輪廻と土竜 人間界管理人 六道メグル

ひろみ透夏

文字の大きさ
上 下
38 / 86
第7章 クラスメイト

01

しおりを挟む
「さあ、アナルに挿れてやるよ」
部長が、小坂の股を開いた。太いモノがズッと小坂の中に入ってきた。

「アァァァ!」
小坂から涙とともに叫び声が出た。

「あはは、喜んでいる」
「すごいな」
見物している周りの部員たちが、見世物でも見るようにざわめいた。
「いいぞ……熱い……」
部長が、小坂の腰を抱きながら呻いた。
「早く俺にもやらせてくれよ」
三年のほかのレギュラー部員が待ちきれないように催促する。
「口を使えよ」
部長の許可が出ると、小坂の肩は、別の部員につかまれた。
「オッ……ゴモ……」
小坂の口は、たちまちふさがれた。酸い匂い。目に涙が滲む。
「あのイケメン教師が、と思うと……たまらないな」
小坂の頭を鷲掴みにして、小坂の顔を見ながら、咥えさせ動かしている部員が言った。
「おう。男に興味ない俺でも、小坂ならいけるぜ」
部員の脇で、別の部員が言った。
「うっわ、しめつけてくる。そんなに、しゃぶるのが好きなのかよ」
背後では部長がうめいている。
「声を聞かせてくれよ」
かたわらで、副部長がやきもきしたように言う。
「そらよ」
 小坂の口からモノが抜かれた。

「あぁ……ァァァ……!」
ごりごりと腸壁をこすられ、小坂は、かすれた声で、叫んだ。

 見物人たちが口々に言う。
「『もっとほしい』だろ?」
「そのうち言いだすさ。こいつは俺たちの玩具なんだ」
「昔から性処理玩具だったんだ。すぐに腰を振って欲しがるだろう」
「あの教壇に立っている小坂が、こんなに卑猥な姿で犯されてるなんて……」
「こんなにアナルでよがる男だったのか」
「こんなにアナル開発されてるなんて、いやらしいな」


「アァァァ……やめてくれ……アァァァ」
興奮した部員たちは皆、自分でしごいて小坂のからだに擦り付けはじめた。
「嫌だ……やめてくれ」
身体中に粘液に濡れたモノを押し付けられ小坂はうめいた。
「おぉ……」
右から左から口にモノを押しつけられる。

「ほら、これも舐めるんだよ」
唇に押しつけられたものを舌を動かして、必死で舐める。ぴちゃりぴちゃりと音を立てて。

「ん……ん……あふぅ……」
口に次々に押し当てられ、息継ぐ暇もない。

「ああ、アナル最高だよ……」
部長は小坂のアナルをむさぼっている。
「部長が挿れてくださっているんだ。なんとか言ったらどうだ」
副部長が言う。

「ん……あ……」
何本ものモノを口で愛撫させられながら、下にも挿れられる。乱暴に動かされ、アナルの痛みに耐えるのが精一杯だ。

「『気持ちいいです』くらい、言ったらどうだ?」

「アッ……ンッ……」
部長が小坂の尻から抜いた。入っている時は、きついのに、抜かれてみると、強烈な「欲しい」という感覚が小坂を襲った。

 部長が前にまわると、部員がどいて、部長は小坂の口に突っ込んだ。
「オッ……グォッ……」
大便と精液と小便の入りまじった味がする。吐きそうだ。吐き気がこみあげる。

「吐いたら、吐いたものを全部、食わせるからな」
乱暴な抜き差しをしながら、部長が言った。

 副部長が代わってアナルを使い始めた。
「ほんとだ。すごいアナルだ。中がヌルヌルじゃないか」
副部長は感嘆した。
「だれとやってたんだ? 最初から精液が垂れてたぜ」
もう一人の副部長が言う。
「クチュクチュいってる。中にザーメンをたっぷり流しこまれてきたんだろう。生徒会長のか?」

「生徒会長か……あいつも犯したいな……クソ生意気なあいつの口に……」
部長が小坂の口を使いながら言った。

「生徒会長は風紀委員長とできてるんだろう」
猿のような副部長が笑った。
「あいつら生徒会室でやってるって噂だぜ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

勇気と巫女の八大地獄巡り

主道 学
ホラー
 死者を弔うために地獄を旅する巫女と、罪を犯して死んだ妹を探すために地獄マニアの勇気が一緒に旅をする。    勇気リンリンの地獄巡り。  ホラーテイスト&純愛ラブストーリーです。

ヴァルプルギスの夜~ライター月島楓の事件簿

加来 史吾兎
ホラー
 K県華月町(かげつちょう)の外れで、白装束を着させられた女子高生の首吊り死体が発見された。  フリーライターの月島楓(つきしまかえで)は、ひょんなことからこの事件の取材を任され、華月町出身で大手出版社の編集者である小野瀬崇彦(おのせたかひこ)と共に、山奥にある華月町へ向かう。  華月町には魔女を信仰するという宗教団体《サバト》の本拠地があり、事件への関与が噂されていたが警察の捜査は難航していた。  そんな矢先、華月町にまつわる伝承を調べていた女子大生が行方不明になってしまう。  そして魔の手は楓の身にも迫っていた──。  果たして楓と小野瀬は小さな町で巻き起こる事件の真相に辿り着くことができるのだろうか。

ハイブリッド・ブレイン

青木ぬかり
ミステリー
「人とアリ、命の永さは同じだよ。……たぶん」  14歳女子の死、その理由に迫る物語です。

二条姉妹 篇 人間界管理人 六道メグル

ひろみ透夏
ホラー
★巧みに姿を隠しつつ『越界者』を操り人間界の秩序を乱す『魔鬼』とは一体誰なのか?★ 相棒と軽快な掛け合いでテンポよく進みつつ、シリアスな現代社会の闇に切り込んでゆく。 激闘の末、魔鬼を封印したメグルとモグラは、とある街で探偵事務所を開いていた。 そこへ憔悴した初老の男が訪れる。男の口から語られたのはオカルトじみた雑居ビルの怪事件。 現場に向かったメグルとモグラは、そこで妖しい雰囲気を持つ少女と出会う。。。 序章 第1章 再始動 第2章 フィットネスジム 第3章 宵の刻 第4章 正体 第5章 つながり 第6章 雨宮香澄 第7章 あしながおじさんと女の子 第8章 配達 第9章 決裂 第10章 小野寺さん 第11章 坂田佐和子 第12章 紬の家 第13章 確信にも近い信頼感 第14章 魔鬼 第15章 煉獄長 終章 

音のしない部屋〜怪談・不思議系短編集

ねぎ(ポン酢)
ホラー
短編で書いたものの中で、怪談・不思議・ホラー系のものをまとめました。基本的にはゾッとする様なホラーではなく、不思議系の話です。(たまに増えます)※怖いかなと思うものには「※」をつけてあります (『stand.fm』にて、AI朗読【自作Net小説朗読CAFE】をやっております。AI朗読を作って欲しい短編がありましたらご連絡下さい。)

私の入る余地なんてないことはわかってる。だけど……。

さくしゃ
恋愛
キャロルは知っていた。 許嫁であるリオンと、親友のサンが互いを想い合っていることを。 幼い頃からずっと想ってきたリオン、失いたくない大切な親友であるサン。キャロルは苦悩の末に、リオンへの想いを封じ、身を引くと決めていた——はずだった。 (ああ、もう、) やり過ごせると思ってた。でも、そんなことを言われたら。 (ずるいよ……) リオンはサンのことだけを見ていると思っていた。けれど——違った。 こんな私なんかのことを。 友情と恋情の狭間で揺れ動くキャロル、リオン、サンの想い。 彼らが最後に選ぶ答えとは——? ⚠️好みが非常に分かれる作品となっております。 ⚠️不倫等を推奨する作品ではないです。

大江戸あやかし絵巻 ~一寸先は黄泉の国~

坂本 光陽
ミステリー
サブとトクという二人の少年には、人並み外れた特技があった。めっぽう絵がうまいのである。 のんびり屋のサブは、見た者にあっと言わせる絵を描きたい。聡明なトクは、美しさを極めた絵を描きたい。 二人は子供ながらに、それぞれの夢を抱いていた。そんな彼らをあたたかく見守る浪人が一人。 彼の名は桐生希之介(まれのすけ)。あやかしと縁の深い男だった。

百物語 厄災

嵐山ノキ
ホラー
怪談の百物語です。一話一話は長くありませんのでお好きなときにお読みください。渾身の仕掛けも盛り込んでおり、最後まで読むと驚くべき何かが提示されます。 小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。

処理中です...