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3章後半 『終わり』編
135話(フィーナ視点)
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私達がローニャ様と引き離された苛つきを、扉にぶつけていた。
「っ~!!くっそ!!」
そんな時、不意に僅かな敵意を感じた。
相応の修羅場を潜っていない人間ならば感じ取ることは出来ないだろう、それに反応して咄嗟に剣を抜いて真後ろに振るった。
ガキン!!
しかし、私が振るった剣は何かを金属とぶつかり、弾かれた。
私は剣を振るった直後に振り返ることで、私が振るった剣と何がぶつかったのかを見ることが出来た。
私が振るった剣とぶつかった何かを確認したと同時に、その何かは同時に私に襲い掛かって来た。
それを『身体強化』を発動し、全力で左に飛ぶ事で回避した。
しかし、横に全力で飛んで回避した事で、次の動きに繋げるまでに一瞬の間が出来てしまった。
その間を狙われ、『スナイパーライフル』とは違い、筒が短い銃で私は左足の太もも部分を貫かれた。
「ぐっ」
それにより痛みを感じ、その痛みと左足で止まろうとしていたことも相まって、私は体勢を崩してしまった。
私の体勢が崩れたところで、最初に私の剣とぶつかった何か、支配魔法の鎖に私は捕えられてしまった。
そのまま私は持ち上げられ、鎖がきつく閉まり始めた。
なんとか『身体強化』で拮抗しようとしているが、支配魔法の方が強いのか少しつづ締め付けられている。
それを感じ取り、私を締め付けている人間に聞かずには居られなかった。
「くっ、う。何故、貴方が私を捕えるのですか、ミュールフィス様。それに何故、貴方が私に攻撃をしたのですか、コローナ様」
私を攻撃してきたミュールフィス様とコローナ様は私の問いかけを無視して、どんどん鎖の締め付けを強くした。
鎖の締め付けが強くなり、そのまま殺されそうになったところで、私は決断した。
まず、ミュールフィス様へ封印魔法を試した。
すると、あっさりと鎖が消え去り、私を持ち上げていた鎖が消える事で、私は落下し地面に着地した。
その際に、貫かれた左足にも衝撃が来て痛みが走ったが、それ無視して2人の方に飛んだ。
その一瞬後に、コローナ様が持っている銃らしきものが火を吹き、私が一瞬前まで居た場所に攻撃を仕掛けて来た。
コローナ様の攻撃を2人の方に飛ぶことで避けていた私は、2人を気絶させるために、更に距離を詰めた。
その際にも、コローナ様とミュールフィス様は二人共が銃を出して私に攻撃をしてきたが、『身体強化』をしている私には当てられなかった。
そして、2人が後一足で私の剣の届く距離に来たところで、私は攻撃を仕掛けた。
(もちろん、殺しはしない。それでも痛い目にはあってもらいます!!)
そんな事を考えながら剣を振った瞬間、足元から黒い何かが私を包み込むように、私を捕えた。
「っ~!!くっそ!!」
そんな時、不意に僅かな敵意を感じた。
相応の修羅場を潜っていない人間ならば感じ取ることは出来ないだろう、それに反応して咄嗟に剣を抜いて真後ろに振るった。
ガキン!!
しかし、私が振るった剣は何かを金属とぶつかり、弾かれた。
私は剣を振るった直後に振り返ることで、私が振るった剣と何がぶつかったのかを見ることが出来た。
私が振るった剣とぶつかった何かを確認したと同時に、その何かは同時に私に襲い掛かって来た。
それを『身体強化』を発動し、全力で左に飛ぶ事で回避した。
しかし、横に全力で飛んで回避した事で、次の動きに繋げるまでに一瞬の間が出来てしまった。
その間を狙われ、『スナイパーライフル』とは違い、筒が短い銃で私は左足の太もも部分を貫かれた。
「ぐっ」
それにより痛みを感じ、その痛みと左足で止まろうとしていたことも相まって、私は体勢を崩してしまった。
私の体勢が崩れたところで、最初に私の剣とぶつかった何か、支配魔法の鎖に私は捕えられてしまった。
そのまま私は持ち上げられ、鎖がきつく閉まり始めた。
なんとか『身体強化』で拮抗しようとしているが、支配魔法の方が強いのか少しつづ締め付けられている。
それを感じ取り、私を締め付けている人間に聞かずには居られなかった。
「くっ、う。何故、貴方が私を捕えるのですか、ミュールフィス様。それに何故、貴方が私に攻撃をしたのですか、コローナ様」
私を攻撃してきたミュールフィス様とコローナ様は私の問いかけを無視して、どんどん鎖の締め付けを強くした。
鎖の締め付けが強くなり、そのまま殺されそうになったところで、私は決断した。
まず、ミュールフィス様へ封印魔法を試した。
すると、あっさりと鎖が消え去り、私を持ち上げていた鎖が消える事で、私は落下し地面に着地した。
その際に、貫かれた左足にも衝撃が来て痛みが走ったが、それ無視して2人の方に飛んだ。
その一瞬後に、コローナ様が持っている銃らしきものが火を吹き、私が一瞬前まで居た場所に攻撃を仕掛けて来た。
コローナ様の攻撃を2人の方に飛ぶことで避けていた私は、2人を気絶させるために、更に距離を詰めた。
その際にも、コローナ様とミュールフィス様は二人共が銃を出して私に攻撃をしてきたが、『身体強化』をしている私には当てられなかった。
そして、2人が後一足で私の剣の届く距離に来たところで、私は攻撃を仕掛けた。
(もちろん、殺しはしない。それでも痛い目にはあってもらいます!!)
そんな事を考えながら剣を振った瞬間、足元から黒い何かが私を包み込むように、私を捕えた。
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