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第四部
第二十四章 雫、大流となる 其の十
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◆◇◆
文月を迎えると同時に、強い風が畿内を襲い、多くの害が出た。京も大阪も、そして、常高院のいる近江も軒並み被害を受けた。
領地のことは代を嗣いだ息子に任せ、常高院は京都の北政所を見舞い、大阪の淀の方を見舞った。そして盆が明けた日に、やっと江戸へと向かった。
「初姉上!」
「江!」
江は待ちきれず、蝉時雨の中、本丸の入り口まで出て姉を出迎えた。
手を取り合った姉妹の目に涙が浮かぶ。
初は今までとは違って尼僧姿であったが、尼頭巾の下の茶目っ気ある瞳も、さわやかな青鈍色の小袖を着こなす美しさも、江が知っている「初姉上」のままであった。
御台所は、急かすように常高院を奥へと招き入れる。
常高院は、この立派な城の女主人が、本当にお転婆な妹なのかと不思議に思う。
しかし二人が、いや、江の姿が見えると、遠くの者までが残らず平伏するのに、常高院は妹が天下の御台所であると実感した。
ただ、居間で向き合った江は、やんちゃな妹の面影を残していた。
「初姉上、暑うございましたでしょう? 民部。」
居間に入ると江は常高院の手を引き、早く座るように促す。 そして、控えて座ろうとした民部卿に声をかけた。
「はい。」
民部卿が座りかけた腰をまた伸ばし、優しい苦笑いを浮かべて水桶を取りに行く。
捧げ持ってきた侍女が竹筒を取りだし、コポコポと冷たい甘酒を注いだ。
「まずは、召し上がれ。」
得意そうな顔で、江は姉に茶碗を勧める。
物珍しそうに周りを見渡している姉に、江が声をたてた。
「姉上! 召し上がってくださいませっ。」
「はい、はい。」
常高院は茶碗を手に取り、ゆっくりと口に運ぶ。一口含むと、頭巾の下の目がぱっちりと開いた。
「おお! これはうまい。染みゆくようじゃ。」
「でしょう?」
常高院の素直な感嘆の声に、江は自慢げににっこりと笑う。
「これはよいのぉ……」
一気に飲み干した常高院は、民部卿に茶碗を差し出し、おかわりを催促した。
「大姥が病を得たときに、部屋子が考えだしたようです。」
「ほう。」
得意そうな妹に、二杯目を飲みながら姉は相槌を打った。
「おかしな暑さゆえ、医師殿とも相談し、皆に飲ませておりまする。おかげで、奥の者も皆、達者に過ごしております。」
江がゆったりと微笑む。常高院の瞳に満足そうな慈しみが宿った。
「江、よい御台所になったな。」
「まぁ、初姉上が素直に誉めてくださるとは。」
「私とて、誉めるときはきちんと誉めるぞ。」
姉妹は昔のように顔を合わせて笑う。華やかな笑い声が居間に満ちていった。
(初姉上もお変わりない。茶々姉上とて、お変わりないはずじゃ。)
その笑い声に江の心が癒える。常高院はそんな江の心を静かに思いやり、甘酒を飲み干した。
「しかし、まことこれはよいな。」
「はい。大炊頭殿も気に入られて、お体の弱い奥方のためにこっそり作らせておるとか。」
江が、ひそひそと小さな声で噂する。
「ほう。あの切れ者とお噂の方が。お優しいのじゃな。」
常高院は、高次から「切れ者で豪腕」とよく聞かされた利勝の意外な一面に、「ふふ」と笑った。
「よし、初や千にも教えて向こうでも作らせよう。姉上にも飲ませてやりたい。作り方を教えよ。」
この冷やし甘酒に始まり、一日を惜しむように、姉妹は語り続ける。
途中やって来た秀忠が「私の話は明日にしよう。」と、苦笑いをして再び政務に戻った。
◆◇
雨続きのせいでじめじめした日々が続き、蒸し暑さに多くの者たちの食欲が失せていた。
しかし、冷たい甘酒のおかげで、江戸城では暑気当たりするものもなく、皆が元気に過ごしている。
「静、よいものを考えてくれた。礼を言う。」
「旦那様にご回復いただきたかっただけにござりまする。」
大姥局に改めて礼を言われて静は恐縮する。
「いや、おかげで竹千代さまも早く本復なされたし、城から痢病も出ず、なによりみな熱負けせずに達者じゃ。」
大姥局の誉め言葉に、静は恥ずかしそうに身を縮めながらも嬉しそうに微笑んだ。
「上様も大層お気に入られたようじゃしの。」
「もったいのうございます。」
静は自分自身、暑気当たりのようなだるさを度々感じたが、冷たい甘酒を飲むと元気になった。
脇息に寄りかかっていた大姥局が、スッと背筋を伸ばす。
「静。」
「はい。」
何事だろうと、静はきりっと顔を引き締める。
「私がお城を下がるときには一緒に来て、私の世話をしてくれるか?」
大姥局がじっと静を見つめ、ゆったりと訊いた。
「無論にございまする。」
静は、えくぼをいつもより深めて微笑み、頷く。
「そうか。」
大姥局も皺を深めて、にっこりと笑った。
大姥局は迷っていた。
もうそろそろお暇はいただかねばならぬ。そうなったとき、上様の世話をするのに、静を残しておいたほうがよいかもしれぬ。
静に上様が手をつけておられるなら、なおさら。
大姥局は、この間、頭を下げた静の首の根に、いつもはない赤い痣を見つけていた。
気も回るし、そつなく仕事もこなす。よい娘じゃ。
しかし、自分が下がったあと、静を守ってくれる者はおらぬ。
そのような中で、もし上様のお子を宿したら……。静は誰を頼ればよいのか……。
……大御所様の命にはお応えできぬが、下がる時には、せめて静は侍女として一緒に下がらせよう。
大姥局はそう考えていた。それが大姥局のせめてもの償いである。
静は静で、大姥局に「一緒に下がってくれ」と言われたのが嬉しかった。
上様が自分を抱くことはもうない。自分が御用に立てるのは、主人である大姥局がいてくれるからこそである。
だから、大姥局が城から下がれば、また居場所がなくなるのではないかと恐れていた。
神尾の家にも居づらい。実家はもう八重が居る。大姥局と居られるのなら、どこまでもついていきたい。
静はそう考えていた。
常高院が滞在する間、秀忠が自室に来ることは稀であった。
江に常高院と話した内容を尋ね、常高院に大坂の様子を聞き、また、三人で語り合わねばならぬことが山ほどあった。
静は大姥局から、常高院の経験した三度の落城などを聞かされ、大名のお姫様たちも大変なのだと思いながら、自分とかけ離れた世界は頭に思い描けなかった。
ただ、お子さま方と庭で遊ぶ、常高院の朗らかな笑い声に、(そのように大変な思いをなされているのに……)と静は励まされるのであった。
◆◇◆
常高院が帰途に付き、ほどなく葉月となった。蝉の大合唱もないまま、朝晩はひんやりとした空気が届けられている。
雨に祟られた夏であったが、それでも昼間は妙な蒸し暑さが残っていた。
静は食欲もあまりなく、今年も蕗に怒られている。
「静、食べぬか。また昨年のように倒れてしまうぞ。」
「はい。」
微笑んで返事をしながら、なかなか静の箸は進まなかった。少し口に運んでは胸元を押さえ、やっと飲み込む。
「仕方がないのぅ。浅茅、私の甘酒を静にやってくれ。」
痩せた顔に皺を見せ、溜め息をついた蕗が、甘酒を注ぎ分けている浅茅に言う。
「蕗さま、心配御無用にございまする。御膳部の馴染みに言うて、少ぅし余分に入れていただいておりますゆえ。」
浅茅がいたずらっぽく、ふくよかな顔をにこにことさせた。
「抜け目がないの。」
蕗が笑いながら、感心する。
「はい。食べることには。」
当然とばかりに浅茅はゆったりと微笑み、浅茅らしい答えに、皆が笑った。
静は自分の食欲のなさや体のだるさが、いつもと違う気がした。今年は食べようと思っても、体が受け付けないのである。
(もしや…)
いつもなら月の終わりから初めあたりに律儀にやって来る障りが、この月はまだない。そういえば……、先の月は……。
(やや?…ややか?)
静は、そっとお腹をさすった。
[第二十四章 雫、大流となる 了]
******
【文月】 7月。この年(慶長15年)の7月1日は、太陽暦の 8月19日。
【畿内】 近畿地方。この年の7月に大風害があったらしい。
【さわやかな青鈍】 青鈍は、青色に薄く墨色がかったような色。 古来から、服喪の色としても使われた。 濃さも色々だが、 ここではくすんだ空色のようなイメージ。
【葉月】8月。この年8月1日は太陽暦9月17日
文月を迎えると同時に、強い風が畿内を襲い、多くの害が出た。京も大阪も、そして、常高院のいる近江も軒並み被害を受けた。
領地のことは代を嗣いだ息子に任せ、常高院は京都の北政所を見舞い、大阪の淀の方を見舞った。そして盆が明けた日に、やっと江戸へと向かった。
「初姉上!」
「江!」
江は待ちきれず、蝉時雨の中、本丸の入り口まで出て姉を出迎えた。
手を取り合った姉妹の目に涙が浮かぶ。
初は今までとは違って尼僧姿であったが、尼頭巾の下の茶目っ気ある瞳も、さわやかな青鈍色の小袖を着こなす美しさも、江が知っている「初姉上」のままであった。
御台所は、急かすように常高院を奥へと招き入れる。
常高院は、この立派な城の女主人が、本当にお転婆な妹なのかと不思議に思う。
しかし二人が、いや、江の姿が見えると、遠くの者までが残らず平伏するのに、常高院は妹が天下の御台所であると実感した。
ただ、居間で向き合った江は、やんちゃな妹の面影を残していた。
「初姉上、暑うございましたでしょう? 民部。」
居間に入ると江は常高院の手を引き、早く座るように促す。 そして、控えて座ろうとした民部卿に声をかけた。
「はい。」
民部卿が座りかけた腰をまた伸ばし、優しい苦笑いを浮かべて水桶を取りに行く。
捧げ持ってきた侍女が竹筒を取りだし、コポコポと冷たい甘酒を注いだ。
「まずは、召し上がれ。」
得意そうな顔で、江は姉に茶碗を勧める。
物珍しそうに周りを見渡している姉に、江が声をたてた。
「姉上! 召し上がってくださいませっ。」
「はい、はい。」
常高院は茶碗を手に取り、ゆっくりと口に運ぶ。一口含むと、頭巾の下の目がぱっちりと開いた。
「おお! これはうまい。染みゆくようじゃ。」
「でしょう?」
常高院の素直な感嘆の声に、江は自慢げににっこりと笑う。
「これはよいのぉ……」
一気に飲み干した常高院は、民部卿に茶碗を差し出し、おかわりを催促した。
「大姥が病を得たときに、部屋子が考えだしたようです。」
「ほう。」
得意そうな妹に、二杯目を飲みながら姉は相槌を打った。
「おかしな暑さゆえ、医師殿とも相談し、皆に飲ませておりまする。おかげで、奥の者も皆、達者に過ごしております。」
江がゆったりと微笑む。常高院の瞳に満足そうな慈しみが宿った。
「江、よい御台所になったな。」
「まぁ、初姉上が素直に誉めてくださるとは。」
「私とて、誉めるときはきちんと誉めるぞ。」
姉妹は昔のように顔を合わせて笑う。華やかな笑い声が居間に満ちていった。
(初姉上もお変わりない。茶々姉上とて、お変わりないはずじゃ。)
その笑い声に江の心が癒える。常高院はそんな江の心を静かに思いやり、甘酒を飲み干した。
「しかし、まことこれはよいな。」
「はい。大炊頭殿も気に入られて、お体の弱い奥方のためにこっそり作らせておるとか。」
江が、ひそひそと小さな声で噂する。
「ほう。あの切れ者とお噂の方が。お優しいのじゃな。」
常高院は、高次から「切れ者で豪腕」とよく聞かされた利勝の意外な一面に、「ふふ」と笑った。
「よし、初や千にも教えて向こうでも作らせよう。姉上にも飲ませてやりたい。作り方を教えよ。」
この冷やし甘酒に始まり、一日を惜しむように、姉妹は語り続ける。
途中やって来た秀忠が「私の話は明日にしよう。」と、苦笑いをして再び政務に戻った。
◆◇
雨続きのせいでじめじめした日々が続き、蒸し暑さに多くの者たちの食欲が失せていた。
しかし、冷たい甘酒のおかげで、江戸城では暑気当たりするものもなく、皆が元気に過ごしている。
「静、よいものを考えてくれた。礼を言う。」
「旦那様にご回復いただきたかっただけにござりまする。」
大姥局に改めて礼を言われて静は恐縮する。
「いや、おかげで竹千代さまも早く本復なされたし、城から痢病も出ず、なによりみな熱負けせずに達者じゃ。」
大姥局の誉め言葉に、静は恥ずかしそうに身を縮めながらも嬉しそうに微笑んだ。
「上様も大層お気に入られたようじゃしの。」
「もったいのうございます。」
静は自分自身、暑気当たりのようなだるさを度々感じたが、冷たい甘酒を飲むと元気になった。
脇息に寄りかかっていた大姥局が、スッと背筋を伸ばす。
「静。」
「はい。」
何事だろうと、静はきりっと顔を引き締める。
「私がお城を下がるときには一緒に来て、私の世話をしてくれるか?」
大姥局がじっと静を見つめ、ゆったりと訊いた。
「無論にございまする。」
静は、えくぼをいつもより深めて微笑み、頷く。
「そうか。」
大姥局も皺を深めて、にっこりと笑った。
大姥局は迷っていた。
もうそろそろお暇はいただかねばならぬ。そうなったとき、上様の世話をするのに、静を残しておいたほうがよいかもしれぬ。
静に上様が手をつけておられるなら、なおさら。
大姥局は、この間、頭を下げた静の首の根に、いつもはない赤い痣を見つけていた。
気も回るし、そつなく仕事もこなす。よい娘じゃ。
しかし、自分が下がったあと、静を守ってくれる者はおらぬ。
そのような中で、もし上様のお子を宿したら……。静は誰を頼ればよいのか……。
……大御所様の命にはお応えできぬが、下がる時には、せめて静は侍女として一緒に下がらせよう。
大姥局はそう考えていた。それが大姥局のせめてもの償いである。
静は静で、大姥局に「一緒に下がってくれ」と言われたのが嬉しかった。
上様が自分を抱くことはもうない。自分が御用に立てるのは、主人である大姥局がいてくれるからこそである。
だから、大姥局が城から下がれば、また居場所がなくなるのではないかと恐れていた。
神尾の家にも居づらい。実家はもう八重が居る。大姥局と居られるのなら、どこまでもついていきたい。
静はそう考えていた。
常高院が滞在する間、秀忠が自室に来ることは稀であった。
江に常高院と話した内容を尋ね、常高院に大坂の様子を聞き、また、三人で語り合わねばならぬことが山ほどあった。
静は大姥局から、常高院の経験した三度の落城などを聞かされ、大名のお姫様たちも大変なのだと思いながら、自分とかけ離れた世界は頭に思い描けなかった。
ただ、お子さま方と庭で遊ぶ、常高院の朗らかな笑い声に、(そのように大変な思いをなされているのに……)と静は励まされるのであった。
◆◇◆
常高院が帰途に付き、ほどなく葉月となった。蝉の大合唱もないまま、朝晩はひんやりとした空気が届けられている。
雨に祟られた夏であったが、それでも昼間は妙な蒸し暑さが残っていた。
静は食欲もあまりなく、今年も蕗に怒られている。
「静、食べぬか。また昨年のように倒れてしまうぞ。」
「はい。」
微笑んで返事をしながら、なかなか静の箸は進まなかった。少し口に運んでは胸元を押さえ、やっと飲み込む。
「仕方がないのぅ。浅茅、私の甘酒を静にやってくれ。」
痩せた顔に皺を見せ、溜め息をついた蕗が、甘酒を注ぎ分けている浅茅に言う。
「蕗さま、心配御無用にございまする。御膳部の馴染みに言うて、少ぅし余分に入れていただいておりますゆえ。」
浅茅がいたずらっぽく、ふくよかな顔をにこにことさせた。
「抜け目がないの。」
蕗が笑いながら、感心する。
「はい。食べることには。」
当然とばかりに浅茅はゆったりと微笑み、浅茅らしい答えに、皆が笑った。
静は自分の食欲のなさや体のだるさが、いつもと違う気がした。今年は食べようと思っても、体が受け付けないのである。
(もしや…)
いつもなら月の終わりから初めあたりに律儀にやって来る障りが、この月はまだない。そういえば……、先の月は……。
(やや?…ややか?)
静は、そっとお腹をさすった。
[第二十四章 雫、大流となる 了]
******
【文月】 7月。この年(慶長15年)の7月1日は、太陽暦の 8月19日。
【畿内】 近畿地方。この年の7月に大風害があったらしい。
【さわやかな青鈍】 青鈍は、青色に薄く墨色がかったような色。 古来から、服喪の色としても使われた。 濃さも色々だが、 ここではくすんだ空色のようなイメージ。
【葉月】8月。この年8月1日は太陽暦9月17日
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