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「みんなの中に新しい生命の存在を感じられる? みーんなお前の弟か妹だよユニ」
メタドライブを通して語りかけたユニから、いつもとは比べ物にならないほどの喜びの感情が濁流のように押し寄せてくる。
どうやらユニも我が家の家族らしく、俺が家族を増やせば増やすほど喜んでくれるらしいね?
家族みんなとのイチャイチャ孕ませえっちを心行くまで堪能した俺は、家族が増えた報告も兼ねてユニの下を訪れた。
いつもならユニの前でも思い切りみんなとにゃんにゃん楽しむところだけれど、今は多幸感でいっぱいなので肌を重ねずに済んでいる。
「はぁ~……。新たなる世界樹と家族になれるなんて……。その事実に信じられないほどの感動を覚えるけど、自分がなにを言っているのかよく分からないわ……?」
「あっはっは! ダンのやる事成す事をあまり深く考えちゃダメだよ姉さんっ。ダンと上手く付き合うコツはね、起きた事実を素直に受け入れることなんだっ」
感動に身を震わせながらも微妙に納得のいかない表情で首を傾げるリーチェに、甘えん坊のリュートが笑顔で抱き付いている。
そんな仲良し姫エルフ姉妹のほっぺにちゅっちゅっとキスをして、世界樹の泉で警備を担当していたルッツさんとイーマさんにも妊娠を宣言しておく。
「ユニとご飯を食べ終わったら、湖人族全員に俺の子供を宿してもらうよ。楽しみにしててねって、2人からみんなにも伝えておいてもらえる?」
「と、とうとう私も子供を授かれるんだねぇ……! とっくに諦めていた女の幸せがこうもあっさりと授かれるなんて、こうして宣言されても信じられないよ……」
信じられなくてもしっかりと孕ませてあげるから、お股を濡らして待っててねルッツさん。
ボーっとする2人を湖流の里に送ってあげてから、子作り前にユニとの食事会に参加する。
あ、そうだ。1つ気になっていた事を聞いておこうかな。
「ねぇねぇキュール。この前なんかマドゥのことを2つ名っぽい呼び方してなかった? あれってなに?」
「ん? 直感のマドゥのことかな? 何と聞かれても、ダンさんの言う通りマドゥの異名だよ?」
「う……。その話、あんまり好きじゃないんだけど……。話さなきゃダメ? ダン様……」
おっと? 男の俺と肌を重ねる事にも拒否反応を示さなかった百合っ娘マドゥにしては珍しく、はっきりと拒絶反応を示してきたな?
でも嫌がるマドゥには申し訳無いけど、気になるから話してもらっちゃうんだよー。
「マドゥとカレン、こっちにおいで。マドゥ、カレンと一緒に抱き締めてあげるから話を聞かせてくれる?」
「うんっ! もうなんでも聞いてくれていいよっ! でも私はカレンお姉様に集中したいから、話はキュールさんにしてもらっていいかなっ?」
「はぁ~……。ダンの性奴隷にと提案した私が言うのもなんだが、性奴隷になってから活き活きしすぎだぞマドゥ……?」
溜め息を吐くカレンと目を輝かせるマドゥを一緒に抱き締め、2人とキスをしながらキュールやルチネに直感のマドゥについて話を聞かせてもらう。
以前もチラッと誰かに言われた気がするけれど、マドゥは昔から勘が鋭く、その優れた直感を使って色々な悩みを解決してきたらしい。
悩みを解決したと言ってもそんなに大それたものではなく、大半は探し物だったり恋愛相談だったりしたそうだけど、マドゥのお世話になる人が必然的に身分の高い人たちであったこともあって、直感のマドゥという名前がマドゥの意思とは無関係にどんどん広まってしまったようだ。
「私の両親は、母が器巫女として識の水晶を預かっている時に私を仕込んじゃって。そのせいかなんとなく色んな事が分かるようになっちゃったんだ」
「ふぅん……? 確かに状況を考えると識の水晶の影響を受けたと考えるのが自然かぁ。でも、この話をされるのがそんなに嫌って感覚はちょっと分からないかな?」
「え~? だってダン様、この力ってカレンお姉様やエルラの剣みたいに努力して得た力じゃなくて、持って生まれただけなんだよ? なんだかズルいと思わない……?」
「あ~……。確かに俺も鑑定と職業設定に対して同じような気持ちを抱いたっけ……」
自分の大好きな人たちが研鑽して己を高めていく姿を見ていたからこそ、マドゥは持って生まれた自分の才能を上手く受け入れられなかったみたいだ。
その上マドゥは運動神経もあまり良くなくて、自身の直感を宝の持ち腐れだと考えてしまったらしい。
ションボリと俯くマドゥを、共に俺の腕の中に収まっているカレンが優しくよしよしなでなでする。
「何事にも冷めた奴だと思っていたが、マドゥにはマドゥの事情と悩みがあったのだな。今まで気付いてやれなくて済まなかった」
「ううん。カレンお姉様には感謝してないよ? 今までルチネとエルラと一緒に過ごせたのもお姉様のおかげだし、これからみんな一緒に居られるようになったのもお姉様のおかげだもんっ」
「お前のように恋慕の情ではないが、親しいお前と共に過ごせるのは私も嬉しい。今後は家族として宜しく頼むぞマドゥ」
可愛い妹を撫でるような優しい雰囲気のカレンと、カレンの口から家族として宜しくと聞いて分かりやすく性的興奮を覚えている様子のマドゥ。
なんだろうなぁ……。マドゥの言葉や互いの関係性がスパイスとなって性的興奮を高めていく様は、なんとなく鏡を見ている気分になっちゃうんだよ?
「エルドパスタムに迎えに行った時マドゥが落ち着いていたのも、最年少のマドゥの言葉を信用されていた理由も分かったかな? あの時も直感で俺についていこうって思ったの?」
「ん~? なんかそう言われると自信無いかな? ダン様が私たちの事を気遣ってくださっていたのは直ぐに分かったけど……。あれ? あの時ダン様に対しては直感は働いていなかった……?」
「はっはっは! 不思議がる事はないぞマドゥ! コイツの事を直感的に理解できる人間なんてニーナとティムルくらいのものだからなっ!」
相変わらず俺がディスられると大喜びするカレンは、規格外すぎてマドゥの直感も匙を投げたに違いないとご機嫌でマドゥを撫で回している。
マドゥはマドゥで、納得がいかないけどカレンに撫でられてるからまぁいっかぁと言わんばかりに思考を放棄したようだ。
なんかこういうところも俺に似てる気がしないでも無いんだよ?
ただ、マドゥの直感が識の水晶由来のものであったなら、あの時既に識の水晶が失われていた為にマドゥの直感も働かなくなっていた可能性もあるか?
いや、マドゥの直感が失われてしまったかどうかはまだ分からないけれど、そもそもガルフェリアを思い切りボコった時に、識の水晶は俺を拒絶しやがったんだっけ?
だから識の水晶による魔力読み取り機能が俺に対しては働かなくなってしまった、とかかなぁ?
……こういう風に、過ぎ去った事をダラダラ考えることはマドゥにはなさそうだ。
「さて、食事が済んだら俺は湖流の里で残りの湖人族全員を孕ませてくるけど、その間みんなはどうする? 一緒に来てもいいし、別行動でも構わないよ? 性奴隷の3人には同行してもらうけど」
それそれを別パーティに割り振って役割を与えたものの、一応はガルフェリア召喚の要因を作った犯罪者として俺の性奴隷に落とされた3人を、種族代表会議も終わらないうちから別行動させるわけにはいかないからな。
当分は常に俺に同行させて、俺自身にも世間にも3人が俺の性奴隷だという事をしっかり認識してもらわないといけない。
カレンとマドゥの服の中に両手を入れて、2人の生おっぱいの感触を堪能しつつみんなの反応を窺う。
するとニーナ司令官が、う~んと悩みながらクラーに確認する。
「えっと、湖人族って3人を除いて残り33人で良かったっけー?」
「うんうん。合ってるよニーナ。私とミレーとドギーは孕ませてもらったから、これからダンが孕ませるのは33人だね」
「ダンのことだから流れ作業みたいに種付けしないで、1人1人をじっくりたっぷり可愛がるよねぇ。となると、33人への種付けえっちは1日がかりになっちゃいそうなの……」
自分の下っ腹を愛おしそうに撫でながら、その間ちょっと暇だよね~と頭を悩ませるニーナ。
いつもならそれぞれ別荘の管理に行ったりしそうなところを、俺の子供を孕んだ直後だからか誰も別行動しようとはしないようだ。
しかし俺が別荘を連想したのを読み取ったらしいエスパーニーナが、別荘と言えばと声を弾ませる。
「ねぇねぇ3人とも! 湖流の里にもダンの別荘を用意する気は無いっ?」
「ダンの別荘? でもニーナ、湖流の里はダン以外の男の人は出入りできてないし、態々別荘なんて建てる必要あるかな……?」
「ふっふーん! ミレーもスレッドドレッド製のベッドの肌触りの良さは知ってるでしょっ。それにダンの女しか居ない湖流の里だったら、湖流の瞳の隣りに屋根とベッドだけを置いただけの解放的なえっちスペースを作っちゃうこともできちゃうのーっ」
「な、なんだってーっ!?」
ニーナのエロスに特化した核爆弾発言に、俺の理性が跡形もなく消滅するほどの衝撃を覚える。
島民全てが俺の女というエロハーレム島である湖流の里。
おかげで既に俺は気の赴くまま目に入った湖人族を島中で押し倒す夢のような生活を送っているわけだけど、そこを更にえっちに特化して開発するというのか……!?
夜空の下で砂浜で愛し合ったり、青空の下で解放的なえっちを楽しむのは最高の気分ではある。
けれど砂浜で押し倒せば全身砂だらけになるし、硬い地面に押し倒せばその硬さが気になってえっちに集中出来ない事も無くはない。
砂も地面も液化によるヌルヌルで大体無視できちゃうんだけど、それでもやはりスレッドドレッドの糸でできたベッドの肌触りの心地良さには遠く及ばないのだ。
青空の下、屋根も壁もない空間にポツンと置かれたベッドの上で、順番に湖人族全員を愛していく光景。
湖流の瞳で水浴びを楽しんだ後、シャロに作ってもらったビキニ姿のみんなをベッドに押し倒す光景。
野外にポツンと置かれた真っ白なベッドの生み出すエロスな影響力に、俺の妄想が留まるところを知らないぜっ!
雨が降るたびにベッドを片付けるのかとか、そんな細かいことはこの際知った事かぁっ!
「あはーっ。どうやらダンはすっかりその気みたいねぇ? なら私たちは湖流の里にえっちする場所を整備していきましょっか」
「細かい計画はティムルに任せるとして……。のうドギー。湖流の里にベッドを作れそうな木材はあるのじゃ? 家具の材料から持ち込む必要があるかのう?」
「島のみんなはベッドとか作ったことないし、多分島に生えてる木は家具には向いてないんじゃないかな? あ、木と木の間に縄を組んで、揺れるベッドみたいなのは作ったりしてるよ」
「マジで!? ハンモックなんてあったんだ!? 知ってたら活用してたんだからそれを早く言ってよドギー!」
「え、えぇ……? ご、ごめんなさい……? って、ここ私が謝るとこなのぉ……?」
ゆらゆら揺れるハンモックってぶっちゃけえっちには向かなそうだけど、そこは試してみなくちゃ分からないからなっ!
そもそもハンモックって複数人で使用するものでも、激しい運動をするものでもないと思うけどっ!
だけど肌触りがよく強度も十分なスレッドドレッドの糸でハンモックを作ったら、えっちに特化したハンモックも作れなくもないんじゃないかぁっ!?
「あー。ダンが言ってたような自然に湧き出る温泉は難しいけど、水の豊富な湖流の里なら野外に入浴施設を作るのも簡単なんじゃない? 湖人族のみんなが行商人や魔法使いを目指すモチベーションにも繋がりそうだよっ」
「えっちとお風呂が大好きなリュートらしい発想ですが、確かに水の運搬は非常に楽そうではありますね。マグエルのお風呂も流石に手狭になってきましたし、100人くらい同時に入れる入浴設備を用意してもいいかもしれません」
「ヴァルゴさんの言っているような規模のお風呂をマグエルに作るのは難しそうですもんねー。というか、マグエルの自宅改装の前に色々なアイディアを試せるんじゃないですかっ?」
まだ湖人族の皆さんに了承も得ていないのに、そんなに声とおっぱいを弾ませないでくれるかなムーリ!?
こんなにノリノリになったあとにそれは許可出来ないって断られたらどうすんのっ!?
いやぶっちゃけ、ルッツさんたちもノリノリで開発に協力してくれるとは思ってますけどねーっ!?
「それじゃルッツさんに許可を貰ったら、みんなで湖流の里をえっちに改造するよーっ」
「あはーっ。了解よニーナちゃんっ。湖人族のみんなも1人ずつ孕まされるだろうから、常に20~30人くらいは暇してそうだしね。彼女たちも巻き込んで協力してもらいましょっ」
「湖人族のみんなに王国中を出歩かせるわけにはいかぬから、物資の持ち込みは妾たちで担当するが良さそうなのじゃ。建設計画を練る者たちと物資を用意する者たち、作業を担当する者たちを大雑把にでも分けると効率が良いかも知れぬのじゃー」
「はいはいっ! ぼくはお風呂を担当したいっ! ダンから話してもらった色んなお風呂、この機会に沢山試してみたいんだっ」
「落ち着いてくださいリュート。まずはルッツさんたちに話を通さなければいけませんよ。湖人族の皆さんもきっと協力してくださると思いますけど」
うむっ。湖流の里をエロマンガ島にする計画は順調に進みそうだなっ。
我が家の家族は何処までもえっちに積極的で本当に素晴らしいねっ! ご都合主義万歳だぜぇっ!
ヴェルモート帝国で本格化している観光業にも負けないくらい、湖流の里をえっちに開発して見せるんだよーっ!
って、もう開発ってワードだけで興奮しちゃうんだよーっ!? しっかりしろ俺ーっ!?
メタドライブを通して語りかけたユニから、いつもとは比べ物にならないほどの喜びの感情が濁流のように押し寄せてくる。
どうやらユニも我が家の家族らしく、俺が家族を増やせば増やすほど喜んでくれるらしいね?
家族みんなとのイチャイチャ孕ませえっちを心行くまで堪能した俺は、家族が増えた報告も兼ねてユニの下を訪れた。
いつもならユニの前でも思い切りみんなとにゃんにゃん楽しむところだけれど、今は多幸感でいっぱいなので肌を重ねずに済んでいる。
「はぁ~……。新たなる世界樹と家族になれるなんて……。その事実に信じられないほどの感動を覚えるけど、自分がなにを言っているのかよく分からないわ……?」
「あっはっは! ダンのやる事成す事をあまり深く考えちゃダメだよ姉さんっ。ダンと上手く付き合うコツはね、起きた事実を素直に受け入れることなんだっ」
感動に身を震わせながらも微妙に納得のいかない表情で首を傾げるリーチェに、甘えん坊のリュートが笑顔で抱き付いている。
そんな仲良し姫エルフ姉妹のほっぺにちゅっちゅっとキスをして、世界樹の泉で警備を担当していたルッツさんとイーマさんにも妊娠を宣言しておく。
「ユニとご飯を食べ終わったら、湖人族全員に俺の子供を宿してもらうよ。楽しみにしててねって、2人からみんなにも伝えておいてもらえる?」
「と、とうとう私も子供を授かれるんだねぇ……! とっくに諦めていた女の幸せがこうもあっさりと授かれるなんて、こうして宣言されても信じられないよ……」
信じられなくてもしっかりと孕ませてあげるから、お股を濡らして待っててねルッツさん。
ボーっとする2人を湖流の里に送ってあげてから、子作り前にユニとの食事会に参加する。
あ、そうだ。1つ気になっていた事を聞いておこうかな。
「ねぇねぇキュール。この前なんかマドゥのことを2つ名っぽい呼び方してなかった? あれってなに?」
「ん? 直感のマドゥのことかな? 何と聞かれても、ダンさんの言う通りマドゥの異名だよ?」
「う……。その話、あんまり好きじゃないんだけど……。話さなきゃダメ? ダン様……」
おっと? 男の俺と肌を重ねる事にも拒否反応を示さなかった百合っ娘マドゥにしては珍しく、はっきりと拒絶反応を示してきたな?
でも嫌がるマドゥには申し訳無いけど、気になるから話してもらっちゃうんだよー。
「マドゥとカレン、こっちにおいで。マドゥ、カレンと一緒に抱き締めてあげるから話を聞かせてくれる?」
「うんっ! もうなんでも聞いてくれていいよっ! でも私はカレンお姉様に集中したいから、話はキュールさんにしてもらっていいかなっ?」
「はぁ~……。ダンの性奴隷にと提案した私が言うのもなんだが、性奴隷になってから活き活きしすぎだぞマドゥ……?」
溜め息を吐くカレンと目を輝かせるマドゥを一緒に抱き締め、2人とキスをしながらキュールやルチネに直感のマドゥについて話を聞かせてもらう。
以前もチラッと誰かに言われた気がするけれど、マドゥは昔から勘が鋭く、その優れた直感を使って色々な悩みを解決してきたらしい。
悩みを解決したと言ってもそんなに大それたものではなく、大半は探し物だったり恋愛相談だったりしたそうだけど、マドゥのお世話になる人が必然的に身分の高い人たちであったこともあって、直感のマドゥという名前がマドゥの意思とは無関係にどんどん広まってしまったようだ。
「私の両親は、母が器巫女として識の水晶を預かっている時に私を仕込んじゃって。そのせいかなんとなく色んな事が分かるようになっちゃったんだ」
「ふぅん……? 確かに状況を考えると識の水晶の影響を受けたと考えるのが自然かぁ。でも、この話をされるのがそんなに嫌って感覚はちょっと分からないかな?」
「え~? だってダン様、この力ってカレンお姉様やエルラの剣みたいに努力して得た力じゃなくて、持って生まれただけなんだよ? なんだかズルいと思わない……?」
「あ~……。確かに俺も鑑定と職業設定に対して同じような気持ちを抱いたっけ……」
自分の大好きな人たちが研鑽して己を高めていく姿を見ていたからこそ、マドゥは持って生まれた自分の才能を上手く受け入れられなかったみたいだ。
その上マドゥは運動神経もあまり良くなくて、自身の直感を宝の持ち腐れだと考えてしまったらしい。
ションボリと俯くマドゥを、共に俺の腕の中に収まっているカレンが優しくよしよしなでなでする。
「何事にも冷めた奴だと思っていたが、マドゥにはマドゥの事情と悩みがあったのだな。今まで気付いてやれなくて済まなかった」
「ううん。カレンお姉様には感謝してないよ? 今までルチネとエルラと一緒に過ごせたのもお姉様のおかげだし、これからみんな一緒に居られるようになったのもお姉様のおかげだもんっ」
「お前のように恋慕の情ではないが、親しいお前と共に過ごせるのは私も嬉しい。今後は家族として宜しく頼むぞマドゥ」
可愛い妹を撫でるような優しい雰囲気のカレンと、カレンの口から家族として宜しくと聞いて分かりやすく性的興奮を覚えている様子のマドゥ。
なんだろうなぁ……。マドゥの言葉や互いの関係性がスパイスとなって性的興奮を高めていく様は、なんとなく鏡を見ている気分になっちゃうんだよ?
「エルドパスタムに迎えに行った時マドゥが落ち着いていたのも、最年少のマドゥの言葉を信用されていた理由も分かったかな? あの時も直感で俺についていこうって思ったの?」
「ん~? なんかそう言われると自信無いかな? ダン様が私たちの事を気遣ってくださっていたのは直ぐに分かったけど……。あれ? あの時ダン様に対しては直感は働いていなかった……?」
「はっはっは! 不思議がる事はないぞマドゥ! コイツの事を直感的に理解できる人間なんてニーナとティムルくらいのものだからなっ!」
相変わらず俺がディスられると大喜びするカレンは、規格外すぎてマドゥの直感も匙を投げたに違いないとご機嫌でマドゥを撫で回している。
マドゥはマドゥで、納得がいかないけどカレンに撫でられてるからまぁいっかぁと言わんばかりに思考を放棄したようだ。
なんかこういうところも俺に似てる気がしないでも無いんだよ?
ただ、マドゥの直感が識の水晶由来のものであったなら、あの時既に識の水晶が失われていた為にマドゥの直感も働かなくなっていた可能性もあるか?
いや、マドゥの直感が失われてしまったかどうかはまだ分からないけれど、そもそもガルフェリアを思い切りボコった時に、識の水晶は俺を拒絶しやがったんだっけ?
だから識の水晶による魔力読み取り機能が俺に対しては働かなくなってしまった、とかかなぁ?
……こういう風に、過ぎ去った事をダラダラ考えることはマドゥにはなさそうだ。
「さて、食事が済んだら俺は湖流の里で残りの湖人族全員を孕ませてくるけど、その間みんなはどうする? 一緒に来てもいいし、別行動でも構わないよ? 性奴隷の3人には同行してもらうけど」
それそれを別パーティに割り振って役割を与えたものの、一応はガルフェリア召喚の要因を作った犯罪者として俺の性奴隷に落とされた3人を、種族代表会議も終わらないうちから別行動させるわけにはいかないからな。
当分は常に俺に同行させて、俺自身にも世間にも3人が俺の性奴隷だという事をしっかり認識してもらわないといけない。
カレンとマドゥの服の中に両手を入れて、2人の生おっぱいの感触を堪能しつつみんなの反応を窺う。
するとニーナ司令官が、う~んと悩みながらクラーに確認する。
「えっと、湖人族って3人を除いて残り33人で良かったっけー?」
「うんうん。合ってるよニーナ。私とミレーとドギーは孕ませてもらったから、これからダンが孕ませるのは33人だね」
「ダンのことだから流れ作業みたいに種付けしないで、1人1人をじっくりたっぷり可愛がるよねぇ。となると、33人への種付けえっちは1日がかりになっちゃいそうなの……」
自分の下っ腹を愛おしそうに撫でながら、その間ちょっと暇だよね~と頭を悩ませるニーナ。
いつもならそれぞれ別荘の管理に行ったりしそうなところを、俺の子供を孕んだ直後だからか誰も別行動しようとはしないようだ。
しかし俺が別荘を連想したのを読み取ったらしいエスパーニーナが、別荘と言えばと声を弾ませる。
「ねぇねぇ3人とも! 湖流の里にもダンの別荘を用意する気は無いっ?」
「ダンの別荘? でもニーナ、湖流の里はダン以外の男の人は出入りできてないし、態々別荘なんて建てる必要あるかな……?」
「ふっふーん! ミレーもスレッドドレッド製のベッドの肌触りの良さは知ってるでしょっ。それにダンの女しか居ない湖流の里だったら、湖流の瞳の隣りに屋根とベッドだけを置いただけの解放的なえっちスペースを作っちゃうこともできちゃうのーっ」
「な、なんだってーっ!?」
ニーナのエロスに特化した核爆弾発言に、俺の理性が跡形もなく消滅するほどの衝撃を覚える。
島民全てが俺の女というエロハーレム島である湖流の里。
おかげで既に俺は気の赴くまま目に入った湖人族を島中で押し倒す夢のような生活を送っているわけだけど、そこを更にえっちに特化して開発するというのか……!?
夜空の下で砂浜で愛し合ったり、青空の下で解放的なえっちを楽しむのは最高の気分ではある。
けれど砂浜で押し倒せば全身砂だらけになるし、硬い地面に押し倒せばその硬さが気になってえっちに集中出来ない事も無くはない。
砂も地面も液化によるヌルヌルで大体無視できちゃうんだけど、それでもやはりスレッドドレッドの糸でできたベッドの肌触りの心地良さには遠く及ばないのだ。
青空の下、屋根も壁もない空間にポツンと置かれたベッドの上で、順番に湖人族全員を愛していく光景。
湖流の瞳で水浴びを楽しんだ後、シャロに作ってもらったビキニ姿のみんなをベッドに押し倒す光景。
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「あはーっ。どうやらダンはすっかりその気みたいねぇ? なら私たちは湖流の里にえっちする場所を整備していきましょっか」
「細かい計画はティムルに任せるとして……。のうドギー。湖流の里にベッドを作れそうな木材はあるのじゃ? 家具の材料から持ち込む必要があるかのう?」
「島のみんなはベッドとか作ったことないし、多分島に生えてる木は家具には向いてないんじゃないかな? あ、木と木の間に縄を組んで、揺れるベッドみたいなのは作ったりしてるよ」
「マジで!? ハンモックなんてあったんだ!? 知ってたら活用してたんだからそれを早く言ってよドギー!」
「え、えぇ……? ご、ごめんなさい……? って、ここ私が謝るとこなのぉ……?」
ゆらゆら揺れるハンモックってぶっちゃけえっちには向かなそうだけど、そこは試してみなくちゃ分からないからなっ!
そもそもハンモックって複数人で使用するものでも、激しい運動をするものでもないと思うけどっ!
だけど肌触りがよく強度も十分なスレッドドレッドの糸でハンモックを作ったら、えっちに特化したハンモックも作れなくもないんじゃないかぁっ!?
「あー。ダンが言ってたような自然に湧き出る温泉は難しいけど、水の豊富な湖流の里なら野外に入浴施設を作るのも簡単なんじゃない? 湖人族のみんなが行商人や魔法使いを目指すモチベーションにも繋がりそうだよっ」
「えっちとお風呂が大好きなリュートらしい発想ですが、確かに水の運搬は非常に楽そうではありますね。マグエルのお風呂も流石に手狭になってきましたし、100人くらい同時に入れる入浴設備を用意してもいいかもしれません」
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まだ湖人族の皆さんに了承も得ていないのに、そんなに声とおっぱいを弾ませないでくれるかなムーリ!?
こんなにノリノリになったあとにそれは許可出来ないって断られたらどうすんのっ!?
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「あはーっ。了解よニーナちゃんっ。湖人族のみんなも1人ずつ孕まされるだろうから、常に20~30人くらいは暇してそうだしね。彼女たちも巻き込んで協力してもらいましょっ」
「湖人族のみんなに王国中を出歩かせるわけにはいかぬから、物資の持ち込みは妾たちで担当するが良さそうなのじゃ。建設計画を練る者たちと物資を用意する者たち、作業を担当する者たちを大雑把にでも分けると効率が良いかも知れぬのじゃー」
「はいはいっ! ぼくはお風呂を担当したいっ! ダンから話してもらった色んなお風呂、この機会に沢山試してみたいんだっ」
「落ち着いてくださいリュート。まずはルッツさんたちに話を通さなければいけませんよ。湖人族の皆さんもきっと協力してくださると思いますけど」
うむっ。湖流の里をエロマンガ島にする計画は順調に進みそうだなっ。
我が家の家族は何処までもえっちに積極的で本当に素晴らしいねっ! ご都合主義万歳だぜぇっ!
ヴェルモート帝国で本格化している観光業にも負けないくらい、湖流の里をえっちに開発して見せるんだよーっ!
って、もう開発ってワードだけで興奮しちゃうんだよーっ!? しっかりしろ俺ーっ!?
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Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
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