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【Ⅰ】夢と現の星間郵便 第5章:邪神教団
68 空戦。そして決着
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「さすが、『器用』ね」
「な! なな! 僕ーの音叉ーが! ルイー! 拾いーに行きなさーい!」
音叉を落とされたクロードが取り乱している。なんか一気に小物感を感じる。
「教祖様。霊神の金床はまだこちらにあるので、また作りましょう」
「うるさーい! 僕ーに指図ーをするーな! 拾いーに行くーぞ!」
「ようやく姿を現したと思ったけど、なんでピーピー叫んでるの……どういう状況?」
サトウの横に、いつの間にか夢羽が座っていた。夢羽は窓を開けて、ルイ達のクルマを見ている。
「出たな! 人神夢羽ー! お前ーを今度こーそ消ーす! この世界ーを終わらせーて、霊だけーの世界ーを作ーる!」
クロードは何か物騒な事を言っている。邪教の目的ってそういう事だったの?
「あー、なるほどね。あたしを消すために輪廻の世界に封じ込めたのね。でも残念、まだ消えてないわ」
「輪廻ーの世界ーで生きられる者ーは、誰ーもいないはずーだ!」
え? 輪廻の世界ってそうなの? 私も普通に歩いていたんだけど……。
「いや、だってあそこ、あたしが作った世界だもん。自分で作った世界で死ぬわけないじゃん」
「あ!!」
クロードは忘れていたのか、思い出したかのような顔をしている。
てか、夢羽が作った!? 人神って何者?
「あ~! やっぱり霊神ソラ様じゃないですか~! 姿を変えても、私にはわかりますわ~!」
アイリスのクルマが、私達のクルマに近づいてくる。
「うわ! アイリスいたの!? ち、違うわよ! 霊神ソラは死んだの! あたしは人神夢羽!」
夢羽はすごく慌てている様子。
霊神ソラだったけど、何か理由があって人神夢羽に姿を変えたのかな?
「だって~……前世で、輪廻の世界と呼ばれる天国を作ったのは霊神ソラ様っていう伝承があったわよ」
「うぐ……現人神アイリス……他の子達は記憶の継承されていないのに、なぜ貴女だけ……」
「わからないわ~。影に歴代の記憶が残されているのよ~」
それを聞いて夢羽は驚いた表情を見せる。
影に記憶を残すって、どういうこと?
「僕ーを放置して会話ーをするんじゃなーい! 人神夢羽ーはまだ生きている事ーはわかっているんーだ。それだったーら、現世ーで消せーばこの世界ーから消えーる!」
クロードは、あの邪気を集めていた壺を見せた。
宇宙ステーションの星の主の記憶で出てきたあの現世での悲惨な出来事って、もしかしてクロードがやった事? この不思議な切手で夢の主を狂わせて、邪気を食べさせて更に狂わせる。そしたら現世でもおかしくなるってことなのかな?
「だいたい合ってるわ。切手なしでも成功しているみたいだけどね」
「いやだから心を読まないでって……。まあ、元凶がわかったからいいや。捕まえるよ!」
「りょーかい!」
タツロウはクルマを動かし、ルイ達のクルマに近づく。
「音叉が無くなったので、仕切り直しでーす。クヒヒ!」
落とした音叉は諦めたのか、クロードはルイに撤退命令を出した。
「かしこまりました……ヒヒヒ! お前達!」
「デス! 呼ばれて飛んできたデス!」
「ルイ様の為なら例え火の中水の中ですよー」
さっき逃げられたパンク姉妹が、クルマに乗ってルイの近くに飛んできた。
「あ! あいつらが狂人を呼び寄せていた姉妹だよ!」
「なんだって! すぐに逮捕だ!」
タツロウは急発進し、シャリーとミャリーのクルマに近づけた。
「デス!? さっきのヤベー奴がいるデス!」
「ルイ様、軍部部長はやべーですよー。早く逃げた方がいいですよー」
どうやらヤベー奴認定されたようだ。
「先に教祖様を逃がしてください。それから各々逃げるのです」
「デス……シャリー頑張ってデス」
「何を言ってるのかしらですよー。ここは、ミャリー姉の『狂化』で何とかしてですよー」
「あたいの能力は、周囲に夢の住民か動物がいないと使えないデス!」
「そうでしたですよー……ここは、あちしの『怪力』の出番ですよー」
何やらミャリーとシャリーは言い争いをしているようだ。
今のうちに2人のクルマに乗り移って……。
私はドアを開け、ミャリーとシャリーの乗るクルマに移ろうとした。その時、
「見つけたぞ! 霊神クロード!!!」
突如、空から見たことのない形の乗り物? が落ちてきた。それが人型に変形し、ルイ達が乗るクルマに殴りかかった。
「うわ!? ……ヒヒヒ。すごいロボットですね。誰が作ったのでしょう……」
ルイはハンドルを回し、その拳を辛うじて避けた。
「は!? この声は、もしかしてゲン!?」
「局長だと!!」
「…………」
あの人型の顔がゲンの顔にそっくりだ。もしかしたら、巨大ロボットに変身しているのかもしれない。
タツロウは驚いた顔をしているが、なぜか夢羽だけ、無言で何かを考えているような顔をしている。
「だ、誰ーだ!?」
「我を忘れたとは言わさんぞ、クロード!」
ロボットの胸元が開き、そこから人の姿をしたゲンが現れた。
あ、ゲンって人の姿も残ってたんだ。
「ゲンー? ……な! なな! 霊神ゲンー!? 『洗脳』ーで記憶ーを封印しーて、局長職ーに就くようーにしたはーず!」
クロードは凄く焦っているような顔をしている。
クロードって元凶の中心人物じゃん。ってことは、こいつを捕まえたら平和になる?
「そうね。だいたい合ってるわ」
「……ゲン! やっちゃって!」
「は! 言われなくても、母の仇、ここで討ち取る!」
逃げ回っているルイ達が乗るクルマを、ゲンは両手で捕まえた。
「ルイー!」
「かしこまりました。ミャリー、シャリー、こちらに!」
「はいデス!」
「わかったですよー」
横付けしていたクルマから、ミャリーとシャリーが飛び出す。シャリーはミャリーの両足首を掴んでいる。
「うわ!? 逃げられた!」
シャリーが背負っていたリュックからジェットエンジンのような物が出てきたと思ったら、一気にルイ達のクルマに近づいた。そして、シャリーがクルマを両手で掴み、ゲンからそれを引き剥がした。
「なんだあいつの力! 我のロボットでも負けたぞ!」
「なんかよくわからないけど、あの子もロボットみたいなんだよね」
「え? そうなのか? あいつからも魂の気配を感じたんだが……って、そんな事言っている場合じゃない!」
ゲンは、クルマを掴んだまま飛んで行こうとするシャリーを追いかける。
「タツロウさん。私達も追いましょう」
「りょーかい。アイリスの嬢ちゃんも一緒に行くよな?」
タツロウは、クルマの上に乗っているアイリスを見て言った。
「そうね~。でも、私はそこでいいわ~」
そう言い、アイリスはクルマの上に飛び移った。
「よく振り落とされないよな……」
「ここは私の夢の中だからね~。それより、早く追いかけなさい~!」
アイリスは、影から取り出した大剣を片手で持つ。
「戦略的撤退ですよー」
蒸気を撒き散らしながら、どんどん上昇していくシャリー。
「追いつかれそうですね……。これならどうですか!」
ルイの声が聞こえた瞬間、荷台の機関銃が動き、そしてまた弾幕を張った。
「うおっとっと……あぶねーな、あの銃」
ゲンが私達に弾幕が当たらないように、ロボットの手でカバーした。
「ありがと」
「どうってことねーよ。それよりあれ、壊せるだろ? アイリス」
ゲンがアイリスを見る。
ゲンがカバーしているからか、ちょうど太陽が隠れている。
「……キキキ! キキキ!!」
アイリスは高らかに笑った。
「え? なになに?」
私はクルマの窓から身体を出して上を見た。
そこには、さっきより巨大な大剣を持ったアイリスがいた。
「タツロウさん! もっとスピードを出して!」
「!! りょーかい!!」
タツロウはアクセルを踏み込む。
クルマは更に加速し、ゲンのロボットの手を通り過ぎた。
「落ちなさい!」
その巨大な大剣を、シャリー達の方向へと投げた。
「ヒヒヒ! 面白いですね!」
ルイがクルマから顔を出してこちらを見た。そして、手に持っている何かのスイッチを押した。
すると、ミャリーのリュックから風船のような物が瞬時に膨らみ、完全に見えなくなった。
その大きな風船のような物に巨大な大剣が刺さり、風船が破裂した。
「やった!?」
割れた大きな風船や、その中にクルマのドアなどの残骸が紛れ込み、下へと落ちていった。
「な! なな! 僕ーの音叉ーが! ルイー! 拾いーに行きなさーい!」
音叉を落とされたクロードが取り乱している。なんか一気に小物感を感じる。
「教祖様。霊神の金床はまだこちらにあるので、また作りましょう」
「うるさーい! 僕ーに指図ーをするーな! 拾いーに行くーぞ!」
「ようやく姿を現したと思ったけど、なんでピーピー叫んでるの……どういう状況?」
サトウの横に、いつの間にか夢羽が座っていた。夢羽は窓を開けて、ルイ達のクルマを見ている。
「出たな! 人神夢羽ー! お前ーを今度こーそ消ーす! この世界ーを終わらせーて、霊だけーの世界ーを作ーる!」
クロードは何か物騒な事を言っている。邪教の目的ってそういう事だったの?
「あー、なるほどね。あたしを消すために輪廻の世界に封じ込めたのね。でも残念、まだ消えてないわ」
「輪廻ーの世界ーで生きられる者ーは、誰ーもいないはずーだ!」
え? 輪廻の世界ってそうなの? 私も普通に歩いていたんだけど……。
「いや、だってあそこ、あたしが作った世界だもん。自分で作った世界で死ぬわけないじゃん」
「あ!!」
クロードは忘れていたのか、思い出したかのような顔をしている。
てか、夢羽が作った!? 人神って何者?
「あ~! やっぱり霊神ソラ様じゃないですか~! 姿を変えても、私にはわかりますわ~!」
アイリスのクルマが、私達のクルマに近づいてくる。
「うわ! アイリスいたの!? ち、違うわよ! 霊神ソラは死んだの! あたしは人神夢羽!」
夢羽はすごく慌てている様子。
霊神ソラだったけど、何か理由があって人神夢羽に姿を変えたのかな?
「だって~……前世で、輪廻の世界と呼ばれる天国を作ったのは霊神ソラ様っていう伝承があったわよ」
「うぐ……現人神アイリス……他の子達は記憶の継承されていないのに、なぜ貴女だけ……」
「わからないわ~。影に歴代の記憶が残されているのよ~」
それを聞いて夢羽は驚いた表情を見せる。
影に記憶を残すって、どういうこと?
「僕ーを放置して会話ーをするんじゃなーい! 人神夢羽ーはまだ生きている事ーはわかっているんーだ。それだったーら、現世ーで消せーばこの世界ーから消えーる!」
クロードは、あの邪気を集めていた壺を見せた。
宇宙ステーションの星の主の記憶で出てきたあの現世での悲惨な出来事って、もしかしてクロードがやった事? この不思議な切手で夢の主を狂わせて、邪気を食べさせて更に狂わせる。そしたら現世でもおかしくなるってことなのかな?
「だいたい合ってるわ。切手なしでも成功しているみたいだけどね」
「いやだから心を読まないでって……。まあ、元凶がわかったからいいや。捕まえるよ!」
「りょーかい!」
タツロウはクルマを動かし、ルイ達のクルマに近づく。
「音叉が無くなったので、仕切り直しでーす。クヒヒ!」
落とした音叉は諦めたのか、クロードはルイに撤退命令を出した。
「かしこまりました……ヒヒヒ! お前達!」
「デス! 呼ばれて飛んできたデス!」
「ルイ様の為なら例え火の中水の中ですよー」
さっき逃げられたパンク姉妹が、クルマに乗ってルイの近くに飛んできた。
「あ! あいつらが狂人を呼び寄せていた姉妹だよ!」
「なんだって! すぐに逮捕だ!」
タツロウは急発進し、シャリーとミャリーのクルマに近づけた。
「デス!? さっきのヤベー奴がいるデス!」
「ルイ様、軍部部長はやべーですよー。早く逃げた方がいいですよー」
どうやらヤベー奴認定されたようだ。
「先に教祖様を逃がしてください。それから各々逃げるのです」
「デス……シャリー頑張ってデス」
「何を言ってるのかしらですよー。ここは、ミャリー姉の『狂化』で何とかしてですよー」
「あたいの能力は、周囲に夢の住民か動物がいないと使えないデス!」
「そうでしたですよー……ここは、あちしの『怪力』の出番ですよー」
何やらミャリーとシャリーは言い争いをしているようだ。
今のうちに2人のクルマに乗り移って……。
私はドアを開け、ミャリーとシャリーの乗るクルマに移ろうとした。その時、
「見つけたぞ! 霊神クロード!!!」
突如、空から見たことのない形の乗り物? が落ちてきた。それが人型に変形し、ルイ達が乗るクルマに殴りかかった。
「うわ!? ……ヒヒヒ。すごいロボットですね。誰が作ったのでしょう……」
ルイはハンドルを回し、その拳を辛うじて避けた。
「は!? この声は、もしかしてゲン!?」
「局長だと!!」
「…………」
あの人型の顔がゲンの顔にそっくりだ。もしかしたら、巨大ロボットに変身しているのかもしれない。
タツロウは驚いた顔をしているが、なぜか夢羽だけ、無言で何かを考えているような顔をしている。
「だ、誰ーだ!?」
「我を忘れたとは言わさんぞ、クロード!」
ロボットの胸元が開き、そこから人の姿をしたゲンが現れた。
あ、ゲンって人の姿も残ってたんだ。
「ゲンー? ……な! なな! 霊神ゲンー!? 『洗脳』ーで記憶ーを封印しーて、局長職ーに就くようーにしたはーず!」
クロードは凄く焦っているような顔をしている。
クロードって元凶の中心人物じゃん。ってことは、こいつを捕まえたら平和になる?
「そうね。だいたい合ってるわ」
「……ゲン! やっちゃって!」
「は! 言われなくても、母の仇、ここで討ち取る!」
逃げ回っているルイ達が乗るクルマを、ゲンは両手で捕まえた。
「ルイー!」
「かしこまりました。ミャリー、シャリー、こちらに!」
「はいデス!」
「わかったですよー」
横付けしていたクルマから、ミャリーとシャリーが飛び出す。シャリーはミャリーの両足首を掴んでいる。
「うわ!? 逃げられた!」
シャリーが背負っていたリュックからジェットエンジンのような物が出てきたと思ったら、一気にルイ達のクルマに近づいた。そして、シャリーがクルマを両手で掴み、ゲンからそれを引き剥がした。
「なんだあいつの力! 我のロボットでも負けたぞ!」
「なんかよくわからないけど、あの子もロボットみたいなんだよね」
「え? そうなのか? あいつからも魂の気配を感じたんだが……って、そんな事言っている場合じゃない!」
ゲンは、クルマを掴んだまま飛んで行こうとするシャリーを追いかける。
「タツロウさん。私達も追いましょう」
「りょーかい。アイリスの嬢ちゃんも一緒に行くよな?」
タツロウは、クルマの上に乗っているアイリスを見て言った。
「そうね~。でも、私はそこでいいわ~」
そう言い、アイリスはクルマの上に飛び移った。
「よく振り落とされないよな……」
「ここは私の夢の中だからね~。それより、早く追いかけなさい~!」
アイリスは、影から取り出した大剣を片手で持つ。
「戦略的撤退ですよー」
蒸気を撒き散らしながら、どんどん上昇していくシャリー。
「追いつかれそうですね……。これならどうですか!」
ルイの声が聞こえた瞬間、荷台の機関銃が動き、そしてまた弾幕を張った。
「うおっとっと……あぶねーな、あの銃」
ゲンが私達に弾幕が当たらないように、ロボットの手でカバーした。
「ありがと」
「どうってことねーよ。それよりあれ、壊せるだろ? アイリス」
ゲンがアイリスを見る。
ゲンがカバーしているからか、ちょうど太陽が隠れている。
「……キキキ! キキキ!!」
アイリスは高らかに笑った。
「え? なになに?」
私はクルマの窓から身体を出して上を見た。
そこには、さっきより巨大な大剣を持ったアイリスがいた。
「タツロウさん! もっとスピードを出して!」
「!! りょーかい!!」
タツロウはアクセルを踏み込む。
クルマは更に加速し、ゲンのロボットの手を通り過ぎた。
「落ちなさい!」
その巨大な大剣を、シャリー達の方向へと投げた。
「ヒヒヒ! 面白いですね!」
ルイがクルマから顔を出してこちらを見た。そして、手に持っている何かのスイッチを押した。
すると、ミャリーのリュックから風船のような物が瞬時に膨らみ、完全に見えなくなった。
その大きな風船のような物に巨大な大剣が刺さり、風船が破裂した。
「やった!?」
割れた大きな風船や、その中にクルマのドアなどの残骸が紛れ込み、下へと落ちていった。
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