リライト

34日目: 読者を特定する

　今日もリライトをした。
　人の手で書かれた、昨日の記事を引き続き手直した。長めの記事だったが、やっと一段落ついた。

　その後はAI記事のリライトに戻ったが、人の手で書かれた記事を終えた直後のおかげか、かなりリライトがしやすかった。
　分量が少ないこともあるが、やはりAI記事の方が機械的なので、直しやすい。


　最近、リライト前にちょっとした工夫をするようになった。
　それが、「ターゲットの設定」だ。Webライティングでは、ターゲットはペルソナ（人物像）とも呼ばれる。
　つまり、誰宛てに記事を書くか、ということだ。


　例えば、『効果的な筋トレ方法』というテーマの記事を書くとする。
　そんな時は、まずリライト前にペルソナを決める。今回のテーマなら、こんな具合だ。


・年齢は20～50代
・性別は男女両方
・筋トレを既にしているが、なかなか効果が出ず、困っている
・あるいは、もっと効果を上げたい
・とにかく効率よく鍛えたい
・ジムよりも自力で鍛えたい
・お金をかけない方法で鍛える
→ストイック、運動好き、節約家


　こんな具合で、探偵のように読者を特定していく。
　すると、ペルソナに沿った記事が書ける。内容がよりピンポイントになり、「まるで自分のことが書かれているよう」と共感できるような記事に変わる。

　記事を書く前は、はじめから手探りで書き始めるのではなく、ある程度ペルソナを設定してから書いた方が楽になる。
　そうすれば、冒頭もありきたりなものから、ちょっとひねったものに変えられる。例えば、こんな具合に。


・「筋トレをもっと効果的にする方法を知りたくないですか？」
↓
・「筋トレ真っ最中の皆さん。『なかなかこれ以上効果が上がらない』とお悩みではありませんか？」


　ペルソナ特定は、かなり便利な手法だ。意識するだけで、記事の質も大きく変わる。これからも意識していきたい。