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愛は番の運命に溺れる
7.求めて
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食事を終えて、寝る支度を済ませると、ベッドまでルシアを運びおろす。
隣に寝そべると、ルシアの背中を抱きしめて目を閉じる。
「ウォル様…もう、しない、ですか?」
「なんだ。まだ、足りなかったか?」
「い、いえ…おやすみなさい」
頬を赤くしたルシアは、眠る挨拶をして静かになった。
しばらくして、眠ったふりをする俺の手を使い自慰を始める。
蔦の催淫効果は先の交尾で切れている。
甘いため息をこぼしながら、何度もイき果てたルシア。
眠ったことを確認すると、イったばかりの秘部に精を放った。
何もなかったように戻り、今度こそ眠る。
目が覚めたルシアは、濡れている秘部に驚いていた。
まだ寝ていると思っているルシアは、自ら秘部に指を入れて確認を始めた。
しだいに確認だけでは済まなくなったような細い嬌声が聞こえ始める。
俺は寝ていた、ので知らないように対応するだけ。
「私…まさか…そんな……ぁっ、ウォル様、起きて…見ないで、見ないでください…っ」
「見ないで、と言われてもな。
目の前で発情している番を無視することはできない」
起きたばかり、の俺にルシアは焦っているようだ。
目を左右に泳がせながら、俺の様子を見ている。
「する、のですか…?」
不安そうな声、不安がまじる蕩けた目と赤い頬。
自ら入れるように指示すると、躊躇う素振りを見せながら俺の上に乗り腰をおとす。
一度イくと、淫らに体を揺らしながら精を搾り取った。
遺伝子を回収し、食事を済ませて仕事に向かう。
昼食の時も、夜も、あえて催淫効果を使わないでいたがルシアは淫乱そのものだった。
試しに、しばらくは道具を使わないで様子を見ることにする。
数日が経過したが道具がなくても発情し、幻想を見ることもないルシア。
恋人の名を呼ばなくなり、何をしなくても出会った頃に戻ることは無い。
そろそろ違う景色を見せてもいいかもしれない。
仕事を終えて帰ろうとすると、廊下に二人きりだった部下二人が口づけを交わしていた。
どうでもいいが、邪魔をする必要もない。
別の出口に向かい、仕事場を出た。
仕事場を出る直前に聞こえた男女の会話が、少しだけ気になった。
ドレスを見立ててほしいと男に強請る女と、願いを快く受け入れる男。
ルシアに選んだドレスを与えてはいるが、共に見て選んだことは無い。
女というのは、ああいうのが良いのだろうか。
一人で考えても出ないという結論を持ち、ルシアが待つ部屋に帰る。
「おかえりなさいませ。ウォル様、いつもよりお疲れですか?」
「まあ」
仕事ではないことで、疲れただけだ。
とは言えない。
俺を気遣うような視線と笑みを向けるルシア。
「でしたら、今日は、ゆっくり「ルシア」
「はい」
「明日、一緒に出かけないか?」
「はい?お出かけ、ですか?」
戸惑うルシアに自分でドレスを選ぶよう伝えると、憂いを帯びた顔で微笑んだ。
その夜。
交尾を終えて眠ったが、ルシアの寝言で目が覚める。
久しぶりに恋人の名を悲しい声で呟く様は、知らないふりをする。
代わりに強く抱き寄せ、眠り直した。
隣に寝そべると、ルシアの背中を抱きしめて目を閉じる。
「ウォル様…もう、しない、ですか?」
「なんだ。まだ、足りなかったか?」
「い、いえ…おやすみなさい」
頬を赤くしたルシアは、眠る挨拶をして静かになった。
しばらくして、眠ったふりをする俺の手を使い自慰を始める。
蔦の催淫効果は先の交尾で切れている。
甘いため息をこぼしながら、何度もイき果てたルシア。
眠ったことを確認すると、イったばかりの秘部に精を放った。
何もなかったように戻り、今度こそ眠る。
目が覚めたルシアは、濡れている秘部に驚いていた。
まだ寝ていると思っているルシアは、自ら秘部に指を入れて確認を始めた。
しだいに確認だけでは済まなくなったような細い嬌声が聞こえ始める。
俺は寝ていた、ので知らないように対応するだけ。
「私…まさか…そんな……ぁっ、ウォル様、起きて…見ないで、見ないでください…っ」
「見ないで、と言われてもな。
目の前で発情している番を無視することはできない」
起きたばかり、の俺にルシアは焦っているようだ。
目を左右に泳がせながら、俺の様子を見ている。
「する、のですか…?」
不安そうな声、不安がまじる蕩けた目と赤い頬。
自ら入れるように指示すると、躊躇う素振りを見せながら俺の上に乗り腰をおとす。
一度イくと、淫らに体を揺らしながら精を搾り取った。
遺伝子を回収し、食事を済ませて仕事に向かう。
昼食の時も、夜も、あえて催淫効果を使わないでいたがルシアは淫乱そのものだった。
試しに、しばらくは道具を使わないで様子を見ることにする。
数日が経過したが道具がなくても発情し、幻想を見ることもないルシア。
恋人の名を呼ばなくなり、何をしなくても出会った頃に戻ることは無い。
そろそろ違う景色を見せてもいいかもしれない。
仕事を終えて帰ろうとすると、廊下に二人きりだった部下二人が口づけを交わしていた。
どうでもいいが、邪魔をする必要もない。
別の出口に向かい、仕事場を出た。
仕事場を出る直前に聞こえた男女の会話が、少しだけ気になった。
ドレスを見立ててほしいと男に強請る女と、願いを快く受け入れる男。
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女というのは、ああいうのが良いのだろうか。
一人で考えても出ないという結論を持ち、ルシアが待つ部屋に帰る。
「おかえりなさいませ。ウォル様、いつもよりお疲れですか?」
「まあ」
仕事ではないことで、疲れただけだ。
とは言えない。
俺を気遣うような視線と笑みを向けるルシア。
「でしたら、今日は、ゆっくり「ルシア」
「はい」
「明日、一緒に出かけないか?」
「はい?お出かけ、ですか?」
戸惑うルシアに自分でドレスを選ぶよう伝えると、憂いを帯びた顔で微笑んだ。
その夜。
交尾を終えて眠ったが、ルシアの寝言で目が覚める。
久しぶりに恋人の名を悲しい声で呟く様は、知らないふりをする。
代わりに強く抱き寄せ、眠り直した。
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