45 / 67
2章
2-21 葬儀
しおりを挟む
辺境伯に2人そろって負けた後、他の者たちとも模擬戦をした。
妹ちゃんにちゃんと寸止めできるように剣を振ってくださいって頼んでいたな。
辺境伯が「急所でなければ問題なかろう」などと混ぜっ返していたが、そうはいくか。
寸止めをし、寸止めをさせるのだ。
妹ちゃんにけがをさせてなるものか。
幸い、辺境伯の兵も妹ちゃんに怪我をさせるつもりがなく、無事に模擬戦は終わった。
模擬戦の勝率は6勝4敗でした。
もともと突きが主体なので攻撃が素早く、能力値が高いので先手が簡単に取れた。
剣技と能力値のごり押しで充分に戦えるのだが、カウンターは技能レベルと駆け引きがものをいうということが分かった。
そして、駆け引きはほぼ負けた。
この辺は戦闘経験がモノを言っているので、もっとここで鍛錬しろと言われた。
辺境伯が俺で遊びたいだけだと思うんだよな。
夕食はラザニアでした。
小麦粉を面しているのだからもう一歩、麺にするところまでくれば俺はこの世界でも蕎麦を食べられそうだな。
あ・・・でも・・・わさびと醤油をまだ見ていないなぁ。
そばつゆに醤油は必要だよな・・・。
そんな食事時だが、話題は明るい話ではなかった。
「テレサ殿の死を公表する。
筋書きとしては討伐の時に負った怪我が原因で死亡したという形じゃ」
まぁ、そうだろうな。
死体が動いていたというのは『神の声』や『鑑定』の結果で出てくる話で、普通に考えれば王宮で勲章をもらうまでは生きていたってのが客観的な事実だろな。
「でじゃ。
問題はテレサ殿の死体をどう処理するかだ。
王都で埋葬するのか。
故郷に持って帰って埋葬するのか。
くろがね殿の存在進化に用いるのかだ。
もちろん、どの選択であっても葬儀はする」
うわぁ・・・とうとう言ったよ。
俺と妹ちゃんに視線が集まる。
何か言われる前に俺の意見を提示しておくか。
『妹ちゃんに一任する』
ここがダンジョンの中なら、モンスターに食われるよりは俺が吸収して共に生きるという選択をしただろう。
だが、ここはダンジョンの外で彼女の妹と婚約者がいるのだ。
俺が口をはさむことではない。
少なくとも、俺はテレサから形見をもらったからな。
「・・・カールさんはどう思いますか?」
妹ちゃんはカールの意見も聞きたいのだろう。
「僕はきちんと埋葬してあげたいと思っている。
だけど、存在進化とその有用性を否定するわけではない。
だからどう進化するのか教えてほしい」
おっと・・・俺に戻ってきちゃったよ。
でも、テレサの死体が存在進化するための鍵になることはわかっても、それ以上はわからない。
『現時点では把握していない』
確か前回の時は進化するかの質問に「YES」と答えたら進化先が出たんだよな。
『存在進化するぞ』
『条件を満たしておりません』
テレサの死体を使わないと無理ってことか。
こりゃ進化先も選べそうにないなぁ。
そのことを伝えるとカールはきっぱりと反対した。
それに倣うかのように妹ちゃんも反対し、辺境伯も「使えない進化では困る」と言い、俺の存在進化はお流れになった。
間違いなく強くはなるだろうが、人間の死体を使った進化というのがどうなるのかわからないので嫌われたんだろうな。
ちょっと惜しい気もするが、変な方向に進化しても仕方がないしね。
「くろがねさん、ちょっといいですか?」
葬儀の相談が終わったころ、いもうとちゃんがはなしかけてきた。
もちろん、いつでも構わないけどなんでしょう?
「おトイレってどうすればいいんですか?」
呆気にとられた。
俺は何でこんな簡単なことすら気が付かなかったんだ?
テレサは俺と合体してから一度もトイレに行かなかった。
数日過ごしたのにただの一度も行かなかった。
なぜそれを疑問にすら思わなかったんだ?
今のおれにそういう本能がないからだろうか?
「くろがねさん?」
本能的に股の装甲を開ける方法はわかるので声をかけてくれれば開けるといった。
その上で今の話をしたら
「わたしもそこまで頭が働かなかったです。きっと知らない間にしているんだとばかり・・・。
わたし・・・本当にバカですね」
かける言葉が見つからなかった。
翌日、葬儀はひっそりと行われた。
なんか、ずいぶんと偉そうな貴族や王子も来ていたが、特に騒動もなかった。
強いて言えば、王子から半年後を目安に次の鎧の装着者を選択するから希望を言ってほしいと言われたくらいかな。
『美人でエロくて信頼できる人』と答えておいた。
触手鎧での凌辱を許し楽しんでくれるような人がいいな。
初めての意思疎通にちょっと面食らった感じだったけど、にこやかに笑って「考えておくよ」と答えた。
その日の夜に王子から贈り物が届いた。
妹ちゃんが嬉々として受け取った。
「王子さまってとてもおしゃれで趣味がいいんですよ。
おしゃれな剣帯とか、額あてでしょうか?
あ、くろがねさんはグルメで有名ですからおいしいソースか珍味かもしれません。
ケーキやクッキーもいいですよね」
おいしいクッキーやケーキもいいけど・・・妹ちゃんも女の子だなぁ。
甘いものに目がないみたいだ。
リボンに包まれた純白の箱を開けると中にはヒルやらナメクジやらムカデなどの詰めあわせが入っていた。
あ、蛇みたいに体の長いナメクジが触手みたいに腕を這い上ってきた。
おっと~~~!!!
妹ちゃんは意識が飛んだようで思いっきり顔面から箱に突っ込むところだったぞ。
手紙が添えられており、『君のイメージに合いそうな強化アイテムになりうるものを送る』と書いてあった。
あ~~、葬式の時にどんな装着者がいいか聞かれたときに触手鎧で凌辱するイメージがこぼれたかな?
残念ながら生きている虫も死んだ虫も強化アイテムにはならなかった。
妹ちゃんはとても嘆いていたが、俺はむしろ王子のイメージがよくなったよ。
最初のイメージが悪かったが、結構いい人なのかもしれない。
妹ちゃんにちゃんと寸止めできるように剣を振ってくださいって頼んでいたな。
辺境伯が「急所でなければ問題なかろう」などと混ぜっ返していたが、そうはいくか。
寸止めをし、寸止めをさせるのだ。
妹ちゃんにけがをさせてなるものか。
幸い、辺境伯の兵も妹ちゃんに怪我をさせるつもりがなく、無事に模擬戦は終わった。
模擬戦の勝率は6勝4敗でした。
もともと突きが主体なので攻撃が素早く、能力値が高いので先手が簡単に取れた。
剣技と能力値のごり押しで充分に戦えるのだが、カウンターは技能レベルと駆け引きがものをいうということが分かった。
そして、駆け引きはほぼ負けた。
この辺は戦闘経験がモノを言っているので、もっとここで鍛錬しろと言われた。
辺境伯が俺で遊びたいだけだと思うんだよな。
夕食はラザニアでした。
小麦粉を面しているのだからもう一歩、麺にするところまでくれば俺はこの世界でも蕎麦を食べられそうだな。
あ・・・でも・・・わさびと醤油をまだ見ていないなぁ。
そばつゆに醤油は必要だよな・・・。
そんな食事時だが、話題は明るい話ではなかった。
「テレサ殿の死を公表する。
筋書きとしては討伐の時に負った怪我が原因で死亡したという形じゃ」
まぁ、そうだろうな。
死体が動いていたというのは『神の声』や『鑑定』の結果で出てくる話で、普通に考えれば王宮で勲章をもらうまでは生きていたってのが客観的な事実だろな。
「でじゃ。
問題はテレサ殿の死体をどう処理するかだ。
王都で埋葬するのか。
故郷に持って帰って埋葬するのか。
くろがね殿の存在進化に用いるのかだ。
もちろん、どの選択であっても葬儀はする」
うわぁ・・・とうとう言ったよ。
俺と妹ちゃんに視線が集まる。
何か言われる前に俺の意見を提示しておくか。
『妹ちゃんに一任する』
ここがダンジョンの中なら、モンスターに食われるよりは俺が吸収して共に生きるという選択をしただろう。
だが、ここはダンジョンの外で彼女の妹と婚約者がいるのだ。
俺が口をはさむことではない。
少なくとも、俺はテレサから形見をもらったからな。
「・・・カールさんはどう思いますか?」
妹ちゃんはカールの意見も聞きたいのだろう。
「僕はきちんと埋葬してあげたいと思っている。
だけど、存在進化とその有用性を否定するわけではない。
だからどう進化するのか教えてほしい」
おっと・・・俺に戻ってきちゃったよ。
でも、テレサの死体が存在進化するための鍵になることはわかっても、それ以上はわからない。
『現時点では把握していない』
確か前回の時は進化するかの質問に「YES」と答えたら進化先が出たんだよな。
『存在進化するぞ』
『条件を満たしておりません』
テレサの死体を使わないと無理ってことか。
こりゃ進化先も選べそうにないなぁ。
そのことを伝えるとカールはきっぱりと反対した。
それに倣うかのように妹ちゃんも反対し、辺境伯も「使えない進化では困る」と言い、俺の存在進化はお流れになった。
間違いなく強くはなるだろうが、人間の死体を使った進化というのがどうなるのかわからないので嫌われたんだろうな。
ちょっと惜しい気もするが、変な方向に進化しても仕方がないしね。
「くろがねさん、ちょっといいですか?」
葬儀の相談が終わったころ、いもうとちゃんがはなしかけてきた。
もちろん、いつでも構わないけどなんでしょう?
「おトイレってどうすればいいんですか?」
呆気にとられた。
俺は何でこんな簡単なことすら気が付かなかったんだ?
テレサは俺と合体してから一度もトイレに行かなかった。
数日過ごしたのにただの一度も行かなかった。
なぜそれを疑問にすら思わなかったんだ?
今のおれにそういう本能がないからだろうか?
「くろがねさん?」
本能的に股の装甲を開ける方法はわかるので声をかけてくれれば開けるといった。
その上で今の話をしたら
「わたしもそこまで頭が働かなかったです。きっと知らない間にしているんだとばかり・・・。
わたし・・・本当にバカですね」
かける言葉が見つからなかった。
翌日、葬儀はひっそりと行われた。
なんか、ずいぶんと偉そうな貴族や王子も来ていたが、特に騒動もなかった。
強いて言えば、王子から半年後を目安に次の鎧の装着者を選択するから希望を言ってほしいと言われたくらいかな。
『美人でエロくて信頼できる人』と答えておいた。
触手鎧での凌辱を許し楽しんでくれるような人がいいな。
初めての意思疎通にちょっと面食らった感じだったけど、にこやかに笑って「考えておくよ」と答えた。
その日の夜に王子から贈り物が届いた。
妹ちゃんが嬉々として受け取った。
「王子さまってとてもおしゃれで趣味がいいんですよ。
おしゃれな剣帯とか、額あてでしょうか?
あ、くろがねさんはグルメで有名ですからおいしいソースか珍味かもしれません。
ケーキやクッキーもいいですよね」
おいしいクッキーやケーキもいいけど・・・妹ちゃんも女の子だなぁ。
甘いものに目がないみたいだ。
リボンに包まれた純白の箱を開けると中にはヒルやらナメクジやらムカデなどの詰めあわせが入っていた。
あ、蛇みたいに体の長いナメクジが触手みたいに腕を這い上ってきた。
おっと~~~!!!
妹ちゃんは意識が飛んだようで思いっきり顔面から箱に突っ込むところだったぞ。
手紙が添えられており、『君のイメージに合いそうな強化アイテムになりうるものを送る』と書いてあった。
あ~~、葬式の時にどんな装着者がいいか聞かれたときに触手鎧で凌辱するイメージがこぼれたかな?
残念ながら生きている虫も死んだ虫も強化アイテムにはならなかった。
妹ちゃんはとても嘆いていたが、俺はむしろ王子のイメージがよくなったよ。
最初のイメージが悪かったが、結構いい人なのかもしれない。
0
お気に入りに追加
592
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
異世界でDP稼いでたら女神って呼ばれちゃった
まったりー
ファンタジー
主人公はゲームが大好きな35歳の女性。
ある日会社から長期の休みをもらい、いつものようにゲームをやっていた。
そう、いつものように何も食べず眠らず、そして気付かないうちに力尽きた、彼女はそれを後で知ります。
気付いたらダンジョンマスターの部屋にいてダンジョンを作るように水晶に言われやることが無いので作り始めます夢だからっと。
最初は渋々やっていました、ガチャからはちっさいモンスターや幼女しか出ないしと、しかし彼女は基本ゲームが好きなので製作ゲームと思って没頭して作ってしまいます。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる