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第三部
第十八章 芋供え月、丸む 其の二
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夕餉の支度も一息つき、美津が糸に乳を含ませている。その隣で静は栄太郎の相手をしていた。
「おばうえ、おうたうたって。」
栄太郎は昔の美津がしたように、静の背中に抱きつく。静は美津と目を合わせて微笑むと歌い始めた。
天神山の 栄太どん
おっぱい飲んで
ねんねして
抱っこ抱っこ
おんぶおんぶ
また明日
「栄太郎はあにうえだから、おっぱいのまないの。おっぱいのむのは糸。」
栄太郎が小さな頬を膨らませる。
「あら、そうね。ではやりなおし。」
天神山の お糸ちゃん
おっぱいのんで
ねんねして
抱っこ抱っこ
おんぶおんぶ
また明日
静が再び身ぶりをつけながら歌うと、栄太郎も小さな体で真似をして歌った。
「もういっかい」の声に、静は繰り返して歌ってやる。
「楽しそうじゃな。」
ふいに嘉衛門の声がした。
「あら、お前さま、おかえりなさいませ。」
糸に乳をやったまま、美津が軽く頭を下げた。
「おかえりなさいませ。」
「ととさま、おかえりなさいませ。」
立ち上がった栄太郎は小さな仏壇へ走った。
「おばうえにもらいました。」
供えてあったアケビを取り、嘉衛門に見せる。
「そうか。叔母上にいただいたか。叔母上は、木の実を見つける名人じゃ。栄太郎も教わるがよいぞ。」
嘉衛門は優しい声で息子に語りかけた。
「はい。もうばばさまはたべましたか?」
にこっと笑った栄太郎が、嘉衛門の顔を覗き込みながら、真顔になって尋ねる。
「ん? ああ。婆様にお供えしてくれておったのか。よい子じゃ。だが、婆様は夕餉をいただいてからと思うておられるようだな。」
父親は息子の「もう食べていいか?」という問いを読み解きながら、美津のチラリとこちらを向く目に『飯前は食べさせない』という妻との取り決めを思い出している。
「ゆうげのあと?」
アケビを見ていた栄太郎が父を見、少し悲しそうに呟いた。
「そうじゃ。夕餉のあとには、栄太郎に『たんと食べよ』と分けてくださる。我慢できるか?」
「はい!」
「よい子じゃ。」
嘉衛門は栄太郎の頭を撫でると、アケビを小さな仏壇に供え直し、手を合わせた。
栄太郎も父の隣に座り、小さな手を合わせた。
「そういえば、お静が山桃を供えてくれたことがあったな。」
嘉衛門が母の小さな位牌を見上げる。
「はい。」
栄太郎が父の背中に抱きつくが、なにかを思って、返事をした静の背中へとテテテと抱きつきに走った。
美津と静の方へ向き直った嘉衛門が、どこか遠い目をする。
「嬉しかった…。あの山桃を食べながら、泣けて泣けて仕方がなかった。」
「嬉しかったのに泣いたんですか?」
白く形のよい乳を娘に含ませている美津が訊いた。嘉衛門が妻と義妹を見る。
「母上の笑顔が、ようやっと思い出されてなぁ…。それまでは亡くなる時のお辛そうな顔しか浮かばなんだのに、『おいしいねぇ』という笑顔が浮かんでなぁ…。 ……。もうおられぬというのもひしひしと感じて大泣きした。泣けたゆえ、次の日にお静の笑顔を見た時に笑えたのやもしれぬ。」
どこかしら鼻声になった嘉衛門の声に、静は乙女のように、はにかんだ笑顔を見せた。
「お美っちゃんが横で、『美津も山桃好きよ』って言ってくれたからよ。」
背中に抱きついている栄太郎をあやすために体を前後に揺らして、静は言った。
「そうだっけ?そんなことあった?」
「そうよ。だから、お美っちゃんのお蔭。」
「そうなんだ。」
静と美津は顔を見合わせてウフフと笑う。
「あの山桃は甘かった。母上が『山桃は食べる人を思うて採る愛情がいる』と、よう申されておったのも思い出して。」
栄太郎が嘉衛門のところへパッと走っていき抱きついた。嘉衛門が「なぁ。」と大きく言葉を続けて、顔を息子に近づける。
いきなり父の顔が目の前に来たことに、栄太郎が「キャァ!」と嬉しそうな声を上げた。
「食べる人への愛情?」
美津が自分の胸をまさぐって遊ぶ糸に、ふたたび乳房を含ませる。
「山桃の甘いのは、いくらか色が黒ずんでおる。そういうのをちゃんと見分けてとらねばならんゆえな。」
栄太郎が父の膝の上で「あー。」と口を開けて仰向けに寝っ転がる。嘉衛門はその相手をしながら答えた。
「そういえば、お静ちゃんがとってくれるのは甘いわ。アタシが採るとすっぱいの。」
「お美っちゃんは、赤いきれいなのをとるから。」
(美津らしい)。三人ともそう思い、顔を見合わせてフフフと笑った。
栄太郎が退屈そうに嘉衛門の膝の上で身をよじる。
「美津は小さい頃から『山桃をとって』と、泣いてお静を困らせておったのぅ。」
「またその話。」
美津が紅く美しい唇を尖らせる。その顔のまま、乳房を放して満足そうな顔をする糸の口回りを、きれいに拭いて頬擦りした。
「かかさま、おなかすきました。」
乳をやり終わった美津に近づいて、栄太郎がそっと甘える。
「あらあらそうね。夕餉にしましょう。」
糸の背中をトントンと叩いてゲップをさせると、静がサッと赤子を受け取った。
美津に娘を背負わせようとしていると、栄太郎を呼んで膝の上にのせた嘉衛門が口を出す。
「私が見よう。」
「そう?じゃぁ、お願い。」
美津は糸を背から下ろし、いとも簡単に夫に子供たちの面倒を委ねる。
静は美津と共にお勝手へと向かいながら尋ねた。
「いいの?」
「うん。お腹空いてるのよ、あの人。きっとね。」
静の問いに美津がウフフと、それは優しく笑った。
確かに背中に子がいない方が、早く支度が整う。
静の頭に、上様の膳に置かれた赤い椿の天ぷらが浮かんだ。
伝えなくても思いやれる関係。それとなく察してやれる関係。
美津と嘉衛門もそのような夫婦になってきたのだと思う。
静はカボチャのたっぷり入った味噌汁をよそいながら、ご飯をよそっている美津をチラリと見た。
なんとも幸せそうな美しい御新造さんである。(よかった)と静は心底思う。
同時に、その幸せは美津と嘉衛門が作り上げたもの。と思うと、どこか心塞ぐ心地がする。
『お静ちゃん、お静ちゃん』
なにかというと甘えてきた美津、自分がずっと守ってきた美津は、もういない。
先程の笑顔は慈母観音のような美しさだった。自分の知らぬ間に、美津の心の丈が伸び、美津と嘉衛門の絆が自然と深まっていることを思い知らされた。そこに自分の姿はない。
またひとつ、嘉衛門が遠くへ行ったようにも思う。
(及ばぬ鯉の滝登り…か…)
静は寂しそうに微笑んだ。
ただ、嘉衛門の心の片隅に、山桃と共に自分は居る。そのことに静は心を震わせていた。
見映の悪いのが甘い。嘉衛門がそれをわかってくれているのが嬉しかった。
神尾の人々は優しく、過ぎる刻は心地よい。
なにより栄太郎が静を気に入って、一緒に遊ぶことをせがんだ。静は静で、そのような栄太郎がかわいかった。
嘉衛門は恋しい。けれども、この家族も愛しい。だから、嘉衛門と結ばれたいというわけではない。ただ、時々心を灯してくれる人として、自分の心夫でいてくれればいい。美津には申し訳ないけれど。
静はそう思うようになっていった。
そのように美津を思いながら、嘉衛門を想うのを自分に許した静の女の心は、不思議なことに、どこか穏やかになっていた。
和歌を思い出して眠れなくなる夜ももうない。古の人々の恋を思い浮かべて楽しむ余裕ができた。
これなら城に戻っても大丈夫だろうと思う。ただ、上様のお相手は遠慮したい…。が、旦那さまのお側に上がれば、それはやはりお役目となるのだろうか……。
今は落ち着いている。しかし、上様に抱かれるとまたどうなるかわからない。その恐ろしさが、静のなかで燻り続けている。
なにより御台様に申し訳がない…。
宿直を止めればよいだろうか。だが、そうなると他のみなさまにご負担がかかる。私が一番年若であるのに……。
静は離れに一人になると、月明かりの中、一人あれこれと考えていた。
*****
【及ばぬ鯉の滝登り】片思い
「おばうえ、おうたうたって。」
栄太郎は昔の美津がしたように、静の背中に抱きつく。静は美津と目を合わせて微笑むと歌い始めた。
天神山の 栄太どん
おっぱい飲んで
ねんねして
抱っこ抱っこ
おんぶおんぶ
また明日
「栄太郎はあにうえだから、おっぱいのまないの。おっぱいのむのは糸。」
栄太郎が小さな頬を膨らませる。
「あら、そうね。ではやりなおし。」
天神山の お糸ちゃん
おっぱいのんで
ねんねして
抱っこ抱っこ
おんぶおんぶ
また明日
静が再び身ぶりをつけながら歌うと、栄太郎も小さな体で真似をして歌った。
「もういっかい」の声に、静は繰り返して歌ってやる。
「楽しそうじゃな。」
ふいに嘉衛門の声がした。
「あら、お前さま、おかえりなさいませ。」
糸に乳をやったまま、美津が軽く頭を下げた。
「おかえりなさいませ。」
「ととさま、おかえりなさいませ。」
立ち上がった栄太郎は小さな仏壇へ走った。
「おばうえにもらいました。」
供えてあったアケビを取り、嘉衛門に見せる。
「そうか。叔母上にいただいたか。叔母上は、木の実を見つける名人じゃ。栄太郎も教わるがよいぞ。」
嘉衛門は優しい声で息子に語りかけた。
「はい。もうばばさまはたべましたか?」
にこっと笑った栄太郎が、嘉衛門の顔を覗き込みながら、真顔になって尋ねる。
「ん? ああ。婆様にお供えしてくれておったのか。よい子じゃ。だが、婆様は夕餉をいただいてからと思うておられるようだな。」
父親は息子の「もう食べていいか?」という問いを読み解きながら、美津のチラリとこちらを向く目に『飯前は食べさせない』という妻との取り決めを思い出している。
「ゆうげのあと?」
アケビを見ていた栄太郎が父を見、少し悲しそうに呟いた。
「そうじゃ。夕餉のあとには、栄太郎に『たんと食べよ』と分けてくださる。我慢できるか?」
「はい!」
「よい子じゃ。」
嘉衛門は栄太郎の頭を撫でると、アケビを小さな仏壇に供え直し、手を合わせた。
栄太郎も父の隣に座り、小さな手を合わせた。
「そういえば、お静が山桃を供えてくれたことがあったな。」
嘉衛門が母の小さな位牌を見上げる。
「はい。」
栄太郎が父の背中に抱きつくが、なにかを思って、返事をした静の背中へとテテテと抱きつきに走った。
美津と静の方へ向き直った嘉衛門が、どこか遠い目をする。
「嬉しかった…。あの山桃を食べながら、泣けて泣けて仕方がなかった。」
「嬉しかったのに泣いたんですか?」
白く形のよい乳を娘に含ませている美津が訊いた。嘉衛門が妻と義妹を見る。
「母上の笑顔が、ようやっと思い出されてなぁ…。それまでは亡くなる時のお辛そうな顔しか浮かばなんだのに、『おいしいねぇ』という笑顔が浮かんでなぁ…。 ……。もうおられぬというのもひしひしと感じて大泣きした。泣けたゆえ、次の日にお静の笑顔を見た時に笑えたのやもしれぬ。」
どこかしら鼻声になった嘉衛門の声に、静は乙女のように、はにかんだ笑顔を見せた。
「お美っちゃんが横で、『美津も山桃好きよ』って言ってくれたからよ。」
背中に抱きついている栄太郎をあやすために体を前後に揺らして、静は言った。
「そうだっけ?そんなことあった?」
「そうよ。だから、お美っちゃんのお蔭。」
「そうなんだ。」
静と美津は顔を見合わせてウフフと笑う。
「あの山桃は甘かった。母上が『山桃は食べる人を思うて採る愛情がいる』と、よう申されておったのも思い出して。」
栄太郎が嘉衛門のところへパッと走っていき抱きついた。嘉衛門が「なぁ。」と大きく言葉を続けて、顔を息子に近づける。
いきなり父の顔が目の前に来たことに、栄太郎が「キャァ!」と嬉しそうな声を上げた。
「食べる人への愛情?」
美津が自分の胸をまさぐって遊ぶ糸に、ふたたび乳房を含ませる。
「山桃の甘いのは、いくらか色が黒ずんでおる。そういうのをちゃんと見分けてとらねばならんゆえな。」
栄太郎が父の膝の上で「あー。」と口を開けて仰向けに寝っ転がる。嘉衛門はその相手をしながら答えた。
「そういえば、お静ちゃんがとってくれるのは甘いわ。アタシが採るとすっぱいの。」
「お美っちゃんは、赤いきれいなのをとるから。」
(美津らしい)。三人ともそう思い、顔を見合わせてフフフと笑った。
栄太郎が退屈そうに嘉衛門の膝の上で身をよじる。
「美津は小さい頃から『山桃をとって』と、泣いてお静を困らせておったのぅ。」
「またその話。」
美津が紅く美しい唇を尖らせる。その顔のまま、乳房を放して満足そうな顔をする糸の口回りを、きれいに拭いて頬擦りした。
「かかさま、おなかすきました。」
乳をやり終わった美津に近づいて、栄太郎がそっと甘える。
「あらあらそうね。夕餉にしましょう。」
糸の背中をトントンと叩いてゲップをさせると、静がサッと赤子を受け取った。
美津に娘を背負わせようとしていると、栄太郎を呼んで膝の上にのせた嘉衛門が口を出す。
「私が見よう。」
「そう?じゃぁ、お願い。」
美津は糸を背から下ろし、いとも簡単に夫に子供たちの面倒を委ねる。
静は美津と共にお勝手へと向かいながら尋ねた。
「いいの?」
「うん。お腹空いてるのよ、あの人。きっとね。」
静の問いに美津がウフフと、それは優しく笑った。
確かに背中に子がいない方が、早く支度が整う。
静の頭に、上様の膳に置かれた赤い椿の天ぷらが浮かんだ。
伝えなくても思いやれる関係。それとなく察してやれる関係。
美津と嘉衛門もそのような夫婦になってきたのだと思う。
静はカボチャのたっぷり入った味噌汁をよそいながら、ご飯をよそっている美津をチラリと見た。
なんとも幸せそうな美しい御新造さんである。(よかった)と静は心底思う。
同時に、その幸せは美津と嘉衛門が作り上げたもの。と思うと、どこか心塞ぐ心地がする。
『お静ちゃん、お静ちゃん』
なにかというと甘えてきた美津、自分がずっと守ってきた美津は、もういない。
先程の笑顔は慈母観音のような美しさだった。自分の知らぬ間に、美津の心の丈が伸び、美津と嘉衛門の絆が自然と深まっていることを思い知らされた。そこに自分の姿はない。
またひとつ、嘉衛門が遠くへ行ったようにも思う。
(及ばぬ鯉の滝登り…か…)
静は寂しそうに微笑んだ。
ただ、嘉衛門の心の片隅に、山桃と共に自分は居る。そのことに静は心を震わせていた。
見映の悪いのが甘い。嘉衛門がそれをわかってくれているのが嬉しかった。
神尾の人々は優しく、過ぎる刻は心地よい。
なにより栄太郎が静を気に入って、一緒に遊ぶことをせがんだ。静は静で、そのような栄太郎がかわいかった。
嘉衛門は恋しい。けれども、この家族も愛しい。だから、嘉衛門と結ばれたいというわけではない。ただ、時々心を灯してくれる人として、自分の心夫でいてくれればいい。美津には申し訳ないけれど。
静はそう思うようになっていった。
そのように美津を思いながら、嘉衛門を想うのを自分に許した静の女の心は、不思議なことに、どこか穏やかになっていた。
和歌を思い出して眠れなくなる夜ももうない。古の人々の恋を思い浮かべて楽しむ余裕ができた。
これなら城に戻っても大丈夫だろうと思う。ただ、上様のお相手は遠慮したい…。が、旦那さまのお側に上がれば、それはやはりお役目となるのだろうか……。
今は落ち着いている。しかし、上様に抱かれるとまたどうなるかわからない。その恐ろしさが、静のなかで燻り続けている。
なにより御台様に申し訳がない…。
宿直を止めればよいだろうか。だが、そうなると他のみなさまにご負担がかかる。私が一番年若であるのに……。
静は離れに一人になると、月明かりの中、一人あれこれと考えていた。
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【及ばぬ鯉の滝登り】片思い
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