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「ルシフェル様、おやめください・・、小さな子供が見ております」
「小さな子供?そんなものがどこにいるんだい?」
「ルシフェル様・・、お願いです・・・!」
「ああ、セルジュのことか。セルジュ、こちらへ・・」
「はい、ルシフェル様」
少年ははきはきとした口調で答え、二人の側にやってきた。
「ジョゼフィーヌはお前を小さな子供だと誤解しているようだよ。誤解を解いてやりなさい」
「ど、どのようにでございますか?」
少年は言葉の意味をとらえきれず聞き返した。
「そうだね・・」
ルシフェルは微笑むと、ジョゼフィーヌのドレスの胸元を引き裂いた。
「ルシフェル様・・!何を・・・!?」
「静かにしていなさい・・、君の美しい体をセルジュにも見せてあげるだけだ」
あらわになった豊かな白い乳房に、セルジュは顔を赤らめ俯き、両手で膨らみだした自分の股間を抑えた。
「あ・・」
「正常な反応だ、セルジュ。・・だが・・・、そうだな。確かにまだ子供のようだな」
「おやめください・・!ルシフェル様・・!」
「子供ならば大人にしてあげないといけない。この館には子供は必要ないのだから・・・。ジョゼフィーヌ・・・彼を大人に・・・」
ルシフェルはジョゼフィーヌの耳を軽く噛み、囁いた。
「ルシフェル様・・!お許しくださいませ・・!どうか・・」
残酷な命令にジョゼフィーヌは必死で赦しを請うた。
魔界の者に転生したとはいえ、いまもやはりセルジュは自分の子供のような存在だ。その子と交われというのか。
「どうか、どうか・・、お願いです・・!お赦しを・・!」
魔王ルシフェルの命令を嫌がり、赦しを請うジョゼフィーヌにセルジュは戸惑っていた。
主人が気に入る召し使いと交わるのは珍しいことではない。ごくごく当たりまえの行為だ。なのにこれほど嫌がるなんて、自分は気に入られていないのか。
召し使いの自分と交わるのがそんなにも嫌なのか。
セルジュは主人の態度を悲しく思ったが、それより主人をひどく憐れに感じ、心が痛んだ。
「ルシフェル様、ぼくはただの召し使いです。ジョゼフィーヌ様とその様なことはできません。ですからジョゼフィーヌ様を許してあげてください」
セルジュは小さな震える声で言った。魔王ルシフェルに逆らうのだから自分などこの場で引き裂かれて魔物達の餌にされてもおかしくない。
だが、主人のあの憐れな姿を見るよりはずっと楽だ。
「・・・仕方がないね・・。ではセルジュ、君が魔界に生まれる前の記憶を少し呼び覚まそう」
ルシフェルは左手でセルジュの額・第三の目を開かせ、「・・・人間の子供だった頃、君はリリスにSEXを教わったね?」と言うと、見開いていたセルジュの額の第三の目が異様に光った。
セルジュは一瞬呆けた顔をしたが、徐々にニヤニヤと口元を歪めて笑い、体を震わせ息を荒くし始めた。そして着ている白いシャツを脱いで床に落とした。
「はい・・ルシフェル様」
セルジュの目の色が変わる。
呼び覚まされた記憶と共に、内に秘められた性欲に火をつけられたのだ。
「・・ルシフェル様・・・!どうかお許しくださいませ・・・!」
ジョゼフィーヌはルシフェルに懇願し続けた。
「ジョゼフィーヌ様・・、お美しい僕のジョゼフィーヌ様・・・」
セルジュは舌なめずりをし、手で抑えるのをやめた股間は、入り込む女の柔らかな肉壁を求めてビクビクと脈打っている。
煽られた淫慾の小さな火種は、燃えつきることなく燻(くすぶ)り続ける。そう、いつまでも。
それが、本人にとってどれだけ苦痛か、ジョゼフィーヌ自身がその身をもって経験していた。
セルジュは息がますます荒くなり、目は赤く充血し、子供の形相ではなくなっている。
ジョゼフィーヌの瞳からは涙がこぼれ続ける。
この火種を鎮められるのは、もはや自分だけだ。
ルシフェルは頬を伝う涙をすくうようにそっと拭うと、纏っている破れたドレスを剥ぎ取った。
「美しいよ、ジョゼフィーヌ。君は天に住まう神の輝きよりも美しい・・・」
乳房が冷たい空気に刺激され、乳首が硬く起っている。
「吸ってあげなさい。今日はお前のものだ」
「はい・・・」
少年はうっとりと頬を紅潮させ、ジョゼフィーヌの乳房に顔を近づけ、バラ色に似た乳首の硬さを舌先で確かめた。
「・・あ・・・ああっ・・・」
抗う心とは逆に、ジョゼフィーヌの体は敏感に反応する。
反応するように教え込まれてきたのだ。
「ルシフェル様、おやめください・・、小さな子供が見ております」
「小さな子供?そんなものがどこにいるんだい?」
「ルシフェル様・・、お願いです・・・!」
「ああ、セルジュのことか。セルジュ、こちらへ・・」
「はい、ルシフェル様」
少年ははきはきとした口調で答え、二人の側にやってきた。
「ジョゼフィーヌはお前を小さな子供だと誤解しているようだよ。誤解を解いてやりなさい」
「ど、どのようにでございますか?」
少年は言葉の意味をとらえきれず聞き返した。
「そうだね・・」
ルシフェルは微笑むと、ジョゼフィーヌのドレスの胸元を引き裂いた。
「ルシフェル様・・!何を・・・!?」
「静かにしていなさい・・、君の美しい体をセルジュにも見せてあげるだけだ」
あらわになった豊かな白い乳房に、セルジュは顔を赤らめ俯き、両手で膨らみだした自分の股間を抑えた。
「あ・・」
「正常な反応だ、セルジュ。・・だが・・・、そうだな。確かにまだ子供のようだな」
「おやめください・・!ルシフェル様・・!」
「子供ならば大人にしてあげないといけない。この館には子供は必要ないのだから・・・。ジョゼフィーヌ・・・彼を大人に・・・」
ルシフェルはジョゼフィーヌの耳を軽く噛み、囁いた。
「ルシフェル様・・!お許しくださいませ・・!どうか・・」
残酷な命令にジョゼフィーヌは必死で赦しを請うた。
魔界の者に転生したとはいえ、いまもやはりセルジュは自分の子供のような存在だ。その子と交われというのか。
「どうか、どうか・・、お願いです・・!お赦しを・・!」
魔王ルシフェルの命令を嫌がり、赦しを請うジョゼフィーヌにセルジュは戸惑っていた。
主人が気に入る召し使いと交わるのは珍しいことではない。ごくごく当たりまえの行為だ。なのにこれほど嫌がるなんて、自分は気に入られていないのか。
召し使いの自分と交わるのがそんなにも嫌なのか。
セルジュは主人の態度を悲しく思ったが、それより主人をひどく憐れに感じ、心が痛んだ。
「ルシフェル様、ぼくはただの召し使いです。ジョゼフィーヌ様とその様なことはできません。ですからジョゼフィーヌ様を許してあげてください」
セルジュは小さな震える声で言った。魔王ルシフェルに逆らうのだから自分などこの場で引き裂かれて魔物達の餌にされてもおかしくない。
だが、主人のあの憐れな姿を見るよりはずっと楽だ。
「・・・仕方がないね・・。ではセルジュ、君が魔界に生まれる前の記憶を少し呼び覚まそう」
ルシフェルは左手でセルジュの額・第三の目を開かせ、「・・・人間の子供だった頃、君はリリスにSEXを教わったね?」と言うと、見開いていたセルジュの額の第三の目が異様に光った。
セルジュは一瞬呆けた顔をしたが、徐々にニヤニヤと口元を歪めて笑い、体を震わせ息を荒くし始めた。そして着ている白いシャツを脱いで床に落とした。
「はい・・ルシフェル様」
セルジュの目の色が変わる。
呼び覚まされた記憶と共に、内に秘められた性欲に火をつけられたのだ。
「・・ルシフェル様・・・!どうかお許しくださいませ・・・!」
ジョゼフィーヌはルシフェルに懇願し続けた。
「ジョゼフィーヌ様・・、お美しい僕のジョゼフィーヌ様・・・」
セルジュは舌なめずりをし、手で抑えるのをやめた股間は、入り込む女の柔らかな肉壁を求めてビクビクと脈打っている。
煽られた淫慾の小さな火種は、燃えつきることなく燻(くすぶ)り続ける。そう、いつまでも。
それが、本人にとってどれだけ苦痛か、ジョゼフィーヌ自身がその身をもって経験していた。
セルジュは息がますます荒くなり、目は赤く充血し、子供の形相ではなくなっている。
ジョゼフィーヌの瞳からは涙がこぼれ続ける。
この火種を鎮められるのは、もはや自分だけだ。
ルシフェルは頬を伝う涙をすくうようにそっと拭うと、纏っている破れたドレスを剥ぎ取った。
「美しいよ、ジョゼフィーヌ。君は天に住まう神の輝きよりも美しい・・・」
乳房が冷たい空気に刺激され、乳首が硬く起っている。
「吸ってあげなさい。今日はお前のものだ」
「はい・・・」
少年はうっとりと頬を紅潮させ、ジョゼフィーヌの乳房に顔を近づけ、バラ色に似た乳首の硬さを舌先で確かめた。
「・・あ・・・ああっ・・・」
抗う心とは逆に、ジョゼフィーヌの体は敏感に反応する。
反応するように教え込まれてきたのだ。
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