1 / 1
お父様は社長なのよね・・・自慢するママ友の家に行ってみれば驚愕の光景に唖然!
しおりを挟む
3年前に知り合ったママ友の亜紀さんは、調理師免許も持っているほど料理が大好き。
高学歴で、ミスコンテストにも選ばれたと自慢する。
「それにね、うちのお父様は社長なのよ。都内にビルを5つも持ってるの」
「すごいですね」
いつもブランドの服を着て、何十万円もする高級バッグを持ち歩いている。
いつも違う靴を履き、アクセサリーも身につける。
なんとも羨ましい人だと、ママ友から羨望の眼差しで見られている。
でも、そんなママ友は家に来られるのをとにかく嫌がった。
「家はダメよ。お父様に人を連れて来るなって言われてるから」と必死で断ってくる。
「どうして家に招待してくれないのかしら?豪邸に住んでるって自慢ばかりしてるわりには、ママ友を寄せ付けないだなんてね」
なにか不思議だなと感じた私は、思い切って亜紀さんの家に行ってみることにした。
「な、なんなのここ!?」
亜紀さんの住む豪邸がある住所に来てみると、そこには小屋のような家が建っていた。
「おかしいな?普通の家に見えないわ。どこが玄関かしら・・・」
錆びたポストがあるところが玄関のようだ。
トントントンッと手でドアを叩く。
ガタガタギーと妙な音をさせてドアが開くと、今どき売ってないような一昔前のジャージを着た亜紀さんが出てきた。
「やだ!なんで、なんでここにいるのよ」
「あ、これ、亜紀さんがお店に忘れていったハンカチを持ってきたんです」
「そんなの、ちょうだい。この家のこと、他のママ友には言わないでね!お願い」
両手を合わせて懇願する亜紀さんの哀れな姿に、今までのイライラする自慢話も許す気になってしまう。
高学歴で、ミスコンテストにも選ばれたと自慢する。
「それにね、うちのお父様は社長なのよ。都内にビルを5つも持ってるの」
「すごいですね」
いつもブランドの服を着て、何十万円もする高級バッグを持ち歩いている。
いつも違う靴を履き、アクセサリーも身につける。
なんとも羨ましい人だと、ママ友から羨望の眼差しで見られている。
でも、そんなママ友は家に来られるのをとにかく嫌がった。
「家はダメよ。お父様に人を連れて来るなって言われてるから」と必死で断ってくる。
「どうして家に招待してくれないのかしら?豪邸に住んでるって自慢ばかりしてるわりには、ママ友を寄せ付けないだなんてね」
なにか不思議だなと感じた私は、思い切って亜紀さんの家に行ってみることにした。
「な、なんなのここ!?」
亜紀さんの住む豪邸がある住所に来てみると、そこには小屋のような家が建っていた。
「おかしいな?普通の家に見えないわ。どこが玄関かしら・・・」
錆びたポストがあるところが玄関のようだ。
トントントンッと手でドアを叩く。
ガタガタギーと妙な音をさせてドアが開くと、今どき売ってないような一昔前のジャージを着た亜紀さんが出てきた。
「やだ!なんで、なんでここにいるのよ」
「あ、これ、亜紀さんがお店に忘れていったハンカチを持ってきたんです」
「そんなの、ちょうだい。この家のこと、他のママ友には言わないでね!お願い」
両手を合わせて懇願する亜紀さんの哀れな姿に、今までのイライラする自慢話も許す気になってしまう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる