月夜と星

hitomi

文字の大きさ
上 下
27 / 34
恋と勉強

2人の恋

しおりを挟む
「おはよ」
いつものあいさつもどこか照れくさい。。。
「どうした?ことりおはよ」
「感傷に浸ってた。きのうが嘘じゃないってこと」
「あ~、俺と付き合うてはなし?」
「うん、嘘じゃないよね。ほっぺたつねてみて」
「こうか」
「痛い、夢じゃないてこと」
「どうした?おかしなやつだな
教室に向かう途中、そんなことを話してばっかりのことりと藤城
朝から騒がしい、カップルの藤井とあかねどこにいてもすぐにわかる。

「言ってやってくれ あいつおかしいんだけど、俺と付き合ってることまだ信じきれないらしい」
「馬鹿じゃん。ことりちゃん何考えてるの?」
「だって信じられないんだもん」
「じゃどうしたら、信じてくれる?」
「あかねちゃん助けて」
「しょうがないな~昨日何があったかは知らないけど怖がらせないで優紀」
「わかったよ」
「藤城ノート見せて」
「いいよけど。。。お前も見るよな」
「うん」
大地にノートを渡し、席につく

「実話昨日から付き合ってるの あかねちゃんにまだゆってなかったね」
びっくりしたあかねがことりに抱き着き
「な~に、優紀と付き合ってるの?おめでとうよかったね。」
「ありがとう」
チャイムが鳴り皆席についた。

昼休みに4人でご飯を食べることに
ことりはまだ慣れないらしくぎこちない
「何?俺なんかした?」
「こら優紀いいかげんにしろ!!もっと優しくしてやれ」
「これでも俺は優しい」
「はいはいわかりました。優紀は優しい」
お弁当を作ってきたことりは藤城に渡すと
「えっ、母ちゃんのもあるんだけど。。。まいっか」
「俺が部活前に食べてやるよ」
「そっかあんがと大地」
「いいのに無理しなくってもゆうの忘れてたから」
「いいよ食べるよ。ことりはきにしないで」
「ありがとう」
今までの恋愛ではこういうことがなかったから張り切っちゃった。
たこさんウインナー、卵焼き。。。おいしくたべてくれらいいんだけど
一口食べて
「おいしいうまいじゃんことり」
「ありがとう」
昼休みもすぎて教室に戻ると今度はノートを見せてもらい問題集との闘い
「この問題が解けないとデートはなしだからな」
「そんなぁ~」
問題集とにらめっこのことり
もうすぐ3年生になるしまだ中3の問題解いてるあたりで草
はぁ~、もっと頭良くなりたい。全国模試のときは徹底的に
教えてもらったからで、自分の勉強ができなくって2位だったなんて
わたしって問題ガールだね。
なんて思いながら問題集のページを開くと
映画のチケットが挟まってた。
「藤城これ。。。」
「あぁだからゆっただろ できなきゃデートはなしだからな権利は大地とあかねのとこ」
「ちょっ、ちょっとまってよう~」
「がんばれ!!」
はぁ~、あれこの問題簡単にとけるなんんでだろ?頭良くなったとか?
マジで簡単なんですけど?
できた問題集の答え合わせしたら、満点とれてデート行けるし
嬉しんだけど
「問題がやさしすぎたのか!!」
「簡単な問題にしたんでしょう」
「そんなことない。。。これて高1の問題第一お前中3の問題集解けなかったくせに」
「なにかしこくなってこと?」
「俺がばかになったのせいか?」
「またそういうこと言う~」
「はいはいお二人さんその映画だけど。。。俺たちも行くのだが。。。」
「一緒にいくってこと?」
チャイムが鳴りせきにつく
「そういうことことりちゃん」
「なんだ。安心した。」























しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

今、夫と私の浮気相手の二人に侵されている

ヘロディア
恋愛
浮気がバレた主人公。 夫の提案で、主人公、夫、浮気相手の三人で面会することとなる。 そこで主人公は男同士の自分の取り合いを目の当たりにし、最後に男たちが選んだのは、先に主人公を絶頂に導いたものの勝ち、という道だった。 主人公は絶望的な状況で喘ぎ始め…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。

矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。 女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。 取って付けたようなバレンタインネタあり。 カクヨムでも同内容で公開しています。

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

妻がヌードモデルになる日

矢木羽研
大衆娯楽
男性画家のヌードモデルになりたい。妻にそう切り出された夫の動揺と受容を書いてみました。

どうして隣の家で僕の妻が喘いでいるんですか?

ヘロディア
恋愛
壁が薄いマンションに住んでいる主人公と妻。彼らは新婚で、ヤりたいこともできない状態にあった。 しかし、隣の家から喘ぎ声が聞こえてきて、自分たちが我慢せずともよいのではと思い始め、実行に移そうとする。 しかし、何故か隣の家からは妻の喘ぎ声が聞こえてきて…

届かない手紙

白藤結
恋愛
子爵令嬢のレイチェルはある日、ユリウスという少年と出会う。彼は伯爵令息で、その後二人は婚約をして親しくなるものの――。 ※小説家になろう、カクヨムでも公開中。

処理中です...