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異世界 編
酒池肉林
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「君は、何者だい?」
この質問に正直に答えるべきか、思考する。
ここで、嘘を着いくよりも正直に話して、味方や理解者を増やす方が良いと考えた。
「俺は、異世界から来た。 嫁と娘を助けるために魔王軍を倒さなければならない。」
詳細を説明すると、最初は驚いていたギルマスがどこか納得した様に頷き何もしらないこの国の説明と協力関係を結ぶ提案をして来た。
バカな王様と王子のせいで長引いた戦争、劣勢に立たされている現状など、細かく教えてくれた。
この国の平均レベルは、35前後で一番高い人間でも70くらいだ。
100に到達した人は、過去にも存在しないのに、100を大幅に越えるステータスなど見たことがない。
ちなみに、ギルドマスターのレベルは、62だそうだ。
協力関係を結ぶ条件を提案された。
魔王軍と戦う際に必要な物資と人員を揃える代わりに街を我が物顔で歩く、大きくなりすぎた裏組織の壊滅を手伝って欲しいと相談された。
あと、昨夜に倉庫爆破があったらしく、その犯人も探してるから手伝って欲しいと。
あっ……。 その犯人、俺だ。
そんな事、口に出すことが出来るはずもなく黙って頷き話が進む。
何でも、国外の敵に対しては、動き安いが国内にいる敵が厄介なのだとか、おそらくだが、法律が関係しているのだろう。
無断で始末して良いか悪いか。
ギルマスからの提案を飲む事にした。
書面写し二人でサインを交わし契約を結んだ。
「裏組織の壊滅は、任せて下さい。 後日報告に来ます。」
要件が済み軽い挨拶を交わしたあと、帰ろうとしたらギルマスに引き留められた。
「何かあった時、役に立つかも知れない。 これを持っておいてくれ。」
エンブレムの様な物を渡された。
もらって損は、なさそうだからもらっておくことにした。
登録、交渉、手続きやら色々やっていたら遅くなり外へ出ると、もう日が傾き夕暮れになっていた。
裏組織のやつらから解放したが、アジトで不安がってるかもしれない女の子達に帰る手続きをした事を報告する為、急いで帰る事にした。
アジトへ着き扉を開け、目の前に広がる光景を見て開いた口が閉じられなくなった。
「「「お帰りなさいませ! ご主人様!」」」
「ここは、異世界か……!」
前の世界では、見た事のない料理とお酒がテーブルに広がりそれらを彩る様に女の子達が立ち並び俺を出迎えてくれる。
目の前には、ミニスカ、ニーソ、ガーターベルトを装備した女の子達が頬を赤らめ恥ずかしそうにしているのが、また良い。
ミニスカは、ミニ過ぎてもはや、某国民的アニメのハレンチ少女、わかめちゃんを思わせる。
女の子達が助けてくれたお礼に何かしたいと、ヒナコに相談した事から始まったらしい。
ヒナコに改めて感謝する。
「どこを見てもわかめちゃんじゃないか!」
目のやり場に困ると言う言葉を聞いたことがあるが、こういう事を指すのかと驚くばかりだ。
料理がめちゃくちゃ美味しいが、密着し過ぎる接待。
もう、密着し過ぎてあまり料理が食べれないし、動きにくい。
とりあえず、落ち付く為にお酒を飲む。
「あれ? 何だが世界が歪んでるぞ?」
体が思うように動かない。
そう言えば、お酒何て何年ぶりに飲んだだろう。
確か、会社の歓送迎会で上司に無理やり飲まされ、記憶を無くして翌日の朝、道端のごみ捨て場で目を覚ました事を思い出す。
「ご主人様! 大丈夫ですか! ご主人様!」
心配する女の子達が可愛い。
俺は答える事が出来ず、そのまま意識を失った。
起きたらまた、ごみ捨て場だった。
って事にならなければ、良いな……。
この質問に正直に答えるべきか、思考する。
ここで、嘘を着いくよりも正直に話して、味方や理解者を増やす方が良いと考えた。
「俺は、異世界から来た。 嫁と娘を助けるために魔王軍を倒さなければならない。」
詳細を説明すると、最初は驚いていたギルマスがどこか納得した様に頷き何もしらないこの国の説明と協力関係を結ぶ提案をして来た。
バカな王様と王子のせいで長引いた戦争、劣勢に立たされている現状など、細かく教えてくれた。
この国の平均レベルは、35前後で一番高い人間でも70くらいだ。
100に到達した人は、過去にも存在しないのに、100を大幅に越えるステータスなど見たことがない。
ちなみに、ギルドマスターのレベルは、62だそうだ。
協力関係を結ぶ条件を提案された。
魔王軍と戦う際に必要な物資と人員を揃える代わりに街を我が物顔で歩く、大きくなりすぎた裏組織の壊滅を手伝って欲しいと相談された。
あと、昨夜に倉庫爆破があったらしく、その犯人も探してるから手伝って欲しいと。
あっ……。 その犯人、俺だ。
そんな事、口に出すことが出来るはずもなく黙って頷き話が進む。
何でも、国外の敵に対しては、動き安いが国内にいる敵が厄介なのだとか、おそらくだが、法律が関係しているのだろう。
無断で始末して良いか悪いか。
ギルマスからの提案を飲む事にした。
書面写し二人でサインを交わし契約を結んだ。
「裏組織の壊滅は、任せて下さい。 後日報告に来ます。」
要件が済み軽い挨拶を交わしたあと、帰ろうとしたらギルマスに引き留められた。
「何かあった時、役に立つかも知れない。 これを持っておいてくれ。」
エンブレムの様な物を渡された。
もらって損は、なさそうだからもらっておくことにした。
登録、交渉、手続きやら色々やっていたら遅くなり外へ出ると、もう日が傾き夕暮れになっていた。
裏組織のやつらから解放したが、アジトで不安がってるかもしれない女の子達に帰る手続きをした事を報告する為、急いで帰る事にした。
アジトへ着き扉を開け、目の前に広がる光景を見て開いた口が閉じられなくなった。
「「「お帰りなさいませ! ご主人様!」」」
「ここは、異世界か……!」
前の世界では、見た事のない料理とお酒がテーブルに広がりそれらを彩る様に女の子達が立ち並び俺を出迎えてくれる。
目の前には、ミニスカ、ニーソ、ガーターベルトを装備した女の子達が頬を赤らめ恥ずかしそうにしているのが、また良い。
ミニスカは、ミニ過ぎてもはや、某国民的アニメのハレンチ少女、わかめちゃんを思わせる。
女の子達が助けてくれたお礼に何かしたいと、ヒナコに相談した事から始まったらしい。
ヒナコに改めて感謝する。
「どこを見てもわかめちゃんじゃないか!」
目のやり場に困ると言う言葉を聞いたことがあるが、こういう事を指すのかと驚くばかりだ。
料理がめちゃくちゃ美味しいが、密着し過ぎる接待。
もう、密着し過ぎてあまり料理が食べれないし、動きにくい。
とりあえず、落ち付く為にお酒を飲む。
「あれ? 何だが世界が歪んでるぞ?」
体が思うように動かない。
そう言えば、お酒何て何年ぶりに飲んだだろう。
確か、会社の歓送迎会で上司に無理やり飲まされ、記憶を無くして翌日の朝、道端のごみ捨て場で目を覚ました事を思い出す。
「ご主人様! 大丈夫ですか! ご主人様!」
心配する女の子達が可愛い。
俺は答える事が出来ず、そのまま意識を失った。
起きたらまた、ごみ捨て場だった。
って事にならなければ、良いな……。
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