マフィアの私が生まれ変わったら敵のマフィアになっていました！

潜入捜査ーその1ー

　少し暗い部屋には、銃や薬、私たちのマフィアの情報が書いた紙が散乱している。
「おい、おまえらが新入りか？」
いかつい男が言った。
「「「はい。」」」
私たちは返事をした。すると、男は
「なぜ俺の組織に入りたい。おまえらのような若いのが来るようなとこではないぞ。」
男は尋ねた。嵐が、
「俺らは、家族を殺された。その復讐をしたいからだ。」
嵐は、ボスを見た。ボスは少し悩んでいた。そして、
「そうか、復讐するために入るのか。家族思いだなおまえら。面白いようこそ俺の組織に。歓迎する。」
ボスは手を出した。それに答えるように嵐も手を出し握手をした。
　部屋に案内された。明日まで休んでもいいといいらしい。
「フゥ、なんとか潜入出来たな。いいか、俺らは家族ということにしている間違えてもコードネーム以外間違えても言うなよ？」
「「了解。」」
美都は嵐を突いていた。
「何で私が一番上じゃないの？次は一番上でいいって言ってたのに。」
拗ねている美都を見て、世奈を思い出した。
「まあいいんじゃない美都。一番下じゃないだけ。」
正直私は真ん中がよかった。なぜ一番下なのだろうか。
「そうだよね、由梨。」
「そうだよ。」
美都は私のところに来て横に座った。
「よし、明日からの動きを確認するぞ。」
そう言うと地図を出した。
「美都は西側、由梨は南側を俺は北側をする。東側は開いた時間を利用して詮索する。これでいいか？」
「「うん。」」
「明日から始めるぞ」
「「了解。」」