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装備作り
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部屋に帰った僕はとりあえず装備作りをすることにする。
錬成のスキルレベルはもう上がらないはずだけど続けて損はないはずだ。
それに硬くて軽い装備を作れれば戦闘力アップにつながる。
とは言ってもそんな特殊な鉱石は持っていない。
必然、軽くすれば防御力は落ちてしまう。
そこで、だ。
この問題を解決できちゃうのが付与錬成だ。
特殊効果を付与し、強度、継戦能力、自動回復、自動修復などを上げる。
自動修復は刃が欠けた武器が自動で治っていく。
自動回復は武器を持っていれば気持ち回復するぐらいだ。
ただ、魔力の注ぎ具合で回復力、修復力がアップする。
継戦能力は魔力の吸収率をアップさせるというもの。
これまた魔力の注ぎ具合で変わる。
勿論強度も同じだ。
ということで金属繊維を普通に使える程度の軽さで織りこみ、動きを阻害しないチュニックのような感じの装備にする…予定だったんだけど早希の装備を作ろうと思い立ったからマントっぽくする。
そしてこれに最大レベルで魔力を注ぎ込み強度を上げる。
ただ上げると言っても最大レベルの魔力を注ぎ込まれた訳で、そんな膨大な魔力を注がれると並の刀では歯が立たない程の硬さだ。
尚、注がれているのは魔力なので重くはない。
「はい。早希。これ、早希のマント。」
「え?あ、ありがと…」
よし、これでいいかな。
多少重いだろうけど早希なら大丈夫でしょ。
さて、本格的にやることがない。
あぁ、銃も作っちゃおうか。
とりあえず銃を作り込む。
一瞬で作ったものだけどそこそこのパワーが出るはず。
本命は弾丸だ。
火薬を圧縮錬成し、尋常じゃない密度で組み上げ、金属でコーティングする。
これで一発。
あとは単純作業だ。
とりあえず千発分を目標としよう。
----
ふぅ…日が暮れちゃったよ。
「はい。これ、一丁だけだけど早希の銃。と弾丸。」
「こ、こんなに…ありがとう。ユウ大好き。」
その言葉になんだか気恥ずかしくなって横を向いてしまう。
今まで散々腕枕だのなんだのやってきたのに何やってんだか。
まぁ、いっか。
さて、明日からはまた探索に入っていこうかな…
4階層までならどうにかなるでしょ。
あー、お腹減った。
さっさと食べてさっさと寝よう。
そうしないと顔の火照りが収まりそうにないや。
錬成のスキルレベルはもう上がらないはずだけど続けて損はないはずだ。
それに硬くて軽い装備を作れれば戦闘力アップにつながる。
とは言ってもそんな特殊な鉱石は持っていない。
必然、軽くすれば防御力は落ちてしまう。
そこで、だ。
この問題を解決できちゃうのが付与錬成だ。
特殊効果を付与し、強度、継戦能力、自動回復、自動修復などを上げる。
自動修復は刃が欠けた武器が自動で治っていく。
自動回復は武器を持っていれば気持ち回復するぐらいだ。
ただ、魔力の注ぎ具合で回復力、修復力がアップする。
継戦能力は魔力の吸収率をアップさせるというもの。
これまた魔力の注ぎ具合で変わる。
勿論強度も同じだ。
ということで金属繊維を普通に使える程度の軽さで織りこみ、動きを阻害しないチュニックのような感じの装備にする…予定だったんだけど早希の装備を作ろうと思い立ったからマントっぽくする。
そしてこれに最大レベルで魔力を注ぎ込み強度を上げる。
ただ上げると言っても最大レベルの魔力を注ぎ込まれた訳で、そんな膨大な魔力を注がれると並の刀では歯が立たない程の硬さだ。
尚、注がれているのは魔力なので重くはない。
「はい。早希。これ、早希のマント。」
「え?あ、ありがと…」
よし、これでいいかな。
多少重いだろうけど早希なら大丈夫でしょ。
さて、本格的にやることがない。
あぁ、銃も作っちゃおうか。
とりあえず銃を作り込む。
一瞬で作ったものだけどそこそこのパワーが出るはず。
本命は弾丸だ。
火薬を圧縮錬成し、尋常じゃない密度で組み上げ、金属でコーティングする。
これで一発。
あとは単純作業だ。
とりあえず千発分を目標としよう。
----
ふぅ…日が暮れちゃったよ。
「はい。これ、一丁だけだけど早希の銃。と弾丸。」
「こ、こんなに…ありがとう。ユウ大好き。」
その言葉になんだか気恥ずかしくなって横を向いてしまう。
今まで散々腕枕だのなんだのやってきたのに何やってんだか。
まぁ、いっか。
さて、明日からはまた探索に入っていこうかな…
4階層までならどうにかなるでしょ。
あー、お腹減った。
さっさと食べてさっさと寝よう。
そうしないと顔の火照りが収まりそうにないや。
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