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「あっあっ……! い、いつもより熱いよ、パパぁ……!」
ドギーと共に俺に抱かれているアウラが、いつも通り卑猥な言葉で俺を喜ばせてくれる。
俺はお腹の膨らんだドギーのおっぱいをしゃぶりながら、底無しアウラに全力で注ぎ込んでいく。
「いつも最高に気持ちいいアウラにこのあと俺の子供を孕ませてあげられると思ったら、ついついいつも以上に張り切っちゃったよ」
「そ、そんなに私に赤ちゃんを産んで欲しいのぉ……?」
「当たり前でしょ。婚姻を結ぶ前に娘のアウラを孕ませることになるなんて思ってなかったけど、これはこれで最高に興奮しちゃうねっ。リーチェとリュートとドギーの3人と一緒の日に孕ませてあげるよ」
「ま、またパパったら、1人で勝手に盛り上がってるよぉ……!」
盛り上がってるのはアウラの下っ腹だよねーとエロ親父ジョークを飛ばしつつ、アウラの中を満たしてフィニッシュだ。
これで前哨戦は終わりで、次はいよいよ子作りタイムに突入する。
「……んだけど、流石にちょっと仕切りなおしかな?」
なにも考えずに、ただ愛しい家族のみんなと肌を重ね続けた結果、寝室の中は凄まじい状態になっている。
部屋中に俺の子種を注ぎ込まれた家族のみんなが転がっているのは素敵過ぎる光景だけど、これから赤ちゃんを仕込もうっていう時にこの爛れた雰囲気はそぐわないよな。
寝室の外に用意してあった料理をパクつきながら、ササッとお風呂の準備をして、1人で軽く汚れを流す。
えっち後の汚れを汚いとは思わないけれど、改めて身を清めて子作りに励みたいと思ったのだ。
それに、せっかくこれから子作りしようって時に、みんなのお腹がいっぱいの状態からスタートするのは勿体無さ過ぎるよなっ。
身体の汚れを落として気合も充分、これから本気の子作りを始めるよーっ!
……と意気込んだのはいいものの、寝室に戻った俺は一瞬で毒気を抜かれてしまった。
「……まったく、みんな気持ち良さそうな顔してくれちゃってさぁ」
部屋に戻ると、穏やかな寝息を立てている愛する家族たちの姿が目に入り、エロい気持ちよりも愛しい気落ちでいっぱいになる。
いくらみんなと子供を作るためとは言え、こんなに愛しいみんなを起こすのは違うよなぁ。
みんなのお腹を空にする必要もあるし、なにより俺たちにはもう時間制限も何もないのだ。
なら1度みんなを休ませて、万全な状態で思い切り孕ませてやった方が楽しそうかな。
ニーナとフラッタを回収し、好色家姉妹を抱き締めて瞳を閉じる。
「お休みみんな。目が覚めたら全員をしっかり孕ませてあげるからね……」
瞳を閉じたまま、誰にともなく妊娠を宣言して意識を落とす。
夢のような時間を過ごした寝室で、そのまま夢の中に落ちていけるのが、なんだか堪らなく嬉しく思えるのだった。
、
「ん……。ん……? んんっ……」
1度意識を落としたはずの俺は、夢のような極上の快感に目を覚ます。
なんだか体中から最高の快感が伝わってくるな?
だけど声をあげようにも俺の口は誰かに塞がれて舐め回されていて、上手く喋ることが出来ないぞぉ?
って、舐め回されているのは口の中だけじゃなくて、乳首も股間もそれぞれ熱心に舐めたり吸われたりされているね?
「あ、起きたダン? おはよっ、はむっ」
挨拶の言葉すら惜しむように下半身を咥えてくるのはリュートで、俺にキスしているのがニーナ、俺の乳首をしゃぶったり引っ張ったりしているのがフラッタのようだ。
寝る前に抱き締めた好色家姉妹に気持ちよくしてもらっているのは分かるけど、リュートも普通に参加してるんじゃないっての。
リュートの生意気おっぱいに挟まれながらしゃぶられるのは、相変わらず死ぬほど気持ちいいんですけどね?
「あはーっ。ダンもぐっすり眠ってるなんて珍しいわねぇ? 貴方のことだから、てっきり寝ている私たちを一方的に貪ってるかと思ったんだけどぉ?」
「旦那様の寝顔、本当に可愛らしいですねぇ……! ずーっと見ていたいくらいでしたよぉ……!」
俺の左右に座って、それぞれニーナとフラッタとよしよしなでなでしているティムルとヴァルゴ。
いやいやヴァルゴ。俺の寝顔を見たくらいでそんな恍惚とした表情を浮かべられて困るんだよ?
ティムルに返事をする為に、ニーナの頭を撫でて口を解放してもらうと、直ぐにニーナは俺のほっぺにキスの絨毯爆撃を仕掛けてくる。
気持ちいいし可愛いから、ニーナの好きにさせておきましょうねー。
「スヤスヤ眠るみんなが可愛すぎてさぁ。イタズラするのすら勿体無く思っちゃったんだよ」
「あはーっ。私たちが貴方の寝顔を見てる時と同じ気持ちねー? ま、私たちはご覧の通り、それでも我慢出来なくなっちゃうんだけどっ」
「おかげで最高の目覚めを迎えることが出来たよ。夢のような時間を過ごして、眠ってる間も夢を見てて、起きてからも夢みたいな時間から始まるなんて信じられないくらい幸せだねぇ」
フラッタとリュートの頭を撫でながら、ニーナとのキスに応じる。
どうやら仕合わせの暴君以外のメンバーはまだ目を覚ましていないみたいだな?
手合わせの疲れが出ているのかもしれない。
「沸かし直さなきゃいけないけど、みんなが起きる前にお風呂に入らない? みんなも体を洗いたいでしょ?」
「いいねっ。よく考えるとパーティメンバーだけでお風呂入ったことなかったもんねー」
「なっ、なるほどっ……!? た、確かに私が嫁いだ時には既にムーリもラトリアもおりましたねっ」
「ヴァルゴも乗り気みたいだし行こっか。みんなで少しゆっくりしようよ」
ウキウキしているヴァルゴと手を繋いで、何気に今までやった事がなかったパーティメンバーだけの入浴を楽しむ為に浴室に移動する。
1人1人の衣服を脱がせて、1人1人の身体をゆっくり丁寧に洗い流したら、ヴァルゴとティムルを抱き締めて浴槽に浸かった。
「ふふ。いつもと比べてお風呂がとても広いですね。こうして見ると、やはり我が家の浴室は本当に大きく感じますよ」
「お風呂を建設した時点では5人で入る事を想定してたからねぇ。パーティメンバーで入るくらいがちょうどいいんだよ、本来は」
「なぁに言ってるのよぉ。貴方がみんなと一緒じゃないと嫌がる癖にぃ。でも流石に20人以上一緒に入るのはここじゃ狭すぎるわねっ」
くすくすと笑いながら、新しい母屋の他に浴室用の建物も欲しいわねぇとエロ方面に特化したリフォームに想いを馳せるティムル。
お風呂好きのリュートも一緒になって、あんなお風呂がいいこんなお風呂がいいと盛り上がり始めた。
あ~、お風呂と言えば温泉とかいいよなぁ。
そうだ。観光業も本格化して、そこにラブホ経営者のカラソルさんも1枚噛んでいるんだから、入浴を楽しむ温泉宿でも作れないかな?
「自然に湧き出るお湯を楽しむ施設だって? 確かにちょっと面白そうだけど、お湯が湧き出る場所なんて聞いたことないよ?」
「お風呂好きで長く旅をしていたリュートが知らないんじゃ、この世界にお湯が湧き出る場所は無いか、少なくともまだ発見もされてないんだね。となるとやっぱり自分で作るしかないか?」
「ふははっ。ゆっくりしようと言っておきながら、ダンは色々と考えてばかりなのじゃー」
「楽しみだねフラッタ。オンセンもすぐにダンが作ってくれるはずなのーっ」
俺を揶揄するフラッタに、当然のように楽しみにしてるからねと言い切るニーナ。
何も考えずに寝室に篭る生活が実現したと言ってくれたばかりなのに、直ぐに働かせようとしないでください?
いや、温泉の整備も結局はえっちに繋がる話なのだから、これを働くと定義するのは間違っているか?
「でもさダン。どうやって地面からお湯が沸くの? 地面からお湯が湧くような場所、暑すぎて生活出来ないんじゃ?」
「リュートも見たと思うけど、クラマイルの人たちが聖銀や青鉄を加工するのに溶岩を使ってたでしょ? あんな感じで地面の下が熱くなっているところの川や湧き水が温められるーって仕組みだったと思うよ」
「あ~……。それじゃこの世界にオンセンが無いのも納得だよぉ……。グルトヴェーダ、そもそも水源が無いんだもん」
ションボリしているリュートを慰める為に、口とおっぱいにちょっと長めにキスをする。甘くて美味しい。
いくら暴王のゆりかごから最低限のドロップアイテムが確保できたからと言っても、よく水も無いような地で今まで生きて来れたよな、ドワーフ族。
アルケミストにはレガリアも協力関係にあったらしいし、ここでもまた嫌がらせの為に死なないギリギリくらいの援助でもされていたんだろうか?
っというか、溶岩は魔力が枯渇した土地でも湧き出るんだな?
なら水源さえ確保できれば、温泉施設を生み出すのはそれほど難しくないのかもしれない。
「露天風呂って言って、野外のお風呂で景色を楽しむなんて文化もあったからなぁ。グルドヴェーダの荒涼とした大地も、お湯を楽しみながら眺めたらまた違った見え方がしそうではあるけど……」
「不毛の大地を逆手にとって、あえてそれを観光スポットにしちゃおうってことぉ? まったくダンには呆れちゃうわぁ」
苦笑しながらキスしてくれるティムルお姉さん。
押し付けられるおっぱいもモチモチしていて、大変美味しそうだから困りますね?
普通のお風呂に入っただけでもこんなに美味しそうになるんだから、温泉なんかに入った日にはどんなお肌になってくれるんだろうか?
それを確かめる為だけに温泉施設を作ってみるのも悪くはないのかもしれない。
キスや触りっこをしながらも肌を重ねるのは自重して、仕合わせの暴君だけでイチャイチャとした甘い入浴を楽しんでから寝室に戻ると、ムーリやアウラなど比較的にエロ耐性が強いメンバーから目を覚まし始めていた。
「目を覚ました人からお風呂においで。1人1人隅々まで洗ってあげるから」
「え~、洗われるだけだなんて物足りませんよご主人様ぁ~?」
「勿論色々弄ってあげるけど、本番は我慢しようねシャロ。お腹を空かせたみんなの中に思い切り注ぎ込んで孕ませてあげたいからさ」
エロいことが大好きなシャロとムーリを浴室に連れて行き、舌とおっぱいを散々吸いながら服を脱がせて、泡だらけにした2人の身体と密着しながらキスを楽しむ。
身体の前面側は2人に自主的にこすり付けてもらって、俺と接していない部分は両手さんに頑張ってもらうとしよう。
1人、また1人と浴室にやってくる家族を丹念に洗い上げ、俺に散々弄ばれた身体をお風呂に浸かってリラックスしてもらう。
その間に仕合わせの暴君メンバーは寝室の掃除をしたり、改めて買出しや調理を済ませたり、目覚めた家族をお風呂場に案内したりしてくれる。
リュートに手を引かれてやってきたリーチェの事をゆっくりと脱がせ、泡だらけにした彼女を背後から抱き締めながら全身を隈なく弄り洗う。
「リュートが散々おっぱいのことでからかわれたって言ってたけど、リーチェのおっぱいも充分大きくて揉み心地最高だ。このリーチェのおっぱいが俺専用だなんて夢のようだね」
「はぁっ……! ふっ……はぁっ……! ま、まさか私がぁ……。男性に身体を洗ってもらう日が来るなんてぇ……!」
「このあとリュートとアウラと一緒に、リーチェにも俺の子供を孕ませてあげるからね。子作りに備えてリーチェの体もキレイキレイしておこうねー」
「やぁんっ……! えっちなところばかり洗わないでぇ……! リュートが見てるのにぃ……!」
「あははっ。ダメだよ姉さん。ダンは変態なんだから、そういう事を言うと余計興奮しちゃうんだっ」
変態に体中を弄られて善がる姉の姿を楽しげに眺めるリュート。
本当にリュートは根っからエロくて困っちゃうな。興奮が収まらないよ。
おかげで折角洗って綺麗にしたリーチェのおっぱいを、妹のリュートのおっぱいと共に軽くヨダレでベトベトにしてしまったじゃないか。
「……なんでダン様が性奴隷の私の体を洗うの? 普通逆じゃない?」
「俺が洗いたいから洗ってるんだよ。マドゥが男に洗われるのが嫌だって言うならやめておくけど」
「ん、大丈夫。ダン様の手、ちゃんと気持ちいいよ」
リラックスした状態で俺に全身隈なく洗われる百合っ娘マドゥ。
マドゥって性別よりも、実は親密度が高い相手に興奮を覚えてるんじゃ?
性奴隷3人に泡だらけの身体を密着してもらった時は、相変わらず俺以上に興奮してたけど?
「暇さえあれば揉んだりしゃぶったりしてるくせに、改めてこんなことしなくていいんじゃないの?」
「暇さえあれば揉んだりしゃぶったりするほどおっぱいが大好きだから、クラーのおっぱいも自分の手でしっかり磨き上げておきたいんだよ」
「はぅ……! せ、先端ばかり磨き上げないでぇ……!?」
背後から摘み上げたクラーの乳首を少し乱暴にゴシゴシ洗いながら、泡だらけの体で抱き付いてくるミレーとドギーとキスを楽しむ。
ここまでやっても誰の中にもお邪魔していない自分自身に驚くね?
全員の身体を綺麗に洗い清めたあと、素早くお風呂掃除をして、用意された暖かい食事で腹を満たす。
心も体もひと息ついて、みんなのお腹も引っ込んだ。準備版万端だ。
「それじゃこれから1人1人に俺の赤ちゃんを孕んでもらおうかな。順番は家族に迎えた順でいいよね?」
「了解なのっ! しっかり全員孕ませて、おじいちゃんちよりも大家族になろうねっ」
100人越えの大家族であるグラフィム家よりも沢山子供を産ませてねと、笑顔で俺に抱き付いてくるニーナ。
ステイルークでひっそりと殺されそうになっていたニーナの手を取って1年とちょっとか。
解呪はおろか年越しにすら不安を抱いていたのが嘘みたいに、何の不安も憂いも無く笑い合えているのが嬉しくて仕方ない。
ニコニコニーナともう1度ぎゅーっと抱き締め合い、どちらからとも無く手を繋いでから改めて寝室に向かって歩き出したのだった。
ドギーと共に俺に抱かれているアウラが、いつも通り卑猥な言葉で俺を喜ばせてくれる。
俺はお腹の膨らんだドギーのおっぱいをしゃぶりながら、底無しアウラに全力で注ぎ込んでいく。
「いつも最高に気持ちいいアウラにこのあと俺の子供を孕ませてあげられると思ったら、ついついいつも以上に張り切っちゃったよ」
「そ、そんなに私に赤ちゃんを産んで欲しいのぉ……?」
「当たり前でしょ。婚姻を結ぶ前に娘のアウラを孕ませることになるなんて思ってなかったけど、これはこれで最高に興奮しちゃうねっ。リーチェとリュートとドギーの3人と一緒の日に孕ませてあげるよ」
「ま、またパパったら、1人で勝手に盛り上がってるよぉ……!」
盛り上がってるのはアウラの下っ腹だよねーとエロ親父ジョークを飛ばしつつ、アウラの中を満たしてフィニッシュだ。
これで前哨戦は終わりで、次はいよいよ子作りタイムに突入する。
「……んだけど、流石にちょっと仕切りなおしかな?」
なにも考えずに、ただ愛しい家族のみんなと肌を重ね続けた結果、寝室の中は凄まじい状態になっている。
部屋中に俺の子種を注ぎ込まれた家族のみんなが転がっているのは素敵過ぎる光景だけど、これから赤ちゃんを仕込もうっていう時にこの爛れた雰囲気はそぐわないよな。
寝室の外に用意してあった料理をパクつきながら、ササッとお風呂の準備をして、1人で軽く汚れを流す。
えっち後の汚れを汚いとは思わないけれど、改めて身を清めて子作りに励みたいと思ったのだ。
それに、せっかくこれから子作りしようって時に、みんなのお腹がいっぱいの状態からスタートするのは勿体無さ過ぎるよなっ。
身体の汚れを落として気合も充分、これから本気の子作りを始めるよーっ!
……と意気込んだのはいいものの、寝室に戻った俺は一瞬で毒気を抜かれてしまった。
「……まったく、みんな気持ち良さそうな顔してくれちゃってさぁ」
部屋に戻ると、穏やかな寝息を立てている愛する家族たちの姿が目に入り、エロい気持ちよりも愛しい気落ちでいっぱいになる。
いくらみんなと子供を作るためとは言え、こんなに愛しいみんなを起こすのは違うよなぁ。
みんなのお腹を空にする必要もあるし、なにより俺たちにはもう時間制限も何もないのだ。
なら1度みんなを休ませて、万全な状態で思い切り孕ませてやった方が楽しそうかな。
ニーナとフラッタを回収し、好色家姉妹を抱き締めて瞳を閉じる。
「お休みみんな。目が覚めたら全員をしっかり孕ませてあげるからね……」
瞳を閉じたまま、誰にともなく妊娠を宣言して意識を落とす。
夢のような時間を過ごした寝室で、そのまま夢の中に落ちていけるのが、なんだか堪らなく嬉しく思えるのだった。
、
「ん……。ん……? んんっ……」
1度意識を落としたはずの俺は、夢のような極上の快感に目を覚ます。
なんだか体中から最高の快感が伝わってくるな?
だけど声をあげようにも俺の口は誰かに塞がれて舐め回されていて、上手く喋ることが出来ないぞぉ?
って、舐め回されているのは口の中だけじゃなくて、乳首も股間もそれぞれ熱心に舐めたり吸われたりされているね?
「あ、起きたダン? おはよっ、はむっ」
挨拶の言葉すら惜しむように下半身を咥えてくるのはリュートで、俺にキスしているのがニーナ、俺の乳首をしゃぶったり引っ張ったりしているのがフラッタのようだ。
寝る前に抱き締めた好色家姉妹に気持ちよくしてもらっているのは分かるけど、リュートも普通に参加してるんじゃないっての。
リュートの生意気おっぱいに挟まれながらしゃぶられるのは、相変わらず死ぬほど気持ちいいんですけどね?
「あはーっ。ダンもぐっすり眠ってるなんて珍しいわねぇ? 貴方のことだから、てっきり寝ている私たちを一方的に貪ってるかと思ったんだけどぉ?」
「旦那様の寝顔、本当に可愛らしいですねぇ……! ずーっと見ていたいくらいでしたよぉ……!」
俺の左右に座って、それぞれニーナとフラッタとよしよしなでなでしているティムルとヴァルゴ。
いやいやヴァルゴ。俺の寝顔を見たくらいでそんな恍惚とした表情を浮かべられて困るんだよ?
ティムルに返事をする為に、ニーナの頭を撫でて口を解放してもらうと、直ぐにニーナは俺のほっぺにキスの絨毯爆撃を仕掛けてくる。
気持ちいいし可愛いから、ニーナの好きにさせておきましょうねー。
「スヤスヤ眠るみんなが可愛すぎてさぁ。イタズラするのすら勿体無く思っちゃったんだよ」
「あはーっ。私たちが貴方の寝顔を見てる時と同じ気持ちねー? ま、私たちはご覧の通り、それでも我慢出来なくなっちゃうんだけどっ」
「おかげで最高の目覚めを迎えることが出来たよ。夢のような時間を過ごして、眠ってる間も夢を見てて、起きてからも夢みたいな時間から始まるなんて信じられないくらい幸せだねぇ」
フラッタとリュートの頭を撫でながら、ニーナとのキスに応じる。
どうやら仕合わせの暴君以外のメンバーはまだ目を覚ましていないみたいだな?
手合わせの疲れが出ているのかもしれない。
「沸かし直さなきゃいけないけど、みんなが起きる前にお風呂に入らない? みんなも体を洗いたいでしょ?」
「いいねっ。よく考えるとパーティメンバーだけでお風呂入ったことなかったもんねー」
「なっ、なるほどっ……!? た、確かに私が嫁いだ時には既にムーリもラトリアもおりましたねっ」
「ヴァルゴも乗り気みたいだし行こっか。みんなで少しゆっくりしようよ」
ウキウキしているヴァルゴと手を繋いで、何気に今までやった事がなかったパーティメンバーだけの入浴を楽しむ為に浴室に移動する。
1人1人の衣服を脱がせて、1人1人の身体をゆっくり丁寧に洗い流したら、ヴァルゴとティムルを抱き締めて浴槽に浸かった。
「ふふ。いつもと比べてお風呂がとても広いですね。こうして見ると、やはり我が家の浴室は本当に大きく感じますよ」
「お風呂を建設した時点では5人で入る事を想定してたからねぇ。パーティメンバーで入るくらいがちょうどいいんだよ、本来は」
「なぁに言ってるのよぉ。貴方がみんなと一緒じゃないと嫌がる癖にぃ。でも流石に20人以上一緒に入るのはここじゃ狭すぎるわねっ」
くすくすと笑いながら、新しい母屋の他に浴室用の建物も欲しいわねぇとエロ方面に特化したリフォームに想いを馳せるティムル。
お風呂好きのリュートも一緒になって、あんなお風呂がいいこんなお風呂がいいと盛り上がり始めた。
あ~、お風呂と言えば温泉とかいいよなぁ。
そうだ。観光業も本格化して、そこにラブホ経営者のカラソルさんも1枚噛んでいるんだから、入浴を楽しむ温泉宿でも作れないかな?
「自然に湧き出るお湯を楽しむ施設だって? 確かにちょっと面白そうだけど、お湯が湧き出る場所なんて聞いたことないよ?」
「お風呂好きで長く旅をしていたリュートが知らないんじゃ、この世界にお湯が湧き出る場所は無いか、少なくともまだ発見もされてないんだね。となるとやっぱり自分で作るしかないか?」
「ふははっ。ゆっくりしようと言っておきながら、ダンは色々と考えてばかりなのじゃー」
「楽しみだねフラッタ。オンセンもすぐにダンが作ってくれるはずなのーっ」
俺を揶揄するフラッタに、当然のように楽しみにしてるからねと言い切るニーナ。
何も考えずに寝室に篭る生活が実現したと言ってくれたばかりなのに、直ぐに働かせようとしないでください?
いや、温泉の整備も結局はえっちに繋がる話なのだから、これを働くと定義するのは間違っているか?
「でもさダン。どうやって地面からお湯が沸くの? 地面からお湯が湧くような場所、暑すぎて生活出来ないんじゃ?」
「リュートも見たと思うけど、クラマイルの人たちが聖銀や青鉄を加工するのに溶岩を使ってたでしょ? あんな感じで地面の下が熱くなっているところの川や湧き水が温められるーって仕組みだったと思うよ」
「あ~……。それじゃこの世界にオンセンが無いのも納得だよぉ……。グルトヴェーダ、そもそも水源が無いんだもん」
ションボリしているリュートを慰める為に、口とおっぱいにちょっと長めにキスをする。甘くて美味しい。
いくら暴王のゆりかごから最低限のドロップアイテムが確保できたからと言っても、よく水も無いような地で今まで生きて来れたよな、ドワーフ族。
アルケミストにはレガリアも協力関係にあったらしいし、ここでもまた嫌がらせの為に死なないギリギリくらいの援助でもされていたんだろうか?
っというか、溶岩は魔力が枯渇した土地でも湧き出るんだな?
なら水源さえ確保できれば、温泉施設を生み出すのはそれほど難しくないのかもしれない。
「露天風呂って言って、野外のお風呂で景色を楽しむなんて文化もあったからなぁ。グルドヴェーダの荒涼とした大地も、お湯を楽しみながら眺めたらまた違った見え方がしそうではあるけど……」
「不毛の大地を逆手にとって、あえてそれを観光スポットにしちゃおうってことぉ? まったくダンには呆れちゃうわぁ」
苦笑しながらキスしてくれるティムルお姉さん。
押し付けられるおっぱいもモチモチしていて、大変美味しそうだから困りますね?
普通のお風呂に入っただけでもこんなに美味しそうになるんだから、温泉なんかに入った日にはどんなお肌になってくれるんだろうか?
それを確かめる為だけに温泉施設を作ってみるのも悪くはないのかもしれない。
キスや触りっこをしながらも肌を重ねるのは自重して、仕合わせの暴君だけでイチャイチャとした甘い入浴を楽しんでから寝室に戻ると、ムーリやアウラなど比較的にエロ耐性が強いメンバーから目を覚まし始めていた。
「目を覚ました人からお風呂においで。1人1人隅々まで洗ってあげるから」
「え~、洗われるだけだなんて物足りませんよご主人様ぁ~?」
「勿論色々弄ってあげるけど、本番は我慢しようねシャロ。お腹を空かせたみんなの中に思い切り注ぎ込んで孕ませてあげたいからさ」
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身体の前面側は2人に自主的にこすり付けてもらって、俺と接していない部分は両手さんに頑張ってもらうとしよう。
1人、また1人と浴室にやってくる家族を丹念に洗い上げ、俺に散々弄ばれた身体をお風呂に浸かってリラックスしてもらう。
その間に仕合わせの暴君メンバーは寝室の掃除をしたり、改めて買出しや調理を済ませたり、目覚めた家族をお風呂場に案内したりしてくれる。
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「リュートが散々おっぱいのことでからかわれたって言ってたけど、リーチェのおっぱいも充分大きくて揉み心地最高だ。このリーチェのおっぱいが俺専用だなんて夢のようだね」
「はぁっ……! ふっ……はぁっ……! ま、まさか私がぁ……。男性に身体を洗ってもらう日が来るなんてぇ……!」
「このあとリュートとアウラと一緒に、リーチェにも俺の子供を孕ませてあげるからね。子作りに備えてリーチェの体もキレイキレイしておこうねー」
「やぁんっ……! えっちなところばかり洗わないでぇ……! リュートが見てるのにぃ……!」
「あははっ。ダメだよ姉さん。ダンは変態なんだから、そういう事を言うと余計興奮しちゃうんだっ」
変態に体中を弄られて善がる姉の姿を楽しげに眺めるリュート。
本当にリュートは根っからエロくて困っちゃうな。興奮が収まらないよ。
おかげで折角洗って綺麗にしたリーチェのおっぱいを、妹のリュートのおっぱいと共に軽くヨダレでベトベトにしてしまったじゃないか。
「……なんでダン様が性奴隷の私の体を洗うの? 普通逆じゃない?」
「俺が洗いたいから洗ってるんだよ。マドゥが男に洗われるのが嫌だって言うならやめておくけど」
「ん、大丈夫。ダン様の手、ちゃんと気持ちいいよ」
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マドゥって性別よりも、実は親密度が高い相手に興奮を覚えてるんじゃ?
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「暇さえあれば揉んだりしゃぶったりするほどおっぱいが大好きだから、クラーのおっぱいも自分の手でしっかり磨き上げておきたいんだよ」
「はぅ……! せ、先端ばかり磨き上げないでぇ……!?」
背後から摘み上げたクラーの乳首を少し乱暴にゴシゴシ洗いながら、泡だらけの体で抱き付いてくるミレーとドギーとキスを楽しむ。
ここまでやっても誰の中にもお邪魔していない自分自身に驚くね?
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心も体もひと息ついて、みんなのお腹も引っ込んだ。準備版万端だ。
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100人越えの大家族であるグラフィム家よりも沢山子供を産ませてねと、笑顔で俺に抱き付いてくるニーナ。
ステイルークでひっそりと殺されそうになっていたニーナの手を取って1年とちょっとか。
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