悶える首輪

萩原 操

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第11章

排泄と飲尿

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私雄犬は初めてのショー出演後にクラブでの名前を決められた クラブでの最初の雄犬だったからだと思うが「タロー」と命名された クラブでは二匹目は「ジロー」三匹目は「サブロー」だったと記憶している クラブは最終的には三匹の雄犬をつくる予定だった

雌犬は私雄犬が入店させられた時には三匹が飼われていたようですが 調教師様ペットの雌犬以外のニ匹には私雄犬は会った事はない 私雄犬がダブル出演の相手はいつも調教師様ペットに決まっていた為である

在籍中では殆どダブル出演でしたがシングル出演は2回のみです その時は会員様は女性会員様ばかりだった

クラブでは雑誌などで男性女性のアルバイトを募集されており 世の中はSMが特別で異質な風俗とは見做さなくなっていた

一度のみクラブの要請で一般雑誌だと思うが縛りと飲尿の取材対象になったことがあり 緊縛で吊られアナルに花束が挿し込まれての画像撮影 そして若い女性記者の尿を飲むところの画像撮影 もちろんマスク装着での撮影だったが 女性記者が私雄犬にまたがり放尿するため 私雄犬が女性記者の顔を見ないようにという 女性記者への配慮によるマスクだったように思う 

取材後で当該雑誌を探したが その雑誌を見つけられず自身の画像を見てはいない どこかの誰かがマゾの私を目にしているはずだ もちろん顔はマスク装着のため晒してはいない 雑誌名や掲載月など聞きたかったが 見ざる言わざる聞かざるの立場だったのである

クラブの犬以外に奴隷が在籍していたが どの様な方々か立場がどうだったかは私は全く教えられず 知らないまま在籍していた ただ犬より上位の立場で奴隷従業員のような存在だったのかもしれない

マゾ犬ショーは創成期であり それまでは奴隷ショーのみだったようだが クラブでは犬ショーと奴隷ショーの二本立てでのショー運営だったようである

調教師様以外の調教師は 男性調教師様と女性調教師様がそれぞれ一名様ずつ在籍されてたが お二人様は緊縛の専門家 その当時はいろいろなSM雑誌が社会的認知もされており 雑誌などの緊縛に携わられており 調教師様からお聞きしたところでは この世界では名のある緊縛師だったようだったが 私はもちろん知らない 今思えば プロの緊縛師に縛られ放置観賞されたかったと思うのは マゾであれば私だけではないと思う

私雄犬と調教師様ペットの雌犬は調教師様の支配下にあってのクラブ在籍となっており 出演日は調教師様マンションからクラブ入店し ショーが終わればクラブから調教師様マンションに帰宅だった

入店時帰宅時などクラブと外界の間の出入りは視界のないサングラスで出入りする事が絶対的ルール したがって私はもちろん雌犬もクラブの所在地を知る事はなかった

今思えばクラブのオーナーは企業経営者だと思えるが 確信なく クラブの従業員同士が「会長」と言っていたのを檻の中で耳にした事はあった

クラブの施設や従業員 奴隷従業員の振る舞いや言葉使いからも ショー内容は別にしてもクラブとしてはしっかりとした規則で運営されていたようで 反社会的勢力に関係しているような人はいなかった


私雄犬の浣腸液注入用の重下式浣腸注入器具がセットされた チューブの先端にはアナル挿入用嘴管があり 上部に浣腸液が入るシリンダーとコックがある

五十前後の熟女は初めて見られる器具なのか調教師様にいろいろ質問し 嘴管の先端を雄犬アナル入口まで近づけたり 先端でアナルを突いたり 液が先端から射出されるのを試すのだが 初めてのいたぶりを楽しんでいた

浣腸注入器具の側で両前足で臀部を拡げながら注入されるのを待機させられる私雄犬の精神的被虐感はやはり高まる

調教師様が女性会員様に注入開始の許可を出され 女性は嘴管の先端を潤滑剤を塗布されアナルの入口でいたぶるように出し入れし 女性はこのようないたぶりを繰り返しながら 一気にアナル奥深く突刺し シリンダーコックを開けた

私の体内にシリンダー内の注入液が連続的に流入し シリンダー内の浣腸液は空になり 更に調教師様がシリンダー内を浣腸液で満たされ それらが再度チューブを通り嘴管から体内に流れ続けた 

短い時間で全ての浣腸液が体内に注入され 冷や汗を出しながら悶え苦しんでいる雄犬にも調教師様は容赦なくアナル栓を挿し込む 

先に注入された雌犬はうつ伏せでアナル栓を突き出し悶えていた

ステージの横に位置していた一つの水槽が中央に移動され階段がセットされ さらにステージ裏から透明の便器がステージ中央に運ばれてきた

暫くの時間経過は雄雌犬にとって長く感じたのは間違いない アナル栓により強制的に排泄を停止させられており さしこまれるような腹痛に襲われる

調教師様から排泄方法を命令され それは雌犬は水槽内に入り排泄 雄犬は透明便器に排泄することであり 会員様は排泄の瞬間を観賞する事が最も楽しい凌辱だったと思う

排泄瞬間は全て会員様方に観賞されますが 自然に水槽の前には男性会員 透明便器の前には女性会員方が集まり 
調教師様はカウントダウンに合わせてアナル栓を自身で抜くよう命令された

テンからカウントダウンが始まり ファイブから会員様も加わり室内にカウントダウンが響き ゼロとなり雄雌犬ともアナル栓を抜くと一気にアナルから排泄液と物質が噴射された

雌犬の水槽はその色に薄く染まり雌犬は観賞されている現実を忘れたかのように自失し 笑顔さえ見せていたように感じた

私雄犬は透明便器への排泄はその色の噴射水よりも排泄音が室内に鳴り渡りますが 私雄犬には羞恥心は当然なく 
ただ自由な排泄が封じ込められていた感情を爆発させたような音を私雄犬は聞いていた

雌犬はステージから係員に連れらバックに下がり 係員により全身をシャワーで洗浄された後 貞操帯が装着されステージに戻された
 
私雄犬もステージから係員にバックに戻らされ アナルを洗浄され貞操帯が装着され ステージに戻り 首輪に鎖リードがつなげられ檻に入れらたのである

雌犬も先に檻に入れられており ショーは休憩になった 暫くの休憩は調教師様の二匹への優しさだった 

特に調教師様は雌犬を抱き寄せ頭を撫ぜながら何事か話されていましたが聞こえません おそらく労いだったのではないかと思う

雌犬には飲尿と放尿仕置が残されており 私雄犬は仕置きを檻中で見る事になりました

休憩後仕置の開始が雌犬に宣告されましたが 雌犬は陶然とした様子で調教師様の言葉も耳に入っておらず 調教師様に全て委ねている様子だった

雌犬は檻から引き出され ステージには子供用の空気式プールがセットされ 雌犬の口にチューブがセットされ漏斗が女性会員様に渡された
 
女性会員様は半分飲ませ半分放尿したい旨の要望を調教師様に伝えると了解され スカート内に漏斗を隠し漏斗に放尿され チューブを通り尿が雌犬の口内に流れ体内に吸い込まれてゆく
 
会員様は優越感とサディスティックな表情で雌犬を見下ろし さらにチューブを外し雌犬の顔に跨り残りの尿を一気に放出された

人は他者が受ける屈辱が酷ければ酷いほど快感となる残酷な生き物です 雌犬の身体は尿で濡れますが それを雌犬は陶然とした表情でマゾの極致に彷徨しているようだった

私はその時雌犬が真実のマゾである事を知り その犬を飼育し溺愛しているかのような雰囲気を感じさせる調教師様は真実のサディストだと確信した


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