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第二章 熱き炎よギルロに届け、切なる思い
その233
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か、体が動かねえ…!
これはハムカンデの仕業なのか?
お前は、シブの体を自動的に時間を遡らせて傷を回復させる様にしてたはずなのに、その仕組みを、解いた。
自分の駒として、思う様に動かないから。
もう用済みなんだって事なんだろ?
お前の命じゃないのに、まるでおもちゃみたいにして、いらなくなったから、電池を抜いて捨てるのか?
最初からこうなる事も考えてやってたとしたら、もうお前は人間じゃない。
お前みたいな奴、許せる訳がない。
だから、俺がシブの無念を晴らしてやるって思った。
俺の剣から空気伝導の斬撃を飛ばして、それをハムカンデのいる屋上までたどり着かせた。
手首に浮かぶ紫色の炎が、少しだけ俺に力を貸してくれたおかげだ。
俺の攻撃は、ハムカンデに直撃した様に見えた。
なのに、この金縛りの様な力は…。
まさか、ハムカンデは何ともないのか?
「ぐぎぎ…っ!」
う、動かねえ!
俺の体はどうなったんだ?体中の神経全て抜き取られて、まるで木にでも変えられたみたいだ。
俺がこの場所から攻撃した城の屋上は、今もまだ煙が上がってよく見えない。
ハムカンデに攻撃は当たったのか?
それとも、いなされた?
もしハムカンデが無傷なら、反撃してくるだろうな。だけど、ここから城の屋上までだいぶ距離があるのに、ハムカンデは遠くから俺に触れてもいないのに、変な術で仕掛けてこれるものなのか?
それに、ここまで動けないくらい強力なんて…!
どうにかできる気がしねえ。
でも、諦めたらおしまいだ。
何とかこの術から抜け出さないと。
「ぐぬ…っ!」
はあっ!
体が全く動かねえ!
こんな状態で、次に何かの攻撃を受けたら、おしまいだ。
早く、動けぇぇっ!
「!?」
何だ?
急に辺りが…。
明かりを一斉に落とそうとした?
俺の勘違いか?
「ここに…お前達の居場所は存在しない」
「!?」
「何故、争いを好むのか」
「あ、争いを…好むだって?」
誰の声だ?
近くから聞こえた様な気がした。
…!
やっぱり勘違いじゃない。
辺りの明かりが落ちて、そのまま真っ暗になった。
城や家の明かりや、空の赤黒い光も全て、明かりという明かりがなくなった。
闇の中に俺1人、取り残された。
いや、もう1人の存在が近くにいる。
…俺の後ろに、誰かの気配がする。
俺の後ろにいるのは、ハムカンデ??
でも、何か違う。
俺への威圧は感じるけど、ハムカンデとは違う。
何か、鋭く、もっとまっすぐに俺に突きつけてくる様な感じだ。
「その荒ぶる感情は禍をもたらす。そして、私の設けた禁忌にも触れたのだ。お前に赦しを与える理由など、存在せぬ…」
「ま、待て…!」
そうか!何度も俺の前に突然現れて、意味不明な警告をして消えていく。お前は、裸眼か!?
「この清らかだった地をこれ以上、他所者に踏み弄られる事に堪え兼ねるのだ。案ずるが良い、お前の身体に暫くの間、命は吹き込まれたまま。お前の感情は薄れ、意識は朦朧としながら、ゆっくりと死に向かう。その時が来るまで、思い出に身を委ねるが良い」
俺を、殺すって言ってるのか?
ホルケンダが言っていた事は、やっぱり真実か?
この場所を守るためにオーロフ族達を相手に争った神仏候が2つに割れ、善と悪が生まれたとか。そこから、空の処刑…、感情の搾取が始まったとか言ってたよな。
お前のしわざか?
お前が神の様な存在が2つに割れた、悪の方なのか?
「さあ、もうお前に猶予は与えぬぞ…」
「裸眼!?」
「裸眼…。そうだな、私はお前にそう名乗ったのだ」
何だ、その微妙な反応は。お前が俺に名乗った名前なのに、まるで認めてねえ様な名前だとでも言いたそうだな。
まるで、俺みたいだ。
俺も自分の名前を言いたくなくて、俺の名前はテテだなんて言ったりもした。
そうだよな。
元々は1人だから、お前は別の名前がある。
それが、神仏侯か?
いいさ。
俺だって、本当の名前なんて、言いたくもない。
特に、お前みたいな神のなり損ないみたいな奴には。
「…さあ、もう時間だ」
お前は、見分けがつかないんだろうな。誰が悪い奴で、誰がまともな奴だなんて。
それはそうだよな?
お前自体が、狂ってやがるんだから。
「お前のもう1人は、何て言ってるんだ?」
「何?」
「お前は2人で1人、今のお前は半人前ってやつだ。もう1人は、お前のしでかした事、知って許して、やらせてるんだよな?」
「お前に私の存在意義など語りはせぬ。もしその様な事を耳にしたというのなら、ただの戯れ事。気に病む事ではない」
「今のは、俺の質問に答えたのか?もう1人の奴は、裸眼、お前に何て言ってるんだって、聞いてんだよ!」
「愚かな…」
愚かなのは俺か?
この土地を取られて、ここで勝手に殺戮劇を繰り広げられたら、イラつく気持ちも当然だ。
でも、神みたいな存在なら、元凶が誰なのかわかるんじゃないのか?
シブは俺を助けようとしてくれた。ハムカンデはそのシブを殺したんだ。そいつへの攻撃は許されない、それは自分の土地でやるからって。だから、死をもって償えって、そう俺に言うんだな?
神ってやつは、自分の事ばかり気にするのか?
誰が犠牲になろうと、誰が悲しい目に遭おうと、自分に害がなければ、それでいいって。
「お前達住人の心理では、遠く及ぶ領域ではないのだ。私に抗うなど、愚かな事だ」
俺の小さな脳みそで考えても、お前達の考えに遠く及ばないって言いたいのか?
この世界は神しか住んでねえのか?
そうじゃねえだろう。
だったら、ここに住む奴らのわかる様に言わねえと…。
何も!
伝わらねえ!
「!?」
「ぐぎぎ…っ!!」
「ぐぉぉ…っ!」
どうした!?俺の体は少しずつ動いてるぜ。お前の力は絶対じゃない!お前の感情を奪う攻撃だって、俺なら…耐えてやる!
お前なんて、大した存在じゃない!
「…お前は私に言ったな?」
「ああ?」
「もう1人の意見を聞きたいと」
「ならば、私の元へ連れて来るのだ。そのもう1人の存在を」
もう1人の存在?
ホルケンダの話だと、あの城の地下に監禁したはずだって言ってたな。でも、その存在も消えたとか言ってた様な。
「私の存在意義を問おうというのだろう?ならば、その機会をお前に与えてやろうと言っているのだ」
「さあ、連れて来るが良い」
「心眼を」
これはハムカンデの仕業なのか?
お前は、シブの体を自動的に時間を遡らせて傷を回復させる様にしてたはずなのに、その仕組みを、解いた。
自分の駒として、思う様に動かないから。
もう用済みなんだって事なんだろ?
お前の命じゃないのに、まるでおもちゃみたいにして、いらなくなったから、電池を抜いて捨てるのか?
最初からこうなる事も考えてやってたとしたら、もうお前は人間じゃない。
お前みたいな奴、許せる訳がない。
だから、俺がシブの無念を晴らしてやるって思った。
俺の剣から空気伝導の斬撃を飛ばして、それをハムカンデのいる屋上までたどり着かせた。
手首に浮かぶ紫色の炎が、少しだけ俺に力を貸してくれたおかげだ。
俺の攻撃は、ハムカンデに直撃した様に見えた。
なのに、この金縛りの様な力は…。
まさか、ハムカンデは何ともないのか?
「ぐぎぎ…っ!」
う、動かねえ!
俺の体はどうなったんだ?体中の神経全て抜き取られて、まるで木にでも変えられたみたいだ。
俺がこの場所から攻撃した城の屋上は、今もまだ煙が上がってよく見えない。
ハムカンデに攻撃は当たったのか?
それとも、いなされた?
もしハムカンデが無傷なら、反撃してくるだろうな。だけど、ここから城の屋上までだいぶ距離があるのに、ハムカンデは遠くから俺に触れてもいないのに、変な術で仕掛けてこれるものなのか?
それに、ここまで動けないくらい強力なんて…!
どうにかできる気がしねえ。
でも、諦めたらおしまいだ。
何とかこの術から抜け出さないと。
「ぐぬ…っ!」
はあっ!
体が全く動かねえ!
こんな状態で、次に何かの攻撃を受けたら、おしまいだ。
早く、動けぇぇっ!
「!?」
何だ?
急に辺りが…。
明かりを一斉に落とそうとした?
俺の勘違いか?
「ここに…お前達の居場所は存在しない」
「!?」
「何故、争いを好むのか」
「あ、争いを…好むだって?」
誰の声だ?
近くから聞こえた様な気がした。
…!
やっぱり勘違いじゃない。
辺りの明かりが落ちて、そのまま真っ暗になった。
城や家の明かりや、空の赤黒い光も全て、明かりという明かりがなくなった。
闇の中に俺1人、取り残された。
いや、もう1人の存在が近くにいる。
…俺の後ろに、誰かの気配がする。
俺の後ろにいるのは、ハムカンデ??
でも、何か違う。
俺への威圧は感じるけど、ハムカンデとは違う。
何か、鋭く、もっとまっすぐに俺に突きつけてくる様な感じだ。
「その荒ぶる感情は禍をもたらす。そして、私の設けた禁忌にも触れたのだ。お前に赦しを与える理由など、存在せぬ…」
「ま、待て…!」
そうか!何度も俺の前に突然現れて、意味不明な警告をして消えていく。お前は、裸眼か!?
「この清らかだった地をこれ以上、他所者に踏み弄られる事に堪え兼ねるのだ。案ずるが良い、お前の身体に暫くの間、命は吹き込まれたまま。お前の感情は薄れ、意識は朦朧としながら、ゆっくりと死に向かう。その時が来るまで、思い出に身を委ねるが良い」
俺を、殺すって言ってるのか?
ホルケンダが言っていた事は、やっぱり真実か?
この場所を守るためにオーロフ族達を相手に争った神仏候が2つに割れ、善と悪が生まれたとか。そこから、空の処刑…、感情の搾取が始まったとか言ってたよな。
お前のしわざか?
お前が神の様な存在が2つに割れた、悪の方なのか?
「さあ、もうお前に猶予は与えぬぞ…」
「裸眼!?」
「裸眼…。そうだな、私はお前にそう名乗ったのだ」
何だ、その微妙な反応は。お前が俺に名乗った名前なのに、まるで認めてねえ様な名前だとでも言いたそうだな。
まるで、俺みたいだ。
俺も自分の名前を言いたくなくて、俺の名前はテテだなんて言ったりもした。
そうだよな。
元々は1人だから、お前は別の名前がある。
それが、神仏侯か?
いいさ。
俺だって、本当の名前なんて、言いたくもない。
特に、お前みたいな神のなり損ないみたいな奴には。
「…さあ、もう時間だ」
お前は、見分けがつかないんだろうな。誰が悪い奴で、誰がまともな奴だなんて。
それはそうだよな?
お前自体が、狂ってやがるんだから。
「お前のもう1人は、何て言ってるんだ?」
「何?」
「お前は2人で1人、今のお前は半人前ってやつだ。もう1人は、お前のしでかした事、知って許して、やらせてるんだよな?」
「お前に私の存在意義など語りはせぬ。もしその様な事を耳にしたというのなら、ただの戯れ事。気に病む事ではない」
「今のは、俺の質問に答えたのか?もう1人の奴は、裸眼、お前に何て言ってるんだって、聞いてんだよ!」
「愚かな…」
愚かなのは俺か?
この土地を取られて、ここで勝手に殺戮劇を繰り広げられたら、イラつく気持ちも当然だ。
でも、神みたいな存在なら、元凶が誰なのかわかるんじゃないのか?
シブは俺を助けようとしてくれた。ハムカンデはそのシブを殺したんだ。そいつへの攻撃は許されない、それは自分の土地でやるからって。だから、死をもって償えって、そう俺に言うんだな?
神ってやつは、自分の事ばかり気にするのか?
誰が犠牲になろうと、誰が悲しい目に遭おうと、自分に害がなければ、それでいいって。
「お前達住人の心理では、遠く及ぶ領域ではないのだ。私に抗うなど、愚かな事だ」
俺の小さな脳みそで考えても、お前達の考えに遠く及ばないって言いたいのか?
この世界は神しか住んでねえのか?
そうじゃねえだろう。
だったら、ここに住む奴らのわかる様に言わねえと…。
何も!
伝わらねえ!
「!?」
「ぐぎぎ…っ!!」
「ぐぉぉ…っ!」
どうした!?俺の体は少しずつ動いてるぜ。お前の力は絶対じゃない!お前の感情を奪う攻撃だって、俺なら…耐えてやる!
お前なんて、大した存在じゃない!
「…お前は私に言ったな?」
「ああ?」
「もう1人の意見を聞きたいと」
「ならば、私の元へ連れて来るのだ。そのもう1人の存在を」
もう1人の存在?
ホルケンダの話だと、あの城の地下に監禁したはずだって言ってたな。でも、その存在も消えたとか言ってた様な。
「私の存在意義を問おうというのだろう?ならば、その機会をお前に与えてやろうと言っているのだ」
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「心眼を」
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