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雪女の落とし物3
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私たちは、温泉に入った。
「猫又ー、泳がないでよ。迷惑になるから。」
猫又はすいすいっと泳いでいる。猫は水が苦手だった気がするけど…。
「そうだ、紅葉。今さっき忘れ物ボックスの中に雪女の落とし物があったよ。」
「本当!ありがとう猫又。私、とりに行ってくるから先にあがるね。」
「分かった。」
私は先に温泉をあがった。そして、忘れ物ボックスの中を覗いた。そこには、雪女が探していた帯があった。
「よかった。そうだ、連絡してもらおう。」
お兄ちゃんに電話して雪女に伝えるように言った。
私たちは、旅館から帰ってきた。温泉饅頭をお土産に買って。
「すみません。連絡があって。」
「雪女さん。見つかりましたよ。これで間違えはありませんか?」
私は帯を雪女に見せた。
「はい、この帯です。ありがとうございます。」
「次は落とさないように気をつけてください。」
「はい、これで失礼します。」
雪女は店をあとにした。
「やっぱり、雪女さんが来ると、お店が冷えるね。」
「そんなことはいいから暖房を入れてよ。」
猫又は震えながら言った。
「猫又ー、泳がないでよ。迷惑になるから。」
猫又はすいすいっと泳いでいる。猫は水が苦手だった気がするけど…。
「そうだ、紅葉。今さっき忘れ物ボックスの中に雪女の落とし物があったよ。」
「本当!ありがとう猫又。私、とりに行ってくるから先にあがるね。」
「分かった。」
私は先に温泉をあがった。そして、忘れ物ボックスの中を覗いた。そこには、雪女が探していた帯があった。
「よかった。そうだ、連絡してもらおう。」
お兄ちゃんに電話して雪女に伝えるように言った。
私たちは、旅館から帰ってきた。温泉饅頭をお土産に買って。
「すみません。連絡があって。」
「雪女さん。見つかりましたよ。これで間違えはありませんか?」
私は帯を雪女に見せた。
「はい、この帯です。ありがとうございます。」
「次は落とさないように気をつけてください。」
「はい、これで失礼します。」
雪女は店をあとにした。
「やっぱり、雪女さんが来ると、お店が冷えるね。」
「そんなことはいいから暖房を入れてよ。」
猫又は震えながら言った。
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