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第20話 収納魔法
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「これが、俺が集めてる素材なんだけど、収納できそうか?」
「あががががが……」
アリサがよくわからない感じの声を漏らしている。
あれから、首を絞められてアリサに説教された俺だが、事情を聞いて納得した。
何でも、職員以外触っては駄目な魔導具だったようで、当番のアリサが減俸をくらってしまったとのこと。
今後は迂闊な行動をとらないように反省する。
「コカトリスの尻尾に頭部が丸ごと、エルダートゥレントの枝木にホワイトフォックスの毛皮まで…、こんなにあるなんておかしいわよっ!」
そんなことを考えているとアリサが叫んでいた。最初に出会った時は社交的で温和な美少女だと思ってたが、突っ込みが激しいのでその認識を改めなければならないだろう。
街に帰ろうと誘われ採集した素材があることを告げると、空間魔法で収納できると言われ、拠点にしていた洞窟に案内した。
「やっぱり召喚者はぶっとんでるわね。あんた、どこの所属なのよ?」
何でも、この世界では日本人が召喚されるのは物凄く珍しいことではない。
異世界転移を望んだ人間が召喚されるのだが、能力はピンキリで、異世界にうまく適合できた日本人は大抵国がバックについているのだと言う。
俺は、むしろ最初に放り出された口なんだが……。
嫌なことを思い出させられたので表情が歪む。
あの日、苦笑いを浮かべて手切れ金を渡してきた神官の顔を俺はいまだに忘れていないからな。
「どこにも所属してないぞ」
「嘘でしょ! ここまでのことができるやつを手放すなんて、追放したやつは無能としか思えないわ!」
エリクサーが出せると言っておきながら、効果がない液体を渡したと言うことに世間ではなっている。
初手で嘘つきの烙印を押されたので、その後の扱いに難ありとも思われたのだろう。異世界最初での俺の扱いはそれはもう酷いものであった。
「ふぇ?な、何よ?」
褒められて嬉しかったのでアリサの頭を撫でる。そもそも彼女が売ってくれた魔導剣がなければ序盤でつまずいていた可能性もある。
アリサは上目遣いに俺をみると顔を赤くする。あまりの可愛らしさに手を出してしまいかねないと判断した俺は、頭から手をどける。
「それで、収納できそうか?」
俺は改めて目の前に並べられた素材を見る。人が二十人は入りそうなカラオケのVIPルーム並みの広さにみっちりと素材を置いてあるので壮観だ。
「うーん、流石にこの量は無理。何往復かする必要があるわね」
彼女はアゴに手を当てると計算をし、俺の疑問に答えた。
それでも十分ありがたい。最悪は馬車を持ってきての往復も考えていたからだ。
「これ、全部売ったらいくらになるかな?」
ふと、異世界での価値が気になり聞いてみる。モンスターの強さの基準や魔力の件、この世界について俺が知らないことは多々あるので、少しでも疑問に思ったことは聞けるうちに消化しておこう。
「そうねぇ、街に住む一般的な家庭なら家族丸ごと一生を三度は過ごせるけど……」
つまり、現実世界でなら10億くらいの価値だろうか?
「それってもう働かなくていいってことかな?」
「でも、研究したり、冒険で生計を立てるなら素材や武器や防具を揃えるのも馬鹿にならないからね。あんたがこの世界でどう生きたいかにもよるわよ」
一般人出ない場合は金がかかるらしい。
「俺としては自由に生きたいかな。いろんなところに行って、美味いもんを食って、好きな人ができて結婚して、魔王を倒したりして、幸せな最後を迎えたい」
「何か一つ変なのが混ざってるけど、意外と現実的と言うか、平凡な願いなのね」
アリサはそう言うと口元に手を当て「結婚かぁ」と口ずさんだ。やはり彼女もそう言う願望があるのだろうか?
「別にいいだろ?」
こちとら平和な日本から来ているのだ、なるべく平穏な人生を送りたいに決まっている。後は、縁がなかったので彼女も欲しいのだ。
そんな、男の欲望を叶えたいと思っていると、アリサが口を挟んで来た。
「でも、それだと力を見せつけて成り上がる必要があるわよ」
「どうしてだ?」
俺が首を傾げると、
「これ売って引退したところで少し贅沢な生活ができる程度だし、権力者と揉めた時のためにバックボーンが必要になるから」
アリサは 心当たりがあるでしょう? と瞳で語りかけてきた。
「まあ、何にせよあんたならどうとでもなるでしょう。取り敢えず早く帰って休みたいから、魔法を使うわよ」
アリサはそういうと杖を構えた。
「見学させてもらってもいいか?」
魔法に興味がある俺は彼女に許可を求める。
「別に構わないわよ」
そういうと、アリサは杖に手をそえて集中する。
「亜空間へのゲートよ、開け」
アリサが手をかざすと、オレンジ色の光が溢れ目の前に空間が開く。
「おおっ!」
俺は感動の声をあげると、生の魔法にドキドキした。
「これが空間魔法ね。亜空間とのゲートを開くことで、素材を保管できるわ。時間の進みがこちらと違っているので、素材のもちも良いの」
「本当に便利な魔法だな」
あまりにも優秀な能力に感心していると、
「言っとくけど、これ使えるの本当に少ないんだからね! 異世界人でも才能あるやつが年単位で努力してようやくなんだから」
アリサは胸を張ると自慢げに告げる。
「と言うことは、俺も頑張れば覚えられる可能性がある?」
俺だって異世界人なのだ。前例があるのなら試さずにはいられない。
インベントリは異世界ものの定番だからな。細々したものを持ち運べるようになれば移動がぐっと楽になる。
俺は自分が収納魔法を使えるようになった時の事を考えていると……。
「ほらほら、開いてる間にも魔力が減るんだから、とっとと荷物を押し込める」
アリサの言葉に従って、俺は手当たり次第に荷物を放り込み始めた。
「そう言えば、亜空間ということは、この魔法が使える人間は誰でも開けるんだよな? 盗難の心配はないのか?」
手を動かしながら、俺は浮かんだ疑問を告げる。
「そこは心配ないわよ。開く人間の魔力がそのまま座標位置になっているから」
何でも膨大な広さがある亜空間の決まった場所にしかゲートを開けないらしく、その座標は魔力の波長により決まっているらしい。
「亜空間の中を移動したらどうなる?」
それでも、やりようによっては可能なのではないか?
そんな風に考えなくもない。
「開けるのが希少だと言ったでしょ? 中に閉じ込められたら出られなくなるだけよ」
確かに、閉じ込められてしまえばどうしようもない。俺はこの魔法にもっと色々な使い道があるのではないかと考えながら、荷物を運び続けるのだった。
「あががががが……」
アリサがよくわからない感じの声を漏らしている。
あれから、首を絞められてアリサに説教された俺だが、事情を聞いて納得した。
何でも、職員以外触っては駄目な魔導具だったようで、当番のアリサが減俸をくらってしまったとのこと。
今後は迂闊な行動をとらないように反省する。
「コカトリスの尻尾に頭部が丸ごと、エルダートゥレントの枝木にホワイトフォックスの毛皮まで…、こんなにあるなんておかしいわよっ!」
そんなことを考えているとアリサが叫んでいた。最初に出会った時は社交的で温和な美少女だと思ってたが、突っ込みが激しいのでその認識を改めなければならないだろう。
街に帰ろうと誘われ採集した素材があることを告げると、空間魔法で収納できると言われ、拠点にしていた洞窟に案内した。
「やっぱり召喚者はぶっとんでるわね。あんた、どこの所属なのよ?」
何でも、この世界では日本人が召喚されるのは物凄く珍しいことではない。
異世界転移を望んだ人間が召喚されるのだが、能力はピンキリで、異世界にうまく適合できた日本人は大抵国がバックについているのだと言う。
俺は、むしろ最初に放り出された口なんだが……。
嫌なことを思い出させられたので表情が歪む。
あの日、苦笑いを浮かべて手切れ金を渡してきた神官の顔を俺はいまだに忘れていないからな。
「どこにも所属してないぞ」
「嘘でしょ! ここまでのことができるやつを手放すなんて、追放したやつは無能としか思えないわ!」
エリクサーが出せると言っておきながら、効果がない液体を渡したと言うことに世間ではなっている。
初手で嘘つきの烙印を押されたので、その後の扱いに難ありとも思われたのだろう。異世界最初での俺の扱いはそれはもう酷いものであった。
「ふぇ?な、何よ?」
褒められて嬉しかったのでアリサの頭を撫でる。そもそも彼女が売ってくれた魔導剣がなければ序盤でつまずいていた可能性もある。
アリサは上目遣いに俺をみると顔を赤くする。あまりの可愛らしさに手を出してしまいかねないと判断した俺は、頭から手をどける。
「それで、収納できそうか?」
俺は改めて目の前に並べられた素材を見る。人が二十人は入りそうなカラオケのVIPルーム並みの広さにみっちりと素材を置いてあるので壮観だ。
「うーん、流石にこの量は無理。何往復かする必要があるわね」
彼女はアゴに手を当てると計算をし、俺の疑問に答えた。
それでも十分ありがたい。最悪は馬車を持ってきての往復も考えていたからだ。
「これ、全部売ったらいくらになるかな?」
ふと、異世界での価値が気になり聞いてみる。モンスターの強さの基準や魔力の件、この世界について俺が知らないことは多々あるので、少しでも疑問に思ったことは聞けるうちに消化しておこう。
「そうねぇ、街に住む一般的な家庭なら家族丸ごと一生を三度は過ごせるけど……」
つまり、現実世界でなら10億くらいの価値だろうか?
「それってもう働かなくていいってことかな?」
「でも、研究したり、冒険で生計を立てるなら素材や武器や防具を揃えるのも馬鹿にならないからね。あんたがこの世界でどう生きたいかにもよるわよ」
一般人出ない場合は金がかかるらしい。
「俺としては自由に生きたいかな。いろんなところに行って、美味いもんを食って、好きな人ができて結婚して、魔王を倒したりして、幸せな最後を迎えたい」
「何か一つ変なのが混ざってるけど、意外と現実的と言うか、平凡な願いなのね」
アリサはそう言うと口元に手を当て「結婚かぁ」と口ずさんだ。やはり彼女もそう言う願望があるのだろうか?
「別にいいだろ?」
こちとら平和な日本から来ているのだ、なるべく平穏な人生を送りたいに決まっている。後は、縁がなかったので彼女も欲しいのだ。
そんな、男の欲望を叶えたいと思っていると、アリサが口を挟んで来た。
「でも、それだと力を見せつけて成り上がる必要があるわよ」
「どうしてだ?」
俺が首を傾げると、
「これ売って引退したところで少し贅沢な生活ができる程度だし、権力者と揉めた時のためにバックボーンが必要になるから」
アリサは 心当たりがあるでしょう? と瞳で語りかけてきた。
「まあ、何にせよあんたならどうとでもなるでしょう。取り敢えず早く帰って休みたいから、魔法を使うわよ」
アリサはそういうと杖を構えた。
「見学させてもらってもいいか?」
魔法に興味がある俺は彼女に許可を求める。
「別に構わないわよ」
そういうと、アリサは杖に手をそえて集中する。
「亜空間へのゲートよ、開け」
アリサが手をかざすと、オレンジ色の光が溢れ目の前に空間が開く。
「おおっ!」
俺は感動の声をあげると、生の魔法にドキドキした。
「これが空間魔法ね。亜空間とのゲートを開くことで、素材を保管できるわ。時間の進みがこちらと違っているので、素材のもちも良いの」
「本当に便利な魔法だな」
あまりにも優秀な能力に感心していると、
「言っとくけど、これ使えるの本当に少ないんだからね! 異世界人でも才能あるやつが年単位で努力してようやくなんだから」
アリサは胸を張ると自慢げに告げる。
「と言うことは、俺も頑張れば覚えられる可能性がある?」
俺だって異世界人なのだ。前例があるのなら試さずにはいられない。
インベントリは異世界ものの定番だからな。細々したものを持ち運べるようになれば移動がぐっと楽になる。
俺は自分が収納魔法を使えるようになった時の事を考えていると……。
「ほらほら、開いてる間にも魔力が減るんだから、とっとと荷物を押し込める」
アリサの言葉に従って、俺は手当たり次第に荷物を放り込み始めた。
「そう言えば、亜空間ということは、この魔法が使える人間は誰でも開けるんだよな? 盗難の心配はないのか?」
手を動かしながら、俺は浮かんだ疑問を告げる。
「そこは心配ないわよ。開く人間の魔力がそのまま座標位置になっているから」
何でも膨大な広さがある亜空間の決まった場所にしかゲートを開けないらしく、その座標は魔力の波長により決まっているらしい。
「亜空間の中を移動したらどうなる?」
それでも、やりようによっては可能なのではないか?
そんな風に考えなくもない。
「開けるのが希少だと言ったでしょ? 中に閉じ込められたら出られなくなるだけよ」
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