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第4章
ドーイ達の修行終了
しおりを挟む「お疲れ様でした~。これでドーイさん達の実力は、あの男の魔族より遥かに強くなったはずだよ」
「...ありがとうございます」
ナギアの修行が終るとドーイ達は無表情でお礼を言った。流石に時間を伸ばして無茶な修行を何十種類もやったせいか、ドーイ達は悟りを開いてしまったようだ。
「じゃあ、あの時に現れた男の魔族を模倣した影と戦って見ようか~」
ナギアは最終確認として、『生き抜いた者』達を1人でボコボコにした男の魔族を影で作った。
男の魔族を見て少しでも怒りが湧くかなとナギアは思っていたが、厳しい環境を生き抜いたドーイ達はまゆ一つ動かさなかった。
「へへへ、また俺にボコされに来たか?
おらぁ、かかって来いよ!」
口調を真似て男の魔族を再現させて、ドーイ達を煽ってみたが、喋った事に驚いただけだった。
「それじゃあ、1人づつ戦ってみよう~
では、始め!」
結果はすぐに決まった。
始まった瞬間、男の魔族はドーイ達の一瞬の攻撃ですぐ殺られてしまった。
1番凄かったのはドーイだった。
魔族が槍を生成する瞬間、既に男の魔族の首は胴体と離ればなれになっていたのだ。
相手に気付かれない様に、風魔法の発動するまでの時間を短縮からの一撃だったので、男の魔族の隙をつけた攻撃だ。
「うん!これで大丈夫そうだね。SSSランク冒険者にもなれるんじゃないかな?」
「師匠達のランクはどうなったのですか?
もしかしたらSSSランクの上が作られ、それになるとか言ってませんでしたか?」
「まだきまってないんだよ~
この前、少し覗いたら『人外認定』され掛けてたから止めたね...
こんな子供を人外認定するだなんて、酷いよね~」
「そ、そうですね(人外すら超えてる気が...)」
「なんか失礼な事考えてる?」
「い、いえ」
ドーイ達の修行が終わり、作った空間を解くと竹中と双葉とリルリアがナギアの元に近づいて来た。
「夜乃...お前ってチートだよな?」
「そ、そんなことないよ~
僕が選んで貰ったスキルは《想像強化》なんだ。
そして、生まれたばかりの時から修行してたんだよ。
まだまだ僕より強い人は沢山いると思うし、大事な人を守るため、もっと強くなるよ」
「お前まだ強くなるつもりなのか...
そのスキルってどんな効果なんだ?
他の勇者達に比べて強くは無さそうだから」
「想像力が上がったり、あやふやから明確になる効果だよ」
「は?...そんな効果のよく選んだな。夜乃だったらもっと強い効果の魔法が思いつくんじゃないか?」
「確にいろいろ思いつくけど、すぐに必要とはしないと思ったんだ。異世界小説って赤ちゃんの間は魔力増やしたり出来る修行をするのが多いじゃん?だから、修行の幅を広げるために選んだんだ」
「なるほどな...」
ナギアとリルリアは竹中達と暫く話をして、2人をナータリャクラ国へ帰すのだった。
白羅 side
ナータリャクラ国の城の外にある兵士達の訓練所で、白羅が剣の素振りをいた。
「これじゃ駄目だ!」
「白羅君大丈夫?」
「!?...月坂か...」
白羅が思い通りに剣を振れない事に苛立っていると月坂が白羅の事を心配して訓練所にやって来た。
「ナギアさんの事?」
「うん、どうしてあんなに力を持っているのに、その力で人を助けようとしないんだ?
僕はナギアさんの事が許せないんだ...」
「ナギアさんだって考えがあるんだよ」
「どんな理由だよ...
人に恐怖を与えた男の魔族に罪を償わせないで逃がしたんだぞ!?
そんな奴の考えなんてわからないよ!」
「白羅君...」
「勇者殿!ここにいましたか!!!」
2人がナギアについて話していると、ナータリャクラ国の兵士長 べべレイフが走ってやって来るのだった...
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どうも!こんにちは
初めてノロウイルスにかかってしまいました~
もし明日とかの更新がなかったら
ぶっ倒れてると思ってくだせぇ(›´ω`‹ )
ノロウイルス意外とキツイので、皆さんもかからないように気を付けてくださいね!
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