異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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854 婚姻

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「先頭は俺、殿はヴァルゴとフラッタに頼むよ」

「畏まりました。旦那様もお気を付けくださいね」

「リュートのおっぱいに気を取られすぎてはならぬのじゃ。しっかり警戒するのじゃぞダンよっ」


 純粋に俺を心配してくれるヴァルゴと、ひと言余計なフラッタが後方に向かうのを見送る。

 そして相変わらず俺の背中に張り付いているリュートに会話を繋げてもらって、造魔召喚した魔物に少し先行させながら通路に足を踏み入れた。


「へぇ~。壁や天井は岩壁らしくゴツゴツしてるのに、地面はびっくりするくらい平らで歩きやすいのー」

「ニーナちゃんの言う通りねぇ。とっくに確信してたけど、やっぱり人工的に作られた通路で間違いないわぁ」


 足元を見ながら感心するニーナと、警戒心を強めているティムル。

 いつでも竜鱗甲光を発動できるようにしているのか、その肩には巨大なグランドドラゴンアクスを担ぎ上げている。


 ちっちゃいフラッタが巨大なドラゴンイーターを担ぐ姿も悪くないけど、長身のティムルが巨大な戦斧を担いでいる姿も絵になるなぁ。


「出来ることなら今のうちに壁を切りつけるなりして、通路全体の強度を測っておきたいところだけどぉ……。敵がいると決まったわけじゃないし、現時点でそこまでするのはやりすぎ……よね?」

「やりすぎだよティムルー。トライラム様が生きた時代は、ぼくたちエルフでさえも正確に把握してないくらいの昔の話なんだから、この中に人が残ってる可能性は限りなくゼロに近いはずだからさ」

「そう言うリュートは楽観視しすぎよ? 湖人族みたいに独自の種族がいる可能性もあるし、魔物が守護者として配置されてるかもしれないでしょう」


 俺に抱き着いているリュートをぺりっと剥がして、呆れた調子で妹を窘めるリーチェ。

 ああ……。背中に密着していた温かさと柔らかさが失われていくぅ……!


「何が出てくるか分からないのに両手で思い切り抱き着かないっ! せめて両手は空けておきなさいっ! なんで武器も持ってないのよ貴女ったら……」

「え~? ダンが離れるなって言うからくっついてるだけだよ? 姉さんだって離れるなって言われたんだから、ぼくと一緒にくっつこうよ~」

「あははっ。リーチェお姉ちゃんと再会してから、リュートって今まで以上に甘えん坊になっちゃっ……って、あれは?」


 仲良くじゃれあっていたエルフ3姉妹が、通路の先を見て目を細める。通路の先が開けた空間になっているのだ。

 先行させている魔物にも変化は無いので、俺を先頭にして家族みんなでゾロゾロと足を踏み入れる。


 進入してみると思ったほど広い空間ではないようで、50名を超える我が家の家族全員が入るにはギュウギュウに密着しなければならなそうだ。

 大好きな家族と隙間なく密着するのは何度やっても楽しいので大歓迎なんだけど、安全かどうか分からない場所で身動きが取れなくなるのは不味い。

 とりあえず先頭を歩いていた俺とリュートとリーチェとアウラ、それに頭脳担当のティムルとキュールだけで空間の調査を開始する。


「ざっと見た感じ行き止まりっぽいけど……。入口と同じ仕掛けだとしたら、今回も精霊魔法でどこかが開くのかなぁ?」

「んもうっ。相変わらず熱視が役に立たないわねぇ。でもだからこそアウラの言う通り、ここも入り口と同じ仕掛けの可能性が高そうかしらぁ?」

「ってことは触心の出番だねっ! 任せておいてくれたまえよっ!」

「はいはいキュール。張り切るのはいいけど俺より前に出るのは無しね」


 駆け出していこうとするキュールのおっぱいを背後から鷲摑みにして、彼女の平らなおっぱいを服の上から揉みしだきながらゆっくりと部屋中を触心で調査する。

 キュールの集中を妨げないように優しく乳首を引っかいてあげると、服の上からでも分かるくらいにキュールの乳首がムクムクと立ち上がってくるのが分かる。楽しい。


「……おかしいな? 壁のどこにも異常は見つからな……ってダンさんっ! 人のおっぱいを玩具にしないでくれるっ?」

「残念だけどキュールのおっぱいは俺の玩具で―す」


 触心で何も見つけられず苛立つキュールを完全にスルーし、おっぱいをマッサージすることで彼女の気持ちを和らげることにする。

 実際には柔らかくなるどころか固くなる一方なんですけどね、お互いに?


 今にも引っかいてきそうな雰囲気のキュールの乳首を引っ張りけん制しつつ、高校の体育館程度はありそうな空間を改めて見回してみる。


「通路と同じで自然物に見える岩壁だよな。天井も似たような見た目だし、明らかに人工物っぽいのは滑らかな地面くらい?」

「あっ! そういえば地面はまだ調べてなかったねっ!? ナイスダンさんっ!」

「うおっ!?」


 俺の呟きに反応したキュールが勢いよく屈みこんで地面に両手をついたものだから、乳首を引っ張っていた俺もキュールに釣られてバランスを崩してしまう。

 しかし背中に覆いかぶさる形でキュールに体重をかけてしまう俺にも構わず、キュールは地面に触心を開始した。


 改めておっぱいを揉みなおそうとする俺に、キュールが興奮した様子で話しかけてくる。


「ビンゴだよダンさん! この部屋のギミックは壁じゃない、地面に仕掛けられてるみたいだっ!」

「大好きな妻に喜んでもらえて何よりだよ。それでギミックって?」

「うんっ! どうやら床に、特定の魔力を吸収する機能が備わってるみたいなんだっ。そしてその特定の魔力は、通路の入り口を開いたことから考えて……」

「エルフ族の精霊魔法……ってわけか。それは良いとして、魔力を吸わせると何が起こるかまでは分からない?」

「ちょっと待ってっ。今それを解析してるとこだからさっ……」


 分かるのかよ。相変わらずチートだな触心は。

 そんな感想を口には出していないはずなのに、キュールを除く全員から『お前が言うな』みたいな視線が送られてくるのが解せないんだよ?


 みんなからの含みのある視線に耐えながら、すっかり固くなったキュールの乳首を服の上から弄ぶこと数分。

 少しだけ魔力枯渇の兆候に息を乱したキュールが、それを上回る興奮状態で報告してくれる。


「信じられないっ! 転移装置っ! 転移装置だよダンさんっ! この部屋の床に転移装置が仕込んであるんだ!」

「転移装置が? その割には魔法陣が設置されてるようには見えないけど……。ちゃんと機能するわけ?」

「するはずさっ! 教会地下で発見した転移魔方陣は失われていたけど、どうやらこっちは封印に近い状態みたいだからねっ」


 思わずキュールを疑うような発言をしてしまったけれど、キュール自身はそんなことを気にせずに自信満々に報告してくれる。


「魔法陣が目に見えないのは透明化魔導具クリアヴェールと同じ原理で、視覚情報を魔力で阻害してるみたいだね。だから見えないんだけど、魔法陣が健在であることは私の触心が保証するよっ」

「ごめんごめん。キュールの触心を疑う気は無いよ。ちなみに触心で転移先までは確認できるかな?」

「流石に正確な場所は分からないけど……。多分そんなに離れた場所ではないみたい、かな?」


 乳首をクリクリしながらキュールの見立てを聞くに、どうやら転移先は数10メートル……遠くても数100メートル程度しか離れていない場所のようだ。

 恐らく巨大な壁を動かすよりも転移した方が効率が良かったか、もしくは単純に壁を壊すだけじゃ辿り着けない場所にするために転移という方法を採用したのかもしれない。


 まぁそんな設置上の都合なんか考えるよりも、生きているならとりあえず起動するか。


「一旦全員通路まで下がろうか。リュートたちなら通路からでも精霊魔法を届けられるでしょ」

「勿論出来るよ。風を送る場所は部屋の中央でいいんだね、りょーかいっ」

「転移魔方陣が起動したら、まずは造魔召喚した魔物を先発隊にしよう。もしも転移先に人がいた場合に警戒されないよう、送るのはナイトシャドウとホワイトラビットあたりにしておこうか」

「ああ。だからダン、さっきから弱い魔物しか造魔召喚しなかったんだねー。戦力として考えるならアウターエフェクトくらい出した方がいいのにー、って思ってたのー」


 納得した様子で何度も頷くニーナを捕まえて、キュールとニーナのちっぱいをもみもみと堪能する。

 この2人に比べると、やっぱりフラッタは小さいながらも膨らみを感じるよなぁ。


 ちっぽいコンビのおっぱいを揉みしだいでいると、エルフ3姉妹が送り込んだ精霊魔法が床に吸収され、モノの数秒で地面いっぱいに魔力光を放つ魔法陣が出現した。

 最早誰もキュールのことを疑っていないので、みんな殆ど驚いてないなぁ。


「じゃあまずは最低限の安全確認からだ。転移させた魔物が10~30分程度無事だったら俺たちも踏み込もう」


 ナイトシャドウとホワイトラビットを魔法陣に侵入させて転移させ、ティムルの竜鱗甲光で部屋の入り口を封鎖しておく。

 その間に巨乳が恋しくなった俺は、ムーリのおっぱいにしゃぶりつきながら彼女の奥を優しくグリグリ抉ってあげる。


「んっ……。ふふっ、良かったぁ……。今ダンさんは大きいおっぱいの気分じゃないのかなーって、ちょっとだけ不安だったんですぅ……」

「ムーリのおっぱいの気分じゃない瞬間なんて一瞬たりとも無いよ。ただキュールとニーナのおっぱいを揉みまくった後だから、ちょっとだけいつもより興奮してるかも?」

「いいですよぉ。興奮した分はぁ、ぜーんぶ私の中に出してくださいねぇ?」


 優しく抱きしめてくれるムーリの中に遠慮なくドバドバ注ぎ込んでいると、直ぐに安全確認の30分が経過してくれた。

 待ち時間を楽しく解消してくれたムーリへのお礼に、キスをしながらお腹がいっぱいになるまでたっぷりと注ぎこんであげた。


 すっかり脱力してしまったムーリを抱っこしつつ、ティムルの竜鱗甲光を解除してもらう。


「うん。ナイトシャドウもホワイトラビットも健在みたいだ。それじゃまずは俺とニーナ。抱っこしてるムーリとリュート、リーチェ、アウラで転移しようか」


 幸せそうに俺に抱き着いてくるムーリのおっぱいを揉みながら、転移について軽く打ち合わせを済ませる。

 最初に俺が先行し、転移した先も安全そうならナイトシャドウとホワイトラビットを帰還させることで後続メンバーに安全を知らせ、殿のフラッタとヴァルゴが転移するまで転移先では移動しないことにする。

 もしも転移先がバラバラだったり、襲撃等を受けてその場に留まっていられない事態に陥った場合は、全員と婚姻契約を結んでいる俺のステータスプレートの反応を頼りに集合することにした。


「あ、マギーとは婚姻契約を結んでないんだったな……。なら誰かとパーティ契約を結んで……」

「それならダンさんっ。私とも婚姻を結んでくれないかしらっ」


 俺が全てを口にする前に、ステータスプレートを取り出しながら満面の笑顔で提案してくるマギー。

 いや、俺だってマギーと婚姻を結びたいけど、流石に国王陛下のステータスプレートに俺との婚姻を表示させるのは不味いでしょ……。


 しかし当のマギーは俺の心配をよそに、幸せそうなうっとりとした表情を浮かべている。


「姉様やリュートと一緒に貴方のモノになれるなんて夢みたいっ。ってことでダンさんっ! この機会に私とも婚姻しましょっ」

「国王陛下のくせにノリが軽すぎるっての! ていうか俺との関係は公開できないんだから、流石に婚姻を結んじゃヤバいでしょ!?」

「国王のステータスプレートを確認される機会なんてそうそう無いんだし、心配しなくても大丈夫大丈夫っ。それに私もみんなみたいに、目に見える形でダンさんと繋がりを持ちたいんだ……。ダメ、かな?」


 楽し気な笑顔から一転して、不安に揺れる瞳で俺を見詰めるマギーに俺は降参してしまった。

 ムーリを下ろしてステータスプレートを取り出し、不安げなマギーを正面から抱きしめて求婚することにする。


「……愛してるよマギー。もうお前の都合も全部無視して、お前とも婚姻を結ばせて欲しい」

「……うん。ありがとダンさん。ワガママばっかりでごめんね? でも本当に嬉しいっ……!」


 俺のプロポーズとの言葉とほぼ同時に発光する互いのステータスプレートを見て、マギーが全力で俺に抱き着いてくる。

 そんな彼女の唇を数分間奪った後、唾液で繋がる口でマギーにのろいの言葉を囁く。


「もうマギーも俺の女だからな? 俺は他の王国民全員よりもお前1人の方が大切だから。王国を滅ぼしたくなかったら、絶対に俺との婚姻を隠し通すんだぞ?」

「あはっ。国王である私を愛するために王国を滅ぼすことも厭わないって? サイッコーの殺し文句よダンさん、私が貴方との関係を公表する気にならないように、毎日たっくさん可愛がってもらうわよぉ……」

「……脅してるのはどっちだよ、まったく」


 吐いた溜息を取り戻すようにマギーと口づけを交わし、彼女が腰砕けになり立っていられなくなるまで徹底的に舌を嬲る。

 そして改めてムーリとマギーの腰を抱き寄せ、甘く息を乱す2人の柔らかな感触を楽しみながら家族みんなに声をかける。


「待たせてごめんね。それじゃ行こうか。マギーにはこのまま先発隊に参加してもらうってことで」

「あはっ。待たせたのは私たちなのか、それともマギー様なのか分からないねー? ダン、マギー様のこともしっかりと幸せにしてあげて欲しいのーっ」


 声をかけた俺の顔を両手で掴んで、ご褒美とばかりに満面の笑みでキスをお見舞いしてくれるニーナ。

 キスが大好きな彼女にしては短い数10秒ほどのキスを楽しんだ後、俺たちはようやく転移魔方陣に足を踏み入れたのだった。
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