【完結】照葉輝く~静物語

みなわなみ

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第一部

第二章 花、咲き競う 其の二 (R18)

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 淡紅あわくれないに咲き誇る桜の枝に、西へ傾いた三日月がぶら下がっていた。
 (大山桜おおやまざくらも盛りになったか……。何もせずとも月日は過ぎてゆくのじゃが……)
 秀忠はときどき頭をかきながら、難しい顔で花見をしていた。

「上様……」
「うん?大姥か。」
「お風邪を召しまするぞ。」
 静かに入ってきた大姥局は、持ってきた羽織を丁寧に秀忠に着せた。
「すまぬな。したが、そなたは早う休め。」
 年老いた乳母めのとを思いやり、将軍は優しく命じた。
「ありがとうございまする。ささも用意させましたゆえ、ごゆるりと。ではお言葉に甘えて、私は先に休ませていただきます。」
「うむ。すまぬな。」
 大姥局が格式に従った礼をして下がると、入れ替わりに控えていた侍女が酒の膳をかかげて、そろそろと秀忠の傍へ進む。秀忠の前に膳を置こうとした侍女の足が、緊張のあまり一瞬つんのめった。
「キャッ! アッ……トッ。」
 小さな悲鳴をあげた侍女であったが、うまく足を踏ん張り、腕を動かして膳の上が崩れるのを防いだ。
 (せわしない女子じゃ。)
 そう思いながら秀忠は、どこか懐かしい気がした。
 (まるで若い頃の江のようじゃな。)
 秀忠がふっと笑みをこぼす。
「ごっ、ご無礼をいたしましたっ!」
 秀忠の前に膳を置き、ぎこちなく頭を深々と下げる。秀忠の眉がピクリと動いた。
「見慣れぬ顔じゃの。」
 ぷくぷくした手に銚子を持ち、酌をする侍女に秀忠がさらりと訊く。
「先の月から大姥局さまにお仕えしております、静と申します。」
 緊張した声で静が答えた。ふっくらと愛嬌のある顔に、えくぼが浮かんでいる。
「そうか。」
 秀忠は不思議な感覚を覚えていた。目の前にいる女子おなごは江ではない。江と似てはいない。確かに、全く、江と似てはいないのだ。そう思いながら、秀忠の背筋はなぜかゾクリとした。
「そなたも呑んでみるか。」
「いいえ。」
 滅相もないとばかりに、静は自分の顔の前で大きく手を振った。色気のない明るい仕草に、秀忠はまたしても若い頃の江が重なる。
「酒は嫌いか?」
「いえ、好きにございます。」
 遠慮もなく、明るい声で静が即答した。
「フッ、御台のようじゃの。」
 秀忠の思いが、苦笑した口をついた。静はよく分からないまま、細い目を下げてにっこりと笑った。秀忠は、いつの間にか江がそこにいるようにくつろいでいる。
「遠慮するな。節供の桃花酒とうかしゅじゃ。飲め。」
 盃を差し出す秀忠に命じられ、静はオズオズと盃を取り、くっと酒を飲んだ。
「おいしゅうございます。」
 ふっと息を小さく吐き、唇に残った酒を味わうように、静は口元を動かした。
 (ふふ……まこと、じゃじゃ馬だった頃の江のようじゃ。)
 静の豊かな表情にも、秀忠は江が重なる。
「そうか。では、もう一杯飲め。」
 秀忠が盃に酒を注ぎ、静に渡す。静はゆっくりと盃を空けた。ふっくらした顔が見る間に赤くなる。
「おいしゅうございます。」
 いくらかトロリとした目つきで、静はホッと小さな吐息を吐いた。静の体が重心を失ったように少しユラユラしている。
 (江と違って酒は弱いのか……。しかし、面白い女子じゃ……)
 静の様子を横目で見ながら、秀忠は盃を重ねる。
 わずかに揺れていただけの静の上半身が、急にグラッと傾いた。秀忠がとっさに抱き止める。
「あっ、もっ、申し訳ございませぬ。」
 どこか苦しそうな吐息とともに、静の恐縮した声がした。
 秀忠は体が熱くなるのを感じる。
 (……なにゆえ、こうも江の声に似ておるのじゃ。)
 静の声は江にそっくりであった。吐息さえも。
 本能にまかせ、秀忠は静の唇を奪う。急な男の仕打ちに静は唇を固く閉じ、体を硬くした。
「そなた、まだ男を知らぬのか……」
「……はい……」
 酔いの上に恥ずかしさで耳たぶまで赤くなった顔から、しとやかな江の声がした。
 秀忠の脳裏に、豊臣秀勝ひでかつの隣で幸せそうに微笑む、乙女の頃の江の姿が不意に浮かんだ。
 (くそっ、江は私のものじゃ。)
 秀忠は荒々しく静を押し倒した。
「あ……お止めくださいまし……」
 江の声でささやかれ、秀忠は己が押さえられなくなった。抵抗する静の口を唇で塞ぎ、身八ツ口から手を入れ膨らみをまさぐる。
 その頂点をつまんだとき、静の体がピクリと動いた。秀忠が唇を外した口から、くぐもった声が漏れる。
「……ん…ぅ…」
 恥ずかしそうに声を殺した口から漏れ出る声は、未通女おとめの江を連想させるに充分だった。
 (江は秀勝殿にこのように応じたのか?)
 暗がりの中、秀忠は自分が何を考えているか判らなくなってきた。ただ、身体中が熱くたぎっている。
 秀忠は、もう己を止められなくなっていた。
 乱れた着物の裾から、静の白い片腿かたももが闇に浮かぶ。
 やわらかで肉付きのよい脚であったが、働き者なのだろう、しっかりと筋肉もついていた。秀忠が手を這わせると押し戻してきそうな張り。その手触りも若き日の江を思わせた。
 秀忠の胸がざわざわと妖しくうごめく。

「……お許しくださいませ……」
 静は幾度か秀忠から逃れようとあらがった。しかし、男のからだと力で押さえつけられ、自分のからだを思うように動かせなかった。
「おとなしゅうせよ。」
 秀忠はそう言うと、静の柔らかな首筋に唇を這わせた。
 抗っていたはずの静の軆は、酔っているからか、それとも初めての快感のせいか、次第に力が抜けていく。江と同じ甘い吐息が、静の口から漏れ始めた。

 太ももを登り、秀忠の手は静の奥にある茂みにたどり着く。そこは柔らかであったが、まださわさわとしていた。
 (まこと未通女おとめか……)
 秀忠は谷間を探り、小さな突起をつまむ。
「ヒッ!」小さな悲鳴を江の声があげ、「お止めくださいませ」と懇願する。
「止めぬ。」
 秀忠は、ぶっきらぼうに一言だけ返した。
「…いや……いや……」
 反抗をする江の声に新鮮なうずきを感じながら、秀忠の指は少しずつ溢れる蜜をすくい取り、静の隠れた花芯につけてはこすりあげた。
 開いたばかりの花の中は、徐々に蜜が溢れ、江の声が短い女の悦びの声に変わる。
 秀忠にとって、目の前にいるのは侍女の静ではなく、まだ誰のものにもなっていない年下の江であった。己の気持ちが今までになくたかぶっているのを秀忠は感じる。

 (もうよかろう。)
 月も落ちた闇の中、秀忠は荒々しく女の着物の裾をまくりあげた。白い脚が闇に浮かぶ。
 初めて殿方に下半身を露わにされ、静は小さな声を上げて、恥ずかしさに袖で顔を隠した。
 秀忠は自身の着物の裾を割ると、黙って静の両足を取り、潤った女の花に己自身を差し込んでいく。
 (きつい……)
 秀忠がそう思うのと、静が声を上げるのが同時であった。
「いっ痛い……いや……お許しください……」
 身をよじって静が懇願する。それが秀忠には江の涙声に聞こえた。秀忠の心がゾワゾワと波打つ。
 (秀勝殿とこう交わしたのか……?)
 秀忠の心は、ついそう思う。己が交わろうとしているのは、江とは似ても似つかぬ「江」であった。
 静は自分を責めるものから逃れるように体を上にずらす。しかし男は許さず、女の両脚を抱え込んだ。
「こらえよ。」
 そう言って身を沈めた秀忠だが、静の体が少し緩むのを待った。そして、ゆっくりと体を動かす。それは秀忠の江への優しさであった。
 未通女の江と交わる歓び、秀勝への悋気りんき、秀忠は不思議な感覚の中で江を想い、静を次第に責め立てる。
 いつもと違う「江」の秘所に、秀忠はどんどん高まっていった。
「っ……江っ!」
 秀忠はそう叫び、(私のものじゃっ。)と、静の体に気を放つ。ひととき止まったあと、秀忠は大きく息を吐いて静の体から離れた。
 静は痛みのため、酔いは醒めている。しかし、自分の体に何が起こったのか、まだ解らなかった。男のかせがなくなっても、静は呆然として起き上がることができない。ただ下半身のズキズキした痛みが、男の猛々しいものを覚えていた。
「すまぬ。無理をした。」
 低い声に(上様であった)と、静は自分を取り戻した。
「いえ、大事のうございます。」
 固い表情ながらも起き上がり、静は乱れた胸元と裾を整える。
「下がってよい。私も休む。」
 秀忠は残っていた酒をぐっと飲み干し、静をちらりと見て立ち上がった。
 湿った空気を含んだ春風が吹き、闇の中に桜の花びらがハラハラと舞った。

◆◇◆

 翌日、大姥局の眼は、静の異変を取り逃さなかった。
 きっちりと脚を揃えずソロソロと歩く静に、いつもの大姥局なら小言を落とすだろうが、今朝はにやりと笑っただけであった。
 (利勝殿、首尾は上々じゃ。)
 大姥局は内心で利勝に手を合わせた。
 (あとは続くかどうかじゃな……)

◇◆◇

 その日の夕暮れ、秀忠は再び桜を見ながら縁側に立っていた。
「明日はよい天気になりそうじゃな。」
 体を夕日に真っ赤に染め、秀忠が独り言ひとりごちる。
「さようにございますね。」
 部屋の中から大姥局がのんびりと応えた。
「明日はここへ江たちを連れてこよう。」
 ぐっと胸を張り、体のあちこちを伸ばしながら秀忠は居間に入り、大姥局の前に座った。
「せっかく美しゅう咲いておるのじゃ。江もなにかと憂えることが多いゆえ、花見でもすれば気が紛れよう。」
「なんとお優しい。上様もお疲れでございますのに。」
 大姥局が感激に浸るように大仰に誉める。
「江が沈んでおると、なにやら調子が狂うゆえな。」
 秀忠は照れ隠しにフフフと笑いながら、老乳母に背を向けて寝転んだ。しかしすぐに真顔になり、真面目な声で命じる。
「竹千代も連れてくるよう、福に申し伝えよ。」
「かしこまりましてございます。」
 大姥局はうやうやしく答え、秀忠の体を揉み始めた。
「新しい侍女が入ったのじゃな。」
 自分の手枕で、気持ちよさそうに目をつぶった秀忠が言う。
「はい。まだふつつか者ですので、粗相がありましてもご容赦くださいませ。」
 秀忠は、酒膳をひっくり返しそうになった静の姿を思い出し、ふっと笑った。
「そうじゃな。……どこの者じゃ。」
「武蔵板橋の大工の娘にございます。池上本門寺ほんもんじさまの五重の塔に父親が携わっておりました。体を崩した母親に代わり、家族の世話をしていたらき遅れてしまったようです。」
「さようか。いくつじゃ。」
 大姥局は秀忠を揉みながら、上を向いて数を数えた。
「確か、二十と六になりまする。」
「二十六? あれでか?」
 秀忠は驚きのあまり手枕を外し、目を見開いた。
 大姥局は手を休めずに、「クフフ」と笑う。
見映みばは子どものように見えまするが。」
「そうじゃ。」
「したが、働き者で助かっておりまする。」
 グイと力を入れて大姥局は秀忠の体を揉んだ。秀忠の顔が痛みに一瞬歪む。
「そうか。」
 興味がなくなったようなあるじの声に、大姥局が慌てた。
「上様、私も年老いて体がきかぬようになってまいりました。上様がときどき見舞いに来てくだされば意気も上がるのでございますが……」
 少し声を落とし、弱々しく言う大姥局に、(達者ではないか……)と秀忠は苦笑した。と同時に、その言葉が何を表しているかも悟っていた。
側室へやは置かぬ。」
 小さくはあったが、強く低い声で秀忠は言い放った。
「存じておりまする。存じておりまするとも。それゆえ、静はただの侍女。御台様の身代わりでよいのです。」
 大姥局も秀忠にだけ聞こえる声で願い出る。
「上様のことですから御台様を気遣われ、お手を触れずにおいでなのでしょう? 御台様もお寂しいのではありませぬか?」
 子どもを手なずけるような甘く優しい声を大姥局が出した。
「……それは……」
 秀忠の口がモゴモゴと動き、目がうろうろと泳ぐ。
 大姥局は揉む手も休ませず、どんどんあとを続けた。
「わかっております。解っておりまする。御台様のためというのは。御台様に触れると、上様も辛抱ができぬからでございましょう?」
 (かなわぬ……)。閨の中まで見透かされている気がした秀忠は、目を閉じ、乳母の話が終わるのを待った。
「さすれば、我慢せず、静を、御台様の、身代わりになされば、よいのですっ。」
 大姥局は一語一語、手に力を込め、最後にググッと力を入れて揉むのを止めた。
「江との約束じゃ。」
 静との交わりに胸をたかぶらせたのを隠し、寝言のように秀忠は言う。
「上様! あの時とは様子が違いましょう。」
 小さくひそめてはいるが、大姥局の声は、明らかに苛立っている。
しとねの相手が別におれば、御台様にも優しゅうできましょうぞ!」
 大姥局は駄々っ子のように秀忠の体を揺さぶった。秀忠がムクリと起き上がり、あくびをしながら頭を掻く。
「……利勝の指金さしがねか?」
 秀忠の目がキッと大姥局を見据えた。
「私が頼みましてございまする。」
 大姥局は微笑みさえ浮かべ、秀忠を見返した。秀忠の頭に、昨夜の胸の昂ぶりがよみがえる。
「……。覚えておく。明日の花見の件、よいように計らってくれ。」
「はい。おまかせくださりませ。」
 大姥局の返事を聞くと秀忠は立ち上がって縁側へ出た。薄暮の中の桜を見ながら、ぐーっと伸びをする。
「団子があれば、子どもたちが喜ぶかもしれんのう。」
 先程の話などすでに忘れたように、秀忠は呑気な声を出す。
「ほほほ、上様が召し上がりたいのでございましょう? 用意させまする。」
 大姥局の朗らかな声を背に、秀忠は江の元へと向かった。
 

[第二章 花、咲き競う 了]
*****
【悋気】嫉妬

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