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【R18】筆下ろし未亡人アリス✨👄✨💕

第22話【R18】筆下ろし未亡人と、はじめてのソープランドごっこ✨💏✨💕

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『それがパパ…… 龍崎海斗だったの』
 懐かしそうな口ぶりだ。



『龍崎……さん。
 その方が、この屋敷のご主人ですねェ』



『ええ、パパは私に、
 『一緒に牛丼を食べようか?』ッて、優しく誘ってくれたんだ……。
 本当なら、もっと警戒しなきゃいけないけど。
 パパの優しい笑顔を見ていたら、なんか、断りヅラくッて……。
 思わず、『うン……!!』ッて頷いちゃった』


『はァ……』


『ッで、気づいたら、牛丼を3杯もお代わりして……
 仕舞いには、パパの分まで』


『へェ、牛丼を3杯もですか。
 スゴいですねぇ』


『ええ……、パパも目を白黒させてビックリしていたわ。
 何しろ3日ぶりのまともな食事だったからね』



『そうですか……』
 おそらく成長期だったのだろう。
 もっとも食いざかりに、食事が出来ないなんて。



『パパからも『牛丼は逃げないから、もっとゆっくり食べなさい』ッて、優しくたしなめられちゃってェ』


『はァ…… でしょうねェ』



『生涯であの日、食べた牛丼ほど美味しい事はなかったわ』
 至福の瞬間なのだろう。
 うっとりとした眼差しだ。


『そして食事の後、この屋敷へ招かれたの……』
 


『はァ……』


『すぐに、お嬢様の部屋に通されたわ。
 『どうぞ!! 自由に使ってくれ』ッて』


『え、自由に、だってその部屋は、お嬢様の……』



『そう……、私だって勝手にお嬢様の部屋を使うことなんて出来ないと、キッパリ断ったンだけど…… 
 パパは笑顔で『構わない!!』ッて』


『ン…、構わない……?』


『ええ……、お嬢様のユリアさんはちょうど一年前に、事故で亡くなったらしいの。
 奥様と一緒に……』


『え…… ちょうど一年前に?』


『そう…、その日は、ちょうどお嬢様と奥様の命日だったのよ』


『ン…、命日ですか……』


『ええ……、牛丼屋で偶然、私を見かけて、どうしても声を掛けてしまったらしいの』






☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚



 この作品はフィクションです。

 実際の人物、団体、事件等とは関係ありません。
 絶対に真似しないでください。





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感想 3

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