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799 大乱闘
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「バルバロイとカルナス、そこにガルシア陛下まで与しちゃったわけかぁ」
俺の報告を受けたリーチェが、難しい顔をして考え込んでいる。
流石のリーチェもバルバロイの事は呼び捨てで行くみたいだけど、そんなことより腕組みをしたことでリーチェのお乳が普段以上に強調されて目が離せないんだよ?
あ、こらリーチェ。ニヤッとしてるんじゃないやいっ。
城での話を終えた俺とシャロは、湖人族の皆さんと共に家族全員で一旦湖流の里に戻ってきて、そこで改めて城で起きた事を家族に共有した。
ライオネルさんには聞かせてもいい話だったかもしれないけど、むやみやたらと俺の争いに人を巻き込むのも良くないと思って今回の件は伝えない事にしたのだ。
長らくエルフ族の内戦に心を痛めてきたライオネルさんに、これ以上人の争いに関わって欲しくなかったしね。
「単純な戦闘力でぼく達が後れを取る要素は無いと思うけど、王国と帝国に強い影響力を持つメンバーなのが侮れないね。魔物や野生動物とは違った怖さを感じるよ」
「ごめんリーチェ。腕組み止めてから話してくれない? お前のおっぱいがあまりにも美味しそう過ぎて話が頭に入ってこないから」
「くっ……! 当たり前のようによそ見してくれるねぇっ!?」
ユッサユッサ揺らされるリーチェのおっぱいに気を取られていると、何処からともなくルッツさんの悔しそうな声が響いてくる。
でも俺にとっては視覚情報はみんなのおっぱいや可愛い顔を見る為に使う方が本来の仕様で、戦闘に用いる方が余所見なんだよ?
なんて言ったら流石にぶち切れられそうだな。黙っとこ。
全員で里に引っ込んだ俺は、液化の研究を進めたいキュールの要望を受けて、36名の液化湖人族を相手に湖流の瞳に入って手合わせをしているところだ。
液化のえっちな性能しか目の当たりにしていない家族のみんなも興味深々で、海中から岩やら杭やらを飛ばされている俺の姿を安全圏から楽しげに観戦している。
非戦闘員の前にはティムルとアウラがグランドドラゴンアクスとタイニームーンを持って立ちはだかっており、流れ弾対策もバッチリである。
「ルッツさんこそつまらない事に気を取られてないで集中して。液化で全力戦闘できる時間は短いんだから1秒だって無駄にしちゃダメだよ?」
「リーチェのおっぱいを凝視しながら言われても説得力皆無だって言ってんだよっ……! くっそぉ! 本当に当たらないっ……!」
今回は液化の性能実験的な側面もあるので、10分間は手出し禁止で回避に専念させられている。
膝の上まで湖流の瞳に浸かった状態で液化湖人族の猛攻を凌ぐのは容易じゃないんだけど、アウラとドギーにかっこいいところを見せてと家族にも湖人俗にも言われちゃった以上、俺が張り切らない理由など欠片も無いのだっ。
流弾砲で様々なものを俺に飛ばしながら、近接戦闘まで仕掛けてくる湖人族の連携は完璧としか言いようもなく、液化によって種族全員の思考が共有されている事実が殺意と共に伝わってくる。
これなら確かに海獣にだって後れを取ることは無いと思うけど、何で俺の女はみんな俺を本気で殺しに来るのか、これが分からない。
「何でダンは水の中でもあんなにスムーズに動けるのじゃ? メタドライブで液化も体得してしまったのかのう?」
「いいえフラッタ。どうやら旦那様は陸上で戦う時以上に無駄な動きを排して、水の抵抗を極小にまで抑え込んでいるみたいです。守人たちの槍だってあそこまで洗練されていないというのに、旦那様ったら……」
「ふぅむ。つまり体捌きの技術にもまだまだ先はあるということじゃなっ。本当にダンと一緒にいると妾の常識がどんどん塗り替えられて困るのじゃっ」
「うぅ……これでまたフラッタも飛躍的に腕を上げそうですぅ……。旦那様とフラッタ、相乗効果で腕を上げすぎなんですったらぁ……」
そういうヴァルゴだって、我が家の可愛いグランフラッタに一度だって負けてないくせに良く言うよ。
っと、リーチェのおっぱいを凝視していたらそろそろ10分経ちそうだ。
全力での液化戦闘はタイムリミットオーバーで帰水化し海に還ってしまうので、ここからはおっぱいから目を離してでも湖人族の相手をしないとなっ。
「それじゃそろそろ反撃させてもらうよー? 約束通り俺に捕まった人から陸に上がってね? えっちなことはしないから安心して」
「くっ、くそ……! まさか本当に掠りもしないなんて……! あっ……」
悔しそうに俺に槍を突き出すルッツさんをぎゅっと抱き締め、ほっぺにちゅっとキスしてあげる。
我が家の基準ではこれはえっち行為に当たらないのです。いや、一般基準に照らし合わせてもセーフだよね?
「ルッツさん捕まえたー。さ、液化を解いて岸でいい子で待っててね?」
「あ……は、はい……。ま、待ってます、ね……?」
ふふふ。青白い肌の湖人族は赤面すると直ぐ分かって楽しいなぁ。
種族全体が男慣れしてない初心な反応を返してくれるのも堪らないので、捕獲作業にもついついやる気が漲っちゃうんだよーっ。
「ちょっ!? なんで私へのキスはおっぱいに……! えっちはしないんじゃ……はぅんっ!?」
「クラーのおっぱい捕まえたーっ。いやぁクラーの乳首が俺に吸って欲しそうにつんつんしてたからつい? はむはむちゅぱちゅぱ」
水の中を高速移動していたクラーを捕まえ、躊躇なくそのおっぱいに吸い付いた。
けどまだ手合わせが済んでいない中、液化で全員を気持ちよくしてしまうのは流石に反則だと思うので、刺激少なめちゅうちゅうちゅぱちゅぱを繰り返しながらクラーを岸まで運んであげた。
これは一般基準ではエロ行為ですが、我が家基準では呼吸と同等の扱いなのでセーフです。
「あは。やっぱり私のおっぱいも吸いに来たね? 私のおっぱいもおねぇみたいにつんつんしてた?」
「うんうん。ミレーのおっぱいもこんなにつんつんしてるよぉ? はぁ美味し~……ちゅうちゅうれろれろ」
俺にキャッチされたミレーは、どうぞとばかりに自分から服を捲り上げておっぱいを差し出してくれた。
昨日からひたすら吸い続けている白めの乳首に吸い付いて、これまた刺激を与えないよう気をつけながら口の中で舐め回す。
クラーとミレーはルッツさんたちに会う前に散々おっぱいを吸ってあげたからか、俺の中の湖人族のカテゴリから少し逸脱している気がするな?
湖人族よりも扱いが我が家の家族に近い感じがするよ。はむはむれろれろ。
ミレーのこともおっぱいを吸いながら岸まで送ってあげて、岸で見学していたクラーの乳首と一緒に何度かベロベロと舐め回してあげてから、残りの湖人族の捕獲作業に戻る。
けど残っているのが少数で、しかもみんな10代だったので、捕獲する度にベロベロ乳首を舐め回すことになってしまった。美味しい楽しい。
「はい、ドギー捕まえたー。ドギーで最後だよね? お疲れ様ー。ぎゅーっ」
「ほ、本当にあっさり私たち全員を捕まえちゃいましたね……。それはそうと、私のおっぱいは吸ってくださらないんですか?」
「ドギーのおっぱいはあとでアウラのおっぱいと一緒に楽しませてもらおうと思ってね。さ、帰水化する前に液化を解いて。あと俺に敬語なんて必要ないよ」
正面から抱き締めたドギーのホッペに何度もちゅっちゅっとキスをしながら、岸で観戦していたアウラのところに一緒に移動する。
液化での戦闘を初めて見たアウラは興奮気味に俺からドギーを奪い取り、飛び跳ねるような動きで自分の興奮を必死にドギーに伝えている。
「すっごいよドギーちゃん! 水の中だけでもあんなに動けるなんて凄すぎるよーっ!」
「アウラちゃんにそう言ってもらえるのは嬉しいんだけど、私たち全員でもダンさんにはかすり傷1つ付けられなかったよぅ……」
「あれはパパがおかしいだけだから気にしなくていいよっ! ドギーちゃんも湖人族のみなさんも凄かったってばーっ!」
おおう、孝行娘のアウラが俺への配慮を忘れるくらい興奮しているな。
5つの種族の特性を全て持ち合わせている地上最強の生物であるアウラが、唯一その性能を発揮できない水中で縦横無尽に動けるドギーと友達になれたのは、お互いにとって凄く幸運なことだったのかもしれないなぁ。
「流弾砲で装備品も撃ち出せるのが分かったのは大きいね。今はもうみんなインベントリを使えるから、武器の運搬に困ることはもう無いでしょ」
「取り出し操作だけとは言え、水中でインベントリを使えることが驚きねぇ……。心配していた職業の祝福との反発も無さそうだし、湖人族のみなさんも安心して浸透を進められそうだわぁ」
「さぁティムル。感心してないで早く構えるのーっ。今度は私たちが湖人族のみんなに実力を披露する番なんだからねーっ」
楽しげに呪物の短剣を掲げるニーナを筆頭に、キュールとシャロを除く俺の家族全員が、俺に向かって本気の殺意を飛ばしてきている。
まさかチャールとシーズも手合わせに参加するとは思わなかったけど、逆に他のみんなとの職業浸透数の差がノイズに感じられて厄介かもしれないな。
「湖人族の皆さん、液化を見せてくれてありがとうなのっ。そのお礼ってわけじゃないけど、今度は私達の本気と、ダンの本気の片鱗を見せてあげるねーっ」
「ニーナさーん。そこは俺も本気だけで良くないですー? 片鱗とかつける必要無くないっすかー?」
「ふっふーん。私たち家族にダンが本気で向かってくるのはベッドの上だけなのっ。それは見てもらうよりもみんなで体験してもらった方がいいでしょー?」
「はいっ! 何1つ不満はございません! 全てはニーナ司令官のお心のままにっ!」
「私たちを止めたいなら、思いっきりえっちなことをして失神させてねっ! その間も襲い掛かるのは止めないから、1人でも怪我させたらダンの負けなのっ! それじゃいくよーっ!」
物凄く理不尽なルールを提示してくるニーナ司令官だけど、要するに俺に許された攻撃方法はえっちな攻撃のみってことですよね?
なら何の異論も無いぜ! かかって来いみんなーーーーっ!!
「あっはっは! 私じゃダンさんの相手には力不足ですけど、そう簡単に失神してあげませんよーっ!?」
「アウラーっ! ダンは絶対にムーリを護り抜くから、遠慮せずにタイニームーンで攻撃していいのーっ!」
「なんでムーリママのおっぱいを吸いながらフラッタママとヴァルゴママに対応できるのよーっ!? この人ちょっと色々と狂ってるでしょーっ!?」
俺の可愛いメスブタムーリちゃんはえっちの防御力が高すぎて最強に肉壁過ぎる……!
でも美味しいし可愛いしなんの問題も無いなっ! メスブタムーリ大好きーっ。
フラッタとヴァルゴは上手く対応してるけど、それでも慣れない砂浜にまだ少し足を取られているところがある。
2人が足場に慣れる前に、ムーリの意識を飛ばしてあげないと厳しいなっ。ちゅうちゅうれろれろ。
「ふふ、焦ってますねダンさんっ! いくら激しく動いても、そんな単調な動きで私を失神させられるとは思わないでくださいっ!」
「くっ! 流石は俺のメスブタムーリ。最高にえっちで手強いねっ! でもおかげで大好きなムーリのおっぱいをいつまでも吸ってられるなんて嬉しすぎるよ。はむはむちゅうちゅう」
「あははっ! こんなに振り回されてるのに、ダンさんったら私の体に負担がかからないように動いてますねー? んもーダンさんったら大好きすぎますーっ!」
戦闘中で両手が離せない俺の代わりに、俺の顔にぎゅーっとおっぱいを押し付けてくれるムーリ。
状況的には死ぬほど切羽詰ってるのに、ムーリとイチャイチャするのが楽しすぎてやめられないよぉ!?
「んもーダンったら、いつまでムーリのおっぱいだけ吸う気なのーっ!? いい加減にしないと怒るんだからねーっ!?」
「流石に冤罪なんですけどーっ!? 俺が全力でおっぱいを吸ってもムーリが耐えているだけで、決して俺が手加減してるわけじゃ……」
「もんどーむよーなのっ! みんなー! ダンをとっちめるよーっ!」
「「「りょーかい!!」」」
いや了解すんなし! えっち以外の攻撃を封じてきたのはニーナ司令官じゃん!?
ヴァルゴもジャベリンソウル発動するな! フラッタもオーラ纏ってんじゃねーっ!
くっ……! 流石にヤバい! ムーリのおっぱいが美味しすぎてヤバい!
じゃなくて、オーラとジャベリンソウルの中にチャールとシーズを参加させるのはマジでヤバい!
くっそ……! 年中発情中のムーリのおっぱいを永遠に吸っていたいところだけど、フラッタとヴァルゴを相手にするのにムーリのおっぱいで視界を閉ざすわけにはいかないか……!
断腸の思いでムーリの乳首を吸うのをやめて、メスブタムーリを正面から抱き締め、ブタ耳とブタしっぽをくりくり弄びながらムーリに愛を囁く。
「俺の可愛いえっちなムーリ。お前を愛することが出来て幸せだよ。お前に出会わせてくれたトライラム様に心から感謝してる」
「ダ、ダンさん……?」
「トライラム様が俺とムーリに預けてくれた子供達のこと、俺とムーリの2人で絶対に幸せにしような。子供達が幸せに巣立って行くのを、俺とムーリの2人でずっと見守っていこうね?」
「ダッ、ダダダダンさんと一緒に……! こ、子供達が巣立っていくところを……!」
「お前と一緒に、愛する子供達をずっと見守っていきたいんだ。俺と一緒に、必ず子供達を幸せにしようね。愛してるよ、俺だけの可愛い可愛いえっちなムーリ」
「は、はうぅぅ……! わ、私もぉ……! 私も愛してますぅ……! はむぅ!」
俺との幸福な未来で頭をいっぱいにさせたところに、メタドラバイブを使用した振動する舌でムーリの口内を徹底的に舐め回すことで、ようやく俺の可愛いメスブタムールの意識を刈り取る事に成功した。
えっちなくせに、子供達の幸福で失神するくらい幸せになりやがってぇ。
子供達に負けないくらいお前のことも幸せにしてやらないと気が済まなくなってくるじゃないかぁ!
「ムーリがやられたのっ! 全員警戒! ダンのえっちが始まるのっ!」
「1人にえっちし続けても怒られるし、撃退したらしたで警戒しないでくれませんかねぇっ!? もう全員まとめて幸せにしてやるーっ! かかってこいやぁっ!」
全員の本気の殺気と好意に当てられて、なんだか自分でもビックリするくらいに興奮してしまっているな。
これがニーナとムーリの作戦通りの状態なのだとしたら、まんまと乗せられちゃったみたいだね。
仕方ないので2人の手の平の上で、2人が望むように全員を思いきり気持ちよくしてやるしかあるまいよぉっ!
迫る決戦の日に備えて、腕や別の部分をしっかり磨いておかないとねーっ! みんな、大好きだぁーっ!
俺の報告を受けたリーチェが、難しい顔をして考え込んでいる。
流石のリーチェもバルバロイの事は呼び捨てで行くみたいだけど、そんなことより腕組みをしたことでリーチェのお乳が普段以上に強調されて目が離せないんだよ?
あ、こらリーチェ。ニヤッとしてるんじゃないやいっ。
城での話を終えた俺とシャロは、湖人族の皆さんと共に家族全員で一旦湖流の里に戻ってきて、そこで改めて城で起きた事を家族に共有した。
ライオネルさんには聞かせてもいい話だったかもしれないけど、むやみやたらと俺の争いに人を巻き込むのも良くないと思って今回の件は伝えない事にしたのだ。
長らくエルフ族の内戦に心を痛めてきたライオネルさんに、これ以上人の争いに関わって欲しくなかったしね。
「単純な戦闘力でぼく達が後れを取る要素は無いと思うけど、王国と帝国に強い影響力を持つメンバーなのが侮れないね。魔物や野生動物とは違った怖さを感じるよ」
「ごめんリーチェ。腕組み止めてから話してくれない? お前のおっぱいがあまりにも美味しそう過ぎて話が頭に入ってこないから」
「くっ……! 当たり前のようによそ見してくれるねぇっ!?」
ユッサユッサ揺らされるリーチェのおっぱいに気を取られていると、何処からともなくルッツさんの悔しそうな声が響いてくる。
でも俺にとっては視覚情報はみんなのおっぱいや可愛い顔を見る為に使う方が本来の仕様で、戦闘に用いる方が余所見なんだよ?
なんて言ったら流石にぶち切れられそうだな。黙っとこ。
全員で里に引っ込んだ俺は、液化の研究を進めたいキュールの要望を受けて、36名の液化湖人族を相手に湖流の瞳に入って手合わせをしているところだ。
液化のえっちな性能しか目の当たりにしていない家族のみんなも興味深々で、海中から岩やら杭やらを飛ばされている俺の姿を安全圏から楽しげに観戦している。
非戦闘員の前にはティムルとアウラがグランドドラゴンアクスとタイニームーンを持って立ちはだかっており、流れ弾対策もバッチリである。
「ルッツさんこそつまらない事に気を取られてないで集中して。液化で全力戦闘できる時間は短いんだから1秒だって無駄にしちゃダメだよ?」
「リーチェのおっぱいを凝視しながら言われても説得力皆無だって言ってんだよっ……! くっそぉ! 本当に当たらないっ……!」
今回は液化の性能実験的な側面もあるので、10分間は手出し禁止で回避に専念させられている。
膝の上まで湖流の瞳に浸かった状態で液化湖人族の猛攻を凌ぐのは容易じゃないんだけど、アウラとドギーにかっこいいところを見せてと家族にも湖人俗にも言われちゃった以上、俺が張り切らない理由など欠片も無いのだっ。
流弾砲で様々なものを俺に飛ばしながら、近接戦闘まで仕掛けてくる湖人族の連携は完璧としか言いようもなく、液化によって種族全員の思考が共有されている事実が殺意と共に伝わってくる。
これなら確かに海獣にだって後れを取ることは無いと思うけど、何で俺の女はみんな俺を本気で殺しに来るのか、これが分からない。
「何でダンは水の中でもあんなにスムーズに動けるのじゃ? メタドライブで液化も体得してしまったのかのう?」
「いいえフラッタ。どうやら旦那様は陸上で戦う時以上に無駄な動きを排して、水の抵抗を極小にまで抑え込んでいるみたいです。守人たちの槍だってあそこまで洗練されていないというのに、旦那様ったら……」
「ふぅむ。つまり体捌きの技術にもまだまだ先はあるということじゃなっ。本当にダンと一緒にいると妾の常識がどんどん塗り替えられて困るのじゃっ」
「うぅ……これでまたフラッタも飛躍的に腕を上げそうですぅ……。旦那様とフラッタ、相乗効果で腕を上げすぎなんですったらぁ……」
そういうヴァルゴだって、我が家の可愛いグランフラッタに一度だって負けてないくせに良く言うよ。
っと、リーチェのおっぱいを凝視していたらそろそろ10分経ちそうだ。
全力での液化戦闘はタイムリミットオーバーで帰水化し海に還ってしまうので、ここからはおっぱいから目を離してでも湖人族の相手をしないとなっ。
「それじゃそろそろ反撃させてもらうよー? 約束通り俺に捕まった人から陸に上がってね? えっちなことはしないから安心して」
「くっ、くそ……! まさか本当に掠りもしないなんて……! あっ……」
悔しそうに俺に槍を突き出すルッツさんをぎゅっと抱き締め、ほっぺにちゅっとキスしてあげる。
我が家の基準ではこれはえっち行為に当たらないのです。いや、一般基準に照らし合わせてもセーフだよね?
「ルッツさん捕まえたー。さ、液化を解いて岸でいい子で待っててね?」
「あ……は、はい……。ま、待ってます、ね……?」
ふふふ。青白い肌の湖人族は赤面すると直ぐ分かって楽しいなぁ。
種族全体が男慣れしてない初心な反応を返してくれるのも堪らないので、捕獲作業にもついついやる気が漲っちゃうんだよーっ。
「ちょっ!? なんで私へのキスはおっぱいに……! えっちはしないんじゃ……はぅんっ!?」
「クラーのおっぱい捕まえたーっ。いやぁクラーの乳首が俺に吸って欲しそうにつんつんしてたからつい? はむはむちゅぱちゅぱ」
水の中を高速移動していたクラーを捕まえ、躊躇なくそのおっぱいに吸い付いた。
けどまだ手合わせが済んでいない中、液化で全員を気持ちよくしてしまうのは流石に反則だと思うので、刺激少なめちゅうちゅうちゅぱちゅぱを繰り返しながらクラーを岸まで運んであげた。
これは一般基準ではエロ行為ですが、我が家基準では呼吸と同等の扱いなのでセーフです。
「あは。やっぱり私のおっぱいも吸いに来たね? 私のおっぱいもおねぇみたいにつんつんしてた?」
「うんうん。ミレーのおっぱいもこんなにつんつんしてるよぉ? はぁ美味し~……ちゅうちゅうれろれろ」
俺にキャッチされたミレーは、どうぞとばかりに自分から服を捲り上げておっぱいを差し出してくれた。
昨日からひたすら吸い続けている白めの乳首に吸い付いて、これまた刺激を与えないよう気をつけながら口の中で舐め回す。
クラーとミレーはルッツさんたちに会う前に散々おっぱいを吸ってあげたからか、俺の中の湖人族のカテゴリから少し逸脱している気がするな?
湖人族よりも扱いが我が家の家族に近い感じがするよ。はむはむれろれろ。
ミレーのこともおっぱいを吸いながら岸まで送ってあげて、岸で見学していたクラーの乳首と一緒に何度かベロベロと舐め回してあげてから、残りの湖人族の捕獲作業に戻る。
けど残っているのが少数で、しかもみんな10代だったので、捕獲する度にベロベロ乳首を舐め回すことになってしまった。美味しい楽しい。
「はい、ドギー捕まえたー。ドギーで最後だよね? お疲れ様ー。ぎゅーっ」
「ほ、本当にあっさり私たち全員を捕まえちゃいましたね……。それはそうと、私のおっぱいは吸ってくださらないんですか?」
「ドギーのおっぱいはあとでアウラのおっぱいと一緒に楽しませてもらおうと思ってね。さ、帰水化する前に液化を解いて。あと俺に敬語なんて必要ないよ」
正面から抱き締めたドギーのホッペに何度もちゅっちゅっとキスをしながら、岸で観戦していたアウラのところに一緒に移動する。
液化での戦闘を初めて見たアウラは興奮気味に俺からドギーを奪い取り、飛び跳ねるような動きで自分の興奮を必死にドギーに伝えている。
「すっごいよドギーちゃん! 水の中だけでもあんなに動けるなんて凄すぎるよーっ!」
「アウラちゃんにそう言ってもらえるのは嬉しいんだけど、私たち全員でもダンさんにはかすり傷1つ付けられなかったよぅ……」
「あれはパパがおかしいだけだから気にしなくていいよっ! ドギーちゃんも湖人族のみなさんも凄かったってばーっ!」
おおう、孝行娘のアウラが俺への配慮を忘れるくらい興奮しているな。
5つの種族の特性を全て持ち合わせている地上最強の生物であるアウラが、唯一その性能を発揮できない水中で縦横無尽に動けるドギーと友達になれたのは、お互いにとって凄く幸運なことだったのかもしれないなぁ。
「流弾砲で装備品も撃ち出せるのが分かったのは大きいね。今はもうみんなインベントリを使えるから、武器の運搬に困ることはもう無いでしょ」
「取り出し操作だけとは言え、水中でインベントリを使えることが驚きねぇ……。心配していた職業の祝福との反発も無さそうだし、湖人族のみなさんも安心して浸透を進められそうだわぁ」
「さぁティムル。感心してないで早く構えるのーっ。今度は私たちが湖人族のみんなに実力を披露する番なんだからねーっ」
楽しげに呪物の短剣を掲げるニーナを筆頭に、キュールとシャロを除く俺の家族全員が、俺に向かって本気の殺意を飛ばしてきている。
まさかチャールとシーズも手合わせに参加するとは思わなかったけど、逆に他のみんなとの職業浸透数の差がノイズに感じられて厄介かもしれないな。
「湖人族の皆さん、液化を見せてくれてありがとうなのっ。そのお礼ってわけじゃないけど、今度は私達の本気と、ダンの本気の片鱗を見せてあげるねーっ」
「ニーナさーん。そこは俺も本気だけで良くないですー? 片鱗とかつける必要無くないっすかー?」
「ふっふーん。私たち家族にダンが本気で向かってくるのはベッドの上だけなのっ。それは見てもらうよりもみんなで体験してもらった方がいいでしょー?」
「はいっ! 何1つ不満はございません! 全てはニーナ司令官のお心のままにっ!」
「私たちを止めたいなら、思いっきりえっちなことをして失神させてねっ! その間も襲い掛かるのは止めないから、1人でも怪我させたらダンの負けなのっ! それじゃいくよーっ!」
物凄く理不尽なルールを提示してくるニーナ司令官だけど、要するに俺に許された攻撃方法はえっちな攻撃のみってことですよね?
なら何の異論も無いぜ! かかって来いみんなーーーーっ!!
「あっはっは! 私じゃダンさんの相手には力不足ですけど、そう簡単に失神してあげませんよーっ!?」
「アウラーっ! ダンは絶対にムーリを護り抜くから、遠慮せずにタイニームーンで攻撃していいのーっ!」
「なんでムーリママのおっぱいを吸いながらフラッタママとヴァルゴママに対応できるのよーっ!? この人ちょっと色々と狂ってるでしょーっ!?」
俺の可愛いメスブタムーリちゃんはえっちの防御力が高すぎて最強に肉壁過ぎる……!
でも美味しいし可愛いしなんの問題も無いなっ! メスブタムーリ大好きーっ。
フラッタとヴァルゴは上手く対応してるけど、それでも慣れない砂浜にまだ少し足を取られているところがある。
2人が足場に慣れる前に、ムーリの意識を飛ばしてあげないと厳しいなっ。ちゅうちゅうれろれろ。
「ふふ、焦ってますねダンさんっ! いくら激しく動いても、そんな単調な動きで私を失神させられるとは思わないでくださいっ!」
「くっ! 流石は俺のメスブタムーリ。最高にえっちで手強いねっ! でもおかげで大好きなムーリのおっぱいをいつまでも吸ってられるなんて嬉しすぎるよ。はむはむちゅうちゅう」
「あははっ! こんなに振り回されてるのに、ダンさんったら私の体に負担がかからないように動いてますねー? んもーダンさんったら大好きすぎますーっ!」
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「流石に冤罪なんですけどーっ!? 俺が全力でおっぱいを吸ってもムーリが耐えているだけで、決して俺が手加減してるわけじゃ……」
「もんどーむよーなのっ! みんなー! ダンをとっちめるよーっ!」
「「「りょーかい!!」」」
いや了解すんなし! えっち以外の攻撃を封じてきたのはニーナ司令官じゃん!?
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くっ……! 流石にヤバい! ムーリのおっぱいが美味しすぎてヤバい!
じゃなくて、オーラとジャベリンソウルの中にチャールとシーズを参加させるのはマジでヤバい!
くっそ……! 年中発情中のムーリのおっぱいを永遠に吸っていたいところだけど、フラッタとヴァルゴを相手にするのにムーリのおっぱいで視界を閉ざすわけにはいかないか……!
断腸の思いでムーリの乳首を吸うのをやめて、メスブタムーリを正面から抱き締め、ブタ耳とブタしっぽをくりくり弄びながらムーリに愛を囁く。
「俺の可愛いえっちなムーリ。お前を愛することが出来て幸せだよ。お前に出会わせてくれたトライラム様に心から感謝してる」
「ダ、ダンさん……?」
「トライラム様が俺とムーリに預けてくれた子供達のこと、俺とムーリの2人で絶対に幸せにしような。子供達が幸せに巣立って行くのを、俺とムーリの2人でずっと見守っていこうね?」
「ダッ、ダダダダンさんと一緒に……! こ、子供達が巣立っていくところを……!」
「お前と一緒に、愛する子供達をずっと見守っていきたいんだ。俺と一緒に、必ず子供達を幸せにしようね。愛してるよ、俺だけの可愛い可愛いえっちなムーリ」
「は、はうぅぅ……! わ、私もぉ……! 私も愛してますぅ……! はむぅ!」
俺との幸福な未来で頭をいっぱいにさせたところに、メタドラバイブを使用した振動する舌でムーリの口内を徹底的に舐め回すことで、ようやく俺の可愛いメスブタムールの意識を刈り取る事に成功した。
えっちなくせに、子供達の幸福で失神するくらい幸せになりやがってぇ。
子供達に負けないくらいお前のことも幸せにしてやらないと気が済まなくなってくるじゃないかぁ!
「ムーリがやられたのっ! 全員警戒! ダンのえっちが始まるのっ!」
「1人にえっちし続けても怒られるし、撃退したらしたで警戒しないでくれませんかねぇっ!? もう全員まとめて幸せにしてやるーっ! かかってこいやぁっ!」
全員の本気の殺気と好意に当てられて、なんだか自分でもビックリするくらいに興奮してしまっているな。
これがニーナとムーリの作戦通りの状態なのだとしたら、まんまと乗せられちゃったみたいだね。
仕方ないので2人の手の平の上で、2人が望むように全員を思いきり気持ちよくしてやるしかあるまいよぉっ!
迫る決戦の日に備えて、腕や別の部分をしっかり磨いておかないとねーっ! みんな、大好きだぁーっ!
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