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結
第十三話 忌まわしい出来事
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ウェラントの宮廷騎士団は、男性騎士が八割を占めていた。
残る二割の女性騎士は、ほとんどが文化面への貢献で叙任された非戦闘員に数えられる。
彼女達の主な役割は、宮殿近辺の関係者に得意分野の知識と技術を提供し、後宮や迎賓館に招かれた女性を警護しつつ接待すること。
必要とあれば戦闘も辞さないが、基本的には学者や職人や医療従事者と同じような扱いだ。
ちなみに、ウェラント王国は文化面の重要性を十分に理解しており、国防意識で優越感に浸る戦闘員が非戦闘員を見下すという思考は、とっくの昔に廃れている。
相手が誰で、どんな立場であろうと、認められる部分は認められて然るべきであり、払うべき敬意はきちんと払う。
ただしそれは、あくまでも畑分けがきっちり成されている場合の話。
戦闘員のティアンがのんびりとお茶を嗜んでいれば何をしているのかと蔑視されるし、非戦闘員が使い慣れない武器を片手に敵陣へ突っ込んで行けば邪魔臭い上にいろいろと面倒臭い。
そういう意味で、身体の造りからして戦いに不向きだと思われていた女性が、少人数とはいえ複数の戦闘員を率いる立場にまで昇格した事実は、騎士団員達に多大なる不快感を植え付けた。
宮廷騎士団の隊長に就任した女性騎士は、なにもオーリィードが初めてではない。以前にも二例ほどあったと、代々受け継がれる団員名簿に記録が残っている。
どちらも「本当に女性なのか?」と首をひねりたくなる体格と剛腕の持ち主だったらしいが、その名前は確かに、私は女性です! と訴えていた。
オーリィードも彼女達に比肩する筋肉ムキムキの大女であれば、もう少し穏やかに、あるいは恐怖を以て迎え入れられたかも知れない。
しかし、団員達の前で就任式を遂げた彼女の外見は、どう見ても小柄で華奢な、か弱い女の子。戦場においては足手まといになる『非力な女の子』にしか見えなかった。
新しい隊を編成すると聞いて出世の機会かと胸を躍らせた騎士達にしてみれば、到底納得できる人事ではない。
団員達は、オーリィードを戦闘員とは認めなかった。
中でも彼女の隊に配属された九人……正確には副隊長のティアンを除く八人の騎士達は、不愉快の頂点を極めていた。
血と汗で積み重ねてきた訓練と実績を、剣よりもドレスが似合いそうな小娘一人に踏み潰されたのだ。誰が好意的に受け入れられるだろうか。
選抜理由として掲げられた実績も、本当かどうか怪しいものだ。
『女の武器』を使って捏造したものだったりしてな。
そんな噂が立つのも無理はなく、彼女を知らない者ほど、ここが弱みとばかりに喜んで便乗、拡散した。
ティアンの弟、アラン・フェリオ・フィールレイクもその一人だ。
可愛い顔して権力者の男共を喰い荒らす、名誉欲に溺れた女。
ケタケタと笑いながら陰でオーリィードを貶め、何かある度に突っかかり、見かねた団長や副団長に怒鳴られても、我関せずと右から左へ受け流す問題児。
一ヶ月、二ヶ月と時間が経っても一向に態度を改めようとしないアランを、オーリィードは
『鬱陶しい!』
一言で一蹴した。
一言だ。
本当に一言で、一蹴りした。
それはそれはとても綺麗な回し蹴りだった。
空高く吹っ飛んだアランの身体は、風や落ち葉を巻き上げながら猛烈な速度で回転し、宮殿の中庭を飾る噴水へと吸い込まれていった。
知る者しか知らないが、オーリィードの実績は、騎士候補の上等兵に与えられた特権の一部を蹴って自ら軍の下層に回り、ある程度の期間しなくても良い努力をコツコツと積み重ねた結果、実力で勝ち取った本物だ。実技試験で得た万年二位の称号は伊達じゃない。
それ故に、彼女を知る者達は彼女と迂闊に関わることを良しとしない。
からかい半分で近付けば、まず間違いなく叩きのめされるから。
水中で気絶したアランを救護室へ運んで行った者達の証言によれば、彼の肋骨には何本かヒビが入っていたらしい。
むしろその程度で済んで良かったなと笑い飛ばしたのは、オーリィードにちょっかいを掛けて痛い目を見た同僚を知るティアンだ。
兄から同僚の件の詳細を聴き、ついでに負傷の知らせを受け取ったオーリィードからの差し入れを見たアランは、以後、彼女の悪口を一切言わなくなった。
代わりに、所構わずベタベタと馴れ馴れしく絡むようになったが。
アランとて差別主義者ではない。
畑に見合った実力があるなら、認めない理由は無いのだ。拒絶する必要も無い。
他の団員達も同様だ。
既に実力を認められていたアーシュマーがオーリィードをサポートし、オーリィードも彼を騎士としては素直に受け入れていた為、彼女に対する見方は少しずつ変わっていった。
だからこそ。
『お前達にオーリィードをやる。好きにしろ』
サーラに誓約を捧げた数時間後、呼び出された国王の執務室でゼルエスが放った一言に、シュバイツァー隊の全員が凍りついた。
日頃の働きに対する褒美として、全員でオーリィードを辱しめろと。
おぞましい事を無表情で告げるゼルエスに、隊員達は命懸けで反抗した。
命令不服従で罰されようが、処刑されようが、敬意を抱いている女性にそんな事はできない。
騎士の誇りに懸けても絶対にできないと。
隊員達は、衝撃で固まってしまったオーリィードを執務室から逃がそうとした。
逃がそうとして
『……ならば、仕方ない』
隊員達を背に庇っていたティアンが、ゼルエスに斬られた。
左肩から右の脇腹に掛けてを斬られ、床に転がってしまった。
自分を受け入れてくれた部下が。
自分の目の前で。
国王に、義父に、斬られた。
閉ざされた室内に漂い始める、錆にも似た臭気。
混乱し、硬直し、血の気と言葉を失くした騎士達。
赤に染まる大切な仲間。
足元に落ちたティアンの剣。
王国への……国王への、忠誠の証。
あってはならない、ありえる筈がない光景に。
オーリィードは絶望し、泣き叫んだ。
何故。
王国を護る騎士を、貴方を護る騎士を、何故こんな目に遭わせるのか。
愚かな王だと聴いてはいたが、ここまで腐敗していたとは知りたくなかった。
何故。
どうして。
ティアンを抱き起こしてゼルエスを非難するオーリィードの傍らを、怒り狂ったアランが駆け抜けた。
抜き身の剣が陽光を弾いて、オーリィードの目を焼く。
『だめ……ダメええええええ!!』
オーリィードは、アランの前に回り込んで両腕を広げ、ゼルエスを庇った。
いや。
ゼルエスの刃から、アランを護ろうとした。
国王を傷付けたアランの命が脅かされないように、アランを庇った。
『皆でティアンを連れて行って! 早く! お願いだから!!』
刃を止めても怒りは収まらない様子のアランに、オーリィードは背後からゼルエスに腕を掴まれながらも必死で訴える。
ティアンを助けて。
自分は良いから、早くティアンを助けて。
自分は大丈夫だから、どうか皆は逃げてと。
隊員達は……オーリィードに従った。
ティアンを抱え、抵抗するアランを無理矢理引きずり、執務室の扉を開いて転がり出て行く。
その背後で、オーリィードが国王の寝室に押し込まれようとしていると気付きながら。
彼女を助けられる誰かを呼びに行く為に、隊員達も必死で走った。
王城で公務にあたっていたサーラが駆けつけた時にはもう、手遅れだったけれど。
ひとまず、ティアンは治療が間に合って助かった。
オーリィードはそのままゼルエスの下に留め置かれたが、サーラやシュバイツァー隊には何の処罰も無く、苦い思いだけが各自の心にまとわりつく。
だが、一ヶ月ほど経った頃。
フィールレイク家の屋敷に軟禁され、ティアンの説得で抑えられていたアランの我慢が限界を超えた。
こんな馬鹿げたことの為に騎士を目指したんじゃねえ! と、志を同じくする仲間を集め、オーリィードを助ける為に剣を掲げて宮殿へ乗り込む。
その行動の結果が、オーリィードに残されていたわずかな理性を、形が失われるまで完璧に、粉々に砕いてしまうものだとも知らずに。
残る二割の女性騎士は、ほとんどが文化面への貢献で叙任された非戦闘員に数えられる。
彼女達の主な役割は、宮殿近辺の関係者に得意分野の知識と技術を提供し、後宮や迎賓館に招かれた女性を警護しつつ接待すること。
必要とあれば戦闘も辞さないが、基本的には学者や職人や医療従事者と同じような扱いだ。
ちなみに、ウェラント王国は文化面の重要性を十分に理解しており、国防意識で優越感に浸る戦闘員が非戦闘員を見下すという思考は、とっくの昔に廃れている。
相手が誰で、どんな立場であろうと、認められる部分は認められて然るべきであり、払うべき敬意はきちんと払う。
ただしそれは、あくまでも畑分けがきっちり成されている場合の話。
戦闘員のティアンがのんびりとお茶を嗜んでいれば何をしているのかと蔑視されるし、非戦闘員が使い慣れない武器を片手に敵陣へ突っ込んで行けば邪魔臭い上にいろいろと面倒臭い。
そういう意味で、身体の造りからして戦いに不向きだと思われていた女性が、少人数とはいえ複数の戦闘員を率いる立場にまで昇格した事実は、騎士団員達に多大なる不快感を植え付けた。
宮廷騎士団の隊長に就任した女性騎士は、なにもオーリィードが初めてではない。以前にも二例ほどあったと、代々受け継がれる団員名簿に記録が残っている。
どちらも「本当に女性なのか?」と首をひねりたくなる体格と剛腕の持ち主だったらしいが、その名前は確かに、私は女性です! と訴えていた。
オーリィードも彼女達に比肩する筋肉ムキムキの大女であれば、もう少し穏やかに、あるいは恐怖を以て迎え入れられたかも知れない。
しかし、団員達の前で就任式を遂げた彼女の外見は、どう見ても小柄で華奢な、か弱い女の子。戦場においては足手まといになる『非力な女の子』にしか見えなかった。
新しい隊を編成すると聞いて出世の機会かと胸を躍らせた騎士達にしてみれば、到底納得できる人事ではない。
団員達は、オーリィードを戦闘員とは認めなかった。
中でも彼女の隊に配属された九人……正確には副隊長のティアンを除く八人の騎士達は、不愉快の頂点を極めていた。
血と汗で積み重ねてきた訓練と実績を、剣よりもドレスが似合いそうな小娘一人に踏み潰されたのだ。誰が好意的に受け入れられるだろうか。
選抜理由として掲げられた実績も、本当かどうか怪しいものだ。
『女の武器』を使って捏造したものだったりしてな。
そんな噂が立つのも無理はなく、彼女を知らない者ほど、ここが弱みとばかりに喜んで便乗、拡散した。
ティアンの弟、アラン・フェリオ・フィールレイクもその一人だ。
可愛い顔して権力者の男共を喰い荒らす、名誉欲に溺れた女。
ケタケタと笑いながら陰でオーリィードを貶め、何かある度に突っかかり、見かねた団長や副団長に怒鳴られても、我関せずと右から左へ受け流す問題児。
一ヶ月、二ヶ月と時間が経っても一向に態度を改めようとしないアランを、オーリィードは
『鬱陶しい!』
一言で一蹴した。
一言だ。
本当に一言で、一蹴りした。
それはそれはとても綺麗な回し蹴りだった。
空高く吹っ飛んだアランの身体は、風や落ち葉を巻き上げながら猛烈な速度で回転し、宮殿の中庭を飾る噴水へと吸い込まれていった。
知る者しか知らないが、オーリィードの実績は、騎士候補の上等兵に与えられた特権の一部を蹴って自ら軍の下層に回り、ある程度の期間しなくても良い努力をコツコツと積み重ねた結果、実力で勝ち取った本物だ。実技試験で得た万年二位の称号は伊達じゃない。
それ故に、彼女を知る者達は彼女と迂闊に関わることを良しとしない。
からかい半分で近付けば、まず間違いなく叩きのめされるから。
水中で気絶したアランを救護室へ運んで行った者達の証言によれば、彼の肋骨には何本かヒビが入っていたらしい。
むしろその程度で済んで良かったなと笑い飛ばしたのは、オーリィードにちょっかいを掛けて痛い目を見た同僚を知るティアンだ。
兄から同僚の件の詳細を聴き、ついでに負傷の知らせを受け取ったオーリィードからの差し入れを見たアランは、以後、彼女の悪口を一切言わなくなった。
代わりに、所構わずベタベタと馴れ馴れしく絡むようになったが。
アランとて差別主義者ではない。
畑に見合った実力があるなら、認めない理由は無いのだ。拒絶する必要も無い。
他の団員達も同様だ。
既に実力を認められていたアーシュマーがオーリィードをサポートし、オーリィードも彼を騎士としては素直に受け入れていた為、彼女に対する見方は少しずつ変わっていった。
だからこそ。
『お前達にオーリィードをやる。好きにしろ』
サーラに誓約を捧げた数時間後、呼び出された国王の執務室でゼルエスが放った一言に、シュバイツァー隊の全員が凍りついた。
日頃の働きに対する褒美として、全員でオーリィードを辱しめろと。
おぞましい事を無表情で告げるゼルエスに、隊員達は命懸けで反抗した。
命令不服従で罰されようが、処刑されようが、敬意を抱いている女性にそんな事はできない。
騎士の誇りに懸けても絶対にできないと。
隊員達は、衝撃で固まってしまったオーリィードを執務室から逃がそうとした。
逃がそうとして
『……ならば、仕方ない』
隊員達を背に庇っていたティアンが、ゼルエスに斬られた。
左肩から右の脇腹に掛けてを斬られ、床に転がってしまった。
自分を受け入れてくれた部下が。
自分の目の前で。
国王に、義父に、斬られた。
閉ざされた室内に漂い始める、錆にも似た臭気。
混乱し、硬直し、血の気と言葉を失くした騎士達。
赤に染まる大切な仲間。
足元に落ちたティアンの剣。
王国への……国王への、忠誠の証。
あってはならない、ありえる筈がない光景に。
オーリィードは絶望し、泣き叫んだ。
何故。
王国を護る騎士を、貴方を護る騎士を、何故こんな目に遭わせるのか。
愚かな王だと聴いてはいたが、ここまで腐敗していたとは知りたくなかった。
何故。
どうして。
ティアンを抱き起こしてゼルエスを非難するオーリィードの傍らを、怒り狂ったアランが駆け抜けた。
抜き身の剣が陽光を弾いて、オーリィードの目を焼く。
『だめ……ダメええええええ!!』
オーリィードは、アランの前に回り込んで両腕を広げ、ゼルエスを庇った。
いや。
ゼルエスの刃から、アランを護ろうとした。
国王を傷付けたアランの命が脅かされないように、アランを庇った。
『皆でティアンを連れて行って! 早く! お願いだから!!』
刃を止めても怒りは収まらない様子のアランに、オーリィードは背後からゼルエスに腕を掴まれながらも必死で訴える。
ティアンを助けて。
自分は良いから、早くティアンを助けて。
自分は大丈夫だから、どうか皆は逃げてと。
隊員達は……オーリィードに従った。
ティアンを抱え、抵抗するアランを無理矢理引きずり、執務室の扉を開いて転がり出て行く。
その背後で、オーリィードが国王の寝室に押し込まれようとしていると気付きながら。
彼女を助けられる誰かを呼びに行く為に、隊員達も必死で走った。
王城で公務にあたっていたサーラが駆けつけた時にはもう、手遅れだったけれど。
ひとまず、ティアンは治療が間に合って助かった。
オーリィードはそのままゼルエスの下に留め置かれたが、サーラやシュバイツァー隊には何の処罰も無く、苦い思いだけが各自の心にまとわりつく。
だが、一ヶ月ほど経った頃。
フィールレイク家の屋敷に軟禁され、ティアンの説得で抑えられていたアランの我慢が限界を超えた。
こんな馬鹿げたことの為に騎士を目指したんじゃねえ! と、志を同じくする仲間を集め、オーリィードを助ける為に剣を掲げて宮殿へ乗り込む。
その行動の結果が、オーリィードに残されていたわずかな理性を、形が失われるまで完璧に、粉々に砕いてしまうものだとも知らずに。
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