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786 酔っ払い
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「とりあえず今日の所はこんなとこかな?」
「はぁ~~っ!? 誰にも手を付けずに変えるとか、アンタそれでも男かいっ!?」
俺達はえっちな女神様に導かれてる説によってニーナの緊張が解れてくれたタイミングで、本日の話し合いの終了を提案する。
しかし何だか目が据わり始めたルッツさんが柄悪く絡んでくる。
「クラーとミレーのことは責任を持ってお持ち帰りさせてもらうけど、他の人の責任までは知らないっての」
「ミレーを通してとはいえ、ここにいる全員を弄んでおきながら知らぬ存ぜぬとはどういう了見だいっ!? 帰る前にちゃんと責任を持って全員を満足させないかっ!」
自分のおっぱいをわっしわっし揉みながら俺に責任を求めてくるルッツさん。
彼女の背後で様子を窺う他の湖人族さんも、そうだそうだと言わんばかりの熱っぽ視線を送ってくる。
だけど俺が如何におっぱい好きであろうとも、流石に触れても揉んでもしゃぶってもいないおっぱいの責任までは持てないってば。
「まさかミレーのおっぱいが種族全員と繋がってるなんて思わないよ。責任って言うならそっちこそ責任持って俺におっぱい触らせてくれなきゃ割に合わないよ?」
「だから抱いていけって話をしてるんじゃないかっ! おっぱいどころかその先までアンタの好き放題していいんだよっ!?」
「好き放題していいなら今日は解散させてよルッツさ~ん……。今日はクラーとミレーを思いきり可愛がりたい気分なんだ」
別に他の人は抱かないよーっと言ってるわけじゃないんだから、ちょっと落ち着いて欲しいんだよ?
この世界の女性たちが肉食系過ぎて、このままじゃ骨も残らないんだけど~?
大体さっき紹介を受けたとはいえ、まだ殆ど名前すら把握できてない人ばっかじゃえっちも楽しめないっての。
「なんでその2人はよくて私らは駄目なんだいっ。納得のいく説明をして貰わなきゃこのまま帰す訳にゃあいかないねぇっ!」
「この2人には襲撃のお仕置きにひたすらおっぱい吸ってあげたからね。その延長上でお持ち帰りするんだよ~っ」
「あ~……。ご主人様にとっての乳首責めって、本当にお仕置きの意味合いが強いんですかぁ」
まるで肉食獣のようにがっつくルッツさんを宥めていると、ほんわかした口調でシャロが口を開いた。
この場には女性しかいないからセーフだけど、俺以外の男がいる場所でそんなえっちな発言は控えてよ~?
「スレッドドレッドの巣穴前でひたすらおっぱいを責められた時って、ご主人様はまだ私に対して敵対的だったんですね……。危なかったです……」
「ラトリアの時も今回も、ダンって女性を無傷で制圧しようとして墓穴掘ってるよね? ホントにわざとじゃないみたいだけど」
「ダンさんはおっぱいが大好きですけど、普段は他にも色々してくれますから。敵対している相手には気を遣わずに、好きなだけおっぱいばっかり楽しんじゃうんでしょうか?」
「あはーっ。ダンには申し訳ないけど、流石におっぱいだけじゃもう満足出来ないわよねーっ。でもみんな母乳が出るようになっちゃったら、本当にいつまでもおっぱいしゃぶってきそうで怖いわぁ」
シャロ、リーチェ、ムーリ、ティムルのエロ四天王がおっぱい談議に花を咲かせている。
そんな姿見せられちゃったらおっぱい欲が高まるばかりじゃないかっ。
エロ四天王に煽られたおっぱい欲を、ターニアとエマのおっぱいにぶつけることでなんとか相殺する。
柔らかかったり硬かったりして最高だよぉ。もみもみ。くりくり。
カレンとラトリアはいち早く危機を察して距離を取ってしまったので、あとでいつも通りベッドに縛りつけて楽しもう。
「俺は面倒臭い男だからね。大好きなおっぱいに触るにも色々こだわりがあるんだ。明日もまた顔を出すから今日のところは帰してくれない?」
「駄目だねぇ! せっかく訪れた男を前に何もせずに帰しちまうなんざ女が廃るって……」
「そこまでだ! もう止めなルッツ!」
完全に酔っ払ってしまったのか、こちらの都合を無視して絡んでこようとするルッツさんを、他の湖人族の皆さんが羽交い締めにして止めてくれた。
その人達にもアーティを振る舞ったはずだけど、酔っ払いには個人差がある模様。
ぎゃーぎゃーと喚くルッツさんを4~5人で引っ張り戻しながら、ルッツさんと歳が近そうな30~40代くらいのイーマさんが慌てて頭を下げてくる。
「済まないダンさんっ! ルッツが失礼した! アタシらはアンタの意に反する事を強要するつもりは無いんだっ! 本当に済まないっ……!」
「ちょっとちょっと、頭をあげてよイーマさん。さっき軽く説明した通り、個人差はあるけどお酒は軽い興奮状態を引き起こしたりするものなんだ。ルッツさんの言動にはアーティを勧めた俺にも責任はあるよ」
「たとえ酒に飲まれていたとしても、族長と名乗った以上は粗相は許されないって……。待望の待ち人であるダンさんの来訪にルッツも舞い上がっちゃってたのかもしれないね」
「とりあえずイーマさんも気にしないで。ルッツさんのこともあまり責めないであげて欲しい。今日はクラーとミレーだけ連れて帰らせてもらうけど、他の人との付き合い方は明日改めて……って、ちょっと待ってなにやって……!」
俺がイーマさんと会話している後ろで、複数人に羽交い絞めにされたルッツさんがそのままの状態で湖流の瞳に叩き落されてしまった。
確かに族長としてルッツさんの言動は軽率だったかもしれないけど、酔っ払って拘束された状態で水に落とされるなんて下手すりゃ命に関わるぞ!?
いくら水と相性がいい湖人族とは言え、生まれて初めて酔っ払ったと思われるルッツさんと、酒に酔うという状態がどういうものなのかという知識がない湖人族の皆さんの組み合わせは普通にヤバいだろっ!
「直ぐに助けないとっ! 泳ぎの達人でも酔った状態じゃ溺れ死ぬ事があるんだ! いくら湖人族の皆さんでも万が一が……」
「落ち着いてダンさん。心配ないよ。あれは一種の治療行為というか、文字通り頭を冷やしてるだけだからね」
「いや心配するって! だって皆さん酒に酔っ払ったことってないんでしょ!? お酒のせいで普段ならありえない事故が起こる例なんていくらでも……!」
「落ち着きなってば。ちゃんと万が一に配慮して4~5人一緒に水に入ったろ?」
「……あ~、一緒に入った人たちって付き添いだったんだ?」
酔っ払った仲間をノリで川に落とすウェーイ系の水難事故が起こる心配をしたけれど、湖人族の皆さんはルッツさんの動きを拘束しながらも、水の中でルッツさんの様子に注視する為に一緒に入水したようだった。
液化すれば種族間での情報伝達もスムーズになるそうだし、万全のサポート体制と言えそうだ。
突然の蛮行にマジで焦っちゃったけど、どうやらイーマさんが口にした通り、本当に頭を冷やす為に種族のホームグラウンドである水中に引っ張り戻してあげただけのようだ。
その証拠に、一緒に水に入った人が水面に顔を出して心配ないよと手を振って見せてくれた。
「ダンさんごめーん! ルッツはダンさんに合わせる顔が無いって落ち込んじゃってるから、謝罪はまたにさせてくれるーっ!?」
「あ、いや酒を飲ませたこっちにも責任があるんだから、ルッツさんには気にしないよう言っておいてくれる!?」
「りょーかいー! あ、ダンさんも気にしないでねー? ダンさんが気にしちゃうとルッツがいつまでも気に病んじゃうからさー。それじゃまたねーっ!」
最低限のやり取りだけを済ませてもう1度潜っていく……誰さんだっけ? 流石にまだ全員の顔と名前が一致しないな。
だけどルッツさんを心配しているあの様子なら、族長の責任を追及してルッツさんを私刑にするなんて事はないだろう。
「ほらほらダンさんもさっさと帰って帰って。あの様子じゃダンさんが居る限りルッツは陸に上がってこないから、グズグズしてるとルッツが帰水化しちゃうかもよ~?」
「湖人族じゃない俺にはその冗談は通じないよぉイーマさん……」
「ははっ! 確かにねっ。でも冗談って分かってるなら充分さ」
ニヤニヤしながら湖人族ジョークを放つイーマさんに、思わずゲンナリとした反応を返してしまった。
けれどイーマさんはそんな俺の反応に気分を害することもなく、ケラケラと豪快に笑ってくれた。
……海に抱かれた種族、湖人族か。
海のような包容力と豪快さに満ち溢れた種族なのかもしれないね。
「ルッツさんが心配要らないなら失礼させてもらうね。今日はドタバタさせちゃってごめん」
「ドタバタしちゃったのはお互い様だよ。ただねダンさん。私やルッツを含めたここに居る全員がダンさんの感触を忘れてないってこと、覚えておいてくれよぉ~?」
「……へ~い。その辺の話も明日しよっか」
軽い調子ではあるけれど釘を刺してくる辺り、イーマさんも本音はルッツさんと一緒なんだろうな。
流石にここまで関わった以上見て見ぬ振りは出来ないから、湖人族全体とも真剣に向き合わなきゃいけないだろう。
「湖人族の状況は分かったけど、俺は1度愛した女性を他の男に譲れない独占欲の強い男だから、海のように自由な湖人族を束縛してしまうかもしれない。だから感情や状況に流されないで真剣に考えて欲しいな。俺との関係を」
「あっはっは! 本当に面倒臭いねダンさんは。言ってる事は分かるけど、あそこまで気持ちよくさせられたあとじゃあ考えても同じ結論しか出ないと思うけどっ?」
ひひひっと意地悪く笑いながら、会話を打ち切るようにじゃあねと背を向けるイーマさん。
う~ん……。まさか触れもしないで湖人族全員のおっぱいを気持ちよくさせてしまうとはなぁ。
おっぱいに特化した進化を遂げてくれた両手が我ながら頼もしすぎるんだよ?
「さ、帰ろうかみんな。あ、勝手に話進めちゃったけど、ミレーとクラーも一緒に来てくれる? ちなみに一緒に来てくれるってことは俺のお嫁さんになってもらうってことだけど」
「ん。来るなって言われても困るの。私もうダンのお嫁さんになる事しか考えられないから」
「……はぁ~。認めたくないけどミレーに同じよ。アレだけ気持ちよくされてひと晩放置されるみんなの同情しちゃうくらい疼いちゃってるもの……。それにミレーを独り送り出すよりは、私も一緒に相手してもらえるほうが安心だわ」
「了解。今晩は2人一緒に沢山可愛がってあげるよ。それじゃ2人を我が家にご招待させてもらうね。おいでおいでー」
俺の両手はターニアとエマのおっぱいをくりくりするのに忙しいので、2人に自主的に抱き付いてもらってポータルを発動する。
ここで迎賓館に戻ると、万が一帝国側に湖人族の存在を知らせる事になる可能性もあるので、今回はマグエルの自宅に帰還する事にした。
「え、えぇ~……? ほ、本当に一瞬で全然知らないところにきちゃった……。あの島に閉じ込められてる私達以外の人は、みんなこんなことが出来ちゃうわけぇ……?」
「えっとえっと……! 誰でも出来るようになるけど、別の能力を優先したせいでまだ使えない人も多いんだって。あ、勿論おねぇと私も覚えられるんだ。え~となんだっけ……。あ、そうそう、職業浸透って言ってね……」
俺に正面から抱きついたまま初めての移動魔法に驚愕するクラーと、そんなクラーにさっき我が家で聞きかじった知識を一生懸命解説するミレー。
ぎゅーっとしてあげたいけど邪魔しちゃ悪いし、ターニアとエマもこのまま続けて欲しそうだから現状維持のままでいこう。くりくりきゅーっ。
「ねーねーダン。これからどうするの? ミレーたちも混ぜていつも通り全員でするのー?」
「クラーとミレーの初めては2人一緒に貰ってあげたいから、まずはみんなとのえっちを済ませてから2人と改めてって感じを考えてるんだ。その間にお風呂の準備をしてもらえるとありがたいかな」
「あはーっ。お風呂場で2人を液化させて、姉妹2人の快感を重ね合わせた極上の初体験を提供するつもりなのねぇ? でも好色家も浸透しないうちからそんなえっち、流石に刺激が強すぎないかしらぁ?」
あっさりと全員での乱交を提案するニーナと、俺の考えなど完璧にお見通しのティムルお姉さん。
ティムルの言っている事にも確かに一理あるんだよな。ミレー1人のおっぱいを通して種族全員が気をやってしまったわけだし。
姉妹2人分の刺激を重ね合わせたらどれほどの快感を得られるのか楽しみで仕方ない反面、2人には負担が大きすぎるかもしれない。
……大きすぎたとしても止める気はないけど?
「そこは俺の方で気をつけるしかないけど、ここは俺の好きにさせてもらうつもりだよ。なんたってこの2人は本気で俺を殺そうとしてきたからね。多少のお仕置きは覚悟してもらうさ」
「あっはっは! そういう大義名分でもないと君は女の子を乱暴に扱えないもんねっ。それじゃあ2人の負担が少しでも軽くなるように、ぼく達が全力でダンの余力を搾り取ってあげるよーっ」
家の扉を開きながら宣戦布告してくるエロリーチェ。
彼女に招かれながら家に入り、すっかり臨戦態勢になった家族のみんなと共に真っ直ぐに寝室に向かう。
今日はひたすらミレーばっかり可愛がってあげちゃったからなぁ。
半日ぐらいみんなを愛してあげられてないし、すっかりお腹が減っちゃったのかもしれないね。
「それじゃクラーとミレーは少し休んでて。ラトリア、エマ。2人に軽食とお茶を用意してあげて」
「畏まりました。どうぞお2人共こちらへ」
「あ、ど、どうも。お、お世話になります……?」
クラーとミレーの2人をキスで送り出し、まずは我が家のえっち事情を寛ぎながら見学してもらう。
本日2人にはかなり肉体的、精神的な負担をかけてしまっているので、1度しっかり休ませてあげたほうがいいだろう。
このあと衝撃の初体験を味わってもらうわけだからなっ!
「まぁまぁ遅い時間になっちゃったし、今日は若い順から相手してあげるね。アウラと14歳の3人、あとニーナとムーリも一緒にしよっか」
「ほっほーう? 開幕から6人同時とは随分興奮しておるようじゃなぁ? どうやら湖人族の情欲に当てられてすっかりやる気満々のようなのじゃ」
「好きなだけ私に興奮を注いでくれていいですからねーっ。なんならアウラよりもいっぱい注いでくれるとえっちなムーリは嬉しいんですけどっ?」
「ム、ムーリママなら本当に受け止めちゃいそうで冗談に聞こえないよ~……? む、無理しちゃダメだからね?」
賑やかにベッドに上がってくる10代メンバーを、かわりばんこに抱き締める。
え? ムーリは20歳だって? 満年齢換算なら19歳だからセーフでーす。
仮にムーリが夏前に生まれてたら満年齢でも20歳だけど、俺が19歳だと思ってる限り今年いっぱいムーリは19歳なんですぅー。
愛娘のアウラと成人詐欺のムーリを押し倒し、早速2人の中にお邪魔する。
一気に30人以上奥さんが増える流れになってしまったけど、今居るみんなのことだって今まで以上に可愛がってあげないとなっ。
行くぜみんな! 今日も全身全霊をかけて、全員のお腹をたぷたぷにしてあげちゃうんだよーっ!
「はぁ~~っ!? 誰にも手を付けずに変えるとか、アンタそれでも男かいっ!?」
俺達はえっちな女神様に導かれてる説によってニーナの緊張が解れてくれたタイミングで、本日の話し合いの終了を提案する。
しかし何だか目が据わり始めたルッツさんが柄悪く絡んでくる。
「クラーとミレーのことは責任を持ってお持ち帰りさせてもらうけど、他の人の責任までは知らないっての」
「ミレーを通してとはいえ、ここにいる全員を弄んでおきながら知らぬ存ぜぬとはどういう了見だいっ!? 帰る前にちゃんと責任を持って全員を満足させないかっ!」
自分のおっぱいをわっしわっし揉みながら俺に責任を求めてくるルッツさん。
彼女の背後で様子を窺う他の湖人族さんも、そうだそうだと言わんばかりの熱っぽ視線を送ってくる。
だけど俺が如何におっぱい好きであろうとも、流石に触れても揉んでもしゃぶってもいないおっぱいの責任までは持てないってば。
「まさかミレーのおっぱいが種族全員と繋がってるなんて思わないよ。責任って言うならそっちこそ責任持って俺におっぱい触らせてくれなきゃ割に合わないよ?」
「だから抱いていけって話をしてるんじゃないかっ! おっぱいどころかその先までアンタの好き放題していいんだよっ!?」
「好き放題していいなら今日は解散させてよルッツさ~ん……。今日はクラーとミレーを思いきり可愛がりたい気分なんだ」
別に他の人は抱かないよーっと言ってるわけじゃないんだから、ちょっと落ち着いて欲しいんだよ?
この世界の女性たちが肉食系過ぎて、このままじゃ骨も残らないんだけど~?
大体さっき紹介を受けたとはいえ、まだ殆ど名前すら把握できてない人ばっかじゃえっちも楽しめないっての。
「なんでその2人はよくて私らは駄目なんだいっ。納得のいく説明をして貰わなきゃこのまま帰す訳にゃあいかないねぇっ!」
「この2人には襲撃のお仕置きにひたすらおっぱい吸ってあげたからね。その延長上でお持ち帰りするんだよ~っ」
「あ~……。ご主人様にとっての乳首責めって、本当にお仕置きの意味合いが強いんですかぁ」
まるで肉食獣のようにがっつくルッツさんを宥めていると、ほんわかした口調でシャロが口を開いた。
この場には女性しかいないからセーフだけど、俺以外の男がいる場所でそんなえっちな発言は控えてよ~?
「スレッドドレッドの巣穴前でひたすらおっぱいを責められた時って、ご主人様はまだ私に対して敵対的だったんですね……。危なかったです……」
「ラトリアの時も今回も、ダンって女性を無傷で制圧しようとして墓穴掘ってるよね? ホントにわざとじゃないみたいだけど」
「ダンさんはおっぱいが大好きですけど、普段は他にも色々してくれますから。敵対している相手には気を遣わずに、好きなだけおっぱいばっかり楽しんじゃうんでしょうか?」
「あはーっ。ダンには申し訳ないけど、流石におっぱいだけじゃもう満足出来ないわよねーっ。でもみんな母乳が出るようになっちゃったら、本当にいつまでもおっぱいしゃぶってきそうで怖いわぁ」
シャロ、リーチェ、ムーリ、ティムルのエロ四天王がおっぱい談議に花を咲かせている。
そんな姿見せられちゃったらおっぱい欲が高まるばかりじゃないかっ。
エロ四天王に煽られたおっぱい欲を、ターニアとエマのおっぱいにぶつけることでなんとか相殺する。
柔らかかったり硬かったりして最高だよぉ。もみもみ。くりくり。
カレンとラトリアはいち早く危機を察して距離を取ってしまったので、あとでいつも通りベッドに縛りつけて楽しもう。
「俺は面倒臭い男だからね。大好きなおっぱいに触るにも色々こだわりがあるんだ。明日もまた顔を出すから今日のところは帰してくれない?」
「駄目だねぇ! せっかく訪れた男を前に何もせずに帰しちまうなんざ女が廃るって……」
「そこまでだ! もう止めなルッツ!」
完全に酔っ払ってしまったのか、こちらの都合を無視して絡んでこようとするルッツさんを、他の湖人族の皆さんが羽交い締めにして止めてくれた。
その人達にもアーティを振る舞ったはずだけど、酔っ払いには個人差がある模様。
ぎゃーぎゃーと喚くルッツさんを4~5人で引っ張り戻しながら、ルッツさんと歳が近そうな30~40代くらいのイーマさんが慌てて頭を下げてくる。
「済まないダンさんっ! ルッツが失礼した! アタシらはアンタの意に反する事を強要するつもりは無いんだっ! 本当に済まないっ……!」
「ちょっとちょっと、頭をあげてよイーマさん。さっき軽く説明した通り、個人差はあるけどお酒は軽い興奮状態を引き起こしたりするものなんだ。ルッツさんの言動にはアーティを勧めた俺にも責任はあるよ」
「たとえ酒に飲まれていたとしても、族長と名乗った以上は粗相は許されないって……。待望の待ち人であるダンさんの来訪にルッツも舞い上がっちゃってたのかもしれないね」
「とりあえずイーマさんも気にしないで。ルッツさんのこともあまり責めないであげて欲しい。今日はクラーとミレーだけ連れて帰らせてもらうけど、他の人との付き合い方は明日改めて……って、ちょっと待ってなにやって……!」
俺がイーマさんと会話している後ろで、複数人に羽交い絞めにされたルッツさんがそのままの状態で湖流の瞳に叩き落されてしまった。
確かに族長としてルッツさんの言動は軽率だったかもしれないけど、酔っ払って拘束された状態で水に落とされるなんて下手すりゃ命に関わるぞ!?
いくら水と相性がいい湖人族とは言え、生まれて初めて酔っ払ったと思われるルッツさんと、酒に酔うという状態がどういうものなのかという知識がない湖人族の皆さんの組み合わせは普通にヤバいだろっ!
「直ぐに助けないとっ! 泳ぎの達人でも酔った状態じゃ溺れ死ぬ事があるんだ! いくら湖人族の皆さんでも万が一が……」
「落ち着いてダンさん。心配ないよ。あれは一種の治療行為というか、文字通り頭を冷やしてるだけだからね」
「いや心配するって! だって皆さん酒に酔っ払ったことってないんでしょ!? お酒のせいで普段ならありえない事故が起こる例なんていくらでも……!」
「落ち着きなってば。ちゃんと万が一に配慮して4~5人一緒に水に入ったろ?」
「……あ~、一緒に入った人たちって付き添いだったんだ?」
酔っ払った仲間をノリで川に落とすウェーイ系の水難事故が起こる心配をしたけれど、湖人族の皆さんはルッツさんの動きを拘束しながらも、水の中でルッツさんの様子に注視する為に一緒に入水したようだった。
液化すれば種族間での情報伝達もスムーズになるそうだし、万全のサポート体制と言えそうだ。
突然の蛮行にマジで焦っちゃったけど、どうやらイーマさんが口にした通り、本当に頭を冷やす為に種族のホームグラウンドである水中に引っ張り戻してあげただけのようだ。
その証拠に、一緒に水に入った人が水面に顔を出して心配ないよと手を振って見せてくれた。
「ダンさんごめーん! ルッツはダンさんに合わせる顔が無いって落ち込んじゃってるから、謝罪はまたにさせてくれるーっ!?」
「あ、いや酒を飲ませたこっちにも責任があるんだから、ルッツさんには気にしないよう言っておいてくれる!?」
「りょーかいー! あ、ダンさんも気にしないでねー? ダンさんが気にしちゃうとルッツがいつまでも気に病んじゃうからさー。それじゃまたねーっ!」
最低限のやり取りだけを済ませてもう1度潜っていく……誰さんだっけ? 流石にまだ全員の顔と名前が一致しないな。
だけどルッツさんを心配しているあの様子なら、族長の責任を追及してルッツさんを私刑にするなんて事はないだろう。
「ほらほらダンさんもさっさと帰って帰って。あの様子じゃダンさんが居る限りルッツは陸に上がってこないから、グズグズしてるとルッツが帰水化しちゃうかもよ~?」
「湖人族じゃない俺にはその冗談は通じないよぉイーマさん……」
「ははっ! 確かにねっ。でも冗談って分かってるなら充分さ」
ニヤニヤしながら湖人族ジョークを放つイーマさんに、思わずゲンナリとした反応を返してしまった。
けれどイーマさんはそんな俺の反応に気分を害することもなく、ケラケラと豪快に笑ってくれた。
……海に抱かれた種族、湖人族か。
海のような包容力と豪快さに満ち溢れた種族なのかもしれないね。
「ルッツさんが心配要らないなら失礼させてもらうね。今日はドタバタさせちゃってごめん」
「ドタバタしちゃったのはお互い様だよ。ただねダンさん。私やルッツを含めたここに居る全員がダンさんの感触を忘れてないってこと、覚えておいてくれよぉ~?」
「……へ~い。その辺の話も明日しよっか」
軽い調子ではあるけれど釘を刺してくる辺り、イーマさんも本音はルッツさんと一緒なんだろうな。
流石にここまで関わった以上見て見ぬ振りは出来ないから、湖人族全体とも真剣に向き合わなきゃいけないだろう。
「湖人族の状況は分かったけど、俺は1度愛した女性を他の男に譲れない独占欲の強い男だから、海のように自由な湖人族を束縛してしまうかもしれない。だから感情や状況に流されないで真剣に考えて欲しいな。俺との関係を」
「あっはっは! 本当に面倒臭いねダンさんは。言ってる事は分かるけど、あそこまで気持ちよくさせられたあとじゃあ考えても同じ結論しか出ないと思うけどっ?」
ひひひっと意地悪く笑いながら、会話を打ち切るようにじゃあねと背を向けるイーマさん。
う~ん……。まさか触れもしないで湖人族全員のおっぱいを気持ちよくさせてしまうとはなぁ。
おっぱいに特化した進化を遂げてくれた両手が我ながら頼もしすぎるんだよ?
「さ、帰ろうかみんな。あ、勝手に話進めちゃったけど、ミレーとクラーも一緒に来てくれる? ちなみに一緒に来てくれるってことは俺のお嫁さんになってもらうってことだけど」
「ん。来るなって言われても困るの。私もうダンのお嫁さんになる事しか考えられないから」
「……はぁ~。認めたくないけどミレーに同じよ。アレだけ気持ちよくされてひと晩放置されるみんなの同情しちゃうくらい疼いちゃってるもの……。それにミレーを独り送り出すよりは、私も一緒に相手してもらえるほうが安心だわ」
「了解。今晩は2人一緒に沢山可愛がってあげるよ。それじゃ2人を我が家にご招待させてもらうね。おいでおいでー」
俺の両手はターニアとエマのおっぱいをくりくりするのに忙しいので、2人に自主的に抱き付いてもらってポータルを発動する。
ここで迎賓館に戻ると、万が一帝国側に湖人族の存在を知らせる事になる可能性もあるので、今回はマグエルの自宅に帰還する事にした。
「え、えぇ~……? ほ、本当に一瞬で全然知らないところにきちゃった……。あの島に閉じ込められてる私達以外の人は、みんなこんなことが出来ちゃうわけぇ……?」
「えっとえっと……! 誰でも出来るようになるけど、別の能力を優先したせいでまだ使えない人も多いんだって。あ、勿論おねぇと私も覚えられるんだ。え~となんだっけ……。あ、そうそう、職業浸透って言ってね……」
俺に正面から抱きついたまま初めての移動魔法に驚愕するクラーと、そんなクラーにさっき我が家で聞きかじった知識を一生懸命解説するミレー。
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「ねーねーダン。これからどうするの? ミレーたちも混ぜていつも通り全員でするのー?」
「クラーとミレーの初めては2人一緒に貰ってあげたいから、まずはみんなとのえっちを済ませてから2人と改めてって感じを考えてるんだ。その間にお風呂の準備をしてもらえるとありがたいかな」
「あはーっ。お風呂場で2人を液化させて、姉妹2人の快感を重ね合わせた極上の初体験を提供するつもりなのねぇ? でも好色家も浸透しないうちからそんなえっち、流石に刺激が強すぎないかしらぁ?」
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……大きすぎたとしても止める気はないけど?
「そこは俺の方で気をつけるしかないけど、ここは俺の好きにさせてもらうつもりだよ。なんたってこの2人は本気で俺を殺そうとしてきたからね。多少のお仕置きは覚悟してもらうさ」
「あっはっは! そういう大義名分でもないと君は女の子を乱暴に扱えないもんねっ。それじゃあ2人の負担が少しでも軽くなるように、ぼく達が全力でダンの余力を搾り取ってあげるよーっ」
家の扉を開きながら宣戦布告してくるエロリーチェ。
彼女に招かれながら家に入り、すっかり臨戦態勢になった家族のみんなと共に真っ直ぐに寝室に向かう。
今日はひたすらミレーばっかり可愛がってあげちゃったからなぁ。
半日ぐらいみんなを愛してあげられてないし、すっかりお腹が減っちゃったのかもしれないね。
「それじゃクラーとミレーは少し休んでて。ラトリア、エマ。2人に軽食とお茶を用意してあげて」
「畏まりました。どうぞお2人共こちらへ」
「あ、ど、どうも。お、お世話になります……?」
クラーとミレーの2人をキスで送り出し、まずは我が家のえっち事情を寛ぎながら見学してもらう。
本日2人にはかなり肉体的、精神的な負担をかけてしまっているので、1度しっかり休ませてあげたほうがいいだろう。
このあと衝撃の初体験を味わってもらうわけだからなっ!
「まぁまぁ遅い時間になっちゃったし、今日は若い順から相手してあげるね。アウラと14歳の3人、あとニーナとムーリも一緒にしよっか」
「ほっほーう? 開幕から6人同時とは随分興奮しておるようじゃなぁ? どうやら湖人族の情欲に当てられてすっかりやる気満々のようなのじゃ」
「好きなだけ私に興奮を注いでくれていいですからねーっ。なんならアウラよりもいっぱい注いでくれるとえっちなムーリは嬉しいんですけどっ?」
「ム、ムーリママなら本当に受け止めちゃいそうで冗談に聞こえないよ~……? む、無理しちゃダメだからね?」
賑やかにベッドに上がってくる10代メンバーを、かわりばんこに抱き締める。
え? ムーリは20歳だって? 満年齢換算なら19歳だからセーフでーす。
仮にムーリが夏前に生まれてたら満年齢でも20歳だけど、俺が19歳だと思ってる限り今年いっぱいムーリは19歳なんですぅー。
愛娘のアウラと成人詐欺のムーリを押し倒し、早速2人の中にお邪魔する。
一気に30人以上奥さんが増える流れになってしまったけど、今居るみんなのことだって今まで以上に可愛がってあげないとなっ。
行くぜみんな! 今日も全身全霊をかけて、全員のお腹をたぷたぷにしてあげちゃうんだよーっ!
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