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イク♡ イク♡ 体育ッ♂3時間目! ~SEXしないと出られない体育用具室~
しおりを挟むオレ、乙杯学園二年生・金髪とピアスがトレードマークの金城ヒロ(きんじょう・ひろ)は、めっきり寒くなってきた学園の体育館で寒さに震えていた。
「うう~~やっぱ12月は寒いっすね~センセ~~~~」
学年一のなんちゃってチャラ男で通ってるオレでも寒さには超絶弱い。
なんでか知らんけどチャラ男って夏に強いイメージあるんよな…。
「だったら無駄口叩かずさっさと掃除終わらせんか」
隣にいたバスケ部顧問のムキムキ体育教師、オレの愛しの獅子王(ししおう)先生が雑巾で窓を拭きながらオレを睨む。
現在、オレのクラスの生徒たちは体育館の大掃除の真っ最中。
大掃除なんてだるい以外の何の要素もなくてテンション死んでたんだけど、体育館の受け持ちが獅子王先生だとわかったらそれは手のひら返すしかないんよ。
「うぅ~~、んなこと言われても寒くて手が上手く動かないんすもん……。あっ、センセーのカラダ暖かそうっすね~。失礼しゃ~す♪」
「ゴラァ金城! いきなり抱き着いてくるな、バカが!」
着古してくたくたのジャージ姿のセンセーにぎゅううと抱き着くと頭をべしべしされた。
「痛い痛いっ! も~カワイイ生徒が風邪ひいたら大変でしょうがぁ! ちょっとぎゅーするくらい良いっしょ~!? あ…………センセーの腹筋、ジャージの上からでも、すっごく硬い♡」
「卑猥な声を出すんじゃない……!」
ゴチン!!
先生が慌ててオレの頭をゴチンして自分から引っぺがす。ああ~~先生のぬくもりが~。涙
「金城って、バスケ部のマネージャーとはいえ、よく獅子王先生にそんなグイグイいけるよなぁ。俺、野球部だからわかんねーけど、バスケ部って上下関係そんな緩いのか?」
先生に引き離されてサボってたオレのところに同じクラスの柞原北斗(さくはら・ほくと)が話しかけてきた。
坊主頭でよく陽に焼けた褐色の野球部員。男らしくて精悍なイケメンだ。
「んー、オレは普段からこんなだし? マネージャーと顧問はそりゃもう密接な関係じゃないとチームが立ち行かんっしょ?」
「いや、お前の打ち解け方はなんか違う気がするけど……。なんにせよ、獅子王先生のコワモテに突っ込んでいけるのはお前くらいだと思うぜ」
飴を舐めながら返事すると、柞原は太い眉を下げて苦笑する。
「だって、オレにとってセンセー以上にタイプな人間、この世に存在しねーもん。ちゃんと好き好き~ってアピっとかなきゃもったいねーじゃん」
あっけらかんとオレが言うと、柞原は感心したように目を開いた。
「…お前スゲーな。俺なんて、10年以上一緒にいて、つい最近だぜ? あいつに好きだって言えたの」
柞原が坊主頭をガリガリと掻きむしる。
あいつって………。
オレが口を開きかけたとき、その「アイツ」とやらであろう生徒が駆けて来た。
「おいそこ~! イケメン二人が話してるとサボってても許されるからやめてくれよなぁ」
オレと柞原に抗議の声を上げながら駆け寄ってきたのは、柞原と同じく野球部員の南雲忠楽(なぐも・ちゅうら)だ。
こいつは野球部なのに坊主でもないし褐色でもない。本当に野球部なのか?
柞原と南雲は幼馴染で、部活でもバッテリー組んでてニコイチなイメージなんだよな。
「なんだよ、ちゅら。俺と金城がイケメンだって?」
「そうだよ! タイプは違うけどな! ま、でも、オレは北斗しか勝たんと思ってるけど……って、うわあ! 脳内で考えてること、うっかり声に出ちまったぁ…!」
一人で恥ずかしいことを言って頭を抱える南雲。思ってることがすぐ顔や口に出るタイプで、なんとなく見てて飽きない。
「落ち着けよ、ちゅら。お前が俺のこと好きなのなんて、とっくにダダ漏れだから」
あわあわと喚いている南雲に、柞原が飄々と言ってのける。
確かに、南雲と柞原が「いわゆるそういう仲」なんだろうなと言うのは、見てたら誰でも気が付くというか、微笑ましいというか、羨ましいというか、幼馴染って良いなというか…。
「うえぇっ、そうなん!? オレが北斗のこと好きって皆にもバレバレなわけ!? ってことは、今日の放課後に遊びに行くのもデートだって皆にバレてるわけ!? あああ恥ずかしい~~!……って、また心の声がそのまま声に出ちまったぁ!? うわーん!!」
また一人で勝手にぴえんしてる南雲。
「わかったわかった。んじゃ、早いとこデートするために掃除終わらせちまおうな」
さすがに居たたまれなくなった柞原が南雲の手を取って大掃除に戻る。
「うう……北斗ごめん……オレ、また暴走しちゃって……」
「気にしなくていいって。ま、俺はそうやってわかりやすいお前が好きだよ」
「す、好き!? う、う、嬉し~~~! オレも北斗のことめちゃくちゃ大好きだ~~! あっ、また……」
「はいはい」
……あいつら、この寒さ無視できていいな。
ぽつんと残されたオレは、ぴったり寄り添って掃除する幼馴染カップルを生暖かい目で眺めるのだった。
しかし、放課後デートかあ。ぶっちゃけ羨まし~~~~~。
オレも先生とタピオカ飲みに行ったりとかしてえ~~~。
というわけで。
「センセー、ちょっとタピ、行かないすか?」
並んで窓を拭きながら、ストローを吸うジェスチャーで先生をお誘いしてみる。
「煙草みたいに言うんじゃない…ほんとバカだな、お前……」
「こっちは真剣なんすけど~~!? は~あ、まことにイカンですわ~」
ぶすっと頬を膨らませるオレに先生はげっそりと呆れた顔。
「大体、体育館の掃除が終わったとしてもまだ体育用具室の掃除も残っとるんだぞ……。生徒はもう下校時刻だろう。となると後が俺一人でやることになるわけだ。ぐぬぬ……ただでさえ年末は業務が多いっちゅうのに……」
あら、先生が珍しくぼやいている。
体育用具室の掃除かー、まあめんどいけど、先生の手伝いになるなら全然アリかな。
オレは軽い気持ちで提案してみる。
「そんなお困りなら、みんなが帰っても、センセーのためにオレが手伝っちゃいましょーか?」
その言葉に、先生が驚いたようにジロリとオレを見た。
「……………………ま、まじか?」
めっちゃ小声で思わず笑ってしまう。
「あはっ、いいっすよー全然。センセー以外に優先する予定、オレの人生に無いっすし♪」
じー。口を尖らせたまま、オレを半目で睨みつける先生。
何その凶悪な顔。カッコいいけども。
「…………手伝ってもらえるなら、まあ、助かるが」
「りょ! やった~センセーと二人っきりの時間ゲット♪」
おどけてセンセーに抱き着くとちゃんとバシバシしばかれた。いやそこはおかしくない?
午後4時になって、オレ以外の他の生徒はみんな寮に帰っていく。
先生のことを手伝っていくと言ったら柞原と南雲に生暖かい目で見返されたので、言伝(ことづて)をお願いする。
「あ、柞原。オレと先生の掃除、何時に終わるかわかんないから、寮父さんに一応そのこと言っといてほしーんだけど~」
去りゆく二人が笑顔で頷く。
「そりゃ全然オッケーだぜ。あ、ちなみにオレら外泊届出すから、お前のもついでに出しといてやろうかぁ? なんつってな」
にひ、と柞原が下世話な笑みを浮かべる。
その隣で南雲が真っ赤になってあわあわしている。
えー、こいつら外泊すんのかよ!
そのとき、オレの脳裏に未来の光景が夢想される。
「そ、そうか…でも、もしかしたら……!」
ホワンホワンホワンホワンほわわわ~ん。
体育用具室を片付け終わったオレに、先生が優しく微笑む。
『金城、手伝ってくれてありがとうな。おかげで大助かりだ』
キメ顔でドヤるオレ。
『いえいえ、オレにかかればこんなもんす』
『さすが、優秀で自慢の生徒だ。なら……今晩はベッドの上で礼を返すとするか』
『ま、マジっすか~~! やりぃ~~!』
そこまで妄想してカッと目を見開く。
「み……見えた! 最高にパねぇ未来が…っ」
呆れ顔で柞原と南雲がオレに告げる。
「全然よくわかんねーけど、じゃあお前の分も外泊届出しとくな」
「あとなんか鼻血出てるよ、金城」
イチャイチャくっ付きながらデートへ繰り出す柞原と南雲を虚無の眼差しで見送って、オレは先生と体育用具室の掃除を開始した。
よ~し、たまには頑張りますかね!
掃除は結構大変だったけど、テキパキ進めたら結構スムーズに進んだ。
いつも省エネなオレだけど、先生のためなら頑張れるから、やっぱ勝たんしか愛なんよな。
ホウキを握りながら「ふー」と汗を拭う。
「だいぶ片付いたっすね、センセー」
「ああ、いいペースだ。お前のおかげだな」
口角をニヤリと上げて珍しくデレる先生!!
「あはっ、褒められんのヤバイ嬉し~っ♪ てか、センセーも汗すごいし、はいタオルっす」
「ああ、悪いな」
汗拭くセンセーもカッコいい~~~♪
そのタオル永久真空保存しちゃお~~~♪
大掃除も終盤!
えーっと。
あとは跳び箱の位置を動かすだけ……よっしゃ、イイとこ見せるチャンスだっ。
「どっこいしょおおぉ……!!」
オレは渾身の力を両腕に込めると跳び箱を数段まとめて持ち上げる。
あ、これ重い……でもガンバル……。
「お、おい、それ重いだろ。無理するな」
「へへ、平気っすよ……こんくらい……」
オレはよろめきながらも先生に笑顔を向ける。
「ほら貸せ、俺が持つ……」
「あっセンセー、今、ちょっと、待って……」
先生が見かねて手伝いに来てくれる。でも、それがダメだった。
近くまで迫った先生の顔面にドキッとした瞬間、完全に体幹が崩れた。
「あ……」
ドンガラガッシャーン!!!!
バランスを崩して盛大に転んだオレが抱えていた跳び箱が、入ってきた用具室の扉に猛烈にぶつかって派手な音を立てた。
「おいっ、金城、大丈夫か!?」
倒れたオレを先生が起こしてくれる。
「うう~~マジすんません……」
幸いにもオレは完全無傷。でも、ちょっと大袈裟に先生によりかかったりして……。
座り込んだまま背中を先生に預ける。いつもなら「バ、バカかっ!」と慌てながらゲンコツ貰うところだけど、今だけは先生もオレを気遣ってくれる。
「これだから無理をするなと言ったんだ…」
先生のデカイ手がオレの腰を支えようと手を添える。壊れ物を扱うようなソフトタッチに思わず顔が綻ぶ。
「あはっ、センセー、そこっ、くすぐったいっすよ」
センセーの顔を至近距離から見上げて呟くと、センセーがぶわっと汗を掻いて目を閉じた。
「す、すまん……」
覇気のない、弱り切った言い方。あはっ、先生カワイイ。
「ったくお前は……」
先生が耳を真っ赤にして立ち上がる。散乱した跳び箱を片付けて、用具室の扉を開こうとして、先生の表場がにわかに曇った。
引き戸をスライドさせようとして、ガタガタと扉を動かすが……。
「まさか……」
太い腕に力を込めて、先生が扉を引く。
「ぐぬ……っ」
「せ、センセー……もしかして……」
先生が微動だにしない扉を前に、重苦しい声をこぼした。
「開かん……………………」
えええええええ~~~~!!??
「ごめんなさいセンセー……」
どうやら跳び箱をぶつけたせいで扉の建付けが歪んでしまったようで、オレと先生は体育用具室に閉じ込められてしまった……。
令和の時代にそんなことあるなんてびっくりだよ……。
素直に謝るオレに、先生はふっと息を吐く。
「お前が悪いわけじゃない。俺の管理不行き届きだ」
うう……。
「オレ、センセーの手伝いできるの嬉しくて……ついハリキリすぎちゃって……」
あー、それなのに結局迷惑かけてたらダメじゃん……。
オレがしおしおと俯いていると。
「おいこら」
ピコン。優しくデコピンされる。
「いつもバカみたいにやかましいくせに急にしおらしくなるな。おかげで掃除が終わってこっちは助かっとるんだ」
呆れたようなフリで、それでも励ましてくれる先生。
そんな優しいこと言われたら惚れ直しちゃうじゃ~~ん!
「……センセー! す、好き!」
溢れだす感激のあまり抱き着いてみようとすると片手で完璧に防がれた。
「誰かに連絡したいんすけど、スマホ、扉の外に置いてきちゃってるっす……不覚っす」
「焦らんでも、寮の門限に帰ってこないお前を案じて誰かが確認に来るはずだろう。それまでの辛抱だ」
先生の言葉に、オレは青ざめる。
「あ、それなんですけど……オレ、今日、外泊届出してて……」
「な…!?」
先生があんぐりと口を開けて驚く。
「で、でも、他のセンセーだって、獅子王センセーがいないの気づいて来てくれたりするっすよね~?」
オレの言葉に先生の顔がさらに曇る。
「いや、今日は職員も各々受け持った箇所の掃除が終わり次第、そのまま終業の流れになっとるんだ……。恐らく誰も俺の不在には気づかん……」
「え……そ、それって……」
先生がぐぬぬ、と顔をしかめる。
「最悪、明日の朝まで誰も来ない、ということか……」
そ、そんなぁ………。
体育用具室。天井付近に小さな窓はあるけど、外に格子が付いていてそこからは出られない。
窓の外はもう真っ暗だ。
「うー、寒い……」
体操服って、動くのには最適だけど動かないと薄いし寒いし利点皆無。
両肩をさすりながら白い息を吐くと、先生が自分の上着を脱いでオレに手渡してくれる。
「着とけ」
「わ、あざっす♪ センセーのぬくもり、プライスレスっす~♪」
オレは遠慮なく先生のジャージの上着を借りることにする。
あはっ、めちゃくちゃ先生の匂いするなあ。
全然いいけど、これ、あんまり洗ってないんだろうな~。
「あーでも、それじゃセンセーが寒いっすよね……じゃ、こうしましょ?」
先生の厚い胸板にぴったりすり寄ってみる。
「あは、やっぱ、くっ付いたらあったかいっすよね。人体の神秘っ♪」
普段ならゲンコツされるとこだけど、今は暖を取るためだから先生も何も言えずに複雑な表情で「ぐぬぬ…」とか「いかんだろ…」とか唸っている。
「センセー、あったかいっす♪ へへ…」
ここぞとばかりに筋肉を撫でながら頬を胸板にすりすりする。へへへ。
「でもまだ寒いっす……。そうだ、センセー、このジャージ着て、オレを包んだままジッパー閉じてくださいよ。センセーのジャージ、デカいから出来るっしょ」
「あ、ああ? おう」
何故か遠い目をしてる先生にジャージの上着を着て貰って、前のジッパーを開けてもらう。
そんで、シャツの上から胸板に抱き着くオレを包んだまま、ジッパーを閉めてもらう。
へへ、こうすると、先生とめっちゃ密着…!
センセーのジャージ in オレ!
こんもりと膨れ上がったジャージの中に先生とオレの熱が籠(こも)る。
「ぐぬ……今ばかりは、仕方ないか……」
先生も観念してどっかりと座り込む。
オレも先生にコアラのようにくっついたままそれに倣う。
「へへへ……♪」
ここぞとばかりに厚い胸板とバキバキの腹筋に身体を摺り寄せる。
上目遣いで先生の雄々しい顔を眺めて、めちゃくちゃ幸せな気分。
「センセー、やっぱ筋肉すごいっす…♪ ガチでホレボレするっす…♪」
閉じ込められたのは災難だったけど、これはこれでアリかな……なんて思っちゃうくらい。
「こら、あんまり動くんじゃない……っ」
センセーの慌てた声が降ってくる。
「センセ~オレ、背中寒いっすよ。両手空いてるなら、こう、ぎゅっとしてくれたら暖かいんすけど……♪」
「ば、バカか、調子に乗るなっ!」
「ううう~~~、ふざけてないっす、命のためっす、凍えちゃうっすよ~~~! 」
完全に調子に乗ってたしふざけてたけど、駄々をこねて食い下がってみる。
「わ、わかった、わかった、頼むから…もう動かんでくれ……つ」
どこか切羽詰まったように両手をオレの背中付近に回してくる先生。
わーっ、先生に抱きしめられてる…! キタキタやったやったやった!
ハピネスすぎる気持ちで抱き着きながら見上げると、先生は目を閉じて悟りの境地みたいな顔をしていた。
「いや、なんすかその顔! 悟り開かんでください!」
「じょ、状況を俯瞰しとった……。俺は生徒と密室で抱き合ってなんぞいない……これは緊急時の避難行動だと……」
「それはそう! でも別にドキドキしてもいいんすよ!」
ぎゅううう~とさらに抱きつきながら胸板に頬を擦りつける。
その時、先生の心臓の重低音がオレの鼓膜に響いた。
……あ、あれ?
「センセー、めっちゃ鼓動……バクバクしてない?」
「!!!」
オレの指摘に先生が滝汗をかいて目をそらす。
「そ、それは、だな……」
しどろもどろになる先生。
なんだ、先生もちゃんとドキドキしてくれてたんだ……。
「あはっ、センセー、ドキドキしてくれてる♪ うれし~す♪」
頬を胸板にくっ付けたまま笑う。
「ぐ、ぐぬ……っ 」
至近距離に赤く染まった先生の顔。
無精ひげとか、太い眉とか、大きい口が男らしい。
オレとバッチリ目が合った先生がうろたえて目を逸らす。そのチャンスをオレは逃がさない!
「あは、隙ありっす♪」
「!?」
オレは少し上体を起こすと、そっと唇を先生の頬にちゅっと押し付けた。
へへ、いつもなら防がれるけど、今なら先生にちゅーし放題かも。
まあ、殴られなきゃだけど……。
そんな心配をしている時、オレが尻を置いている先生の股間がぐりっと硬度と質量を増した。
「え……?」
ゴリゴリとしたソレは、着古して薄くなった先生のジャージの生地を、内側から雄々しく押し上げている。
これって……位置的に、男のアレ……。
そ、そんな、先生、キスだけでこんなにデカくして……っ。
「センセー、あ、あのー……わっ!」
先生は急にオレを両腕でしっかりと抱きとめると、そのまま猛った股間をオレのお尻にぐりぐりと擦りつけてくる。
「わ、ど、どんどん硬くなってるんすけど…っ?! ちょ、先生ってば……んむっ」
デカい図体が覆い被さってくるみたいに強引に唇を奪われる。
「ふーっ、ふーっ!」
興奮した先生が熱い息を送り込みながら、大きな舌でめちゃくちゃにかき混ぜてくる。
「んっ、んんっ、んうっ、んうう…っ!」
唇の端からどっちのか分からない唾液がだらだらと垂れた。
「はっ、んむっ、はひっ…っ」
先生の舌がオレの口から引き抜かれて、粘っこい糸を引く。
「ふああ…っ!?」
間髪入れずに耳を食まれた驚きに、甲高い声を上げてしまう。
「ふーっ、ふーっ!」
鼻息荒くオレの耳を甘噛みしては、舌を耳に入れてくる先生。
「ひぇっ、ひっ、あっ、あっ」
そんなことされるの初めてで、オレはどうしていいかわからずに先生の身体に顔を押し付けて喘ぎ声をくぐもらせる。
「ひっ、ひっ、せんせぇ……っ」
熱く真っ赤になってるはずの耳をべろべろと舐められて震えた声が止まらない。
耳に気をとられているうちに、いつの間にか下りていた先生の両手がオレの柔らかい尻を撫でまわしていた。
「あっ、ちょ…っ」
大きな手のひらがいやらしく尻全体を這い回るたびに身体が熱くなっていく。
首筋に舌を這わせだした先生の熱い息にも感じてしまう。
「あっ、あっ……ひゃあっ!」
先生はオレのジャージのズボンにズボッと両手を突っ込んで、直に尻を揉み始める。
「せんせ…っ、あ、ぁ、ぅ、ううっ」
ゴツい指がぐにぐにと柔らかい肉を堪能する。ジャージの中で這いまわる手のひらにびくびくとオレの腰が跳ねる。
ずるっとズボンが半分ずり下げられて、オレの尻が露わになる。
「やっ、脱がさないで……んんっ」
先生は丸見えになったオレの尻を撫でまわしながら、オレの抗議をキスで塞いだ。
「んんっ、んっ、んっ、はぁん…っ」
舌を吸われながら、尻の中心部をゴツい指が刺激してくる。
「くそが…っ」
先生は自分が履いているズボンを焦れたようにズルっと下げる。
「ひゃ、ひゃぁあ…っ!?」
雄々しく完勃ちしている先生のデカチンが窮屈なトランクスから解放されて、ビタンッとオレの尻を叩いた。
わ……すご……。
いつ見ても、太くて、長くて、ズル剥けで、逞しい、先生の体育教師ちんぽ……。
ホカホカと湯気を立てそうなそれが先端からぬるついた汁をだらだらと垂れさせている。
「チッ、もうべっとべとじゃねえかよ……」
先生はイラついた声音で自らのチンポの先端のガマン汁を指で掬うと、それをオレの穴に塗り付けた。
「ひゃっ、あうっ」
穴をぬるぬると太い指が滑る感覚に声が漏れる。
そのまま、ずぬぬぬっと先生の指がオレのナカに入って来る。
「あぁっ、やああっ」
ぬこぬこと穴をほぐされて、生理的な涙が浮かんだ。
「おら、舌出せ」
至近距離から届く怒気を孕んだ低い声に、涙目で舌を出すとすぐさま先生の舌に絡め取られた。
先生の舌の熱さと大胆な動きにくらくらする。
「ふええっ、れぇっ、ひぇ…っ」
じゅるじゅると唾液を啜られて、尻をぐぽぐぽと指で犯される。
先生の胸板に両手で捕まりながら、涙目で必死に喘ぐ。
「ふあっ、あっ、ああ…っ、あっ、せんせっ、ああっ」
どのくらいそうされただろう。
丹念に穴をほぐされたと思うと、先生がジャージのジッパーを下ろした。
ジャージ内にすっぽり抱え込まれていたオレは解放されるけど、先生は口を開けるとオレの体操服の胸元に顔を寄せてきた。
じゅうううっ!
「ひあぁぁっ!」
胸の先端を体操服越しに強く吸われる。
先生の口の中で、べろべろと舌が動いて粒を弾く。
「あああっ♡」
それは、唾液で湿った体操服の上から、つんと尖った乳首が丸わかりになるくらい続けられた。
「ふーっ、ふーっ」
透けたそこを見て先生がさらに鼻息を荒くする。
やっぱ、おっぱい大好きだよな、この人…。
体操服越しにもうひとつの乳首もバクッと食まれて、オレはたまらず声を上げた。
「んあぁっ!」
オレの胸元は先生の唾液でべとべとかつ、透け透けになってしまった。
薄く見えるピンク色の粒を、両方とも指でぐりぐりされる。
「あっああっぁっ、胸っ、だめぇぇ…っ!」
先生の両肩に手を置いてしがみつく。
先生は焦れたようにオレの体操着を捲り上げると、露わになった生乳にむしゃぶりついた。
「やあぁ…っ!」
熱い舌でめちゃくちゃに舐め回されて、粒がどんどんカチカチになっていく。
「あ、あっ、あ、ああ、あああっ♡」
ギラつく目でオレの反応を確かめながら伸ばした舌でべろべろと粒をいじめる先生。
「せんせ、ちょっ、まって…あああぁっ!」
じゅるるるるっ!
強く吸い上げられて嬌声を上げてしまう。
もう片方の乳首も指でくにくにと捏ね回される。
「あっあっどっちもしちゃだめっす……っ! ああっ、もうっ、センセーのすけべオヤジ…っ」
「あァ…!? クソエロい乳しやがって、人のせいにしてんじゃねえよ……っ!」
「ひゃんっ」
敷いてるマットに強引に押し倒され、その巨体にあっけなく組み敷かれる。
開かれた両足の間にぐいぐいと割り込んできた先生が、巨根をオレの秘部に宛がってきた。
太い指で解されたそこに、ゆっくりとそれが埋め込まれていく。
「あぁぁあ…っ! センセーの、デカすぎて……んぁあぁ…っ」
先生のデカチンの質量、規格外すぎるよ…っ。
先生の巨根がずっぽりと根元まで埋め込まれて、オレは体をしならせて喘いだ。
自制できない獣のように、先生がゆさゆさと腰を揺らしてくる。
「あっあっあっ動かないで…っ!かはあっ!」
ずんっ! ずんっ! ずんっ!
体重をぐんぐんかけられて、口から体内の空気が漏れる。
無理やりにこじ開けられているのに、オレのカラダは痛み以上に快感に震えてしまっている。
ずんっ! ずんっ! ずんっ!
「チンポ挿れた後に動かない男がいるわけないだろうが…っ! オラっ、どうだっ! これが欲しかったんだろ…っ!」
「んっ、あぁっ! やんっ、せんせっ、すごいぃ……っ♡」
荒い息を吐きながらセックスに夢中になる先生。
ずるる…っとチンポを半分ほど抜いたかと思うと、激しく腰を振りたくってくる。
「オラっ! オラっ! 性懲りも無くおっさん誘惑しやがって…っ! 犯されて当然だろうがよ…っ!」
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!
「かはっ、あひっ、ひあぁっ!」
胸の粒をぐりぐりと押し込まれながら、デカチンで内側のヤバイところをゴリゴリに擦り上げられる。
「せんせっ、あっ、もうっ、おれっ、はひぃい…っ!」
先生が覆いかぶさってきてオレの乳首に舌を伸ばしてくる。
「んんっやあああっ!」
粒をべろべろと舐め回されて、背中が弓なりに反りかえる。
乳首を貪る先生の頭を涙目で抱きしめながら耳元で喘ぐしかできない。
「あっあっすごっ、せんせっ、エッチっ、すごっ、あっぁっあああっ」
じゅうじゅうと敏感な粒を吸われる。
「せんせっ、おれっ、もうっ、あっあっ、イクっ、いくうっうあぁあん…っ!」
びゅくんっ!
オレのチンポがびくびくと跳ねて白濁を撒き散らした。
「はあっ、はあっ、あっあっあっぁっ、やぁっ、ああっ!」
でも先生はそんなことお構いなしで腰の運動を止めない。
それどころかオレに刺したままのチンポをぐりんぐりんとナカでいやらしく回してくる。
「ああぁっだめっすっそれだめっすっ!」
「何がダメだ…っ、チンポでガクガクしてイってんじゃねえかよ…っ!」
ずちゅっ! ずちゅっ! ずちゅっ!
「あああっ! あっあっあああっ!」
「オラっ! 濃いの出すぞっ! 生意気なケツで受け止めろっ!」
パンッ!と尻たぶをはたかれる。
「ひうううっ!」
先生がスパートをかけるようにガツガツと太いチンポをずぷずぷしてくる…っ。
やばい、やばい、すっげ、すっげきもちいい……っ!
「ああああっ!あっあっあああっ!」
びゅるるるっ! びゅるっ! びゅるるるるるっ!
先生の発情デカマラから迸る、熱い激流が容赦なくオレのナカを焼いて染み渡る。
上気した顔をしかめて、先生が恍惚の吐息を漏らす。
「ぐっ、ぐうぅ…っ、おぉ、すげ…っ」
うああ、めちゃくちゃ出てる…っ。
こんな、射精量、多すぎ…っ。
「あっ、やっ、ふあ……あっ」
一滴残らず奥に塗り付けようと、ぶるぶると先生が腰を震わせる。
「はひ、はひ……せんせ…っ、激しすぎ…っ、センセーのデカいんだからっ…もっと優しく…っ」
涙を目尻に溜めながら先生に訴えると、熱っぽくギラつく目でじろりと睨まれた。
「ふーっ、ふーっ」
まだ鼻息荒くしている先生。あれ…?
先生、今、イッたのにまだ発情モード……?
ぐいっ!
「わあっ!」
先生が無理やりオレを抱え上げたと思うと、近くの跳び箱に両手をついた体勢にさせられる。
オレは上半身は体操服、下は全部脱がされたままというなんともハズい格好。
跳び箱に手をついて、先生にお尻を向ける姿勢のオレに……野獣が迫る。
全然クールダウンしてない、口の端からよだれを垂らしたままの先生に、背後から腰を掴まれた。
「あ、あ、ちょ…っ!」
ずぷぷぷ……っ。
先生の股間からぬらぬらと斜めに生える、硬いままのフル勃起巨根をバックからずっぷりと埋め込まれる。
「うぁぁあっ! かは…っ!」
パンッ! パンッ! パンッ!
「ふんっ、ふんっ、ふん…っ!」
意のままに、奥を容赦なく突き刺してくる先生。
「ひゃっ、あひっ、あぁっ、ひっ、ひんっ♡ せんせっ、やあっ、あぁあっ、まだっ、イッたばっかりでキツイっすって…っ」
ゆっさゆっさと体全体が揺さぶられるのを、跳び箱にしがみついて耐える。
「ふんっ、ふん…っ! うっせぇ…っ! あざとく擦り寄ってきやがったのはそっちだろうが…っ!」
ずちゅっ! ずんっ! ずちゅっ!
先生の両手が腰から胸に上がってきて乳首を二つとも捕らえて、くにくにと捏ねる。
「ひあんっ!! あぁぁあっ! 乳首だめぇ…っ! あぁあっ!」
「くそ…っ、乳犯すとぎゅうぎゅう締め付けてきやがる…っ!」
かちかちに尖ってしまったそこをピンピン弾かれたり、ぐりぐりと押し込まれる。
「あっあっ、あああっ!」
背骨が反り返るくらい……感じる。
どちゅっ! どっちゅっ! どちゅんっ!
胸と同時進行でデカチンがぐちゅぐちゅとナカを犯してくる。
「こうやって大人に犯されたかったんだろうが…っ! カワイイ顔しやがって………目の毒なんだよ、エロ生徒がよぉ…っ!」
ばちゅっ! ばちゅっ! ばちゅんっ!
「あっああっあっあっやあっ、だめっ、いくっ、おれっ、またイクっすっ!」
「ふんっ、ふんっ! ふんっ!」
先生はそれを聞いてさらに腰の動きを激しくする。
「あ、いく、いく、せんせ……うあぁっあぁっんあぁぁっ!」
卑猥な音が結合部から響いて、オレは跳び箱にしがみつきながら限界を迎えた。
びゅくんっ!とオレの白濁が跳び箱を汚す…。
「はあっ、はぁ、はあっ、はあ…………っ」
ぜえぜえと息を切らしながらオレは跳び箱にしなだれかかる。
それなのに……。
ずんっ! どちゅっ! どちゅんっ!
またすぐに先生が腰を掴んできて、デカいので思いっきり突いて来る。
「うあぁああっ! あっあうっあああっ♡」
「おい、へばってんなよ…こっちはまだイってねえんだ」
ううっ、イったのに突かれるの、ヤバイって言ってるのに…っ。
先生は飢えた獣そのものの動きでオレを犯し続ける。
ばちゅんっ! ばちゅんっ! ばちゅんっ!
「ひっ、あひっ、ひぃん…っ!」
「オラっ! 二発目出すぞ…っ!」
どぷっ! どぷどぷどぷっ! びゅるるるるっ!!
「んひぃい……っ♡」
また……ナカにいっぱい熱いの出された……っ。
「はあっ、あう、せんせ、もう、むりぃ…っ」
うう、先生とのエッチ、ほんとに体力使う……。
そんな疲労困憊のオレの身体を、先生は軽々とひっくり返した。
眉間に皴を寄せたまま、発情ギレしてる先生と向かい合わせになる。
豪快に舌なめずりしてる先生とばっちり目が合う。
ああ、逃げられない、と悟る。
狩られる獲物の気持ちだ、これ…。
「ひゃんっ」
今度は仰向けに跳び箱の上に寝かされた。下に目を向けると、ビンビンと昂らせたままの巨根が迫ってきている
「せんせっ、ちょっ、うそっすよねっ、そんなすぐ回復するわけ……っ」
「うるせえ…っ! 独り身の性欲舐めんじゃねえぞ…ッ!」
先生は唸りながら、腰を卑猥に押し進めてくる。
「あっ、まだこんな硬い…っんあぁあっ!」
強引に太いのを根っこまでぐずぐずと突き入れられて、顎を上げて感じる。
「オラっ、まだまだ萎えねえぞっ! ちくしょう、朝までヤってやるからな……っ!」
「はひゃっ、ひゃうっ、あうぅぅっ♡」
逃げられないように腰を掴まれ、ずんっずんっと強く突き上げられて、快感で思考が砕ける。
先生のチンポのせいで、ナカがどろどろに溶けていく。
ゴリゴリされるたびに物凄い気持ちいい。
飛び散ってくる汗。
「ふんっ! ふんっ! オラっ!」
興奮しきった先生の雄の顔から目が離せない。
ビキビキと脈打つ先生の熱から逃げられない。
涙も唾液も垂れ流して、みっともないくらいに喘ぐ。
「ひあっ、あっぁっ、もうっ、ナカっ、熱いっすぅ…ああんっ!」
「寒いんだろ? まだまだチンポであっためてやるから覚悟しろよ……っ!」
瞳孔開きっぱなしの先生が獰猛に舌を出してニヤつく。
ああ……もう、貪られるしかない。
乳首をぐりっと摘まみ上げられ、奥を力強く突かれて、オレは情けなく吐精する。
「はひ、はひ…っ」
そのまま抱きかかえられて、跳び箱からマットの上にオレは下ろされる。
一旦オレから抜けた先生のイチモツはまだまだ元気で天井を仰いでいる。
興奮しきった顔でじりじりと迫って来る先生にオレは涙声でSTOPをかけた。
「あう、あう、センセー、朝までって、オレ、さすがにそんなんムリだから…っ。ちょっと落ち着いて…っ」
「あぁ…?」
まずい。発情した先生は全然言うこと聞いてくれないんだった…。
オレは力の入らない砕けた腰のまま、背後の扉に手を伸ばす。
二人きりになれることは嬉しいけど、先生の性欲を舐めてた……っ。
このままだと朝まであと何時間も犯されるだろう。さすがにそれはカラダがもたない…。
しかし、用具室の扉は建付けが完全に歪んだまま、オレの力ではびくともスライドしなかった。
「う…………」
ガタガタと扉を揺するオレの背後に、ふーっふーっと荒い息の獣がいる。
「……観念しろ。朝まで二人っきりだ、逃がさねぇぞ」
背後から太い腕が伸びてきて上半身を絡めとられる。
尻に硬くて熱いモノがグリグリと押し当てられて、この先に淫靡な展開がまだ続くことを嫌でも予感させられる。
「あ、あの、オレ、センセーとエロいことするの、気持ちいいし、好きだけど、でもまだ、その、あんま慣れてないから、もうちょい初心者コースがいいっていうか……っ」
「ほう……」
先生は低い声を漏らしながらオレをマットに寝かせると、オレの両足を自分の肩にひょいと乗せた。
そして丸見えになった秘部に躊躇なく体重をかけて、脈打つデカチンを挿入してくるのだ。
「あぁぁああ…っ! だからっ、ダメだってばぁ…っ」
「安心しろ……。俺は体育教師だ……っ」
ズパンッ! パンっ! どちゅっ!
荒々しくピストンしながら、先生は唸るように呟く。
「おっさんのセックス、お前のカラダにっ、俺が、とことん、教え込んでやるからよ……っ!」
「そ、そんな、授業みたいにっ、あんっ、言わないでほしいっすよぅ…あぐううっ!」
じんじんと赤く腫れた乳首をめちゃくちゃに舐められる。熱い舌がねっとりと這いまわって胸をべとべとにする。
「あっあっぁっあーっ♡ あはぁあっ♡」
じゅうううっと強く吸い上げられて、かちかちになった粒をれろんれろんと舌で撫でられる。無精ひげが時折肌をチクチクとイジめる。
身体がびくびくと激しく跳ねて、思わずセンセーの頭をぎゅうっと抱きしめた。
「あ、あ、あ、あぁあ…っ!!」
無我夢中で奥へ奥へ突き進んでくる巨根。
好きな男から強引に与えられる快楽に、ただただ涙腺が刺激される。
「オラっ! イクぞッ! 濃いの出してやるからなッ!」
先生の種汁がオレのナカに流れ込む。
もう三回目なのに、熱さも、量も、まだこんなに凄い。
なにより、出しても、先生の、全然萎えてない……。
「あぅっ、んあぁっ、あっあっぁああっ! せんせっ、ひゃううっ、せんせぇえ…っ♡」
マットの上で、体育の授業みたいにカラダを絡めあうオレと先生。
でも、ヤッてることはすごくいやらしくて、気が遠くなるほどキモチいいことで…。
「まだ抜いてやらねぇぞ…っ! オラッ!」
ばちゅんっ! どちゅんっ! ばちゅんっ!
「あっあっすごぃ…っ、せんせーも、せんせーのちんぽもっ、あはぁんっ、ほんとっ、えっち…っ! んあんっ!あんっ! んぁぁんっ!」
敏感な乳首をしつこく口で犯されながら、先生の萎えないガチガチの巨根で奥を犯され続ける。
まだまだ登らない太陽を、オレは先生の腕の中で快楽に飲まれながら、ひたすら待つしかないのだった……。
「……………はっ!?」
硬いマットの上で目を覚まして、ガバッと起き上がる。
あれからどれくらい時間が経っただろう。
窓から射し込む光は夜が明けたことをオレに教えてくれた。
「センセー…?」
先生の姿は用具室の中には無く、歪んでいたはずの、入口の扉は既に開かれていた。
先生、この扉、どうやって開けたんだろう…?
いつの間にかオレに掛けられていた、先生のジャージの上着だけが残されている。
オレは慌てて用具室を出て、体育館へ踏み出す。
しかし、広い体育館の中を見渡しても、誰もいない。壁の時計を見ると、朝の7時だった。
先生、どこ行ったんだろう……。
体育館を出ると、驚きの光景が目に入った。
「わ……」
気づかなかった。
冬の欠片が空からしんしんと舞い落ちる。
校庭は真っ白にデコレーションされていて、吐いた息が白く空へ昇る。
「雪だ…………」
そう、降り積もる雪が、いつも見る学校をとても神秘的なものに変えていた。
だから昨日、あんなに寒かったんだ……。
体育館の入り口でぼんやりと雪の美しさを眺めていると、人の気配に気づいた。
「センセー……!」
校舎の方からのしのしと大柄な男性が歩いてくる。
オレはそんな先生に駆け寄った。
「む。起きたか」
オレは笑顔で先生の胸に飛び込む。
先生は「ぐぬ…」と呻きながらもオレの肩に手を添えるだけ。引き剥がされるかと思ったけど、もしかしてカラダを労わってくれてるんかな?
「センセー、用具室の扉、どうやって開けたんですか?」
「む、あれは、まあ、な……」
オレの質問に歯切れの悪い先生。どうしたんだろう?
「それよりも、この雪にはまいった…。交通機関も麻痺しとるようだ……」
先生は渋面を作ってるけど、オレは真逆の気持ち。
「でも、雪、めっちゃキレーっすよ! オレ今年初っす…はくしゅっ!」
やべ。雪は綺麗だけど、さすがに寒い。鼻水をすすりながらジャージを萌え袖にして寒さに耐える。
「おい、バカか…っ」
センセーがぎゅむっと太い腕でオレを包んで暖めてくれる。
わ、抱きしめられてる、あはっ、嬉しい……。
「あはっ、センセーと一緒に雪見れて嬉しいっす。ロマンチックっすね♪」
誰もいない朝。二人っきりで雪を眺めるって、なんかすっごく恋人っぽい。
「寒いんで、もっと強くぎゅーっとしてほしいっす♪」
「ぐぬ……」
珍しく従ってくれる先生。
「あはは、あったけーっす。好きな人にぎゅっとされるの、めっちゃイイっす」
微笑みながら、ぬくぬくの先生の胸に頬を埋める。筋肉って暖かいんだなー。
「……おい、その、カラダ、は、大丈夫か」
先生がすごく小声で聞いてくる。
オレは抱き着いたまま、微笑んで先生を見上げて答えた。
「はい♡ センセーのこと大好きなんで、全然ヘーキっすよ♪」
先生が言葉をのどに詰まらせたように押し黙った。
オレと先生は、そのまましばし見つめ合う……。
な、なんだ、この雰囲気…。
「バ、バカか…風邪引く前に校舎に入るぞ」
先生は我に返ったようで、パッとオレを解放するとさっさと校舎に踵を返した。
あ~、抱きしめタイム終わっちゃった。残念。
「あはっ、ぎゅーってされるなら、オレは雪でも寒くても大歓迎っすね~」
照れたように一歩の歩幅が大きい先生に小走りでついていく。
真っ白な校庭に、キラキラと雪が降り積もる。
いつか溶けてしまう雪。
なんとなくそれを恋愛と重ねてしまう。
誰かを想う気持ちも、もしかしたら雪と似たようなものなのかもしれない。
でも。
前をゆく、先生の広い背中を見つめる。
この気持ちは、決定的に雪とは違うところがあると思う。
「センセー、腰が痛くて歩けないっす♪」
追いかけて、太い腕に自分の両手を絡めた。
「お前なあ……」
先生がしぶしぶといった表情でそれを許してくれる。
誰もいない廊下を、ゆっくり二人で歩いていく。
「あはっ、やっぱセンセーのカラダ、あったかいっす♪」
「ったく……あまりくっ付けるんじゃないぞ」
「え? どこをっすか? もしかして胸っすか?」
「…………」
「出たわ~! センセーのおっぱい星人~!」
「や、やかましいわ……っ!」
「あはっ、そういうスケベなとこも含めて大好きっすよ、センセー♪」
太い腕に頬を摺り寄せて先生の体温を感じる。
この先も、このぬくもりにずっと寄り添いたい。
年の差とか、教師と生徒だとか、男同士だとか。
まだまだ長いこの先、なんでもないことじゃんって思う。
すぐに消えてしまいそうな、雪と愛の違い、オレは気づいたんだ。
きっと、そうだ。
暖めて、溶けあうごとに深まっていくのが、愛ってやつだ。
【END】
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とても嬉しいです~(^^)✨
また更新できるように頑張りたいです💪
うわぁーいぃ\(//∇//)\続編だ〜
今回もエロエロで最高です(・∀・)b
時期的に次回作はエイプリルフールネタですかね!?
続編また出るのを楽しみにしております♪素敵な作品読ませていただき
ありがとうございました^_^
わ~ありがとうございます!
楽しんでいただけて良かったです♪
エイプリルフールには間に合わなそうなのですが💦 他のシリーズと並行して、また続きを書ければなと思っています(^^)
これからもよろしくお願いします!
凄く好みで何回かついつい読み返しちゃいました(笑)
番外編のようなものも見たいなぁなんて思ってしまうくらいです
そう仰って頂けますと、とても嬉しいです...!
時間が出来たらちょっとした続きも書けたらなあと思っています。ありがとうございます!