18 / 38
ニャンコ
しおりを挟む
田中家はよく見られる瓦屋根の木造2階建てで、庭に景観を意識した、ちょっとした池や花畑があるニャン。
池には鯉が3匹いたニャン。
1匹は、この間の夜中に、龍に化け、空に昇っていったのニャン。完全にお前食っただろうって、飼い主のクソババァに怒られたニャン。
だから、腹いせに食卓にあった刺身を食ってやったニャン。
家族の目を盗んで、1メートルの高さのテーブルに飛び乗った時、急ぎ過ぎて、前足の爪打ったニャン。
普通に痛かったニャン。
3日は戻らない方がいいかと思って、家出してたけど、心配してるかも知れないと思って、2日後に戻ったニャン。
僕を発見した時のクソババァの目が、人の目をしてなかったニャン。
…アイツ、僕を殺す気ニャン。
田中家の長女のしじみちゃんは、まだ6才だから、何に対しても興味があるのニャン。
口角毛と上唇毛を、ヒゲ、ヒゲと言って触ってくるニャン。そこじゃなくて、頭撫でてくれニャン。この間寝てた時に、抜こうとしてた事を忘れないニャン。芋みたいにひっこ抜いて、蒸して食べるなんて事はできないニャン。僕は、しじみちゃんみたいに目はあんまり良くないニャン。重要な毛ニャン。
長男の拓郎は高校生ニャン。言っとくけど、うまい棒は好きじゃないニャン。マグロを焼いて、バラして食わせてくれニャン。後、僕にワンワンって呼びかけるの止めてくれニャン。垣根の外に歩いてる猫仲間の耳に入ったら、実はあいつ、犬だってさーって、噂が広がって仲間外れになるニャン。
アメリカンショートヘアの猫ニャン。
もっと可愛がってくれニャン。
そしたら、お礼として、屋根裏部屋にいたネズミを仕留めてやるニャン。
100匹はいるニャン。
池には鯉が3匹いたニャン。
1匹は、この間の夜中に、龍に化け、空に昇っていったのニャン。完全にお前食っただろうって、飼い主のクソババァに怒られたニャン。
だから、腹いせに食卓にあった刺身を食ってやったニャン。
家族の目を盗んで、1メートルの高さのテーブルに飛び乗った時、急ぎ過ぎて、前足の爪打ったニャン。
普通に痛かったニャン。
3日は戻らない方がいいかと思って、家出してたけど、心配してるかも知れないと思って、2日後に戻ったニャン。
僕を発見した時のクソババァの目が、人の目をしてなかったニャン。
…アイツ、僕を殺す気ニャン。
田中家の長女のしじみちゃんは、まだ6才だから、何に対しても興味があるのニャン。
口角毛と上唇毛を、ヒゲ、ヒゲと言って触ってくるニャン。そこじゃなくて、頭撫でてくれニャン。この間寝てた時に、抜こうとしてた事を忘れないニャン。芋みたいにひっこ抜いて、蒸して食べるなんて事はできないニャン。僕は、しじみちゃんみたいに目はあんまり良くないニャン。重要な毛ニャン。
長男の拓郎は高校生ニャン。言っとくけど、うまい棒は好きじゃないニャン。マグロを焼いて、バラして食わせてくれニャン。後、僕にワンワンって呼びかけるの止めてくれニャン。垣根の外に歩いてる猫仲間の耳に入ったら、実はあいつ、犬だってさーって、噂が広がって仲間外れになるニャン。
アメリカンショートヘアの猫ニャン。
もっと可愛がってくれニャン。
そしたら、お礼として、屋根裏部屋にいたネズミを仕留めてやるニャン。
100匹はいるニャン。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

声劇・シチュボ台本たち
ぐーすか
大衆娯楽
フリー台本たちです。
声劇、ボイスドラマ、シチュエーションボイス、朗読などにご使用ください。
使用許可不要です。(配信、商用、収益化などの際は 作者表記:ぐーすか を添えてください。できれば一報いただけると助かります)
自作発言・過度な改変は許可していません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる