異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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779 7番目の種族

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「これじゃ槍というより杭だな……。でも、いったい誰がどうやって……?」


 アイスコフィンで発生させた足場を跳び回りながら、俺に向かって杭のような物が放たれた海面を観察する。

 けれど魔力を弾く水面に邪魔されて生体察知も機能しないし、目視では海の中まではあまり見通せなかった。


 昔実家の田んぼに打ちつけていた杭のように、木の棒の先端を粗く削っただけに見える飛来物は、原始的ながらも間違いなく人工物だろう。

 しかし投擲にしては速すぎる速度で飛んできた杭を放ったであろう人物の姿は何処にも見当たらなかった。


「海面に上半身だけ出して、腕の力だけであの勢いで投擲するのはフラッタだって無理だよな? かと言って海中じゃ魔力は使えないはず……って、うおっ!?」


 ぴょんぴょんとアイスコフィンを飛び移りながら考え事をしていると、足場にしようと思ったアイスコフィンが発生した場所目掛けて猛スピードで杭が飛んでくる。

 どうやら俺本体じゃなくって足場を狙ってきたようだ。知性を感じる攻め手だねっ!


「『青き揺り篭。秘色の檻。汝、凍てつく終焉たる者よ。アイスコフィン』! ……ちっ! また誰も居ない!?」


 俺の反応速度で杭の発射地点を確認しても、そこには人影どころか波紋すら立っていなかった。


 気配遮断スキルや姿を消すマジックアイテムであるクリアヴェールを用いても、水面を動かさずに動くのは不可能なはず……。

 となると考えられるのは俺の認識を阻害しているのか、もしくはインベントリのように亜空間からいきなり杭を放っている可能性も……?


「なんにしてもこのままじゃ埒が明かないか……。虎穴ならぬ海中に入らなければ活路は見出せなさそうだ」


 下方向空から空中に居る俺に向かって杭が放たれている以上、杭を放っている存在は下に、恐らく海中に潜んでいるはずだ。

 次に杭を放たれた瞬間、腹を括って海中に飛び込んでやろうじゃないか。


 これでも人並みに水泳は出来たし、今の俺なら五感補正で水の感触を捉えて身体操作性補正で最適な動きで泳ぐことも出来るだろ。

 こんな海のど真ん中で海中に飛び込むなんて自殺行為も良いところだけど、夜になって明かりが失われる前に決断しなければなるまいよ。


 しかしそんな俺の決意を感じ取ったのか、なかなか放たれない次の杭。


 もしかしたら弾切れの可能性もあるけど……。

 なんとなくこっちの思惑を感じ取られたような気がして仕方ない。


 このまま完全に日が落ちるのを待っているのか、どうせ回避されるであろう無駄弾を放つのを躊躇っているのか。

 でもそっちの思惑に付き合ってあげる義理もないんだわ。


「そっちがあの島の関係者かどうかは知らないけど、馬鹿正直にお前に従う気はないっ! 『青き揺り篭。秘色の檻。汝、凍てつく終焉たる者よ。アイスコフィン』」


 今まで一定の範囲を周回するようにはなっていたアイスコフィンを、島影に向けて生成する。


 こちらとしちゃあ姿の見えない襲撃者よりも、目に見えている島影の方が優先度は上なんだよ。

 杭を放っている相手と島影には何の関係が無かったとしても、ここで手を拱いているよりはずっと良いはずだ。


「……見つけたっ!」


 しかし遥か前方のアイスコフィンを目指して脚に力を込めた瞬間、何も無い水面から新たな杭が現れ、俺の前方から跳躍を阻むように一直線に向かってくる。

 島に向かう宣言をしたと途端にそれを阻んでくる辺り、やはり襲撃者はあの島影と関係がありそうだ。


 相変わらず杭が出現した場所には誰も居ないけれど、無詠唱で発動した新たなアイスコフィンを足場にして、杭と擦れ違うようにして杭が放たれた水面に向かって跳躍する。

 メタドライブと魔法障壁で海面との衝突の衝撃を防ぎながら、弾丸のような勢いで何もない海面にダイブした。


「きゃああっ!?」

「そこだぁっ!」


 すぐ傍で上がった若い女の悲鳴に手を伸ばすと、むにゅっと柔らかいものを掴んだ手応えを感じる。

 お約束のラッキースケベならこれはおっぱいのはずなので、俺に矢を放ってきた代金としてモミモミさせていただきましょうねー。


 おっとぉ? 先端がちょっと陥没気味ではないですか。これはとても新鮮ですね。ほじほじ。


「なっ!? 何コイツ……!? なんでこの水飛沫の中正確に私の胸を……って、引っ張っちゃだめぇ!」

「おねぇっ!? 待って、今行くっ!」


 未だに顔も姿も見えない相手の立ち上がった乳首をきゅううううううっと引っ張りあげてやっていると、少し離れたところからもう1つおっぱいが近づいて来る気配が感じられた。


 しかしこうして陥没気味だった乳首を思いきり捻りあげているというのに、未だに生体察知に反応がないのが不思議すぎる。

 襲撃者の存在は、瞬く間にピンと立った陥没乳首の硬さだけが証明しているな。きゅううううううっ。


「やああああんっ! 乳首、乳首取れちゃうよぉぉっ……!」

「おねぇを……離せぇっ! ……って、ひゃぁんっ!?」


 顔の水を拭う余裕も無く乳首を引っ張りあげてるので未だ視界は閉ざされたままだけど、俺に突き出された杭を気配だけで躱して、杭を放ってきた相手のおっぱいの先端をくいーっと捻りあげる。

 そして怯んだ一瞬で相手を抱き寄せて、身体操作性と敏捷性を活かした高速の乳首扱きを体験していただいた。


「「ああああああああああっ……! やあああああああっ……!」」


 沈みかけた夕日に染まる紅の海に響き渡る、誰とも知れぬ相手の嬌声。

 なんだかフラッタとリーチェを家族に迎える前に弄り倒してやった事を思い出すなぁ。こしこしこしこしっ。


 流石にここまでやった以上、家族が増えるのも致し方ないというものだ。

 新婚さん2名、いらっしゃ~い?


「「も、やぁだぁ……。ち……くび、やぁぁぁ……」」

「っとと。生体反応がこっちに……海洋生物か」


 ひたすら襲撃者の乳首を高速でこしこししていると、海中から夥しい数の気配が近づきつつあるのが分かった。

 やっぱり海洋生物はいるよなぁ? なのになんでこの襲撃者たちは襲われなかったんだ? こしこしこしこしっ。


 なんにしても、今の俺は薄緑の髪を伸ばしたやや大きめのヴァルゴサイズおっぱいを持つ2人の女性の乳首を扱くのに忙しいので、泳いで島を目指しながら何とか海洋生物をやり過ごしていこう。


「ちょうど実験もしなきゃいけなかったからこの機会に試させてもらうよ! 造魔、アポリトボルボロス!」


 これでダメなら諦めて乳首を離すしかないなと思いつつ、俺達の頭上に巨大なアポリトボルボロスを造魔召喚する。

 やはりイントルーダーの召喚には尋常じゃない魔力を消費するけれど、乳首を弄っている時の俺が魔力枯渇を起こす心配は無いからなっ! 主に気合と興奮的な意味で!


「俺達をその身に匿い、海洋生物を撃退しながらあそこに見える島まで運んでくれ!」


 意識が襲撃者の乳首に向いているので思考だけで指示を出す自信が無かった俺は、一瞬置いて海面に落下してくるアポリトボルボロスに、ノーリッテがやったように俺と襲撃者2人をその体内に取り込むように指示を出す。

 すると水飛沫をあげて海面に激突しながら、その勢いのままニュルっと俺達を体内に取り込むアポリトボルボロス。


「おおすげぇ。マジで喋れるし息も出来るじゃん……」


 ノーリッテに1度実演されていたから出来る確証はあったけど、万が一オリジナルイントルーダーで無ければ出来ない芸当だったら危なかった。

 コイツらの乳首を離して剣を握らないといけないところだったぜぇ……!


 半液体の流動体であるアポリトボルボロスは海の中でもその身体を器用に動かし、海洋生物すら置き去りにするスピードで泳ぎ始める。

 なのに中の俺達には何の衝撃も重力も感じないなんて、最っ高の乗り物だなー。


「はぁっ……! はぁっ……! わ、私のおっぱい弄って良いからぁ……。ミレーはぁ……ミレーのことはぁ……!」

「おねぇ……! 怖いよおねぇ……!」

「庇い合ってるとこ悪いけど、俺は敵対者に容赦する気は一切無いよ? 島に着くまでどこまでも気持ちよくしてやるよ。はむっ」

「「や、ぁぁぁっ……!!」」


 どうやら姉妹らしい2人を抱き寄せて、姉妹のおっぱいを一緒にちゅぱちゅぱしゃぶってあげる。

 執拗な乳首責めで完全に脱力した名前も知らない姉妹は、これまた名前も知らないであろう初対面の男に無抵抗に乳首をしゃぶられ続けている。


 妻の居ぬ間に行きずりの女の乳首をしゃぶるっていうのもなかなか乙なものだなぁ。

 夕日に染まって赤みを帯びる姉妹の乳首をしゃぶりながら改めて2人を観察すると、どうやらチューブトップブラのようなおっぱいだけを隠すような布を身につけていたようだ。

 始めにおっぱいを鷲掴みにした時は布の中に手を差し込んだ形だったようだね。今は2人ともおっぱいの上に捲り上げられて服の意味をなしてないけど。


「ちゅうちゅうれろれろ。はむはむ。ちゅううう……っぽん。はむはむれろれろ」

「はぅ……! は、ぁぁ……! は、んぁぁっ……!」

「べろんべろん。がじがじ。ちゅっちゅっちゅううううう……っぽん。と、残念ながら陸地に到着かー。はむはむ」


 もうひと晩中でもおっぱいをしゃぶる気満々だったけど、アポリトボルボロスの高速移動によって数分と待たずに目的地の島へと到着してしまった。

 波打ち際にベッと排出してもらって、アポリトボルボロスに海洋生物を撃退させながら生体察知を発動すると、今度は姉妹の生体反応が感じられた。


 でも周りには他の反応は無いようなので、再度口の中に2人の乳首を迎え入れる。


「「はぅ……。ぁ、ぁぁ……」」

「すっかり出来上がっちゃっておっぱいも美味しくて仕方ないんだけど、この娘たちどうしようかな?」


 流石にこのままで放置は出来ないけど、未だに俺はこの2人の名前も知らないんだよなー。はむはむ。

 勿論鑑定しちゃえば1発なんだけど、このお互い名前も知らないというシチュエーションは今しか味わえないものなので、後悔しないようにしっかり味わっておきたくてですね……れろれろ。


 でも日が落ちたら帰るって言っちゃったしなぁ。

 この2人を迎賓館に連れて行くわけにはいかないだろうから、ここで話を聞かなきゃいけないね。


 ということで2人が身に着けていたチューブトップタイプの胸当てで彼女たち自身の腕を後ろ手に縛り上げ、並んで押し倒した妹ちゃんのほうのおっぱいをしゃぶり、両手ではお姉ちゃんのおっぱいと空いている側の妹のおっぱいをくりくりきゅっきゅと弄ぶ。


「さぁてお姉ちゃん。妹のおっぱいを助けたければ俺の質問に答えるんだ。ちゅううううっ……」

「はぁぁ……! おねぇ……おねぇっ……!」

「ミレー……! 姉さんが直ぐに助けてあげ……ひゃぁんっ!?」

「お姉ちゃんの乳首も可愛がらないとは言ってないからねー? 引き篭もりの乳首をくいくいきゅっきゅされながら、妹ちゃんの為にがんばえー?」


 完全に姉妹を弄ぶゲス男ムーブだけど、家族の皆とは出来ないシチュエーションだからなかなか興奮するなっ。

 快楽に身悶えながらも悔しそうに俺を睨みつけてくるお姉ちゃんと、お姉ちゃんに助けを求めるように視線を向けながらも俺の乳首責めに屈する妹ちゃんの対比が最高だねっ。


「まず答えやすい質問からだ。お前たちの名前と年齢。そして職業は?」

「わ、私は『クラー』で、妹は『ミレー』です……。妹は17、私は22で、2人とも『湖人族』です……」

「『湖人族こびとぞく』……。そしてクラー22歳とミレー17歳ね。はむはむ。17歳のおっぱいは美味しいなぁ」

「くっ……! ミレー、もうちょっとだけ頑張って……!」


 姉のクラーを煽る為だけにこんな発言をしちゃったけど、おっぱいの味と年齢は関係ないというのが俺の見解なんだよ?

 なにせ我が家では500歳近いエロ神様のおっぱいが1番美味しいからね。


 ま、素直に答えてくれたことだし、そろそろ吸うのは止めてあげようか。話が進まないし。

 指先で優しくコネコネするに留めましょうねー。


「素直に話したクラーに免じて、ミレーのおっぱいを吸うのは止めてあげるよ。その調子で素直に答えてくれたらちゃんと解放してあげるからね」

「んっ……。な、なら早く次の質問をお願い……!」

「じゃあ聞くけど、なんでクラーとミレーは俺の命を狙ってきたんだ? 今こうして俺に好き勝手にクラーの恥ずかしがり屋なおっぱいの先っぽを弄ばれてるけど、返り討ちにされて殺されてもおかしくなかったんだよ?」


 始め陥没していたクラーの乳首は、1度ピンと立ったが最後、何度指で押し戻しても自己主張を止めないおっぱいだ。

 出したものは仕舞いましょうねと乳首をぐりぐり指先で押し込みながら問いかけると、クラーは俺をきっと睨んで捲し立ててくる。


「し、仕方ないでしょ……!? 島に向かって高速で飛んでくる相手なんて普通じゃないって思うに決まってる! 島を守るためにはああするしか……!」

「ぐうの音も出ない正論だった……。相手のテリトリーに不法侵入したのは俺の方かぁ」

「納得したなら乳首から指を離してぇ……! す、吸わなきゃいいってものじゃないんだからねっ!?」

「まぁまぁ、話が終わるまではこのまま弄くらせておいてよ。次はいくつか確認させてもらうから」


 未だに息の整わない妹のミレー17歳と、段々と強気になりつつある姉のクラー22歳の乳首を指先で弄びながら、いくつか簡単な質疑応答を済ませる。


 まず彼女たち湖人族も、俺をひと目見た瞬間に人間族という異種族である事が直感出来たそうだ。

 そして職業の知識は一切なく、だけどステータスプレートの表示方法だけは分かっていた。

 最初の質問で村人だと答えなかったのは、職業の祝福の事を知らなかったからのようだ。


 湖人族はこの島で生活している少数民族で、文字を持たない彼女達がいつからこの世界に訪れたのかは誰にも分からないらしい。

 湖人族は『液化』と呼ばれる種族特性を持ち、海や川では絶対的なアドバンテージを誇る……と。


「液化についてもう少し詳しい話を聞きたいところだけど……。日が落ちたからもう帰らないといけないんだよね俺。だから2人はここで解放してあげるけど、明日また話を聞かせてくれないかな? ダメ?」

「お、おっぱいをつっつかれながら解放するって言われても、全然納得出来ないからぁ!」

「ほ~らほ~ら。お姉ちゃんが早く話さないと、ミレーのおっぱいも俺につんつんされたままなんだよー?」

「んっ……あんっ……。わ、私の事は気にしないでおねぇ……。んんっ……」

「だ、大丈夫だからっ! 私とミレーが話を通しておくからおっぱい離して!? ミレーがトロンとしててなんだか不安なのーっ!?」


 おっと。確かにミレーの瞳がハート型になってきた気がしないでもないな。この辺が潮時か。

 2人の拘束を解いて、おっぱいに触れないように少しだけ距離を取る。


 するとクラーは直ぐにおっぱいをしまったけど、ミレーはおっぱいを投げ出したままこっちに熱っぽい視線を送っているなぁ。

 ま、気のせいということにしておこう。


「じゃあ一旦帰って明日の午後にまたここに来るけど、騙まし討ちなんてしようものなら今度は3日3晩ミレーのおっぱい吸ってやるからね? かかってくるなら妹のおっぱいを弄ばれる覚悟をしてよ?」

「……心配しなくても貴方を襲うことはもうないわ。貴方こそが私たちの待ち望んだ『東からの来訪者』なんだから」

「……いや、多分人違いだよ? 俺がここに来たのはただの偶然で……」

「どうか私たち湖人族をお救いください、来訪者よ。私たちには貴方の子種が必要なの……!」

「……………………そう来るかぁ」


 散々好き勝手弄んだクラーから、帰り際に凄まじいカウンターを貰ってしまって眩暈がしてしまう。

 詳しい話を聞くのが怖いけど、どうやら湖人族は少子化問題に頭を悩ませているようだ。


 ってかエルフといい魔人族といい、この世界は至る所で少子化が深刻化してて洒落になってないんだよっ!


 湖人族には悪いけど、この世界じゃ異種族間では子供は出来ないのっ!

 だからミレー! そんなに熱っぽい視線を送ってくるんじゃない! 子供は……できませぇん!
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