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第四章 Virgin
第二話 朝日に照らされる白(※)
しおりを挟む——ブブブブブブ
常時設定しているスマートフォンのアラームに春人は素早く反応した。しかし今日が休日だと分かると身体を起こさずに掛け布団を頭の上まで被る。持ち上げた布団は少し重みがあり、隣にも人が寝ているのをありありと伝える。
(夢なんじゃないかな?)
こっそりと後ろを確認すると綺麗な寝相で高い鼻は天を向いていた。閉じられた瞼を飾る睫毛は髪の毛と同じ色で人形みたいだ。
同じベッドで夜を過ごし、朝を迎えた恋人達。昨夜の情事を思い返し赤面する……なんて事は無かった。
なぜならアルバートは春人を抱かなかったのだ。
ベッドでキスの嵐を振らせた後、終電が過ぎて泊まる事となり、もう肉体関係になる事は予想が付いた。しかし入浴を済ませ、二人でベッドに潜り込んだのにアルバートはキス止まりで何もしてこなかった。
「おやすみ。」と最後のキスを貰った瞬間、春人の脳内は大混乱に陥る。
(僕が期待し過ぎ?でもアルだって「欲情する。」って言っていたし……)
まさかあれは紳士の社交辞令か?しかしそれにしても過激な社交辞令だと考えているうちに春人もそのまま眠りについてしまったのだ。
そしてほとんど熟睡できず、アラームの一回目のバイブ音で目が覚めてしまった。
(何で抱かれなかったんだ?)
寝る前と同じ疑問がグルグルと渦を巻いている。
日本人だから?
性の対象ではない?
まさか、性欲がない?
再びアルバートに背中を向け、困った時のネットに望みを託し、該当しそうな単語を並べ検索する。
「……」
まだ朝陽が昇らぬ薄暗い部屋で液晶画面の明かりで照らされる眉間に皺を寄せる。
「……」
スクロールする指が止まらない。そして……
「ひょおおおお」
春人は検索結果を熟読して思わず奇妙な声を出してしまった。不可思議な声で横のアルバートを朝の世界に呼び戻したが、春人は気が付かない。
「な、何これ」
何やら驚愕で身を硬くしている恋人を眠気眼のアルバートは後ろから抱きしめた。
「……春人?」
「うわあああ! ア、アル?! おはよ、こんにちはHello! あっ違う! Good morning! うわああ‼」
目を見開いた春人が大声で挨拶をし、そのままアルバートの腕からベッドの下に滑り落ちた。
「大丈夫かい?」
「いたたた……おはよう」
「おはよう」
既に挨拶を済ませた事も忘れて二度目の挨拶をした春人はベッドの上に大切な物を忘れていた——スマートフォンだ。
光る液晶画面に視線を落としたアルバートが慌てて見ていない振りをしたが、下から照らされた顔を春人はしっかり見ていた。
「見た?」
「いや」
「見たでしょ?!」
「……気に病むことはない。たかが男の裸体だ」
「恥ずかしいから言わないで!」
そう言ってベッドの上で裸体の男が絡み合っている画像が表示されているスマートフォンを電源ごと切り、「ああもう!」と乱暴にベッドに潜り顔の火照りを冷ます。
すると、布団ごと逞しい腕が春人を包み込んだ。
「本当はしたかった?」
と、上質な羽毛越しに聞こえるくぐもった声に頭を縦に大きく振る。すると羽毛がギュッと申し訳なさそうな音を出して春人を抱きしめた。
「うん。でも……僕の為だったんだよね?」
「男同士 エッチの仕方」「外国人 男性 セックス」その他諸々似た様な単語が履歴を占拠している春人のスマートフォン。そしてそこに書かれていた内容は想像を絶していて、男同士の性行為が簡単にはいかない事を教えてくれた。キスも初めての春人にはそれを受け入れるだけの心の準備が出来ていないと踏んだアルバートの気遣いだったのだ。
「私の欲に任せて、春人に無理をさせたくはない」
「ありがとう……あとさ、確認したいんだけど、僕が抱かれるって事で合っている?」
体格差や知識・経験どれをとっても春人が所謂「攻め」になる事は本人ですら想像できなかった。しかし念のために確認すると「君が良ければ抱かせてほしい。」と相変わらず自分の欲を後回しにする返事がきた。
「アルって、自分の事は後回しだよね」
「そんな事ないよ」
「あるよ」
「後回しにしていたら君を口説いたりしていないよ」
春人は眉間に皺を寄せる。「アレだって、僕が失恋してから行動を起こしたじゃないか。」という言葉は飲み込んで、春人は掛け布団をアルバートごと腕で押し除けた。
そして予想通り優しい目をした男に真っ直ぐ言い放つ。
「我慢しないでよ!」
身長、年齢、国籍、二人の間には数字では計り知れない距離がある。恋や性にもそれは当てはまった。だからと言って恋人同士の立場に優越や我慢は不必要だというのが経験不足なりにも導き出した春人の答えだった。
「やりたい事とか、ちゃんと言ってほしい!」
「言っているよ。昨日は君とキスが出来た」
そのキスも、舌も入らぬ優しいキスを永遠と春人が慣れるまでしていただけだった。
「もー! そうじゃなくて! 抱きたいって思ったら、僕のこと押し倒したらいいじゃんってこと!」
堰を切ったように早口で春人は話しを続ける。
「服を脱がせて、いっぱいキスして、エッチな事もして、アルの好きなようにめちゃくちゃのぐちゃぐちゃにしたらいいのにって言ってるの!」
スマートフォンが最後に映した裸体の男たちが何をしていたのかそのまま口に出した春人。
「優しいのはアルの魅力の一つだよ。とっても紳士だと思う。でも僕の前では誰にも見せないアルを見せてよ! 僕のそういう姿だってアルにしか見せないんだから!」
念を押してもう一度「我慢しないで!」と言う春人にアルバートの考えは全て勘づかれていた。
口では欲していても心の奥底では年齢が故の落ち着いた態度と彼への気遣いが先行してしまう。本能がチラリと顔を出しても直ぐに理性が蓋をするのだ。
(無駄な葛藤だったようだ)
「アル?」
何も言わないアルバートを恐る恐る見上げる春人に、「やはりこの子で良かった」とアルバートは英語で漏らしながら真っ直ぐな口を塞いだ。
そしてゆっくりとベッドへ春人を沈める。黒い瞳が徐々に期待を纏っていき、二人分の匂いがふわりと舞い上がるシーツで春人は身を硬くした。それに一瞬躊躇い、身体を離すアルバートだったが春人の細い腕がそれをさせない。背中で逃がすまいと服を握りしめる手に押されてアルバートはもう一度キスを落とした。
「もっと」
強請る熱い唇に舌を捻じ込む。肉厚な舌を迎えた咥内で初めての場所をくまなく探る様に舌先を這わせ水音を響かせる。
「んっ!」
短く興奮した春人の声を合図に右の人差し指をツーっと首筋から胸、そして腹部でじらす様に遊ばせながら、シャツの釦を外していく。みじろきした腰をひと撫でして下半身の膨らみへ到達した時には、春人が積極的にアルバートと舌を絡ませあっていた。
——グチュッ
と大きな水音を春人が鳴らす。それで下腹部の膨らみを隠そうとしたつもりなのだろうが、アルバートの意識と指は完璧に膨張したそれを捕らえていた。「あっ」と小さく声を上げる春人の下半身は、あっという間に産まれたての姿にされた。しかし意地悪な笑みを浮かべるアルバートはそこへは触れず、もと来た道を戻って胸の蕾の上で指を躍らせる。軽く刺激しただけで息をするかのようにぷっくりと膨れ始め苦しそうにも見える。蕾の主も苦しそうな声で「そんなところ感じないよ?」と足掻くが、身体は正直だ。
衣服から解放されて天に向かって震える性器は蕾へ刺激を与え続ければ、苦しそうなそこに変わって、艶めいた蜜を先端から溢れさせる。
「綺麗だね」
と、蜜を掬いとり春人の目の前で糸を引かせる。
「き、綺麗じゃないもん!」
「綺麗だ。それに白く美しい身体だ。紅潮した肌がとても映えるよ。色彩で興奮したのは始めてかもしれない」
光る快楽の糸の奥で微笑むイギリス人は恥ずかしそうな日本人の顔を水色の瞳にしっかりと焼き付ける。
「もっと、君が欲しい。本当にいいんだね?」
「うん」
微量ながらも快楽を与えられている春人が力強く返事をする。そしてその瞬間、部屋の雰囲気が変わる。雰囲気を変えた男が細い腰を抱き上げ半回転させた。
「うわっ! っああ!」
目の前が真っ白なシーツになった春人の背中を感じた事のない快楽が襲う。
「待って!」
「待てない」
「ふあ……んん」
まさか自分が乳首だけでなく背中まで感じてしまうとは思わず、現状が上手く飲み込めない春人は顔を枕に押し付け、溢れる声を押し殺す。
舌が背中を襲い、大きな指が後ろから春人の乳首を襲う。上半身を快楽に包み込まれ、物足りなさげに腰が揺れる。羞恥心も忘れていつの間にか性器をシーツで擦り染みを作っていく。相変わらず顔は枕に押し付け、酸素の足りなくなった脳では理性を抑えきれず、春人の手が自身の性器へと伸びて行く。
張った性器は自分のとは思えないくらい雄らしく、ぬるりと滑る。しっかりと握り、一度扱けばすぐに射精感に襲われ腰を引く。
これ以上すれば「早漏」のレッテルを貼られるかもしれないという未経験の迷いもお構いなしに大きな手が重ねられ、治まった射精感を再び与えてきた。
「駄目!」
枕から少し顔をずらし叫ぶが、アルバートは止まらない。それどころか背中に触れる唇が、彼が微笑んでいる事を伝えてくる。
「っ!」
喘ぎ声を必死に耐えるのが精一杯で、手を払い除けることができない。
「うっ、くっ」
詰まる様に細切れに漏れる声は、抵抗を諦め始め、一緒に性器を扱く始末だ。「はあ。」と何かを逃がす様に息を吐く春人の様子に全てを悟ったアルバートが「どうしてほしい?」と嬉しそうに聞いて来る。緩んだ手に束の間の解放を得た春人が首を傾げる。しかし顔は枕と対面したまま。
「ど、どうって?」
「口が良いかい? それともこのままが良い?」
愚問にも「何を?」と聞いてしまい後ろから「絶頂の迎え方」と色気を帯びた声を耳元で囁かれ身体が跳ねた。安易に「イき方」と言われなかったのも春人を煽る。
「どちらが良い? 選んで」
余裕なさげに催促してくるアルバートが実は春人を追い込んで楽しんでいるのも分かっている。そのペースに飲み込まれ、そして好奇心を抑えきれない春人が小さく「く……ち……」と漏らす。
そして白い視界が天を映し、覆い被さっている筈のアルバートはいなかった。目を一度ぱちくりさせ、次の瞬間大きく見開かれる。
「ああ!」
性器を咥内に収められ、その中で舌がチロチロと不規則な動きをしてくる。熱い喉で締め付けられたかと思えば、喉に触れた粘液を拭うように舌がジュルㇼと音をたて全てを攫って行く。一点に刻まれる快楽に腰が浮き、それを狙ったかのようにアルバートが右腕を腰に絡ませて動きを封じる。左は春人の太ももを持ち上げ、更に咥内の奥へと性器を誘い込む。
「んっ!」
両手で顔を覆い、声を我慢する春人。しかしそれを聞きたいアルバートは更なる快楽を与える。
——ジュル、ジュプ
と淫靡な音が聴覚の興奮までも高まらせてくるが、声を抑えるのに出払っている手では耳を塞ぐことができない。
一枚上手のアルバートになす術もないまま、春人はその時を待つしかなかった。
「……でちゃ……う」
指の隙間から泣きそうな声が逃げ出し元凶に助けを求めた。
それが「やめて。」ではなく「早く楽にして欲しい。」と隠れた想いを乗せている事は想像にたやすく、アルバートは舌先を裏筋に這わせながら口で激しく上下に扱いた。
「んあっ! はっ……」
流石に声を抑えられなくなり、顔をぐちゃぐちゃにしながら春人はアルバートの肩を掴んだ。欲しているのに熱くなった肩を押し除けるような力を加えるがびくともしない。快楽を逃がす腰は相変わらず固定され、どれほど気持ちいいかは肩へ加えた力が物語っている。
そして爪が食い込むほど肩を握りしめ
「はぁ……」
と大きく息を吐き、手がだらりと肩から離れて行った。それとは逆に激しく脈打った性器からは白濁としたものがアルバートの咥内に発射され、喉の奥へと消えて行く。
独特の苦みに顔を顰める事もなく、何事も無かったかのように全てを舐めとる。
「っ!」
達した性器にくすぐったいような刺激を与えられながら後処理をされ、春人は残った力で抵抗する。
身体を逸らせて、アルバートの下から抜け出すと、ようやく彼と目が合った。
親指で食後の様に口元を拭うアルバートが「ごちそうさま。」と微笑む。
「まだだよ!」
「?」
「アルのがまだ終わってない! 今度は、ぼ、僕がする」
と続行をヘニャヘニャ声で宣言した春人が視線を下に移す。
下半身を丸出しにしている春人とは違い衣服を全て纏っているアルバートのそこは興奮で膨らみ影を作っていた。
「……」
その影だけでも分かる。やはりここでもサイズ的な差がある事に……だが、生唾を勢いよく飲み込んだ春人はそこへ意を決して手をかけた。
そして……
「ビ、ビックベン?!」
心の底から驚愕する必死の例えに、さすがのアルバートも苦笑いをするしかなかった。
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