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騎士団ビンビン♂物語 ~肉剣磨きの儀式~

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広大な領土を有する王都グランディックに存在する、ひとつの騎士団。
その名をタチルディア騎士団という。
数多くの若者が誉れ高い【聖騎士】の称号を夢見て王都にやってきてはその騎士団の門扉を叩く―――――。

「オレ、聖騎士になるためにこの王都にやって来たんです! 先輩殿、今日からよろしくお願いします!」
今ここにいる田舎育ちの若者、ラクシアもその一人。
本日めでたく騎士団に入団することが認められた彼は、憧れと緊張が入り混じる中、騎士団宿舎の玄関に初めて足を踏み入れたところだった。







騎士団ビンビン♂物語 
~肉剣磨きの儀式~



「おいおい、そんなに畏まらなくていいって。同じ騎士として、仲良くやっていこうぜ」
「そうそう、俺たちゃ厳しい鍛錬に耐える仲間なんだからよォ」

未来への期待に顔を輝かせる新人騎士に、出迎えた数名の先輩騎士達が優しく目を細める。
「はいっ! それにしても騎士団の宿所って、すっごく大きいんですね! 歴代の聖騎士様達がここで過ごされてきたのだと思うと、胸が震えます!」
騎士団の宿舎は年季が入ったレンガ造りの建物ではあるが、それもまた歴史を感じさせる趣があった。
眼を煌めかせて笑うラクシアに、宿舎にいた騎士達がわらわらと集ってきた。
「お、新人が来たか! よろしくな!」
「まだまだひょろっちいな、若造!」
「ラクシアです! よ、よろしくお願いします!」

どの騎士もみなも厳(いかめ)しく屈強な顔つきをしており、鎧の上からでもわかるほどにガッシリと鍛えられた肉体をしている。
(やっぱり王都の騎士様はすごい。オレも早くあんな風に筋肉がほしいなあ……)
ラクシアが憧れの目を向けていると、屈強な先輩騎士達がそれぞれ押し合いへしあい、次々に押し寄せるように声をかけてきた。

「お、なかなか見込みのありそうな新人だな。よしよし」
「緊張しなくていいんだぞ、みんなお前を待っていたんだからな」
「そうそう! 待ってた待ってた!」
「へ~初々しくてカワイイ~」
「都会にスレてない感じがイイよな、やっぱ……」
「な、何かあったらいつでも相談に乗ってやるぞ…?」
「なあ、なあ! オレが宿舎の中、案内してやろうか?」
「おい、ちょっ、見えねえって!」
「むぐぐ、ゴツイ手で押すなよ……っ」
「ふむ、尻のカタチがいいな。早く手合わせしたいものだ」

「よさないか、お前たち! 新人が脅えてしまうだろうが……!」

群がる騎士達を、最も威厳のある風格の騎士が諫める。
「まったく……お前らは後で呼んでやるから、そう詰めかけるんじゃない。ラクシア、お前も今日から俺達の一員だ。こんな風に男所帯だから気は遣わなくて構わない。しっかりと鍛錬に励むのだぞ」

「あ、あの、えっと……は、はい……!」
一気に浴びせられた野太い声の津波に、どうしたらいいかわからず困惑に固まるラクシア。

「ラクシア、早速だが新人騎士のための儀式を行いたい。こっちの部屋に来てくれ」
「あ、はい!」
威厳のある騎士が戸惑うラクシアを先導する。
雄々しい騎士達の眼差しを四方八方から向けられたまま、宿舎の奥へとラクシアは歩を進めた。

(優しそうな先輩殿が多くてよかった。緊張していたけど、ちょっと安心したな……)
田舎から出てきて、本当は心細かった。
でも、さっきの先輩騎士の反応を見た限りでは、自分は歓迎してもらえているようだ。

威厳のある先輩騎士は、ひとつの扉の前で立ち止まる。
「さあここだ。着いたばかりで悪いが、早速騎士として最初の仕事が待っている」
「さ、最初の任務ですか…! わ、わかりました! オレ、頑張ります!」
初々しいラクシアに、先輩騎士が綺麗に笑みを作る。
「うむ。期待しているぞ、【精騎士】ラクシアよ。ただひとつ、精騎士の仕事は騎士以外には口外してはならぬ極秘の任務である。それを肝に命じるのだぞ」
極秘の任務……なんだかカッコいい!さすが騎士団!
「はい! わかりました! それではラクシア、入ります!」 
ラクシアは意気揚々と返事をして、重厚な扉を開ける。

そこにあった景色は―――――。



まず感じたのは、むわっと篭もる、爛れた熱気。

「あっあっあぁっ!」
耳に入ったのは、卑猥にくねる身体から絞り出された嬌声。

パンッ! パンッ! パンッ!
そして眼に映ったのは、全裸で絡まり合う男達の姿だ。

「…………へ?」

広い部屋の中。そこかしこで筋骨隆々の雄々しい男達が裸で腰を振りたくっている。
何に対して腰を振っているのかと言うと、それもまた男達の尻に向けて、だ。

響くのは、粘膜に肉を打ち付ける音。
快楽に乱れる高い声、それに呼応する、発情した雄の嘶(いなな)き。

「こ、これは…………いったい……?」

事態が飲み込めないラクシアが呆然と呟くと、背後に立っていた先ほどの先輩騎士が肩を叩いてきた。

「騎士というものはみな、【精騎士】の称号を神官から賜り、騎士道の最初の一歩とする。そう聞いただろう?」
そうだ。ラクシアは今朝訪れた王城で、神官の儀式で【精騎士】の称号を貰ってここへやってきた。
それは精一杯の努力を神に誓うという、騎士としての始まりの称号のはずで……。

「"精"とは即ち、連綿と繋がれてきたこの国の騎士の魂を意味する。精強な騎士の精液を受け入れることで魂の強さを継承する『肉剣磨きの儀式』が、今ここで行われているというわけだ」

ラクシアは愕然と目の前の光景を眺める。
「肉剣、磨きの、儀式……?」
それって、つまり……。

「ラクシア、雄々しき騎士と存分に交わることだ。それこそが精騎士としての役割なのだから」
諭すように言われて、ラクシアはバラバラになった思考を繋ぎ合わせてゆっくりと振り向く。

「せ、先輩殿、あ、あの…………え……!?」

気づかないうちに、自分の背後にズラリと並んでいたのは、先ほど玄関で津波のように押し寄せてきた十人余りの屈強な先輩騎士達。

「なんだお前ら。大人数で押しかけて」
威厳のある騎士が言うと、集った騎士達は「へへへ」と笑みを漏らした。

「それはもう、今日のために我々、しっかり自己を律しておりましたゆえに! 新人にたっぷり精を出してやらねばと思いまして!」
その中の一人が誇らしげに胸を張る。
「オレもです!」「俺も!」「右に同じ!」「もう我慢できません!」……一人目のあとに他の騎士達も声高に主張する。
「まったく……騎士というよりも男としての辛抱が足りんな。まあいい。しっかりと指導してやるのだぞ」

「「「「  ハッ! グランディックの息吹の元に!!!!  」」」」

騎士達が一斉に胸に手を当てて叫ぶ。
この文言はタチルディア騎士団の誓いの言葉。
つまりそれは、正当なる騎士の任務としてこの場を取り仕切るということ。

―――――ラクシアはへたりとその場に尻をついてしまう。

「これが……精騎士、の……?」

入り口の扉が閉じられる、重い音が響いた。

「ラクシア、お前の精騎士として初めての任、我々がしっかりと指南してやろうぞ」
「おう、心配しなくていい。剣は何本もあるからな。我々に任せたまえ」
「そうだそうだ、ちゃーんと気持ちよくしてやるから」
ガヤガヤと何かを言いながら、ラクシアの周りを先輩騎士達が円で囲んだ。

ぼろんっ。

呆然と座り込んだラクシアの眼前に、真面目そうな一人の騎士の野太い陰茎が突き出される。

それはビキビキと血管を際立たせて、堂々と天を仰いでいた。

「精とはもちろん、騎士の性剣から放たれるものである。さあ、しっかり磨いてくれよ、ラクシア」

ズルリと皮が剥けて赤黒いカリ。大きくそそり立つ雄の肉は、ラクシアにはまるで噂に聞くモンスターのようにも見えた。

ぼろんっ。ぼろんっ。ぼろんっ。………。

右から、斜め前から、左から、後ろから……あらゆる方角から。

熱い汁を垂らしながら隆起した幾本もの巨大な肉の剣が、ラクシアにその切っ先を向けている。

「……っ」

思わず騎士達の顔を見ると、真剣な表情の者、照れ臭そうに頬を赤らめている者、ニヤニヤと下卑た笑みを隠さない者と様々な感情をそこに浮かべていた。
しかし、共通して感じるのは、ただひとつ。
屈強な漢達のどの顔にも、隠し切れない「興奮」が見て取れた。

(これが……騎士の儀式……そんな………)

充満する汗の匂いと、放たれるツンとした雄臭に囲まれて、ラクシアは脳裏に想いを巡らせる。

理想とは違う、全く予想もしていなかった目の前の光景。
湧き上がる困惑をどうすればいいかわからない。
思い描いていた気高い騎士像にヒビが入っていくような気持ちだった。

……だけど。

だとしても。

(それでも、オレは……何があっても頑張るって決めて、ここに来たはずだ……)

田舎を出る時に抱いた覚悟が、騎士になるまで諦めないという決意が、想定外の事態の中でもラクシアを強く奮い立たせた。

―――――やるしかない。騎士のチンポだろうがなんだろうが、それが自分に課された役割なら、逃げるわけにはいかない!

自分を囲む屈強な男達をぐるりと見まわして、大きく深呼吸をした。

「……わかりました。先輩騎士殿の"精液"、この身に………お与えください……ッ」

精悍な表情でキッパリと告げるラクシアに、周りの騎士達が満足そうに口角を上げた。



「さあ、まず一本、口に含んで磨いてみたまえ」

目の前に聳える、鍛え上げられた逞しい肉棒。
太い血管がビキビキと浮かぶそれを、ラクシアは恐る恐る口を大きく開いて―――――咥えた。

「んむ……っ」

熱い。大きい。太い。硬い。それに何だか、しょっぱい……っ。
染み込んだ汗か、それとも男特有の味なのか。

わからないまま、もどかしく舌を這わせて、怒張した肉の剣をゆっくり磨いていく。
「おお、いいぞ。舌を使ってしっかり性剣を磨くのだ……っ」

「んっんっ、んんっ」
「ラクシア、もっと喉の奥まで迎えてみるといい……っ」
頑張って硬い肉棒を喉奥まで頬張ると、騎士は端正な顔を恍惚に溶かし、頷いた。

「うむ、うむ……しかし、もっと、こうだ……っ」

「んんんっ!? んううぅっ!!」
目の前の騎士に両手で頭を掴まれて、ぐぷぐぷと腰を押し進められた。喉の奥まで入ってきた極太のそれが、何度も繰り返し口内を行き来する。

「はぁ、はぁあ…ラクシア、出すぞ……っ! これが、騎士の、精液である……ッ!!」

びゅるるるるっ!!びゅるるっ!!

唐突に喉の奥に熱い汁が叩きつけられる。
自らの口内で男が射精したのだと、数秒遅れて理解した。

これが、騎士の精液の味…。

熱くて、濃くて、粘っこくて…‥卑猥な舌触り。

噎せてしまいそうになるくらい、強烈なそれを何とか全て飲み下す。
すると間髪入れずにその隣の騎士のいきり立った肉棒が差し出される。
「ほれ、次はオレのデカチン磨いてくれよ。しっかり咥えな、新人ちゃん」
そう言ってニヤつくのは、がっしりとした体躯の先輩騎士。
ラクシアはその騎士の黄金色の陰毛に鼻を埋めさせられ、巨大な肉棒を咥え込まされた。
「んうぅうっ!?」

両手にもいつの間にか他の騎士の熱い男根が握らされている。

肉棒を喉で擦りながら、両の手のひらの肉棒もゴシゴシとシゴくと、それぞれの雄の証はビキビキと喜んで硬度を増した。騎士達が快感に呻く。
「へへへ、たまんねぇ」
「ああ、チンポ磨かれんの、すげえ気持ちイイぜ…っ」
「うむ、うむ……っ」

その声を浴びながら、ラクシアは一心不乱に口と手で肉棒への刺激を高めていく。
「「「うぐうぅ…っ!」」」
ほどなくして、口内にまた熱く苦い精液が吐き出された。
同時に左右の肉棒からも、粘っこく真っ白な精液が噴き出しラクシアの顔や頭を汚す。

「はあ、はあ、はあ…っ」

少し息をついたラクシアに、群がる雄は待ってはくれない。
また次の騎士の雄々しい肉剣が唇に突きつけられる。
「俺の剣は鞘に入ってっからよ、ちゃんと剥いてしゃぶってくれよ」
言うように、極太に黒ずんだそれは、他の騎士のそれよりも中ほどまで皮を纏っていた。
両手で大筒のような肉棒をそっと握り、皮をずるりと剥くと強い雄の香りがした。
躊躇したが、意を決して口に迎え入れる。

(んぐ、匂いもだけど、味も濃い………っ)

舌に擦り付けられる、野太い陰茎のザラザラとした感触。
これ、本当に洗っているのか…?
吐き気すら覚えそうな匂いに耐えて、溢れてくる汁を飲んだ。

どぷっ! どびゅるるるっ!

その肉棒がさらに強烈な味の精液をどぷどぷと噴き出すまで喉で奉仕して、ラクシアはぜえぜえと床に両手をついた。

「もうヘバっちまったのか? もっとスタミナをつけるべきだな」
「まだ手と口しか使ってねえのになあ、やれやれ」

「す、すみません…っ、あっ、ちょ……っ!?」
力の入らないまま、ラクシアは獰猛な騎士達に着ていたレザーの上下をするすると剥ぎ取られ、全裸にされる。 

「ちょ、まっ、何を、うぁあっ!」
両手を抑えられ床に組み敷かれたと思うと、騎士達が一斉に己の身体に群がってきた。

「さあて、ここからが儀式の本番だぞ」

ゴツゴツとした輪郭の男達が、胸に顔を埋めて左右の乳首に舌を這わせてくる。
「んぁっ、やあっ、なんで…!? ひあ、んあぁん…っ!」
熱く濡れた大きな舌が未熟な粒に唾液をたっぷりと塗り込む。
びちゃびちゃとそこをねぶられて、思わずあられもない声が口から漏れてしまった。
「おっ、胸がお気に入りか?」
「ふむ、新人らしからぬ感度だな」
胸を食む二人の騎士はわざと見せつけるように舌を長く出して、れろぉーっと胸を舐め上げてくる。
「あっあっやだっ、うわあぁぁっ!」
同時に二つの乳首を吸われ、食まれ、舐め回される。
ラクシアはそのたびに声を上げながら背を仰け反らせた。

それと同じくして、両足も大きく開かれる。
「おや、新人。しっかり自分の剣も勃たせているじゃないか。おうおう立派なもんだ。どれ、磨いてやろう」
また異なる騎士がそう笑ってラクシアの肉棒をゴシゴシとコスった。
「あぁあっ! チンポはっ、コスらないでくださ…っ! ああっ♡」
別の騎士達がラクシアの足をさらに高く開き、あっという間に後ろの蕾すら露わになってしまう。
「待ってっ、見ないでくださ…っ! そんなとこっ! ひっ!」
躊躇なくそこに指が伸ばされるのを感じて、ラクシアは羞恥心に身を焦がした。

「きちんとほぐしてやるから、そう硬くなるな。ほら、騎士の汁で湿らせてやる」
そう言った壮年の騎士が、猛る肉棒の先端を指で掬うと粘ついた液が糸を引く。
その体液に濡れそぼった指で窄まりを撫でまわされる。
「あ、あ、あっ」

それを近くで見ていた真面目そうな騎士が怪訝そうに腕組みをする。
「それで足りるのか? どれ、ラクシア、オレの剣を磨いて射精させろ。その精液も後ろに使ってやろう」
そのままビンッと勃起したイチモツをラクシアの右手に握らせる。
「あひ、っ、あ、ああっ、そんな…っ」
胸と尻を嬲られたままのラクシアは断続的に喘ぎながらもその太い剣をゴシゴシと扱いた。

「ぐ…っ、出すぞ…っ!」
「ふあ……っ!?」
真面目そうな騎士が呻くと、肉棒から大量の精液が噴き出した。容赦なくラクシアの顔を汚したそれを騎士は指で掬い上げると、潤滑油として窄まりに塗り付けていく。

「あっあっ指っ入れないでっあああっ」
秘部をぐちゅぐちゅと太い指でかき混ぜられて、腰を跳ねさせるラクシア。
同時に両の乳首もじゅうううっと吸われ、背中も跳ねて背骨がブリッジする。

「よし……そろそろ騎士の精を直接体内に入れてやるとするか」
頬に鋭い傷痕が残る、荒々しい態度の騎士がラクシアの両足を掴み、秘部に自身のそそり立つ肉剣を押し付けてくる。
「あ、ま、まってくださ、おれ、まだ……っ」
「怖がらなくていい。新人らしく俺達に身を委ねればいいんだよ、オラッ!」
「んぁ……っ、うあぁぁああああ…っ!?」

ラクシアの懇願を無視して、荒々しい騎士の肉剣はズブズブとラクシアの穴に埋め込まれていく。
「ひあっ、んあぁっ! それっ、あぁぁっ、デカぃぃ…っ!」
「へっ、キッツイ穴だな……っ! こりゃ俺の大剣、よぉく磨けるぜ…ッ!」

パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!

荒々しい騎士が腰を振りたくる。
ラクシアは身体を強引に揺さぶられながら、ただ声を上げるしかなかった。

「あんっ! あっ! あああっ! こんなっ、すごっ、だめっ! ああぁっ♡」

ごくりっ。
周囲の騎士達は犯されるラクシアの痴態に生唾を飲み、己の肉棒を一心不乱に擦る。

「お、おれの剣も頼むぞ……っ」
ラクシアの口に太い男根を差し込む、真面目そうな騎士。

「ちっ。んじゃ、こっちは手で我慢してやるよ」
むすっとした強面の騎士の、黒ずんだ太い肉剣を右手に握らされる。

「へいへい。俺様もーっと。ちゃんとゴシゴシしてね、新人くん」
飄々とした騎士が、その端正な顔に似合わない凶暴な大きさの肉剣を左手に押し付けてくる。

「では美味そうな果実の面倒を見るとしよう」
「むう……片方は俺が貰うぞ」
ラクシアの二つの乳首に、それぞれ爽やかな騎士は舌をねっとりと舌を這わせ、堅物そうな騎士は我慢できないように激しくむしゃぶりついてくる。

「まだまだ新品の剣にも指南してやらないとな」
ラクシアの股間でぴんっと屹立する男根をじゅぷぷと口に含むのは、壮年の騎士。

「ふんっ! ふんっ! オラっ、しっかり騎士チンポ磨いて感じろっ! 濃い精液出してくださいってケツで強請れっ!」
そして穴の奥までズプズプと巨大な肉棒で掻きまわしてくる、荒々しい騎士。

「は、はいぃっ! ふぐっ! ふぅぅっ、んぐっ、んぅぅぅううっ♡」
あらゆる敏感な部位に、まんべんなく卑猥な刺激を与えられて、意識が混濁してゆく。
大勢に犯されるラクシアは、もう自分の身も心も、己でコントロールすることすらできなくなっていく。

「ふあぁっ、あっあっ、こんなっ、いっぱいっ♡ すごぃっ、すごいよぉっ…騎士殿っ、ああぁあっ! イクぅっ! いくっ! イってしまいますうぅぅっ!!」

ねぶられ、いじられ、咥えさせられ、突かれ、剥かれ、シゴかれ、ぶっかけられる。

びゅくっ!びゅっ!びゅるるるっ!!

自身の肉剣からも何度も精液を吐き出しながら、ラクシアは快楽の渦に飲み込まれてゆくのだった……。





「あんっ! あんっ! あんっ! あああっ! そんなっ、まだっ、そんなっ、おっきぃっ、んひぃいっ♡」

もう、時間の感覚も肉体の感覚もすでに溶けてしまっている。

裸で絡み合い肉の剣を磨く快感に支配されたラクシアは組み敷かれたまま、あられもなく喘ぐ。
鍛え上げられた逞しい騎士達の肉棒で身体中を犯されて、自身が何度果てたのかも、周囲の騎士達と何度交わったのかも思い出すことができない。

「やぁぁん! あはっ、あはぁんっ♡ あっあっそこっ、すごいですっ、騎士殿のっ、キモチイイっ、あああっ♡」

ラクシアはズンズンと屈強な腰使いで奥を抉られ続けている。
二つの乳首は絶えず誰かに食まれ、べとべとになった粒をぐりぐりと指で捏ねられ続ける。

気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。
さすが、さすが騎士様達だ。
すごい、すごい…っ。

ぶっかけられた精液で全身はドロドロで。
ナカにも代わる代わるに騎士達に精液を出してもらって。

「はひ、はひ、あひっ、おれっ、騎士チンポでっ、またイっちゃいますぅ…っ!」

「かまわんぞ。何度でも果てるがいい……ッ!」

「はいっ、はいぃっ、んあぁぁああっ!!」

己の股間からびゅくびゅくと白濁が迸るのをラクシアは感じる。快感。恍惚。

「はっ、はあっ、はひっ、はあっ、はぁあっ」

「おい新人しっかりしろ。まだまだ我々の肉の剣は磨かれきっておらんぞ」
武骨な騎士の声も、肩で息をするラクシアに届いているのか判然としない。
「仕方ない。突き刺して起こすか……」
ラクシアの秘部に、真面目そうな騎士がずぶずぶと肉棒を挿入する。

「あぁぁあっ! またっ、先輩騎士殿の剣っ、入ってきたぁああ…っ♡」

ぐっぽぐっぽと太い男根でナカをかき混ぜられながら、抱き抱えられて両手と口にそれぞれ別の肉棒を握って頬張る。

「胸の果実も申し分ない美味さだ。どれだけしても舐め足りん」
「あんっ! ちくびっ、きもちいいですっ、んあぁんっ♡」
ラクシアの反応を愉しむように、二人の騎士が乳首をびちゃびちゃと卑猥にねぶった。
赤く腫れた粒は、あきらかに大きさを肥大させて、熱く濡れた舌で嬲られるたびにびくびくと強い快感をラクシアに与える。

すっかりトロけた表情の新人騎士に、ずんずんと腰を振りたくりながら真面目そうな騎士が声を張った。

「ふんっ! ふんっ! よかろうっ! 精騎士ラクシアよっ、その調子でっ、これからもっ、騎士としての鍛錬に励むのだぞ……っ!」

ラクシアはドロドロの思考と身体で、それでも胸の前に拳を持っていき、なんとか騎士の敬礼のポーズをして見せる。

「はいぃ…っ! 精騎士のお仕事っ、すっごいキモチイイです…っ! オレ、先輩殿にたっぷり精を出してもらえるよう、これからも精一杯、がんばりますうぅ…っ♡♡」

代わる代わるに犯されながら、呂律の回らない舌で、口にするのは誓いの言葉。

「はぁあんっ! あっあっ、グランディックのっ、息吹の元にぃ……っ!!♡」

恍惚とした笑みで誓うラクシアを、興奮に赤らんだ騎士達は飽きることもなく取り囲み、手を伸ばし、舌を伸ばす。
猛る騎士達の興奮の性(さが)は、果たして一晩で治まるものなのか。
十本以上の肉棒をそれぞれ何度も何度も磨き上げる、ラクシアの精騎士としての初任務は、終わることなく続いていくのだった……。


王都グランディックに忠誠を誓う、タチルディア騎士団。
聖騎士を目指す新人騎士の奮闘の日々に、どうか多くの幸運と、精があらんことを。

グランディックの息吹の元に─────。


【END】




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