JK版ダンシング【横須賀ストーリー】✨💕✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕過疎化の進む地元横須賀をダンスで復興へ✨💕

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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横須賀ネイビーパーカ✨✨✨

横須賀ネイビーパーカ✨💕

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 振り付師が家へ来ると言う。
 いったいどんなコレオグラファーなのだろう。




 ニコに背中を押されドアを開けると、そこに居たのはシーちゃんこと山中ウタだった。



「あッ!!  シーちゃん!」
 びっくりして仰け反ってしまいそうだ。



「フフゥン、どうかしらみんな、ネイビーパーカの進み具合は?」
 シーちゃんは微笑みを浮かべた。相変わらずアイドルのように可愛らしい。




「えェ……、進み具合」少し唖然として聞き返した。
「ハイ、イチゴ。これ、差し入れよ」
 マッ○のハンバーガーだ。



「ありがとう。別に、差し入れなんて良いのに。さァ上がって」



「まず最初に……、ちゃんとイチゴに謝らなくちゃ」
 

「な、なにを」


本城譲ユズルのことよ」


「ああァ、いやあれは……」
 どちらかと言えば、こっちの方が悪いのだから。



「なんで私にナイショで、コトを運ぼうとするかな」



「いや、そうなんだけど」
 なんとなくシーちゃんに悪い気がして言いそびれてしまった。


 事前にシーちゃんに断らなかった事が、よっぽどシャクに障ったのだろう。




「ユズルがイチゴたちに、体育館裏へ連れて行かれたッて聞いて急いで行ったら、もうイチゴが彼氏を引っ叩たいていたから」



「うン……、悪かったよ」もう少し自重しないと。
 カッとなると見境がつかない。


「彼を引っ叩くなら、私にさせなさいよ」
 シーちゃんは振りかぶって引っ叩くジェスチャーをした。

 もちろんジョークだ。目は笑っている。
 シーちゃんがそんな暴力的なコトをするはずがない。



「ハッハハ、ゴメン、ゴメン」
 だが私はひたすら謝るしかない。


「あれから何度もニコとムッチから連絡があったのよ」



「えェ……、ああァ」振り向くとニコとムッチは苦笑をして、こっちを見ていた。


「ほらァ……、シーちゃんにもなかなか謝るタイミングがないから振り付けを頼んだのよ」
 ニコが、いつものように朗らかに笑みを浮かべた。




 そういえば、シーちゃんはダンスを習っていたらしい。



 アイドルにいてもおかしくないくらいルックスもスタイルも抜群だ。




「フフゥン、そうね。タイミングを逃すと、よけいこじれるから……」
 お互い変にプライドが高い。



「お邪魔します。ねえェ、私もネイビーパーカのメンバーなんでしょ」
 


「ああァ、そりゃァ、もちろん」
 これでめでたく六人のメンバーが揃った。











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