異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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818 慟哭の最終決戦⑪ 共闘

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「ガルを……ガルを助けられるかもしれないって、本当なんですかっ!?」


 シャロに肩を借りながら、覚束ない足取りで駆け寄ってくるマーガレット陛下。

 片手にはしっかりとガルシアさんの生首を抱きかかえており、シャロがプレゼントしたらしい煌びやかな純白のドレスは鮮血で赤黒く染まっている。


「首を刎ねられたのに……。身体を喪ってしまったのに……! なのにこれからいったいどうやってガルを助けられるって言うんですかぁっ!?」

「疑っちゃダメだよマーガレット陛下。絶対に出来ると信じて疑わない事が、奇跡を起こす絶対条件なんだから」


 死者の蘇生など不可能だと食って掛かるマーガレット陛下を、努めて自然な口調のままで宥めていく。


 死んだ者は生き返らない。


 世界が違っても変わらないその絶対のルールが、意思と発想次第でどんなことでも可能にしてしまう魔力で奇跡を起こす際に障壁となって立ちはだかる。


「私はどうやってそんなことが出来るか聞いているんですっ! 奇跡でも何でもいいから早く説明してっ! ガルを、ガルを返してよぉっ……!!」

「泣くなマーガレット陛下! ガルシアさんを取り戻したいなら、今は泣いてる場合じゃないんだっ!」

「ふぇぇ……!?」 


 敬語を使うのもやめて、駄々をこねるマーガレト陛下を怒鳴りつける。

 まさかこのタイミングで怒鳴りつけられるとは思っていなかったようで、まるで少女のように肩をびくつかせる陛下。


 ……誰より傷ついている貴方に鞭を打つ様な事をしてごめんなさい。

 だけどガルシアさんを取り戻すには、貴方の助けが絶対に必要なんだ。


「俺はリーチェを救うので手一杯なんです! 邪神に囚われたガルシアさんを救うためには、彼と魂から通じ合った貴女の力が必要なんですっ!」

「とら、われた……? って、ガル……まだ生きて……?」

「夫婦である貴女には感じられるでしょう! ガルシアさんの魂が、まだこの世から失われていない事を!」

「…………え」


 さっきまで涙を流すだけだったマーガレット陛下の瞳に、少しずつ意思の意思の力が戻ってくる。

 一瞬自分の内側に意識を向けるように固まったマーガレット陛下は、次の瞬間目を見開いて驚きの声を上げた。


「え、えぇっ!? わ、私が……! 私がガルを助けっ、助けられるのっ……!? ほほっ、ホントにっ……!?」

「どうやらガルシア陛下の存在を感じ取れたようですね。これでガルシアさんを諦めずに済みそうです」

「え……」

「マーガレット陛下。ガルシアさんを助ける為に、どうか貴女のお力を貸してください……!」


 抱き締めていたニーナとフラッタを解放し、マーガレット陛下に頭を下げる。


 守護者と呼ばれ救世主と呼ばれ、王国中の人々に祝福されるまでに成長したガルシアさんの最後がこんなものであっていいはずがない。

 450年もの旅路の果てに待ち受けていたリーチェの結末にだって納得いかないけれど、ガルシアさんだってこんな結末を迎えていい人じゃないはずだ……!


 頭を下げた俺に始めは戸惑うだけだったマーガレット陛下は、まるで覚悟を決めるみたいに1度ゴクリと喉を鳴らし、ふぅぅ~……っと深く長く息を吐いた。


「……取り乱してごめんなさい。一刻を争う状況でなにやってるのかしらね……」

「陛下のお気持ちは痛いほど分かりますよ。……だから一緒に取り戻しましょう。俺達の愛する家族を!」


 お互い協力して俺はリーチェを、マーガレット陛下はガルシアさんを取り戻すんだ。

 そんな意気込みを込めた俺の言葉に、マーガレット陛下はまたしても眉を潜ませ悲痛な表情を浮かべてしまう。


「……ダンさんの愛する家族。ラズ姉様が仰っていましたが、本当にリーチェもガルフェリアに取り込まれてしまったのですね?」

「ええ。だから陛下の悲劇は他人事じゃないんです。また独りぼっちにさせられてしまったアイツを、もう1度抱き締めてやらないと……!」

「私にとってもリーチェは大切な友人です。ですが私はきっと夫を想うことで精一杯でしょう。ですからリーチェのことは貴方に託させてください、ダンさん!」

「勿論です。マーガレット陛下もお願いしますよ? 俺の命の恩人をこんなところで終わらせるわけにはいきませんから」


 お任せくださいと、力強く微笑んでくれるマーガレット陛下。

 こんな魅力的な女性が待っていてくれるなら、きっとガルシアさんだって帰ってきてくれる筈だ。


 俺とマーガレット陛下は声が届く程度の距離を空けて並び立ち、互いの想い人を縛り付ける牢獄ガルフェリアに視線を向ける。

 欠損していた腕や翼は既に生え揃っているし、会話していられる時間はもうあまり長くなさそうだ。


「アウラ。みんなと声を繋げてくれる?」

「えっと、それは了解だけど……。パパなら自分でも風を操ったり出来るんじゃないの?」

「それは各種族の潜在能力を侮りすぎだよアウラ。いくらメタドライブを駆使しても、獣化も熱視も竜化も精霊魔法も魔技も模倣でしかなくて、本質的に同じことは出来ないんだ」

「うぅ~……? パパの言ってること、よく分からないよぉ……っとと、オッケー、声が繋がったよパパっ」

「ありがとアウラ。それじゃみんな、作戦会議を始めるよー」


 アウラが繋げてくれた精霊魔法をメタドライブで更に拡大し、家族以外の人間にも俺達の会話を共有する。

 
 まずはこれから俺とマーガレット陛下がそれぞれの想い人を手繰り寄せる事を伝え、それに協力の意志を表明してくれた人たちのことも遠慮なく動員する。

 俺も家族もマーガレット陛下も、手段を選んでいるような余裕はないのだ。


「まだバルバロイが事前に何かを仕込んでいた可能性もあるから、これ以上スウィートスクリームから人を引っ張ってくるわけにはいかない。だから今回は2人にも協力してもらうからね? カランさん。シルヴァ」

「がははっ! 俺如きの槍がどこまで力になれるかは分からんが、遠慮なくこき使ってくれ! ダン殿と共に戦える以上の喜びなど無いからなぁっ!」

「カランさんに同感ですよ。微力ながらも出来る範囲で力にならせていただきます!」

「シルヴァとカランさん、あとカレンとターニアかな。4人で俺とマーガレット陛下の護衛をお願い。多分事が始まったら、俺達はガルフェリアの攻撃になんか構っていられなくなっちゃうからさ」


 ここに居る中では俺達仕合わせの暴君に次ぐ実力を持っていると思われる4人に、俺達の身の安全を守ってもらう。


 魔迅を使ったカランさん、竜化したシルヴァなんかは竜化したラトリアとだって戦えそうだけど、イントルーダーと戦うには装備が追いついてない。

 なのでガルフェリアと直接対決させるのは避けて、俺と陛下を守ってもらうのが妥当だろう。


「悪いけどラトリアとエマの2人には、仕合わせの暴君と一緒にガルフェリアを相手してもらいたいんだ」

「悪いなどとんでもないっ! 皆さんと共に戦う栄誉、謹んでお受け致しますねっ!」

「相手が邪神を超える存在なのに武者震いが止まりませんよ。心も体もここまで強くなれた事が嬉しくて仕方ありませんっ」

「頼りにしてるよ。今回俺は戦闘に参加することは出来ないから」


 リーチェとガルシアさんを取り戻す為に、俺達はそれだけに集中する必要がある。

 ガルフェリアを滅ぼしたい、ガルフェリアを許さないなんて邪念が混ざってしまったら、俺達が本当に望むモノは永久に失われてしまうだろう。


 だから俺もマーガレット陛下も、どれほどガルフェリアを許せなくても戦うわけにはいかないのだ。


「それとリーチェと1番仲が良いお姉さんと、リュートの妹であるアウラにも俺の方を手伝ってもらう。だから今回は仕合わせの暴君から3人も欠員が出ちゃうけど……。やれるよね、ニーナ?」

「任せなさいなのっ! ダンに怯えて身を竦ませる相手なんかに、毎日ダンをやっつけてきた私たちが負けるはずないのーっ」


 出会ってからずっと俺をコテンパンにしてきたニーナが、ベッドでの戦績を理由に勝利を約束してくれる。


 この場に及んでまで寝室の話を持ち出さないでとツッコミを入れようとして、何とかギリギリ思い留まる。

 理由はどうあれ確信する事が大切なんだって、さっき自分でも思ったばっかりだろっていうね。


「フラッタ。ヴァルゴ。ニーナを宜しくね。リーチェの事は俺が必ず取り戻すから、3人でアイツを食い止めて欲しい」

「うむっ! 任せるが良いのじゃっ! 妾と同じ日にダンに迎えてもらったリーチェを、今度はダンと一緒にお迎えするのじゃーっ!」

「はぁぁ~……。ニーナとフラッタと一緒だなんて、気を抜けば一気に置いていかれそうですよぉ……。あまり長くは持ちませんから、なるべく早くお願いしますよ旦那様ぁ……」


 気合十分の好色家姉妹を見て、ヴァルゴがやれやれと首を振っている。

 素直に弱音を吐くのは、ストイックな彼女が家族にだけ見せる甘えの1つだ。


 ま、今のニーナとフラッタを見たら、ヴァルゴじゃなくても二の足を踏むよなぁ。

 ニーナとフラッタだって、ずっとリーチェと一緒だったのだから。


「ヴァルゴの言う通り、あまり長くは持たないからねー? 私はダンと違って、自分の感情を制御したりは出来ないのっ……!」

「ニーナに同じじゃぁ……! 喰らうがいいドラゴンイーター……! 目の前でリーチェを奪われてしまった妾自身への怒りも全て喰らい、妾の全てをそのに宿すのじゃぁぁぁ……!!」


 燃え滾る怒りを込めて深獣化したニーナの可愛いお尻から、3本目のもふもふ尻尾が生えてくる。

 オーラの魔力をドラゴンイーターに込めているフラッタにはいつもの角と翼に加えて、小悪魔のような可愛らしい牙が口元から伸びている。


 ……なんで君らって強くなればなるほど可愛くなるの? 戦闘力と可愛さって比例するわけ?


 ニーナとフラッタが放つ怒気を孕んだ強烈な殺気を眺めながら、俺の両隣からティムルとアウラが抱き付いてくる。


「……正直言って、お姉さんが役に立てるとは思ってないわ。だけどリーチェを思う気持ちだけなら、ダンにもニーナちゃんにも負けてない自信があるっ。そしてその想いこそが大切だって言うなら、私の想いで必ずリーチェを取り戻して見せるわっ」

「私はリーチェママじゃなくって、リュートの事を思えばいいんだね? リーチェお姉ちゃんに聞いたリュートのことまで全部合わせて、魂の限りリュートを呼ぶよっ。だからパパ……!」

「任せろ。ティムルの想いとアウラの想いを縁り合わせて、リーチェが掴める1本の糸にしてみせるからなっ」


 きっとガルフェリアの中で、リーチェだって抗ってる。

 未だ魂に感じるリーチェの存在が、まだ彼女が俺達の下への帰還を諦めていないのだと信じさせてくれる。


 ムーリやシャロを始めとする非戦闘員は俺とマーガレット陛下の後ろで片膝をつき、ステータスプレートを胸に抱いて祈り始める。

  ……キュールに祈りは似合わないなぁ、なんて思ってないですよ?


「……リーチェが羨ましいです。こんなにも彼女を想う沢山の家族と出会えたのですから」


 ガルシアさんの頭を胸に抱きながら、マーガレット陛下がポツリと呟く。

 その言葉は感傷などではなく、焦りに近い感情を滲ませている。


「私だってガルを愛する気持ちは負けていない自信があります。……ですが私は独りで、皆さんがリーチェを想う気持ちに負けないくらい強く願わなければならないと思うと……」

「俺達家族はみんな、リーチェのことが好きで好きで仕方ないですからね。たとえ陛下にだってそう易々と負けるつもりはありませんよ」

「貴方達のリーチェを思う気持ちを疑う気持ちはありません。だからこそたった独りでガルを呼ぶ事に不安を覚えてしまいますね……。いくら強く願ったとしても、私1人の声をガルに届けてあげられるのかって……」

「安心してくださいマーガレット陛下。ガルシアさんを呼ぶ声には事欠きませんよ。だって彼は、全ての王国民に祝福されて王になった男なのですから」

「え?」


 首を傾げるマーガレット陛下には答えずに、デウス・エクス・マキナを起動してアウラの精霊魔法をスキャンする。

 そしてアウラの魔力をベースにした通信に特化した魔力を、薄く広く世界に向けて広げていく。


 ガルシアさんへの想いの強さが俺達1人1人のリーチェへの想いに及ばなかったとしても、ガルシアさんにはソレを補って有り余るほどの人望と名声があるはずだ。

 それをご都合主義の極地であるデウス・エクス・マキナで掻き集め、ガルシアさんを呼ぶ声をあげてもらえばいいっ!


 しかしいくら世界と溶け合うデウス・エクス・マキナであっても、人間族の俺に世界中の人へ声を届けることなどできそうもない。


 だからここで最後の欠片を……! 

 世界を支える俺のもう1人の娘にも協力してもらわないとなぁ!

 
「俺の魔力、感じるかユニィィッ! 俺達の愛するリーチェを救い出すために、王国民に愛されたガルシアさんを助け出す為に……。俺の魔力を掴み取れ、ユニーーーーッ!!」


 遠い西の隣国で、エルフェリア精霊国から動けない世界樹ユニの名前を叫ぶ。


 普通であれば荒唐無稽。夢物語もいいところだが、俺には確信があるんだよ。

 家に居る時には常時俺の声を拾っていたリーチェに似ていて、世界のバランスを保つほどの魔力量と魔力制御能力持つ俺の事が大好きな娘なら、四六時中俺の事を見続けているだろうってなぁ!


 世界に広げた魔力の端の端っこに、毎朝感じる嬉しそうな魔力が確かに感じられた。

 しかし次の瞬間、まるでタイミングを合わせるように立ち上がったガルフェリア。


 さぁいよいよ最終局面、最終決戦のクライマックスだ。

 リーチェとガルシアさんというスペルド王国の2大英雄を奪い返して、みんなで大団円を迎えてみせるぜっ!
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