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第九章 The end
第四話 最後の花籠
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「別れたいわけじゃないの。僕はアルが好きだよ。でも……だから、イギリスに帰る時が辛い。遠距離に戻る瞬間が、遠距離の時間より僕には辛い。まるで……」
こんな時に限って雄弁な口はどんどん気持ちを吐き出す。
「アルに振られている気分になるんだ」
アルバートが息を飲む音が聞こえる。
「それにもう落胆したくない。また仕事で来られないかもしれないじゃん」
わざと「仕事」の部分を強調してしまう。そんな自分に嫌気がさして最悪な気分になる。しかしそんな春人にアルバートは優しく声をかける。
『前回の事は本当に申し訳なかった。君をとても傷つけてしまった。しかし次は必ず行く。だから……』
春人を宥めてくれているその声は逆効果だった。自分はこんなにも傷ついているのにどうしてアルバートはそんなに普通でいられるのかが分からない。
だから余計に苛立ってしまう。
「ごめん。僕は会えない。会いたくないんだ」
『春人、考え直してくれ。そしてあった時にきちんと話し合おう。君が思っている事をちゃんと話してくれ』
もう駄目だ。アルバートの言動は何をとっても春人の怒りを買ってしまう。
(何その言い方。僕が寂しいのを隠しているって知ってるみたいじゃん)
アルバートも自身の本音を隠している。それを告白するつもりでこの提案を言った。
しかしこれが春人のギリギリ繋いでいた理性の糸を切ってしまう。
「別に何も思っていないよ!」
さっきまで「別れ際が辛い」と言っていたことなどお構いなしだ。
『では、それでも構わない。しかし私は君に話がある。帰国は3月の……』
「来なくていい! イギリスにずっと、ずーーっと、仕事と一緒にいればいいじゃん! 僕は絶対に会わないからね!」
日付は絶対に聞いてはいけない、と急いで捲し立てて電話を切る。メッセージの通知を切り、高ぶった気持ちを抑えようと、水を喉に流し込む。だが、上手く通らない。叫んで乾いたはずなのに、何かが流れるのを嫌がる様にせき止められる。
(弱すぎるよ……)
あまりにも弱い自分に嫌になる。
(まだ遠距離になって1年も経っていないのに……喧嘩なんて……)
アルバートからすれば、春人はよく頑張っている方だ、当の本人はそれが子どもじみて自分を責める事しかできない。
反省もする、そしてアルバートを好きな気持ちもある。
だが、会えば自分を抑える事ができない気がして、それが怖くて日付を確認することはできなかった。
(きっとこれ以上口を開けば、その先にあるのは別れだ)
今以上に子どもの様に本音という我儘を言う春人に、愛想をつかして背中を向けるアルバートの夢をみてしまった。
それから数日後。
来日の日付は分からない、メッセージも読んでいない。しかし彼が言った「中頃」にさしかかっていた。
なるべく家を空ける様にしていたが、花が来る曜日だけは無意識に配達の少し前に帰宅してしまった。
「ただいま、アル」
アルバート——薔薇の花籠は今朝捨てた。枯れたのだ。
しかしまだ綺麗だった二本はベッドの上で花弁を散らしている。
(昨日のままだ……)
残ったアルバートの欠片を拾い上げ、匂いを吸い込む。
あの電話からまだ薔薇は届いていない。もし今日来なければ、この花弁だけになってしまう。そして2人の関係ももしかすると……
(考えない!)
頭を振った春人、そこへインターフォンの音が重なる。
「花屋でーす」といういつもの女性の声がして、玄関へ向かった。
その途中のゴミ箱に花弁を捨てる。
新しいアルバートを迎える為に……
「こんにちは。いつもありがとうございます!」
いつも通り元気な店員に、憂鬱な表情を見られたくないと俯き加減に籠を受け取る春人。
そんな彼に女性店員は首を傾げ尋ねた。
「今日は薔薇じゃないんですね」
顔を上げる。
「え?」
一瞬、目の前で咲き誇る赤に「いつもと同じですよ」と言いかけたが、確かにいつもより小さい。
花弁の1枚1枚も薄く、艶も少ない。
「今日は赤いカーネーションをご注文されましたよ」
「……カーネーション」
よく見ると母の日に見かける花だった。
「カーネーションもお似合いですね。毎度ありがとうございます! では、失礼します」
「あっ、はい。ありがとうございました!」
何故いつもと花の種類が違うのか。置いていなかったのかと考えたが、店員の話しぶりから、意図的にカーネーションを選んでいる事が分かる。
(まさか薔薇でヤってることがバレた?)
もしくは……
(もう薔薇なんて送るに値しないって事かな? でもそれならそもそも花自体を送るのを止めるか……)
カーネーションの理由は分からずじまい。
今日は部屋に持っていく気がせず、玄関の棚に飾る。
ふわりと香るのはいつもと違う香り。それでも上品な香りに、洒落た事をしてくれる恋人の性格がチラつく。
そしてそれが一つの答えを導き出す。
「花言葉……」
スマートフォンを取り出し花言葉を検索する。
「……薔薇ってたくさんあるんだ」
青いバラに、ピンクの薔薇、白い薔薇にそれぞれ意味がある。アルバートが送ってくれていたのは赤い薔薇。
「赤い薔薇は……熱烈な恋、情熱、愛情、あなたを愛しています。ひょえええ」
想像していたが、口にするには恥ずかしい言葉の数々に赤面してしまう。そしてスクロールして今日の花を探す。
「カーネーションは……無垢で深い愛、純粋な愛か」
カーネーションにも色ごとに意味があるようだが、薔薇に比べるとどこか軽い気がする。それはそもそも薔薇は情熱的だという先入観があるからなのか、突如種類を変えられて春人の思考が消極的になっているからかは分からない。
どちらにしろ今の春人には「……愛の深さが変わったって事?」としか捉えられなかった。
「アルの本心が分からないよ……なんか全然違う生き物みたい」
(そうだ。僕たちにはそもそも障害が多すぎた。同性に、年齢、身体もだいぶ違う、そして何より、彼は……)
「イギリス人……そうか、アルは外国人だ」
遠距離恋愛をしていたというのにすっかり忘れていた。アルバートは外国人だ。文化が違う。
そもそもラブホテルの時にそれで一度はズレが生じた。
「でも、僕たちは乗り越えた」
異文化を受け入れ、お互いを知り、付き合うまでにこぎつけたのだ。
今、確実にあの頃より関係は後退している。
最初の頃の気持ちに戻って、春人はもう一度スマートフォンで花言葉を検索した。
「花言葉、カーネーション、外国……あっ、出た」
西洋には西洋の花言葉がある事が検索結果で分かった。それをタップしてカーネーションの花言葉を知る。
だいたい日本の花言葉と変わらない。しかし決定的に一つ増えている言葉があった。
「My heart aches for you」
——あなたに会いたくて堪らない
「……アルバート」
アルバートの愛は変わっていなかった。それどころか哀愁を纏っている。
どんな形であれあんなことを言ってしまった春人にまだ気持ちを伝えるアルバート。その行為に春人は自分を恥じ、その場にしゃがみ込んだ。
(ちゃんと、話さなきゃ)
遠距離恋愛でもお互いの性格まで変わる訳では無い。変わってしまったのは向き合い方。
相手を知った振りをして、本当の姿や付き合い方が見えなくなっていた。
(僕らは話し合うことが出来る。そしてまたやり直すことができるはずだ)
花言葉を教えてくれた画面を切り替える。
久しく見ていなかった名前に電話をかける。時差を確認する時間も、溜まっていたメッセージをチェックするのも今はおしかった。
『もしもし?』
アルバートはすぐに出た。
「アル!」
『よかった、春人。ようやく出てくれたね』
その声は今まで音沙汰がなかった焦りからか、少し忙しなく聞こえる。
「僕、言いたいことがあるんだ!」
『私もだ。君にきちんと伝えなければならないことがある』
「……いつ、日本に来るの?」
機械が塞いでいないもう片方の耳が扉の向こうの音を捉える。
それはだんだん近づいてくる。
──コツ、コツ
それに誘われるように春人は立ち上がった。
『もう……』
受話器から聞こえる低い声が……
「いるよ」
扉の外から聞こえる。
「?!」
急いで鍵を開ける。それとほぼ同時に触れていないドアレバーが下がる。
──ガチャッ
開け放たれた扉、その向こうには
「春人、逢いたかった」
今日届かなかった薔薇と同じ香りを纏った男が立っていた。
こんな時に限って雄弁な口はどんどん気持ちを吐き出す。
「アルに振られている気分になるんだ」
アルバートが息を飲む音が聞こえる。
「それにもう落胆したくない。また仕事で来られないかもしれないじゃん」
わざと「仕事」の部分を強調してしまう。そんな自分に嫌気がさして最悪な気分になる。しかしそんな春人にアルバートは優しく声をかける。
『前回の事は本当に申し訳なかった。君をとても傷つけてしまった。しかし次は必ず行く。だから……』
春人を宥めてくれているその声は逆効果だった。自分はこんなにも傷ついているのにどうしてアルバートはそんなに普通でいられるのかが分からない。
だから余計に苛立ってしまう。
「ごめん。僕は会えない。会いたくないんだ」
『春人、考え直してくれ。そしてあった時にきちんと話し合おう。君が思っている事をちゃんと話してくれ』
もう駄目だ。アルバートの言動は何をとっても春人の怒りを買ってしまう。
(何その言い方。僕が寂しいのを隠しているって知ってるみたいじゃん)
アルバートも自身の本音を隠している。それを告白するつもりでこの提案を言った。
しかしこれが春人のギリギリ繋いでいた理性の糸を切ってしまう。
「別に何も思っていないよ!」
さっきまで「別れ際が辛い」と言っていたことなどお構いなしだ。
『では、それでも構わない。しかし私は君に話がある。帰国は3月の……』
「来なくていい! イギリスにずっと、ずーーっと、仕事と一緒にいればいいじゃん! 僕は絶対に会わないからね!」
日付は絶対に聞いてはいけない、と急いで捲し立てて電話を切る。メッセージの通知を切り、高ぶった気持ちを抑えようと、水を喉に流し込む。だが、上手く通らない。叫んで乾いたはずなのに、何かが流れるのを嫌がる様にせき止められる。
(弱すぎるよ……)
あまりにも弱い自分に嫌になる。
(まだ遠距離になって1年も経っていないのに……喧嘩なんて……)
アルバートからすれば、春人はよく頑張っている方だ、当の本人はそれが子どもじみて自分を責める事しかできない。
反省もする、そしてアルバートを好きな気持ちもある。
だが、会えば自分を抑える事ができない気がして、それが怖くて日付を確認することはできなかった。
(きっとこれ以上口を開けば、その先にあるのは別れだ)
今以上に子どもの様に本音という我儘を言う春人に、愛想をつかして背中を向けるアルバートの夢をみてしまった。
それから数日後。
来日の日付は分からない、メッセージも読んでいない。しかし彼が言った「中頃」にさしかかっていた。
なるべく家を空ける様にしていたが、花が来る曜日だけは無意識に配達の少し前に帰宅してしまった。
「ただいま、アル」
アルバート——薔薇の花籠は今朝捨てた。枯れたのだ。
しかしまだ綺麗だった二本はベッドの上で花弁を散らしている。
(昨日のままだ……)
残ったアルバートの欠片を拾い上げ、匂いを吸い込む。
あの電話からまだ薔薇は届いていない。もし今日来なければ、この花弁だけになってしまう。そして2人の関係ももしかすると……
(考えない!)
頭を振った春人、そこへインターフォンの音が重なる。
「花屋でーす」といういつもの女性の声がして、玄関へ向かった。
その途中のゴミ箱に花弁を捨てる。
新しいアルバートを迎える為に……
「こんにちは。いつもありがとうございます!」
いつも通り元気な店員に、憂鬱な表情を見られたくないと俯き加減に籠を受け取る春人。
そんな彼に女性店員は首を傾げ尋ねた。
「今日は薔薇じゃないんですね」
顔を上げる。
「え?」
一瞬、目の前で咲き誇る赤に「いつもと同じですよ」と言いかけたが、確かにいつもより小さい。
花弁の1枚1枚も薄く、艶も少ない。
「今日は赤いカーネーションをご注文されましたよ」
「……カーネーション」
よく見ると母の日に見かける花だった。
「カーネーションもお似合いですね。毎度ありがとうございます! では、失礼します」
「あっ、はい。ありがとうございました!」
何故いつもと花の種類が違うのか。置いていなかったのかと考えたが、店員の話しぶりから、意図的にカーネーションを選んでいる事が分かる。
(まさか薔薇でヤってることがバレた?)
もしくは……
(もう薔薇なんて送るに値しないって事かな? でもそれならそもそも花自体を送るのを止めるか……)
カーネーションの理由は分からずじまい。
今日は部屋に持っていく気がせず、玄関の棚に飾る。
ふわりと香るのはいつもと違う香り。それでも上品な香りに、洒落た事をしてくれる恋人の性格がチラつく。
そしてそれが一つの答えを導き出す。
「花言葉……」
スマートフォンを取り出し花言葉を検索する。
「……薔薇ってたくさんあるんだ」
青いバラに、ピンクの薔薇、白い薔薇にそれぞれ意味がある。アルバートが送ってくれていたのは赤い薔薇。
「赤い薔薇は……熱烈な恋、情熱、愛情、あなたを愛しています。ひょえええ」
想像していたが、口にするには恥ずかしい言葉の数々に赤面してしまう。そしてスクロールして今日の花を探す。
「カーネーションは……無垢で深い愛、純粋な愛か」
カーネーションにも色ごとに意味があるようだが、薔薇に比べるとどこか軽い気がする。それはそもそも薔薇は情熱的だという先入観があるからなのか、突如種類を変えられて春人の思考が消極的になっているからかは分からない。
どちらにしろ今の春人には「……愛の深さが変わったって事?」としか捉えられなかった。
「アルの本心が分からないよ……なんか全然違う生き物みたい」
(そうだ。僕たちにはそもそも障害が多すぎた。同性に、年齢、身体もだいぶ違う、そして何より、彼は……)
「イギリス人……そうか、アルは外国人だ」
遠距離恋愛をしていたというのにすっかり忘れていた。アルバートは外国人だ。文化が違う。
そもそもラブホテルの時にそれで一度はズレが生じた。
「でも、僕たちは乗り越えた」
異文化を受け入れ、お互いを知り、付き合うまでにこぎつけたのだ。
今、確実にあの頃より関係は後退している。
最初の頃の気持ちに戻って、春人はもう一度スマートフォンで花言葉を検索した。
「花言葉、カーネーション、外国……あっ、出た」
西洋には西洋の花言葉がある事が検索結果で分かった。それをタップしてカーネーションの花言葉を知る。
だいたい日本の花言葉と変わらない。しかし決定的に一つ増えている言葉があった。
「My heart aches for you」
——あなたに会いたくて堪らない
「……アルバート」
アルバートの愛は変わっていなかった。それどころか哀愁を纏っている。
どんな形であれあんなことを言ってしまった春人にまだ気持ちを伝えるアルバート。その行為に春人は自分を恥じ、その場にしゃがみ込んだ。
(ちゃんと、話さなきゃ)
遠距離恋愛でもお互いの性格まで変わる訳では無い。変わってしまったのは向き合い方。
相手を知った振りをして、本当の姿や付き合い方が見えなくなっていた。
(僕らは話し合うことが出来る。そしてまたやり直すことができるはずだ)
花言葉を教えてくれた画面を切り替える。
久しく見ていなかった名前に電話をかける。時差を確認する時間も、溜まっていたメッセージをチェックするのも今はおしかった。
『もしもし?』
アルバートはすぐに出た。
「アル!」
『よかった、春人。ようやく出てくれたね』
その声は今まで音沙汰がなかった焦りからか、少し忙しなく聞こえる。
「僕、言いたいことがあるんだ!」
『私もだ。君にきちんと伝えなければならないことがある』
「……いつ、日本に来るの?」
機械が塞いでいないもう片方の耳が扉の向こうの音を捉える。
それはだんだん近づいてくる。
──コツ、コツ
それに誘われるように春人は立ち上がった。
『もう……』
受話器から聞こえる低い声が……
「いるよ」
扉の外から聞こえる。
「?!」
急いで鍵を開ける。それとほぼ同時に触れていないドアレバーが下がる。
──ガチャッ
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