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その5
しおりを挟むおっ、おっ、おあっ!
獣じみた女の鳴き声が聞こえている。
神官様の体液にべとべとに塗れた私の唇から洩れている声だった。
「あひっ! はへっ! あへえっ! ……っ!」
白濁した視界の中に快感の稲妻が瞬いて、ピクピクと私の全身が痙攣している。
「……ふぅ。もうこんな時間ですか。ああ、この子は、下の口はこんなにも素直なのに」
――おぐっ?!
どろどろになった膣内を最も深くまで剛直で凶悪に突き上げられて、私の目の奥で稲妻が瞬く。
「……いえ、上の口も随分と素直になりましたかね? ふふ、良い声ですよプリム」
大きな暖かい手が猫撫で声で囁きながら私の頭を優しく撫でた。
いつも、何度も、昔から、ずっとそうしてくれていたように今も。
「最後にもう一度だけして今日の所は終わりにしましょう」
神官様がまた熱く大きく硬くもので強く激しく、私の子宮の入口をガンガンに突き上げてくる。
性器と性器とで何度も何度も口付けをかわしてゆく。最後にぐりぐりと強く先端を押し付けられて、雄の体液を雌の一番奥で飲み込まされながら、私は獣のような嬌声をあげて甘い快楽の嵐に身を痙攣させていた。
神官様は脱力しきっていて力の入らない私の身体をお湯で濡らした清潔な布で拭き取ってくれた。
わたしの身体は暖かい布で敏感な場所を優しく拭われる度に――首筋や脇の下や乳首や太腿、そして性器を拭われる度に――快楽を発生させて、わたしは我慢しようとしたけれど、いちいち身を震わせて感じてしまう。
新しい下着をはかされて、上から替えの法衣に着替えさせられたけど、立ち上がったらお腹の中に大量に注ぎ込まれていた神官様の精液が溢れ出てきて、また布を濡らしてしまった。
「神官様……匂いで皆に気づかれてしまいます……どうかお願いですから、水浴びを……」
「そんな時間はありません。大丈夫、バレれやしませんよ」
それに、と神官様は微笑する。
「例えバレてもかまいやしません。貴方は私の妻になるのですから」
ぞくっとした。
頭おかしくない?
妻だったら精液の匂いさせてていいってどういうことなの。
そもそもに、
「わたしは、今回の戦いが終わったら、リオンと……」
「まだ言うのですか。そんな事は駄目です」
神官様は笑みを消した。
震えている私に顔を近づけてきて、私の顎を掴んで顔をあげさせ、私の瞳を覗き込んでくる。
「絶対に許しません。戦いが終わったら、貴方は私のものになるんです」
神官様は私に激しい口付けをして、私の法衣の裾を引き上げて下着をづらし、まるで犬がおしっこを放出して匂いをつけて回るかのように、私の膣内へとまた硬くなった性器を突き入れてきて、立ったまま私を犯して、乱暴に突き上げて、激しく突き上げて、腰が逃げられなくて、神官様の両手が私の細い腰をがっちりと掴んで拘束してて、私の収縮している柔らかい部分の一番奥で、散々これまでに吐き出したにも関わらず信じられないほど大量の精液を熱く硬いものから吐き出して来る。
私の一番大切な部分に神官様の精液がまたたっぷりとかけられていっているのがわかった。
私は神官様のものをたっぷりと飲み込まされた――きつく咥え込んだ――女性器からだらだらと液体をしたたらせながら、
(いくっ、いくっ、いくーーーっ!!)
びくびくと太腿と女性器を震わせながら深く深く絶頂していた。
最低だ。
出撃前、村の皆で集合した時、私はリオンの顔をまともに見れなかった。
「……プリム? 大丈夫か? 顔色悪いぞ」
優しそうな、けれど心配そうな声で気遣われてしまった。
精神状態は最悪だったけど、実際に体調もものすごく悪かった。
本当なら身体を休める筈の一日を朝から晩どころか日が登っても犯され続けていた。魔法で神草の解毒と共に無理やりに体力を回復させられていたけど、どうしてもそれでは回復できない慢性的な疲労が溜まっていた。
「だいじょう……ぶ」
私はびくりと震えそうになった身体を必死に抑えながらリオンに答えた。
後ろについている神官様が、さりげなく手を回して、私のお尻を法衣の上から揉み始めていたからだ。
――信じ、られ、ない。
こねくりまわすように指を這わされて、私の尻肉がリオンの目の前で大胆にいじりまわされている。
リオンから見れば私の身体が陰になって見えていない角度だったけれど。でも。
これが、聖職者が、自分の、血は繋がってないけど、義理の娘にやる事……っ?
リオンや村の皆にバレてしまう。
この背徳的な行為が。
バレたらおしまいだ。
神官様は大丈夫とか訳わからないことを言っているけど、終わりに決まってる。村の中では生きていけなくなってしまう。
そしてなにより――リオンはどう思うのか。
「だ、だいじょうぶ、だから」
私は震える身体を気力を総動員して必死に抑えつけて、無理やりに微笑を浮かべてなんでもないふりを装った。
神官様の手が私のお尻に触れながら蠢いていて、声が洩れそうになる。電流のような何かがぴりぴりとお腹の奥から全身を駆け巡ってゆく。必死でこらえる。
「プリムは緊張してよく眠れなかったようなんです。でも大丈夫ですよ。私がよく見ておきますので、ゴブリン退治程度なら問題はありません」
神官様が人々の視線から死角になる位置で私のお尻を撫でまわし続けながら何食わぬ調子でリオンに言っている。
「あぁ、そうなんですか、やっぱり……まぁでも神官様が見てくだされるのなら安心だ。プリム、村の、俺達の未来がかかった戦いだ。つらいだろうけど、頑張ろうな。でも本当にきつい場合は無理はするなよ、俺にも言え、絶対助けるから」
「……うん、有難う、リオン」
お願いリオン、気づかないで……
私が内心で必死に祈りながら表面上の平静を保っていると、狩りの時以外はてんで鈍い能天気なリオンは、私の異常に気づかなかったらしい。私にガッツポーズを取って見せてから師匠であるカシムさんのそばへと去っていった。
神官様が私の耳元で囁いた。
「……感じていました?」
私は頬に燃えるような熱を感じた。
私の女性器は、本当に神官様に一晩で徹底的に調教されてしまった事を示すかのように、またたっぷりとよだれを垂らすように濡れてしまっていた。
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