかもしれない。本当にすまなかったと思っている。輝くんを試すためにこのようにフランス語で手紙を書いているが、そのことについての非礼もお詫びしたい。
輝くん、突然私一人の判断で君の人生を変えることになってしまい、申し訳ない。君には君の人生設計があったことだろうと思う。そのことについては、あらゆる選択肢を英国で選べるように私が用意したいと思う。できうる限りのサポートをするつもりだ。
金持ちのわがままと思ってくれても構わない。しかし、町子からも説明はあると思うが、君を英国に呼ぶのには訳がある。それが戻すものとしての君のやるべきことなのだから。
全ての手続きは私と君たちのご家族でやるから、君たちは今いる高校でやれることはできるだけやって、満足いく形で英国に来てほしい。
良い返事を待っているよ。
ガルセス・フェマルコート」
輝は、膝を落とした。
なんの前触れもなく、自分が希望したのでもなく、留学。
それも手回しは全て済んでいる。
日本の大学ないし専門学校に通って、もしくは高校を卒業したら日本の企業に就職して、この糸魚川を出るか出ないかはともかくとして、日本で暮らして日本で生きていくものだと思っていた。それをいきなり変えられて冷静でいられる訳がない。
輝の手は震えた。このまま手紙を持っていると破ってしまう。町子に手紙を返すと、震える声でこう言った。
「俺の母さんも、このことを知っているんだな」
町子は、頷いた。
「芳江さんのところにも、手紙は行っているよ。もっとも、芳江さんが読めるのは英語だけだから、英語で書いてあるはずだけど」
町子は、少し輝に気を遣っているだろうか。優しい声だった。
「俺にはなんの相談もなかった」
町子は、うん、と短く言ってから、手紙をしまった。
「俺だけ事後承諾でもなんとかなるって思っていたのか?」
町子は、黙った。ここで何かを言っても言い訳にしかならない。輝にとって気休めにはならない。それどころか怒らせてしまう危険さえあった。
そこにいた四人は、そのまま黙り込んでしまった。輝が何か言うまでは、誰も何も言えなかった。輝は自分でも自分の置かれたこの状況をどうしたらいいのかわからなかった。
輝は手をぐっと握った。突然、こんな手紙がよこされて、高校も退学して英国に留学することになっていた。親も森高たちもこのことを知っていて、輝だけが知らなかった。
「卑怯だよ」
輝は、そう呟いた。
町子が、地面に目を落とした。
「確かに、輝が身動き取れなくて後は私たちの思う通りにしか動けなくなってから知らせるとか、やり方はよくなかったかも」
町子はそう言うと、自分の祖父から届いた手紙を見た。確かに祖父は少し強引なところがある。それは祖父が以前やっていた職業から来たものだろうが、だからといって輝をがんじがらめにしていいことにはならない。
「ごめん、輝。でも、私にはどうしたらいいのか分からない」
「学校には、退学届が出ちゃったんだよな」
輝は、町子から目を逸らした。彼女が悪いわけではない。だが、今この心理状態で、ここにいる誰かに怒りをぶつけられるとしたら、彼女だけだった。本来相当なことがない限り怒ることがない輝が怒っている。自分でも不思議なくらいだった。
「退学届は受理されたから、もう後戻りはできない。英国の高校にも籍ができちゃったって」
町子が肩を落とすと、輝は自分の中でも不思議なくらい、胸から怒りが引いてスッキリしてくるのを感じた。
「この前世那おばさんが言っていたのはこのことだったのか。俺が戻すものだったから、こうなったんだな」
町子は、何も言わずに頷いた。
輝の中から怒りはとうに消えていた。
「戻すものがどういうものなのか、説明してくれるなら、協力するよ。もしそれさえないのなら、俺はイギリスに行かない。日本にいて、高校も受け直す。それでいいよな。これは、義務じゃないんだから」
目の前の三人の女の子から、暗い表情が消えた。だが、自分たちにさえ分からない戻すもののことなど、祖父にわかるのだろうか。そう思うと、不安になってきた。
「地球のシリンなら、戻すもののこと、分かりそうなものだけどな」
そう言って、輝は少し笑った。今まで項垂れていた町子たちを安心させるためだ。
輝は、その場から立ち去ろうと、一歩、進んで、こう言った。
「ここでの高校生活最後の日なんだから、せいぜい楽しむことにするさ。じゃあ、また後でな」
町子は、二人の女子を連れていた。一人は眼鏡をかけているロングヘアの女の子。黒いストレートヘアで、その姿を見ただけで頭が良さそうに見えた。もう一人は小さなポニーテールを頭の上で揺らしている女の子で、活発そうに見えた。
「彼が輝くん?」
町子の後ろからやってきて、ポニーテールの女の子が輝をまじまじと見た。
「サッカー部だって。朝美、弓道部で運動部だから部室とか近いんじゃないの?」
ポニーテールの女の子の名前は朝美というのだろう。彼女は困ったような顔をして、町子を見た。
「男子と女子じゃ部室違うから、近くはないよ。それより自己紹介しようよ」
学校の門の前で立ち止まり、輝と三人の女子は顔をつき合わせた。登校時間までは十分に時間がある。登校してくる生徒もまばらなこの時間ならば、話し込んでいても問題はない。学校の部活はまだ再開していなかった。
それでも輝は立ち話にふさわしい場所ではないと判断し、校門の前から場所を移し、部室棟の裏にある空き地を選んで三人と話すことにした。
まず初めに、ロングヘアの頭の良さそうな女の子が手を差し出してきた。
「吉江友子です。町子の親友で物理学専攻。よろしくね」
吉江友子は、そう言ってにこりと笑った。町子ほどではないが十分に可愛い。次に、活発そうなポニーテールの女の子が照れながら手を伸ばしてきた。
「田中朝美。歴史学専攻。似合わないでしょ。弓道やってる。よろしくね」
輝は、朝美の伸ばしてきた手を握り返して、自分の自己紹介をした。
「高橋輝。生物学専攻で、サッカーをやってる。よろしく」
輝の自己紹介が終わると、女子二人は輝に親友はいないのかと聞いてきたので、一人だけいるとだけ告げた。名前まで明かすつもりはなかったので、言わなかった。
輝のことまで知り終えると、今度は町子が自己紹介をする番になった。
「もう、みんな知っているじゃん」
町子はそう言うが、他のみんながわざわざ自己紹介したのに、自分だけ恥をかかないのはずるいと言われて渋々輝の前に手を差し出した。
「森高町子。海外文学専攻。帰宅部。これでいい?」
町子の差し出した手を輝が握り返すと、そこにいる四人はとりあえず、肩の荷を下ろした。しかし、次に町子の出した話題は、輝をそこから絶望に叩き落とすこととなった。
「輝、君と私、英国に留学することになったから」
それを聞いて、最初、輝は何が何だかさっぱり分からなかった。
「留学? 何言ってるんだよ森高。なんでそうなるんだ? 冗談も休み休み言えよ」
すると、町子は、一通の手紙を輝の目の前に突きつけてきた。
「私のおじいちゃんの手紙。これ読んでみて」
「読んでって、これフランス語じゃないか。なんでイギリス人のあんたのおじいさんがフランス語で手紙書くんだよ。これ絶対嘘だろ」
すると、町子は勝ち誇ったように笑った。
「フランス語だって、分かるんだ。こんな筆記体の、英語だかイタリア語だがフランス語だかドイツ語だか、なんだかわからないのをフランス語だって言い当てたんだ」
輝は、それを聞いてびっくりした。
確かにおかしい。輝の言ったのは当てずっぽうでなはい。本当にフランス語だと分かったのだ。なぜだろう。
輝が黙ってしまうと、町子は手紙を輝に渡した。
「見るもの、戻すものは、覚醒しなくてもその能力の一部は表に現れる。君なら読めるはず。読んでみて」
町子の顔は真剣だった。輝は、手紙を受け取ると、その中身に目をやった。すると驚いたことに、字を追うごとにその文章の意味が頭の中に入ってきた。声に出しても、フランス語と日本語、どちらでも発音できた。
「おかしいよね、本来こういうの。でも、私たちに備わった力はきっと、必要だからついて回ってる。君がそれを読めた以上、私も、輝のことを戻すものだと認めるしかない」
町子は、そう言って輝に、手紙を最初から声に出して日本語で読んでくれと促した。輝は、自分のこの能力を受け入れられないまま手紙を読み始めた。
「愛しい町子、そして、戻すものである輝くんへ。
夏美からの手紙で君たちのことをあらかた知ったよ。
君達は、これから日本の学校では窮屈な思いをすることだろうし、このままそこにいたのではこれから君達がやるべきことのほんのわずかなこともできなくなるだろう。
そこで、町子だけでなく輝くんも、英国で私が所有する土地のうち一部を使った屋敷に招待しようと思う。そこには家族四人が住めるほどの広さを持った部屋が二十ほどあり、君たち親子を迎えるにはちょうどいいかと思う。私が経営する学校も近くにある。全寮制ではないから、その屋敷からでも通えるはずだ。そちらの退学手続きとこちらの入学手続き、そして、輝くんとそのご家族がこちらに渡航して暮らすための費用は全て私が責任を持とう。
戻すものと見るものの使命は、計り知れない。
それを後押しするのも私の使命だからね。
それと、突然こう言った話になってしまったことについて、輝くんには失礼なことをしてしまったかもしれない。本当にすまなかったと思っている。輝くんを試すためにこのようにフランス語で手紙を書いているが、そのことについての非礼もお詫びしたい。
輝くん、突然私一人の判断で君の人生を変えることになってしまい、申し訳ない。君には君の人生設計があったことだろうと思う。そのことについては、あらゆる選択肢を英国で選べるように私が用意したいと思う。できうる限りのサポートをするつもりだ。
金持ちのわがままと思ってくれても構わない。しかし、町子からも説明はあると思うが、君を英国に呼ぶのには訳がある。それが戻すものとしての君のやるべきことなのだから。
全ての手続きは私と君たちのご家族でやるから、君たちは今いる高校でやれることはできるだけやって、満足いく形で英国に来てほしい。
良い返事を待っているよ。
ガルセス・フェマルコート」
輝は、膝を落とした。
なんの前触れもなく、自分が希望したのでもなく、留学。
それも手回しは全て済んでいる。
日本の大学ないし専門学校に通って、もしくは高校を卒業したら日本の企業に就職して、この糸魚川を出るか出ないかはともかくとして、日本で暮らして日本で生きていくものだと思っていた。それをいきなり変えられて冷静でいられる訳がない。
輝の手は震えた。このまま手紙を持っていると破ってしまう。町子に手紙を返すと、震える声でこう言った。
「俺の母さんも、このことを知っているんだな」
町子は、頷いた。
「芳江さんのところにも、手紙は行っているよ。もっとも、芳江さんが読めるのは英語だけだから、英語で書いてあるはずだけど」
町子は、少し輝に気を遣っているだろうか。優しい声だった。
「俺にはなんの相談もなかった」
町子は、うん、と短く言ってから、手紙をしまった。
「俺だけ事後承諾でもなんとかなるって思っていたのか?」
町子は、黙った。ここで何かを言っても言い訳にしかならない。輝にとって気休めにはならない。それどころか怒らせてしまう危険さえあった。
そこにいた四人は、そのまま黙り込んでしまった。輝が何か言うまでは、誰も何も言えなかった。輝は自分でも自分の置かれたこの状況をどうしたらいいのかわからなかった。
輝は手をぐっと握った。突然、こんな手紙がよこされて、高校も退学して英国に留学することになっていた。親も森高たちもこのことを知っていて、輝だけが知らなかった。
「卑怯だよ」
輝は、そう呟いた。
町子が、地面に目を落とした。
「確かに、輝が身動き取れなくて後は私たちの思う通りにしか動けなくなってから知らせるとか、やり方はよくなかったかも」
町子はそう言うと、自分の祖父から届いた手紙を見た。確かに祖父は少し強引なところがある。それは祖父が以前やっていた職業から来たものだろうが、だからといって輝をがんじがらめにしていいことにはならない。
「ごめん、輝。でも、私にはどうしたらいいのか分からない」
「学校には、退学届が出ちゃったんだよな」
輝は、町子から目を逸らした。彼女が悪いわけではない。だが、今この心理状態で、ここにいる誰かに怒りをぶつけられるとしたら、彼女だけだった。本来相当なことがない限り怒ることがない輝が怒っている。自分でも不思議なくらいだった。
「退学届は受理されたから、もう後戻りはできない。英国の高校にも籍ができちゃったって」
町子が肩を落とすと、輝は自分の中でも不思議なくらい、胸から怒りが引いてスッキリしてくるのを感じた。
「この前世那おばさんが言っていたのはこのことだったのか。俺が戻すものだったから、こうなったんだな」
町子は、何も言わずに頷いた。
輝の中から怒りはとうに消えていた。
「戻すものがどういうものなのか、説明してくれるなら、協力するよ。もしそれさえないのなら、俺はイギリスに行かない。日本にいて、高校も受け直す。それでいいよな。これは、義務じゃないんだから」
目の前の三人の女の子から、暗い表情が消えた。だが、自分たちにさえ分からない戻すもののことなど、祖父にわかるのだろうか。そう思うと、不安になってきた。
「地球のシリンなら、戻すもののこと、分かりそうなものだけどな」
そう言って、輝は少し笑った。今まで項垂れていた町子たちを安心させるためだ。
輝は、その場から立ち去ろうと、一歩、進んで、こう言った。
「ここでの高校生活最後の日なんだから、せいぜい楽しむことにするさ。じゃあ、また後でな」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる