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密室トリック✨✨
第60話 西田✨
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「西田さんと大事な話しがあるんだから!!」
こっちは遊びに来ているワケではない。
「もォ、パン君の所為で怒られたでしょう」
クリスは横にいるヒデを睨んだ。
「バァ~カ!! オレのせいじゃねぇよ!!」
まだ二人は言い争っているようだ。
「誰がバカよ!! パン君のクセして」
「だからパン君じゃねぇーーよ!!」
醜い泥仕合だ。
「ゴッホン、えェッと…… 西田さん」
オレは、ひとつ咳払いをし二人を無視し西田に視線を向けた。
「あァ……、そうですね。実は、お話しと言うのは、音声データの事でして」
西田が旧いスマホを取り出した。
「え……、音声データ…… もしかしたら、あの夜の六舎部《ムトベ》 エリカとのやり取りですか」
「ええ……、新しい5Gに買い替えましたから。
良かったら、これを、どうぞ!!」
旧いスマホを僕の方へ差し出した。
「ありがとうございます!!」
この音声データがあれば、ムトベ エリカを追い詰める事ができるかもしれない。
ついに、ムトベエリカとの直接対決の第二ラウンドだ。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
こっちは遊びに来ているワケではない。
「もォ、パン君の所為で怒られたでしょう」
クリスは横にいるヒデを睨んだ。
「バァ~カ!! オレのせいじゃねぇよ!!」
まだ二人は言い争っているようだ。
「誰がバカよ!! パン君のクセして」
「だからパン君じゃねぇーーよ!!」
醜い泥仕合だ。
「ゴッホン、えェッと…… 西田さん」
オレは、ひとつ咳払いをし二人を無視し西田に視線を向けた。
「あァ……、そうですね。実は、お話しと言うのは、音声データの事でして」
西田が旧いスマホを取り出した。
「え……、音声データ…… もしかしたら、あの夜の六舎部《ムトベ》 エリカとのやり取りですか」
「ええ……、新しい5Gに買い替えましたから。
良かったら、これを、どうぞ!!」
旧いスマホを僕の方へ差し出した。
「ありがとうございます!!」
この音声データがあれば、ムトベ エリカを追い詰める事ができるかもしれない。
ついに、ムトベエリカとの直接対決の第二ラウンドだ。
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