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舞う乙女は異国で咲く
3.繋ぎとめるために
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「ウォル、待っていた。
解く方法があるかもしれない」
ニコルの家に入り扉をしめると、
かなり渋い表情のDがそう言った。
「本当か」
「本当だ。しかし、その魔法は、今のところ、
伝説の中にしか存在しない。
"聖魔法"…"治癒魔法"とも言われている。
何でも癒すことができるそうだ。
光魔法では癒せない傷すら治す…らしい」
確かに、それなら呪詛も解けそうだ。
しかし、その魔法は伝説の中。
あるかも分からないものとわかっていても、
今はすがるしかない。
「見つける。必ず…神官なら何か知っていそうだが」
おそらく、最重要機密の扱いだろう。
誰もがほしがる力は、争いを生む。
「無理」
「だろうな」
「友人に、詳しそうなのがいる。
リアンと言う名で、 契約を交わしている仲間だよ。
魔法も武術も強い。
リリアと出会うまでは、よく手合わせしてもらっていた。
自分たちだけの魔法を考えたこともある。
相談していいなら、聞く」
「一度、会わせてほしい。
相談するかは、それからだ」
「そういうと思って…来てもらった。
勝手にごめん。リアン、入っていいよ」
「ニコル。相談ってなに?」
隣の部屋の扉があくと、一人の少年が現れた。
綺麗な容姿は、まるで造られたように整っている。
「リアン。来てくれてありがとう」
「呼んでもらえて嬉しいよ。
今日は何?あ、その人がご友人さん?
聞いていた通りの強さ…後で手合わせしていい?」
「リアン。先に話をしてからでいいか?」
「いいよ」
ニコニコと笑う青年。
合図と共に静かになり、黙っていると人形のようだ。
「ウォル。どうする?」
「手合わせして、考える」
考えるより動いた方がいいと思った。
私の答えを予想していたように、
ニコルはニッと口角をあげた。
「わかった。リアン、先に手合わせだ。
久しぶりに本気で相手してもらおう。
ウォルはその後だ」
「本当に?なら、先に外で準備する。
何しても壊れない結界が必要だな」
軽い足運びで外へ出たリアンさん。
追いかけると、すでに頑丈な結界があった。
「ニコル、早く!新しい技を覚えたからね。負けないよ」
「リアン。何もしないで過ごしていたと思うなよ」
無邪気に会話をしながら結界の中へ入る二人。
いきなり始まった魔法打ち合いは、
瞬きするのが惜しいほど美しい。
リアンさんが放つ稲妻にまとう炎の螺旋を防ぐのは、
薄い水のカーテンに煌めく光。
光と光がぶつかった瞬間、さらに強い光が生まれた。
そして、黒い霧に包まれる生気に満ちた草花が地面から現れる。
ニコルは、それを光で焼くように消した。
「大丈夫か」
「いつものことだよ。
それより、いってらっしゃい」
腕や足に傷のあるニコルは、本当に慣れているようだ。
使える魔法が増えている気がするが、
リアンさんと創意工夫をしているおかげなのかもしれない。
しっかりした歩みが、それを語っている。
「いってくる」
結界の中に入ると、獲物を狩るような瞳が私を見た。
「初めてだから、加減する」
「ありがようございます」
ピリピリと痛い空気が漂っている。
ふと、足元から黒い植物が足首に絡みそうになる。
それを、ニコルがしたように光で焼く。
「見たばかりなのに、すごい…知っていた?」
「さあな」
少し触れただけで生気を蝕んでいく闇が、
足の皮膚を殺していく。
続いて放たれた炎の螺旋を、水の盾で打ち消す。
「いいね!加減はいらないよな?
他には、なにができるの?」
リアンさんは楽しそうに水の玉を出す。
それが四方から豪速で向かってくる。
得意ではないが死から逃れる思いで、
わが身を風の渦を囲う。
はじかれていく水へ反射するように強く光を放つと、
一瞬目を細めたリアンさん。
その隙に、風の流れを利用して飛び、
渦を剣に変えながら近づいてリアンさんの腕を切りつけた。
「あ…いたっ、血が出てる…」
リアンさんは、光の盾で私をはじくと、
同時に、切り口を水で流し光で焼いていた。
「お返し」
着地した私が構え直すよりも早く、
言葉と同時に地面から細い糸のようなものが生えてきた。
すべてを炎で焼くことができず、
身動きがとれなくなる。
糸が皮膚に食い込み、じりじりとした痛みが体を走る。
リアンさんはゆっくりと私へ歩み寄り、少し前で止まる。
「ニコルの目のクマは、ウォルさんが原因?
まあ、あなたもかなり辛そうだけど。
なんとかすれば、元に戻る?」
「そうだな」
「わかった。ウォルさんがよければ、手伝う。
見たこと、知ったことは誰にも言わないなら。
お礼は、手合わせでいい」
ふわりと笑うリアンさん。
同時に、拘束していた魔法が消えた。
「ありがとうございます。
必ず、誰にも言いません。
命をかけてもいいです」
立って歩くだけで痛む体。
結界へ入った瞬間から戦闘が終わるまで、
死地にいるような気分だった。
しかし、後悔はない。
純粋に、武人として手応えのある相手と巡り会えた嬉しさ。
そして、力をぶつけたことで、決められた。
この人なら、身を預けても後悔はしないと思った。
「命って…よほど困っているのかな」
困惑するリアンさんの眉間にはシワがよっている。
こちらに歩いてくるニコルをみて、
さらにシワは深くなった。
「話はできたか?」
結界の中に入ってきたニコル。
やはりその傷が痛々しい。
傷口から皮膚の下が中身がうっすら見えているところもある。
それよりもニコルの目をみるリアンさんは、
ニコルを睨む。
「ニコル。話はできたし、手伝うけど。
その前に…鏡みてる?心配だから、先に手当てさせて」
「これくらい…って、まあ、そうか。
心配かけてるよな」
リアンさんが結界を壊し、三人でニコルの家に戻ると、
再び頑丈な結界が作られた。
「もういいのか?」
「いいから、早く」
リアンさんに腕をさしだすニコル。
その腕に触れるリアンさんの指先から、
知らない魔力を感じた。
「そうだよ。ほら、ついでに傷も。
痛みはないはず。これで話ができるかな」
「これは、いったい…」
伝説を目の前で見た。
呆然としていると、リアンさんが私を見る。
「ウォルさんも。
さすがにこんな姿で帰ると、家族の人が心配するだろうから」
「あ、ああ…そうですね。
ありがとうございます」
ニコルと同じように腕を出す。
目の前で結界へ入る前に戻る様を呆然と見ていると、
リアンさんは微笑んだ。
「懐かしい。初めてニコルを治したときと同じ」
「当たり前だよ!治癒魔法は、伝説扱いだからな。
絶対に人前で使うなよ」
「争いを生むから、だよね。わかってる。
だから、結界をはった」
珍しく大きな声を出すニコルと、苦い表情のリアンさん。
過去に何かあったのかもしれないが、解決しているのだろう。
ニコルは、この結界には何も言わない。
流れるように空気が変わる。
向き合う二人には、二人だけの呼吸があるように見えた。
「せっかくだから、このまま話を続けよう。
リアンに治してほしい人がいる。
リリア・レネアス。
リアンが留守の間に知り合った人で、ウォルの番。
治せるかどうかは分からないが、まずは状態をみてほしい」
「その人は、どこか悪いの?」
「呪詛のせいでな。魔力を奪う呪詛。
それがある限り、穏やかな死とは縁がない」
「わかった。明日でもいい?今日は疲れたから」
「ありがとう。頼む」
明日の天気を話すように、しかし、緊張感が漂う会話は、
ニコルのため息で途切れた。
私を見たニコルは、穏やかな笑みを浮かべている。
「ウォル。まあ、そういうことだら。
今度、リリアと遊びにこい。いつも通りにな。
中身は、当然、誰にも秘密だが」
「当然だ。二人とも、ありがとう」
ニコルとリアンさんは、私へ穏やかな笑みを返した。
解く方法があるかもしれない」
ニコルの家に入り扉をしめると、
かなり渋い表情のDがそう言った。
「本当か」
「本当だ。しかし、その魔法は、今のところ、
伝説の中にしか存在しない。
"聖魔法"…"治癒魔法"とも言われている。
何でも癒すことができるそうだ。
光魔法では癒せない傷すら治す…らしい」
確かに、それなら呪詛も解けそうだ。
しかし、その魔法は伝説の中。
あるかも分からないものとわかっていても、
今はすがるしかない。
「見つける。必ず…神官なら何か知っていそうだが」
おそらく、最重要機密の扱いだろう。
誰もがほしがる力は、争いを生む。
「無理」
「だろうな」
「友人に、詳しそうなのがいる。
リアンと言う名で、 契約を交わしている仲間だよ。
魔法も武術も強い。
リリアと出会うまでは、よく手合わせしてもらっていた。
自分たちだけの魔法を考えたこともある。
相談していいなら、聞く」
「一度、会わせてほしい。
相談するかは、それからだ」
「そういうと思って…来てもらった。
勝手にごめん。リアン、入っていいよ」
「ニコル。相談ってなに?」
隣の部屋の扉があくと、一人の少年が現れた。
綺麗な容姿は、まるで造られたように整っている。
「リアン。来てくれてありがとう」
「呼んでもらえて嬉しいよ。
今日は何?あ、その人がご友人さん?
聞いていた通りの強さ…後で手合わせしていい?」
「リアン。先に話をしてからでいいか?」
「いいよ」
ニコニコと笑う青年。
合図と共に静かになり、黙っていると人形のようだ。
「ウォル。どうする?」
「手合わせして、考える」
考えるより動いた方がいいと思った。
私の答えを予想していたように、
ニコルはニッと口角をあげた。
「わかった。リアン、先に手合わせだ。
久しぶりに本気で相手してもらおう。
ウォルはその後だ」
「本当に?なら、先に外で準備する。
何しても壊れない結界が必要だな」
軽い足運びで外へ出たリアンさん。
追いかけると、すでに頑丈な結界があった。
「ニコル、早く!新しい技を覚えたからね。負けないよ」
「リアン。何もしないで過ごしていたと思うなよ」
無邪気に会話をしながら結界の中へ入る二人。
いきなり始まった魔法打ち合いは、
瞬きするのが惜しいほど美しい。
リアンさんが放つ稲妻にまとう炎の螺旋を防ぐのは、
薄い水のカーテンに煌めく光。
光と光がぶつかった瞬間、さらに強い光が生まれた。
そして、黒い霧に包まれる生気に満ちた草花が地面から現れる。
ニコルは、それを光で焼くように消した。
「大丈夫か」
「いつものことだよ。
それより、いってらっしゃい」
腕や足に傷のあるニコルは、本当に慣れているようだ。
使える魔法が増えている気がするが、
リアンさんと創意工夫をしているおかげなのかもしれない。
しっかりした歩みが、それを語っている。
「いってくる」
結界の中に入ると、獲物を狩るような瞳が私を見た。
「初めてだから、加減する」
「ありがようございます」
ピリピリと痛い空気が漂っている。
ふと、足元から黒い植物が足首に絡みそうになる。
それを、ニコルがしたように光で焼く。
「見たばかりなのに、すごい…知っていた?」
「さあな」
少し触れただけで生気を蝕んでいく闇が、
足の皮膚を殺していく。
続いて放たれた炎の螺旋を、水の盾で打ち消す。
「いいね!加減はいらないよな?
他には、なにができるの?」
リアンさんは楽しそうに水の玉を出す。
それが四方から豪速で向かってくる。
得意ではないが死から逃れる思いで、
わが身を風の渦を囲う。
はじかれていく水へ反射するように強く光を放つと、
一瞬目を細めたリアンさん。
その隙に、風の流れを利用して飛び、
渦を剣に変えながら近づいてリアンさんの腕を切りつけた。
「あ…いたっ、血が出てる…」
リアンさんは、光の盾で私をはじくと、
同時に、切り口を水で流し光で焼いていた。
「お返し」
着地した私が構え直すよりも早く、
言葉と同時に地面から細い糸のようなものが生えてきた。
すべてを炎で焼くことができず、
身動きがとれなくなる。
糸が皮膚に食い込み、じりじりとした痛みが体を走る。
リアンさんはゆっくりと私へ歩み寄り、少し前で止まる。
「ニコルの目のクマは、ウォルさんが原因?
まあ、あなたもかなり辛そうだけど。
なんとかすれば、元に戻る?」
「そうだな」
「わかった。ウォルさんがよければ、手伝う。
見たこと、知ったことは誰にも言わないなら。
お礼は、手合わせでいい」
ふわりと笑うリアンさん。
同時に、拘束していた魔法が消えた。
「ありがとうございます。
必ず、誰にも言いません。
命をかけてもいいです」
立って歩くだけで痛む体。
結界へ入った瞬間から戦闘が終わるまで、
死地にいるような気分だった。
しかし、後悔はない。
純粋に、武人として手応えのある相手と巡り会えた嬉しさ。
そして、力をぶつけたことで、決められた。
この人なら、身を預けても後悔はしないと思った。
「命って…よほど困っているのかな」
困惑するリアンさんの眉間にはシワがよっている。
こちらに歩いてくるニコルをみて、
さらにシワは深くなった。
「話はできたか?」
結界の中に入ってきたニコル。
やはりその傷が痛々しい。
傷口から皮膚の下が中身がうっすら見えているところもある。
それよりもニコルの目をみるリアンさんは、
ニコルを睨む。
「ニコル。話はできたし、手伝うけど。
その前に…鏡みてる?心配だから、先に手当てさせて」
「これくらい…って、まあ、そうか。
心配かけてるよな」
リアンさんが結界を壊し、三人でニコルの家に戻ると、
再び頑丈な結界が作られた。
「もういいのか?」
「いいから、早く」
リアンさんに腕をさしだすニコル。
その腕に触れるリアンさんの指先から、
知らない魔力を感じた。
「そうだよ。ほら、ついでに傷も。
痛みはないはず。これで話ができるかな」
「これは、いったい…」
伝説を目の前で見た。
呆然としていると、リアンさんが私を見る。
「ウォルさんも。
さすがにこんな姿で帰ると、家族の人が心配するだろうから」
「あ、ああ…そうですね。
ありがとうございます」
ニコルと同じように腕を出す。
目の前で結界へ入る前に戻る様を呆然と見ていると、
リアンさんは微笑んだ。
「懐かしい。初めてニコルを治したときと同じ」
「当たり前だよ!治癒魔法は、伝説扱いだからな。
絶対に人前で使うなよ」
「争いを生むから、だよね。わかってる。
だから、結界をはった」
珍しく大きな声を出すニコルと、苦い表情のリアンさん。
過去に何かあったのかもしれないが、解決しているのだろう。
ニコルは、この結界には何も言わない。
流れるように空気が変わる。
向き合う二人には、二人だけの呼吸があるように見えた。
「せっかくだから、このまま話を続けよう。
リアンに治してほしい人がいる。
リリア・レネアス。
リアンが留守の間に知り合った人で、ウォルの番。
治せるかどうかは分からないが、まずは状態をみてほしい」
「その人は、どこか悪いの?」
「呪詛のせいでな。魔力を奪う呪詛。
それがある限り、穏やかな死とは縁がない」
「わかった。明日でもいい?今日は疲れたから」
「ありがとう。頼む」
明日の天気を話すように、しかし、緊張感が漂う会話は、
ニコルのため息で途切れた。
私を見たニコルは、穏やかな笑みを浮かべている。
「ウォル。まあ、そういうことだら。
今度、リリアと遊びにこい。いつも通りにな。
中身は、当然、誰にも秘密だが」
「当然だ。二人とも、ありがとう」
ニコルとリアンさんは、私へ穏やかな笑みを返した。
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