願いと欲望

秋赤音

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願いと幸せ

愛している

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アンナを抱き潰し朝を迎えることには慣れた。
セレンにはない魅力を手放すことができない僕は、二人を愛することに決めた。
生まれたアンナの子供は、後継者問題が面倒にならないよう孤児院に渡す。
二人の妃は懐妊しやすい体らしく、毎年一人は命が生まれる。
セレンが出産した後、すぐにアンナが懐妊した。
すると、セレンは嬉しそうに僕の傍から離れない。
第一妃ということもあり、周囲も一緒にいると安心するらしい。
美しい最愛は、日ごと綺麗になっているので目が離せない。
女性として、懐妊して母性に目覚めた母親となり、磨かれるばかり。
だから、たまには見せつけたくなってしまうんだ。

緑に囲まれた中庭。
屋根の下にある長椅子で二人きり。
緑の向こうに警護を置いて、セレンとお茶を楽しんでいる。
しかし、風に当たって冷えたのか。
セレンは自分の体を抱きしめた。
着ていた上着をセレンの肩にかけると、座ったままのセレンの背をを長椅子の背もたれに押しつけた。
立ち上がってセレンの前に立ち、閉じられている足を大きく開かせる。
跪いて足のつけ根を指先で撫でながら、蜜壺を覆う布をずらし、舌で秘部を舐める。

「ウィル…っ、こんなところで…っ!」

荒い呼吸を吐き、一瞬だけ体をこわばらせて達したセレン。
くたりと体を完全に長椅子へ預けている。

「寒くなくなった?」

「…っっ!それは…ぁっ、ぅん…っ、そう、だけれど…っ」

「よかった」

とろりと蜜を溢れさせている秘部。
硬くなっている突起を指で撫でながら、蜜を啜るように強く吸った。

「それ、ぃやぁ…っ、やぁあっあっ、ぁあああんぁああああああっっ!!」

嫌と言いながら腰を越しつけてくるセレンに応え、二度、三度と愛撫を続ける。
甘い声をあげながら達し続ける様に我慢ができなくなり、
蜜をこぼし続ける秘部を昂る自身で貫いた。
さらに高い声で悲鳴をあげたセレンは、いれただけで飛沫をだ散らしながら達した。
何度か欲望を注いでも夢中で腰を振る様に、懐妊も遠くないと確信する。
安定期に入れると発情するセレンの熱を慰めるのも楽しみの一つだ。
陽は全てを隠さないで美しいセレンを照らす。
月灯りとは違う魅力を引き立てる様に昂ぶり、加減をする方が大変だ。

「ウィル、もっと…奥まで…いっぱいにして…っ!」

蕩けた表情で甘くねだるセレンは、淫らに美しくドレスで装う体を見せつける。
ドレスで隠されている肌は知り尽くしている。
暴きたくなる衝動を抑え、さらに奥の深いところに腰を打ちつけた。


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