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第一章 真夜中のラジオ
変化
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事件が起こる少し前。
それは、真夜中のラジオをめぐる問題が予兆を見せ始めていた頃だった。
輝の生活に変化はなく、いつもの友人たちと、いつもの部活の仲間たちと、いつもの職場の人間たちと、いつものように関わっていた。
その日、輝が学校に行くと、クラスメイトのうちの一人がこんなことを言い出した。
「輝さ、今度の土曜日、みんなで酒盛りしようぜ。どうせバレなきゃいいんだからさ。隣のクラスの女子も行くってさ。俺の家でさ、酎ハイ持ち込んで。どうだ?」
輝は、眉をひそめた。
「何考えてんだよ。俺土曜バイトだし。まだ未成年だろ。何よりお前、そういうの一番嫌いだったじゃないか」
輝はそう流した。どこかおかしい。このクラスメイトは真面目で、普段からこのようなことを嫌っていた。不自然な会話だ。
輝が断ると、そのクラスメイトは舌打ちして輝の所から去っていった。
「隣のクラスの女子って言ってもさ」
また他のクラスメイトが、輝に話しかける。
「女王・森高町子だけは口説き落とせなかったって言うぜ。お高く止まっているんだよな、学園のアイドルもさ」
それを聞いて、ふと輝は不安になった。他のクラスにいる親友は大丈夫だろうか? 輝のたった一人の幼馴染である親友がふたつ離れた教室にいる。彼は変になってはいないだろうか。最近ほとんど会えていないから、心配になってきた。
担任の教師が来て朝の連絡事項を終え、授業に入ると、また不自然なことが起きた。教師があくびをしながら入って来て、眠い目を擦りながら授業を始めたのだ。黒板の字も、この教師は本来きちんと書いていたのに、今日はひどく汚い字だった。
「なんか変じゃないか?」
輝は、休み時間になると、隣に座っている男子に話しかけた。すると、彼はこう返してきた。
「そうか? あいつ前からあんなんだったぜ。輝こそどうしたんだよ。今日はやけにノリが悪いしさ。先生のこと変って言うし」
輝は、納得できなかった。次の授業も、またその次の授業も、どんな教師も同じ状態だった。そのことに、周りは何も思っていないのか。
その日の授業を終え、バイトに行くと、バイト先の飲食店でも酔っ払いが絡む暴力事件が起きたり、柄の悪い客が増えたりしていて、周りを取り巻く状況をおかしいと感じることが多くなった。
次の日、教室に入ると、女子同士が何かをやっていた。何人かがグループを作ってヒソヒソと何かを話している。そんな中、その輪から外れた女子が、一人きりで暗い顔をして携帯を見ていた。
「裏切り者」
女子のグループからは、そう言った声が聞こえてきた。どうやらいつの間にかいじめが始まっていたようだ。暗い顔をしている女子は何も言わずに佇んでいた。その女子を、グループの女子が笑う。
輝がどうしたのかとグループの女子に聞くと、こう答えが返ってきた。
「あいつ昨日クラスの企画に口出してきたんだよ。身の程を知れっつうの」
「グループ抜けるとか偉そうに。何様だよ」
輝はその後、何も言わずに携帯を見ている女子に事情を聞いた。すると、今までこんなことは一度もなかったのだという。
「言いたいことを素直に言い合える間柄だと、そう思っていたんだけどな」
暗い顔の女子は、そう言うと涙を一筋流し、立ち上がった。そして、手に持っていた携帯を床に叩きつけた。
「お前らのようなクズとは元から合わなかったんだよ!」
すると、女子グループの女の子たちが、こちらに来て、彼女の携帯を踏みつけて壊してしまった。
「何様のつもりだっつってんだよ」
女子はそう言うと、仲間たちと一緒に暗い顔の女子を蹴ったり殴ったりしだした。暗い顔の女子は抵抗を続け、一人ながらもやり返していた。
そのうち教師が来て、授業前の連絡を始めたが、彼は女子たちを止めなかった。
「教室内でのリンチなんですよ!」
輝は必死に叫んだが、教師は素知らぬ顔で淡々と連絡事項を読みあげていった。教師が去り、それぞれが授業を受ける教室に散っていくと、そこでようやく喧嘩は止んだ。
職場も変になりつつあるが、この学校のこの有様は一体どう言うことだろう。調べてみたほうがいいのだろうか? 原因がどこかにあるのだろうか?
それに、自分一人がおかしくならないのもあまりに不自然だった。
そんな違和感を抱えながら、授業の後の掃除を終えて、部活に行こうとしたそのとき、輝はある女子に出会った。
帰りの準備をしているところに、その女子は輝の前に立ちはだかった。
それは、隣のクラスにいる有名人だった。この学校ではアイドルと言われているほどの美少女で、森高町子といった。確か、外国人の祖父母を持つクォーターだったはずだ。美少女なのは、祖父や祖母が美形だったからだろう。そんな美少女が、輝になんの用があってこんなところに来たのか、想像できなかった。その森高町子は、クォーターらしい短く薄い赤髪の中に右手を埋め、肘をドアに突いて輝の前に立ちはだかっていた。
「高橋輝君だよね」
彼女は、そう言いながらため息をついた。
そうだけど、と返すと、森高町子は輝の手をぐいっと引っ張って自分の方に寄せた。学園のアイドルが突然そんなことをしたものだから、輝は戸惑ってよろけてしまった。
「鈍臭いなあ。おじさんも、なんでこんな奴連れて来いって言ったんだろう」
そう言って、彼女は輝を笑った。
「こんな奴?」
森高町子のセリフに、輝は一瞬怒りを覚えた。鈍臭いとは、輝の何を知っていてそう言うのだろう。いきなりこちらがびっくりするようなことをしてきたのは森高の方なのに。
輝が不機嫌そうに体勢を戻すと、森高は輝の顔を覗き込んだ。
可愛い。顔形が整っているだけではない。魅惑的だ。
たしかに、美少女と言われ、学園のアイドルの地位にいるだけのことはある。
しかし、今はそんなことは関係ない。森高町子は輝を馬鹿にしている。それが癪に触った。だから、今、彼女が差し伸べてきた手を、輝は振り払った。
「こんな奴で悪かったな。あんたのおじさんがなんだか知らないけど、用がないなら帰れよ」
そう返した。すると、学園のアイドルは、びっくりしたような顔をして、再び輝の顔を覗き込んだ。
そして、へえ、と一言言って、輝を値踏みするように、彼の周りを一周、回った。
「私に覗き込まれて憎まれ口叩くなんて、大したもんじゃない」
そう言って、アイドルは輝の正面に戻って二度目の手を差し出した。そして、その手を握ろうとしない輝に、こう言った。
「違うって、思っているんでしょ。みんなのことも、自分のことも。周りはみんなおかしくなっていくのに、自分だけ正常なのはどうしてだろうって」
輝は、びくりとした。この女は何を言っているのだろう。確かに輝は彼女の言う通り、この状態に違和感を持っていたし、おかしいとも思っていた。だが、もっとおかしいのは目の前にいるこの女だ。どうして輝の違和感のことを知っているのだろうか。
「おかしい、そう思ったでしょ。私がおかしいって」
輝は、何も言えなかった。言おうとして言葉を飲み込んだ。
そうだ、あんたはおかしい。どうして、何もかもを知っているんだ?
どうして、あんたも正常なんだ?
そう言おうとして言葉を飲み込んだ。すると、目の前にいる学園のアイドルは、今度は自慢げに輝に笑いかけて、三度目の手を差し出してきた。
「すべての説明が欲しかったら、私と一緒に来て。もうすでにあなたにも私にも、時間がないんだよ、高橋くん」
彼女の問いに、輝は少し考えた。
知りたかったことばかりだと言うのもあった。だが、突然見せた学園のアイドルの笑顔は少し寂しげで、なんとなく今の自分と重なるものがあった。
だから、輝はこう答えた。
「分かったよ。どこに行くかは知らないけれど、ちゃんと説明はしてくれよな」
それは、真夜中のラジオをめぐる問題が予兆を見せ始めていた頃だった。
輝の生活に変化はなく、いつもの友人たちと、いつもの部活の仲間たちと、いつもの職場の人間たちと、いつものように関わっていた。
その日、輝が学校に行くと、クラスメイトのうちの一人がこんなことを言い出した。
「輝さ、今度の土曜日、みんなで酒盛りしようぜ。どうせバレなきゃいいんだからさ。隣のクラスの女子も行くってさ。俺の家でさ、酎ハイ持ち込んで。どうだ?」
輝は、眉をひそめた。
「何考えてんだよ。俺土曜バイトだし。まだ未成年だろ。何よりお前、そういうの一番嫌いだったじゃないか」
輝はそう流した。どこかおかしい。このクラスメイトは真面目で、普段からこのようなことを嫌っていた。不自然な会話だ。
輝が断ると、そのクラスメイトは舌打ちして輝の所から去っていった。
「隣のクラスの女子って言ってもさ」
また他のクラスメイトが、輝に話しかける。
「女王・森高町子だけは口説き落とせなかったって言うぜ。お高く止まっているんだよな、学園のアイドルもさ」
それを聞いて、ふと輝は不安になった。他のクラスにいる親友は大丈夫だろうか? 輝のたった一人の幼馴染である親友がふたつ離れた教室にいる。彼は変になってはいないだろうか。最近ほとんど会えていないから、心配になってきた。
担任の教師が来て朝の連絡事項を終え、授業に入ると、また不自然なことが起きた。教師があくびをしながら入って来て、眠い目を擦りながら授業を始めたのだ。黒板の字も、この教師は本来きちんと書いていたのに、今日はひどく汚い字だった。
「なんか変じゃないか?」
輝は、休み時間になると、隣に座っている男子に話しかけた。すると、彼はこう返してきた。
「そうか? あいつ前からあんなんだったぜ。輝こそどうしたんだよ。今日はやけにノリが悪いしさ。先生のこと変って言うし」
輝は、納得できなかった。次の授業も、またその次の授業も、どんな教師も同じ状態だった。そのことに、周りは何も思っていないのか。
その日の授業を終え、バイトに行くと、バイト先の飲食店でも酔っ払いが絡む暴力事件が起きたり、柄の悪い客が増えたりしていて、周りを取り巻く状況をおかしいと感じることが多くなった。
次の日、教室に入ると、女子同士が何かをやっていた。何人かがグループを作ってヒソヒソと何かを話している。そんな中、その輪から外れた女子が、一人きりで暗い顔をして携帯を見ていた。
「裏切り者」
女子のグループからは、そう言った声が聞こえてきた。どうやらいつの間にかいじめが始まっていたようだ。暗い顔をしている女子は何も言わずに佇んでいた。その女子を、グループの女子が笑う。
輝がどうしたのかとグループの女子に聞くと、こう答えが返ってきた。
「あいつ昨日クラスの企画に口出してきたんだよ。身の程を知れっつうの」
「グループ抜けるとか偉そうに。何様だよ」
輝はその後、何も言わずに携帯を見ている女子に事情を聞いた。すると、今までこんなことは一度もなかったのだという。
「言いたいことを素直に言い合える間柄だと、そう思っていたんだけどな」
暗い顔の女子は、そう言うと涙を一筋流し、立ち上がった。そして、手に持っていた携帯を床に叩きつけた。
「お前らのようなクズとは元から合わなかったんだよ!」
すると、女子グループの女の子たちが、こちらに来て、彼女の携帯を踏みつけて壊してしまった。
「何様のつもりだっつってんだよ」
女子はそう言うと、仲間たちと一緒に暗い顔の女子を蹴ったり殴ったりしだした。暗い顔の女子は抵抗を続け、一人ながらもやり返していた。
そのうち教師が来て、授業前の連絡を始めたが、彼は女子たちを止めなかった。
「教室内でのリンチなんですよ!」
輝は必死に叫んだが、教師は素知らぬ顔で淡々と連絡事項を読みあげていった。教師が去り、それぞれが授業を受ける教室に散っていくと、そこでようやく喧嘩は止んだ。
職場も変になりつつあるが、この学校のこの有様は一体どう言うことだろう。調べてみたほうがいいのだろうか? 原因がどこかにあるのだろうか?
それに、自分一人がおかしくならないのもあまりに不自然だった。
そんな違和感を抱えながら、授業の後の掃除を終えて、部活に行こうとしたそのとき、輝はある女子に出会った。
帰りの準備をしているところに、その女子は輝の前に立ちはだかった。
それは、隣のクラスにいる有名人だった。この学校ではアイドルと言われているほどの美少女で、森高町子といった。確か、外国人の祖父母を持つクォーターだったはずだ。美少女なのは、祖父や祖母が美形だったからだろう。そんな美少女が、輝になんの用があってこんなところに来たのか、想像できなかった。その森高町子は、クォーターらしい短く薄い赤髪の中に右手を埋め、肘をドアに突いて輝の前に立ちはだかっていた。
「高橋輝君だよね」
彼女は、そう言いながらため息をついた。
そうだけど、と返すと、森高町子は輝の手をぐいっと引っ張って自分の方に寄せた。学園のアイドルが突然そんなことをしたものだから、輝は戸惑ってよろけてしまった。
「鈍臭いなあ。おじさんも、なんでこんな奴連れて来いって言ったんだろう」
そう言って、彼女は輝を笑った。
「こんな奴?」
森高町子のセリフに、輝は一瞬怒りを覚えた。鈍臭いとは、輝の何を知っていてそう言うのだろう。いきなりこちらがびっくりするようなことをしてきたのは森高の方なのに。
輝が不機嫌そうに体勢を戻すと、森高は輝の顔を覗き込んだ。
可愛い。顔形が整っているだけではない。魅惑的だ。
たしかに、美少女と言われ、学園のアイドルの地位にいるだけのことはある。
しかし、今はそんなことは関係ない。森高町子は輝を馬鹿にしている。それが癪に触った。だから、今、彼女が差し伸べてきた手を、輝は振り払った。
「こんな奴で悪かったな。あんたのおじさんがなんだか知らないけど、用がないなら帰れよ」
そう返した。すると、学園のアイドルは、びっくりしたような顔をして、再び輝の顔を覗き込んだ。
そして、へえ、と一言言って、輝を値踏みするように、彼の周りを一周、回った。
「私に覗き込まれて憎まれ口叩くなんて、大したもんじゃない」
そう言って、アイドルは輝の正面に戻って二度目の手を差し出した。そして、その手を握ろうとしない輝に、こう言った。
「違うって、思っているんでしょ。みんなのことも、自分のことも。周りはみんなおかしくなっていくのに、自分だけ正常なのはどうしてだろうって」
輝は、びくりとした。この女は何を言っているのだろう。確かに輝は彼女の言う通り、この状態に違和感を持っていたし、おかしいとも思っていた。だが、もっとおかしいのは目の前にいるこの女だ。どうして輝の違和感のことを知っているのだろうか。
「おかしい、そう思ったでしょ。私がおかしいって」
輝は、何も言えなかった。言おうとして言葉を飲み込んだ。
そうだ、あんたはおかしい。どうして、何もかもを知っているんだ?
どうして、あんたも正常なんだ?
そう言おうとして言葉を飲み込んだ。すると、目の前にいる学園のアイドルは、今度は自慢げに輝に笑いかけて、三度目の手を差し出してきた。
「すべての説明が欲しかったら、私と一緒に来て。もうすでにあなたにも私にも、時間がないんだよ、高橋くん」
彼女の問いに、輝は少し考えた。
知りたかったことばかりだと言うのもあった。だが、突然見せた学園のアイドルの笑顔は少し寂しげで、なんとなく今の自分と重なるものがあった。
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