王子妃セスから冒険者レノになった話

氷室 裕

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第6章 恋の話編

⑩溺愛せずにいられない※ レオside

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「レオ・・お、俺を抱いて、ください」

 セスがそんな風に私に言うから、我慢の限界だった。セスのエメラルドの瞳を見つめる。
 蕩けてしまいそうな顔をして、私の腕の中で小さく震えている。

 触れたい、抱き締めたい。
 だが、理性を保つのが難しい・・

 抱き潰してしまいたくなる。加減など、出来ないかもしれない。

「セス・・大切にしたい。優しくしたいんだ。だけど、自信がない・・」

 セスを愛し過ぎてしまうかもしれないから。壊してしまいたいとさえ、思ってしまう。

「レオ・・俺、こんな姿になっちゃってごめんね」

 セスがそんな事を言う。
 違う、そうじゃない!
 セスはすぐに勘違いをするから、早く訂正しなければ!そう思ってセスの両手を、ぎゅっと握る。

 セスの瞳が潤んできて、今にも溢れて落ちそうだ。早く、違うと伝えないと。

「セス、違うんだ!よく聞いてほしい。私はどんなセスでも愛している。男性でも、女性でも、たとえ君が仔猫になってしまったとしてもね。セスを抱きたい!でも壊してしまいそうで怖いんだ」

 たとえセスが仔猫になったとしても・・きっと私は、セスがどんな姿になったとしても愛し続ける。

「仔猫、でも?」
「そう、仔猫でも」
「でもそしたらキ、キスしてもらえない」

 本当に、可愛い事を言う。

「セス、愛しているよ、心から。私にはセスしかいらないんだ、ずっと前から。それはこれからも変わらないよ」

 そう言って、セスにキスをした。
 唇と唇が少しだけ触れた時、セスはふるっと身体を震わせた。些細なことで、こんなにも感じるなんて。

「ん・・レオ、俺を、こわして、いいよ」

 そんな事を蕩けそうな顔で言われたらっ!ダメだ!はぁっ!もう、もう我慢なんて出来ない!

「セス!可愛い!可愛すぎて、私はどうにかなりそうだ」

 奪いたい!今すぐに!
 私は我慢できずにセスの唇に触れる。

 顔を見る。セスは私の瞳に捕らわれていて、今にも泣き出しそうな、そんな表情。私の方がもうとっくに、セスに堕ちている。
 食むようにキスを繰り返す、蕩ける。

「はぁ・・セス!そんな顔をされたら!」

 ぬるりと舌を差し入れる。セスの舌を絡め取って、強く吸い付く。唾液を絡ませる。

「んんっ!んぁ!ハァハァ・・あんんっ!むちゅっ!ちゅっ!ちゅ・・んぁぁ!」

 舌先で上顎の裏を撫でると、セスは身体を震わせながら小さく呻く。セスから目を離さない、何度も繰り返し、感じている顔を見つめていたい。

 下半身が痛いほど張り詰める。でもまだだ、まだセスを見ていたい。

「んんぁ!んん!ぁぁんっ!」

 唾液を流し込むと、コクンと飲み込み嬉しそうそうに口元が緩む。

「セス、気持ちいいね・・」

 焦点の合わない瞳で私を見ている。
 もっと溶かしたい。もっと、セスをどうにかしてしまいたい。全てを奪いたい。壊したい!でも、壊せない。

 息が荒くなる。興奮を抑えないと。
 セスの胸に手を置く。セスの服をそっと脱がせていく。豊かな胸が私を誘う。

 慌てるな、落ち着け!
 裸体を晒すセスに、釘付けになってしまう。
 私は素早く裸になる。

「セス、綺麗だ。愛しているよ」

 指で首筋をなぞってみる。そのままセスの胸の先端にそっと触れる。
 そこはもう敏感に立ち上がっていて、ピンク色で硬く尖っていて、本当にいやらしい。

「あっ!あぁ!き、きもちぃ・・」

 乳首に触れる。指で摘んだ先端をコリコリと擦る。時々強く指で弾いて、刺激を与えると、悲鳴のような小さな声をあげる。

「セス、気持ちよさそうだね?ここ?」
「ああんっ!!はぁ・・んんっ!」

 はぁ・・堪らない、可愛い。
 セスは気持ち良さそうに身体を捩る。
 私はわざと舌を出して、俺にセス見せつける。それから舌先で乳首に触れる。舐めて、転がしてぢゅっと強く吸った。

「ハァハァッ!!ンンっ!あんんっ!レオ、そこばっかり!」

 セスの豊満な胸が、とても柔らかい。
 両手に包むと指に吸い付いてくるようだ。気持ちいい・・止められない。

「セス、柔らかい・・」

 セスの膝を立てて、脚を広げる。セスは恥ずかしそうに、両手で秘部を隠してしまった。

「セス?私に見せて?セスの感じるところ、私に触れさせて?」

 優しく指で、セスの秘部を開いた。

「はぁ・・可愛いよ。すごく濡れてる・・」
「ぁぁぁ・・あっ、だめ!見ないで!は、はずかしいっ!」

 目を離せない、息が乱れる。
 味見したい・・顔を近づけて、そこをそっと舌で舐めた。

「あんっ!!や、やぁ!ぁぁぁ・・」

 ヒクヒクとふるえる場所を、丁寧に舌で愛撫する。

「まだ、皮が被ってるね。セス、私と離れている間、ここを自分で触らなかったの?」

 誰も、セスでさえも触れていないこの秘部を、私が初めて触るんだ。歓喜してゾクゾクする。いくら身体が熱くなっても、自分で触る事が出来なかったのだろうな・・セスらしい。

「さわ、ってないです・・ハァハァ!んん!!」
「そう?それなのに、こんな風にクリトリスを勃たせて、いやらしいね。ほら、こんなに硬くなってコリコリしてるよ?」

 セスをじっと見つめながら、敏感になっている所をクルクルと優しく触る。時々コリコリと強く刺激を与えて摘む。

「あぁっ!!んはぁンンッ!!あ、あ、あんっ!」

 セスが、可愛い声を出して感じている。
 もうイクかな?
 可愛い、虐めたい。

「れおぉ・・きちゃっ・・なんかきちゃうぅっ!」

 セスのイきそうな、堪えるような顔を見ながら、クリクリと刺激を繰り返す。顔を見ながら、時々キスをしながら。

「はあ、可愛い!セス、気持ちいいの?ん?クリトリス、感じる?」

 膣内なかにそっと、そっと指を入れてみる。くちゅりといやらしい音がなる。

「っ!」

 痛いだろうか・・
 焦るな!優しくしなければ!
 激しく壊したい!だけど駄目だ!優しくするんだ!

「セス、痛い?処女だから、きっと痛いね。優しくするからね」

 そう言って、優しくかき混ぜながら中を擦る。セスは背中を反らし、フルフルと震えて身を捩ってよじ強ばらせる。

 汗が髪を濡らす。感じてる、もっと感じさせて堕としたい。クチュクチュと音がする。
 ぐちゅり、といやらしい音が耳に届いてゾクゾクする。

「すごい締め付けてくる。セス、指を増やすよ?」

 クリトリスを触りながら、膣内なかを擦る。

「あぁっ!あ、あ、あぁんっ!はぁ、や、やぁ!」

   擦って、緩急をつけて、クリクリして、刺激して濡らして、ヌチャヌチャと音を聞かせる。耳を犯したい。音も、私の声も、セスを感じさせるものになればいい。

「はぁ・・可愛い!すごく、感じてるね」

 指を3本に増やして、丁寧に、痛くないように、広げていく。
 膣内なかに指を入れたまま、クリトリスだけを刺激してみる。絶頂する顔が見たい。

「ああっ!き、きちゃうーっ!もうだめぇっ!や、やぁー、っ!」
「セス、イッていいよ。ほら、クリトリス、イッて?ほら」
「やっ!やっ!ああああっ!!んぁ・・」

 私の言葉で、電流が流れるみたいに強く痙攣して、ビクビクしている。

 全身を震わせながら、絶頂した。興奮する。
 ゾクゾクする。
 セスは、背中を反り返らせ胸を突き出す。
 ビクビクと痙攣が止まらない。
 全て見逃すものか、全て私のものだ。

 じっと見つめながら、絶頂するセスの頬を撫でる。その刺激にさえ感じて、鳥肌がたてて喘ぐ。

「ぁぁぁ・・んぁ・・や、や、やぁ・・かんじちゃ・・」

 腟内なかから指をそっと抜いた。
 ぬちゃあっと音がなる。

「セス?クリトリス、イッちゃったね。気持ちよかった?ほら、すごい・・どんどん溢れて」

 セスは肩で息をする。互いの視線が深く絡んで、私は欲情を抑えきれなくなる。
 気を紛らわせなければ。
 セスの口をキスで塞ぐ。

「れおぉ・・」

 私の名を呼ぶセスの声が掠れる。
 そっと離れると、水差しからグラスに水をついで口に含む。それを何度か飲ませ、喉を通る様子を見ていた。

「セス、今日はこれでおしまい。続きはまた今度にしようね」
「ど・・どうして?」

 セスは、私の固く反り返っているものを見ている。

「セス、無理することないんだよ。セスは経験がないんだ、ゆっくり進めていけばいい」
「やだ!だって!レオのが、こ、こんなに!」
「私の事は気にしなくていいよ。セス、もう休もう」

 そう言って、早く、逃げるようにキスをすると寝台から立ち上がる。
 しかし、セスが私をグイッと引っ張って寝台に座らせた。

「セス!?」

 それから寝台に座った私の太ももを跨いで、正面に向かい合うようにして座った。

「嫌だ!やだ!して?してほしい!抱いてくれないの?」

 セスは自分から拙いキスをしてくる。ちゅちゅっと可愛らしく。唇を吸って、舐めてて。
 舌を入れようとするけど、私は口を開けない。

 泣きそうな顔、唆る。首を刺激される、感じないように我慢する。

「はぁはぁ!レオ!」

 私はじっとして動かない。
 しかしセスが私の性器に触れてくる。血管が浮いたバキバキに勃起した性器は、我慢して、堪えているというのに。

「っ!!セス!」
「どうしてもダメなの・・?やっぱり俺を抱けない?」

 そんなに私を煽るなんて!手加減なんてしないぞ!

「そんなに私を煽って。セスを傷付けないように我慢してると言うのに、もう、嫌だと言ってもとまれないよ?」

 寝台にセスを押し倒し、組み敷く。
 激しいキスで溶かして、離れられなくしてやる!
 セスの脚を大きく開く。熱く溶けきったそこに、私の固く張り詰めたものを押し付ける。

 ググッと亀頭を押し込む。
 はぁ・・気を付けないと、優しく出来ない!
 加減しないとセスを傷つける。
 この体格差だ・・気を付けないとだめだ!
 セスが、顔を顰めて痛そうにする。

「あ・・んぁ!」
「セス!痛い?ゆっくりれるから!」
「レオ!大丈夫、だから!して!早くいれて!」

 私を欲する顔、私も全身で求める。
 セスの中に挿りたい!
 セスで気持ち良くなりたい!

「セス!くっ!!」
「あんン・・!れお!れお!すきぃっ!」

 奥にはいっていく。
 熱い、締まる。キツイ。
 印を付けるみたいに奥を擦る。浅くしたり少し奥に入れて、優しく突いて。

 そうやって甘く緩急をつけながら、揺さぶって、セスが気持ち良さそうにする様子を見つめる。唇を食んだり、歯茎や歯列を舌でなぞって、舌の根元を強く吸いつく。

 唾液を口の中に溜めて、セスの口に流し込む。飲ませて、どこもかしこも征服する。
 全身が震えるほど気持ちいい。

「セス、気持ちいい?私を、感じる?」
「きもちっ・・いい・・レオの・・硬くって・・熱く・・て・ンぁ!!す、すごいぃっ・・もっと・・してぇ・・」

 可愛い!!はぁ・・我慢出来ない。
 激しく腰を振りたい!

「はぁはぁっ!セス!愛している!!」
「あっあんン・・や、やぁ!ぁぁぁっ!ンンッ!はぁはぁ・・やぁー!」

 身体を何度も揺さぶると、胸が揺れていやらしい。口付ける。舌を絡める。

 もう!駄目だ!イク!

 強く何度か突き入れて、太い一突きを与えるとセスがビクンッと絶頂して痙攣した。

「セス!くっ!!」

 セスの奥で精液を大量に吐き出し、それにさえ感じているセスの顔をうっとりと見つめた。









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