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ダンジョン再び…
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うーん…ちゃんと探索してなかったからまだ奥があることに気づかなかったのかなぁ…
ま、いっか。とりあえず繋がってそうだし開通させとこうか。
「宗谷。この壁壊せる?」
「ん?おう。できないこたねえだろ。」
宗谷が拳を思いっきり振りかぶり、魔力を脚と拳に込めて振り抜く。
爆音を響かせて振り抜かれた拳は音を置き去りにして壁に激突する。
筋力カンストしてるしきっと壊せるでしょ。
そう思っていた。
物凄い轟音と共に宗谷の拳が砕け散るまでは。
「いってぇぇぇ…」
「ちょ、優里!早くしてあげて!」
「わ、わかってる!」
宗谷の拳に光が降り注ぎ、砕けた拳が再生されていく。
「うおぁ…なんだこの壁。」
「少なくともただの壁じゃないなぁ…」
「悠一郎の必殺スキルでも使えば壊れるんじゃねえか?」
「こんなところで使いたくないって。クールタイム長いんだから。」
必殺スキルっていうのは、上級職から使えるようになるスキルで、職と位の高さによって変わる。
例えば僕の刀神の必殺スキルは「一定時間内に攻撃されたダメージを5倍にして返す」というスキルだ。
味方の攻撃も関係なしだ。
尚、カウンターを食らうのはダメージを最後に与えた者になる。
相手の衝撃反応装甲などで食らうダメージも例外ではない。
仮にこの壁がそういう物なら僕が攻撃しまくればいい。
カウンター技であるからして、首を跳ね飛ばされでもしない限り発動する。
HPを超えるダメージを受けても1で耐えれる。
ただ、さっきのは物理法則が働いてただけでそんな感じはしなかった。
だから意味はない。
「あとさ、なんかの魔物の群れが近づいてきてるんだけど気づいてる?」
「マジか。迎え撃つしかないわな。」
臨戦態勢をとり、来るべき敵を待つ。
独特の羽音を響かせながら現れたのは
「キャッ!!は、蜂!?」
早希が可愛らしい悲鳴を上げながらそれの正体を告げる。
蜂はこちらに気づいた途端針をマシンガンのごとく飛ばしてくる。
障壁を張って受け止めると障壁の表面に紅蓮の花が咲いた。
どうやら爆発するみたいだ。
囲まれたら身動き取れなくなりそうだね。
なら中から消し飛ばさせてもらおう。
「美奈代。」
「あいあいさー。」
障壁を正面のみのものから球体に変える。
次の瞬間障壁の外に雷球がいくつも展開され、雷球と雷球を伝って雷が通る。
雷球に到達した瞬間、雷球と雷が鼓膜が破れるような轟音を響かせて激しく放電する。
夥しい数の蜂を周囲すべてを嘗め尽くす雷が紙屑のごとく破砕していく。
ものの数秒で蜂を殲滅し尽くした雷はそれだけでは飽き足らず障壁をも破砕せんと迫ってくる。
まぁ、直撃でもしない限り僕の障壁は揺らぎもしない。
しばらくすると勝手に雷は抑まって行った。
こうして、とりあえずは安全を確保できた。
さて、後はどうしようか。
「なぁ、まず探索しようぜ。」
「そうだね。そうしようか。」
またニ、三日篭りきりになるのは嫌なので手早く攻略しよう。
幸い感知系スキルでみたところそこまで広くは無いようだし。
ま、いっか。とりあえず繋がってそうだし開通させとこうか。
「宗谷。この壁壊せる?」
「ん?おう。できないこたねえだろ。」
宗谷が拳を思いっきり振りかぶり、魔力を脚と拳に込めて振り抜く。
爆音を響かせて振り抜かれた拳は音を置き去りにして壁に激突する。
筋力カンストしてるしきっと壊せるでしょ。
そう思っていた。
物凄い轟音と共に宗谷の拳が砕け散るまでは。
「いってぇぇぇ…」
「ちょ、優里!早くしてあげて!」
「わ、わかってる!」
宗谷の拳に光が降り注ぎ、砕けた拳が再生されていく。
「うおぁ…なんだこの壁。」
「少なくともただの壁じゃないなぁ…」
「悠一郎の必殺スキルでも使えば壊れるんじゃねえか?」
「こんなところで使いたくないって。クールタイム長いんだから。」
必殺スキルっていうのは、上級職から使えるようになるスキルで、職と位の高さによって変わる。
例えば僕の刀神の必殺スキルは「一定時間内に攻撃されたダメージを5倍にして返す」というスキルだ。
味方の攻撃も関係なしだ。
尚、カウンターを食らうのはダメージを最後に与えた者になる。
相手の衝撃反応装甲などで食らうダメージも例外ではない。
仮にこの壁がそういう物なら僕が攻撃しまくればいい。
カウンター技であるからして、首を跳ね飛ばされでもしない限り発動する。
HPを超えるダメージを受けても1で耐えれる。
ただ、さっきのは物理法則が働いてただけでそんな感じはしなかった。
だから意味はない。
「あとさ、なんかの魔物の群れが近づいてきてるんだけど気づいてる?」
「マジか。迎え撃つしかないわな。」
臨戦態勢をとり、来るべき敵を待つ。
独特の羽音を響かせながら現れたのは
「キャッ!!は、蜂!?」
早希が可愛らしい悲鳴を上げながらそれの正体を告げる。
蜂はこちらに気づいた途端針をマシンガンのごとく飛ばしてくる。
障壁を張って受け止めると障壁の表面に紅蓮の花が咲いた。
どうやら爆発するみたいだ。
囲まれたら身動き取れなくなりそうだね。
なら中から消し飛ばさせてもらおう。
「美奈代。」
「あいあいさー。」
障壁を正面のみのものから球体に変える。
次の瞬間障壁の外に雷球がいくつも展開され、雷球と雷球を伝って雷が通る。
雷球に到達した瞬間、雷球と雷が鼓膜が破れるような轟音を響かせて激しく放電する。
夥しい数の蜂を周囲すべてを嘗め尽くす雷が紙屑のごとく破砕していく。
ものの数秒で蜂を殲滅し尽くした雷はそれだけでは飽き足らず障壁をも破砕せんと迫ってくる。
まぁ、直撃でもしない限り僕の障壁は揺らぎもしない。
しばらくすると勝手に雷は抑まって行った。
こうして、とりあえずは安全を確保できた。
さて、後はどうしようか。
「なぁ、まず探索しようぜ。」
「そうだね。そうしようか。」
またニ、三日篭りきりになるのは嫌なので手早く攻略しよう。
幸い感知系スキルでみたところそこまで広くは無いようだし。
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