異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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 ムーリとシャロとターニアの3人と共に、カレンを迎えにフラグニークの城に顔を出す。

 未だ仕事中のカレンの邪魔にならないように隅っこで静かにイチャイチャしていると、明日はカレンと共に海洋研究所に足を運ぶ事が決まったようだ。


 その後も郷土料理の試作が難航している事や、観光業に先んじて夢の宿グループの宿を帝国の各地に誘致すること、俺が押し付けた過剰な数のサークルストラクチャーを利用して今まで帝国に無かった転職魔法陣の敷設が進んでいる事などが報告された。


「今日は大人しく待ってくれたな。何処で口を挟まれるかヒヤヒヤしたぞ?」


 自室のベッドに押し倒されて俺におっぱいをちゅぱちゅぱされているカレンが、甘さの中に安堵が混ざった息を吐く。

 帰宅前だからと優しく可愛がってあげてるとはいえ、挿れられた状態でも普通に会話する余裕がカレンにも出てきたようだ。


「口を挟もうにも挟む要素がないんだよ。俺の口はカレンのおっぱいをちゅぱちゅぱするのに忙しいからね。はむはむ」

「ふぅ、んっ……。あ、相変わらずの乳狂いだが、先ほどは誰の乳首もしゃぶっていなかっただろうに?」

「そりゃみんなのおっぱいは俺のモノだからね。他の誰にも見せる気はないんだよー」

「くっ……!? い、いつもより弱い刺激が逆に焦れったいだとぉ……!?」


 いったい何に驚いてるんだよお前は。

 別に焦らしてる訳じゃなくって会話を優先してるだけなんだからねっ!?


 リーチェもアウラも同行してないとあまり騒がしくもさせられないしさ。ちゅうちゅうれろれろ。


「ちょいちょい勘違いされるけど、俺に出来るのはアイディアを提供するところまでなんだ。細かい所までは口出ししたくても出来ないんだよ」

「どの口で仰っているんですかご主人様? 先程アウラさんに話していたことを憶えていらっしゃらないのです?」

「カレンとシャロのおっぱいを同時にちゅぱちゅぱしてるこの口が言ってるんだよー」


 からかうような口調でツッコミを入れてくるシャロのおっぱいを、カレンのおっぱいと一緒にしゃぶってあげる。


 シャロも俺に対して遠慮が無くなってきたように思えるなぁ。

 ならこっちも遠慮なくおっぱいをしゃぶらせていただきましょう。はむはむちゅぱちゅぱ。


「意外に感じるかもしれないけど、この世界にきてからずっと考え続けてきた魔法や種族のことの方が詳しいんだ。俺はやったことがないことは出来ないから、料理だったり旅行だったりは浅くしか語れないんだよねー」

「今ではとても信じられませんけど、ダンさんって元々はあまり外出すらしてなかったんですよね? 外に出ずにどうやって過ごされてたんですか?」


 陰キャでインドア派だったかつての俺の姿を想像できないと口にするムーリ。

 でも今だって本当なら1秒だって寝室から出たくないんだよ?


「本を読んだり音楽を聴いたり、結構のんびり過ごしてたよ。ニーナには結構色々話したけど、折角だからみんなにも話そうか?」

「聞きたい聞きたいっ! それこそニーナからは色々聞かされてるけど、やっぱりダンさんからも聞きたいのっ」

「おっけーターニア。ニーナに聞いた話の繰り返しになっちゃうと思うけど話させて貰うね」

「い、いい加減私の乳首をしゃぶるのをやめろぉ……! いつもより弱い刺激の中にたまに歯が当たって……ん、あぁ……!」


 いつも通りカレンをベッドに縛りつけて、無防備無抵抗の真っ赤な乳首をはむはむちゅぱちゅぱ味わいながら、暫し自分語りの時間を過ごす。

 順番にみんなの中を掻き回し白く染めていく下半身とは打って変わって、口ではずっとカレンの乳首を楽しんだのだった。





「上手ですよカレン陛下。その調子で吸い上げながら頭を前後に……。そうそう、素晴らしいです」

「さ、散々乳をしゃぶられ続けたからな。多少はやり返さんと気が済まん……! ちゅうううう」


 全員のお腹を1度満たした後は、ベッドに腰かける俺の前に跪いて、シャロ監修の下で皇帝カレン・ラインフェルドによるお掃除が行なわれている。

 カレンって負けず嫌いで根が真面目だから、初めてのお掃除なのにたどたどしくも頑張ってくれて気持ちいいんだよ?


 というか皇帝と王女が床に座って、獣爵家を追い出されたターニアと孤児出身のムーリをベッドの上に侍らせてるのってプレイ感があって興奮するなっ。

 多分そんなこと考えてるのは俺だけ……いや、シャロあたりは狙ってやってるかぁ?


 お掃除を頑張るカレンと、カレンの指導に励むシャロの頭を撫でながら、ターニアとムーリの2人と暫くキスを楽しむ。

 最後にカレンの喉の奥にたっぷり注ぎ込み、飲みきれなかったのでシャロにもゴクゴク飲んでもらって、ターニアとキスをしながらムーリに改めてお掃除をしてもらう羽目になったのはご愛嬌って奴なのです。


「ここ、これは本当に大丈夫なんだろうなっ……!? はぅぅっ……!」

「カレンが声を出さなきゃ大丈夫だよー。ラトリアさえ気付けないスキルだからねこれは。声を出さなければ、だけど」


 カレンの私室から城外に出るまでは気配遮断を使用して、シャロとカレンのお股をクチュクチュ弄くりながら怯えるカレンの反応を楽しむ。

 他の3人はすっかり気配遮断に慣れちゃったから、姿が見えない事をいい事に堂々とキスしてくれるから堪らないなっ。


「んふー。ダンさんも少し変わりましたよねー? 以前なら気配遮断をして姿を消しても、他人の前では私たちのえっちな姿を見せたくないんだよーって言ってたのにっ」

「こんな風に人前でおっぱいを吸わせてくれるムーリに影響されたのかなー? これはこれでやっぱ楽しまないと損だと思ってね」

「ええっ。ダンさんは目いっぱい楽しんでくださいねっ。祝福に満ちたこの世界とえっちな私たちの体をっ」


 城内でおっぱいを丸出しにしたムーリが、生乳を押し付けるように抱きついてきてくれる。

 この世界とみんなを楽しめかぁ。案外ムーリの言っている事が真理なのかもなぁ。


 それじゃお言葉に甘えて、ムーリのおっぱいを思いっきり楽しんじゃいましょうねーっ!


 誰にもバレないように控えめにちゅぱちゅぱクチュクチュと音を立てながら、気配遮断に慣れずにビビりまくっているカレンの反応を楽しんだ。





「あ、お帰りダン。思ったより早かったねー? そんなにアウラのことが気になったのー?」


 ちゅぱちゅぱクチュクチュを続けたまま帰宅すると、ニーナが声をかけてきてくれる。

 既に皆は食堂に集まっていて、ちょっとまだ微妙に疲れた様子のアウラが軽く右手を振って出迎えてくれた。


「アウラの装備が気になったのもあるけど、アウラもリーチェも居ない状況で外でえっちするのはちょっと怖くてさ。家に戻ってから思い切り楽しもうと思って」

「カレン陛下とシャロ様のお股を弄りながら帰宅しておいて良く言うのじゃ。どう見ても思い切り楽しんでおるようにしか見えぬぞ?」

「楽しんでいるのは否定出来ないねっ! 気配遮断に慣れないカレンの恥ずかしがる姿が最高でさぁっ!」

「最高ではないわっ! この馬鹿者めっ! いくら姿は気付かれなくても、城内に延々と染みが……はぅんっ!?」


 んもーカレンったらぁ。

 まだクチュクチュされたままなのにツッコミなんて入れたらこうなるに決まってるじゃないかーっ。


 敏感なお豆をクリッと弾いて飛び上がったカレンの口をキスで塞いで、お漏らし皇帝陛下の完成だーいっ。


「アウラの装備も気になるけど、まずはラトリアとエマの装備がどうなったか聞こうかな。2人ともやっぱりプレートメイルにしたの?」

「ええ。私たち2人もフラッタに倣ってドラゴンプレートメイルを作っていただきましたーっ。重量軽減スキルのおかげでプレートメイルが羽みたいに軽くてビックリですっ」

「スキルもフラッタ様のプレートメイルを参考に防御力を優先しました。というか神鉄にはプレートメイルが無いみたいで、他に適当な物が無かったという感じです」


 流石に家の中でプレートメイルを着て見せてはくれなかったけど、ラトリアもエマも弾んだ声で報告してくれる。

 2人の鎧姿も凛々しそうだけど鎧自体はフラッタのものと一緒だし、何よりプレートメイルはエロいことがしにくいので着てもらわなくてもいっかぁ。


「んふふーっ。母上もエマもこれで更に強くなったのじゃーっ」


 フラッタはフラッタでラトリアとエマとお揃いの装備になったことが嬉しいらしく、さっきからめっちゃニコニコしている。


 そう言えばフラッタって、以前もお揃いってワードに大喜びしてたっけ。

 グラン・フラッタになってもフラッタが可愛すぎて困るわぁ。


 お出かけ組を解放し、ぐったりしたカレンにオマケのキスをお見舞いしながら椅子に座らせる。

 そしてフラッタとニーナを捕獲して、2人をよしよしなでなでしながら俺もいつもの席に腰を降ろす。


「次はアウラの装備を教えてくれる? 竜人族と同じ身体能力を持つアウラならプレートメイルも使いこなせと思うけど、皆はどんな判断をしたのかなー?」

「あはーっ。アウラは神護の髪飾りと神速の風鎧、それにドラゴングローブ、フラッシュブーツを選んだのよー。将来的にフラッタちゃんよりも早く動ける可能性の高いアウラは、ニーナちゃんの装備を参考にした感じねぇ」

「当然アクセサリーはぼくが贈った世界樹の護りだよっ」


 ティムルとリーチェが嬉しそうにアウラの装備品を報告してくれる。

 娘のアウラの装備品を自分の手で用意できたのが嬉しくて仕方ないんだろう。


「そして武器はダンからタイニームーンを贈ってもらって終わり……の予定だったんだけど。ヴァルゴからもう1つ武器を用意した方がいいって意見が出てねー」

「もう1つ? 別に構わないけどなんでまた。アウターレア製のタイニームーンがあれば不足は無いんじゃ?」
 
「アウラの能力ならタイニームーンだけで事足りそうではありますけど、アウラの人生は長いですからね。旦那様のような相手と対峙する可能性がゼロとは言い切れません。そうなった時に鈍器であるタイニームーンでは対応できない場面が出てくるかと思いまして」


 ヴァルゴの説明に合わせてアウラが取り出したのは、すっかり見慣れた1本のダガー……ティムルも愛用しているオリハルコンダガーだった。


 でも……サブウェポンにダガーは意外だな? 

 タイニームーンの不足分を補うって意味なら、リーチェに弓でも習うのかと思ったけど。


「弓や剣はアウラには合いませんし、威力だけならタイニームーンに不足はありませんから。ここはタイニームーンの隙を埋める狙いでダガーを用意してあげることにしたんです」

「んー……。確かに剣や槍と比べれば扱いは楽かもしれないけど、無理してまで慣れない武器を用意する必要はあるかな?」

「魔力消費の激しいアウラには魔力吸収スキルが必須ですから。魔法妨害と魔力吸収、それに絶影と重連撃、オマケに叫喚静刻まで付与した完璧な逸品に仕上がりましたよっ」

「凶悪すぎるダガーを用意したねっ!? ニーナと同じ無限射程の斬撃に、全周囲攻撃スキルの叫喚静刻まで付与するとかっ」


 確かに鈍器であるタイニームーンと魔力吸収、魔法妨害スキルは相性が悪いかもしれない。

 そう考えるとニーナの放つ無限射程魔法妨害魔力吸収斬撃と、ティムルの持つ叫喚静刻はアウラにこそうってつけのスキル構成と言えるかもしれないけどっ。


 ってか多分ティムルがやったんだろうけど、俺以外にも叫喚静刻の合成に成功してんじゃんっ。


「ちょうど私とティムルの武器を合わせた感じなのー。私もみんなと比べて武器の技術を重視してないから、アウラには私のダガーの扱い方の方が合いそうだなーって」

「ニーナが武器を適当に扱ってるとは思わないけど……。当のアウラはどんな感じ? 扱いにくく感じたりしない?」

「うん。打撃武器と比べて手応えが軽いのがまだ慣れないけど、槍とか弓よりは扱いやすいよー。なによりニーナママの動きを目に焼き付けたばっかりだしっ」


 オリハルコンダガーをしっかりと握って、ふんすっとやる気を見せるアウラ。

 今回ニーナの全力を垣間見たことで、アウラの中でニーナの姿がママの1人から目標に変わったのかもしれない。


 まぁ……。確かに巨大ハンマーであるタイニームーンは対人戦には向いてないだろう。手加減とか難しそうだ。

 その点ダガーであれば狙ったところだけを斬りつけるのも簡単だし、見た目的な威圧感も少なそうだ。


「ダガーの扱いはニーナママに、両手武器と片手武器を同時に扱う戦い方はフラッタママを参考に出来るかなって。あ、あとタイニームーンに竜鱗甲光もつけて欲しいかなー?」

「全部乗せかよっ!? 確かにタイニームーンには既にユニークウェポンスキルが付与されてるから、防御スキルを付与するほうが理に適ってるかもしれないけどぉっ!」

「ダンに朧逆月を作ってもらう案も考えたんだけどぉ。魔力消費の激しいアウラとチャージスキルは相性が悪いと思って却下したのよぉ?」

「アウラのスキル構成は殆ど魔力消費軽減と魔力自動回復で埋めてあるんだ。身体能力に優れたアウラが補正を強化する必要は無いだろうからね」


 う~ん……。ティムルとリーチェもしっかりと考えてアウラの装備を用意してくれたようだ。

 その上で実際に装備を扱うアウラも納得しているなら俺が口を挟むこともないんだけど、いくらなんでも強すぎないかぁ……?


「あのねぇダン? アウラの事が大切なのは私たちだって一緒なんだよ? 出来るだけ最高の物を用意したくなるのは当たり前なのーっ」

「アウラなら最高の装備品を用意してもそれに振り回されることなく使いこなしてくれるはずなのじゃっ。むしろ半端な装備品ではアウラには相応しくないのじゃーっ」


 おおう、好色家姉妹までアウラの装備品にノリノリ状態だなっ!?

 俺の腕の中でニコニコしやがってっ。2人とも可愛すぎるんだよーっ。ぎゅー。


 でも実際に用意したタイニームーンさぁ……。

 タイニームーン
 乱れ砕月 物理攻撃力上昇+ 魔法妨害+ 魔力吸収+ 竜鱗甲光


 い、いくらなんでもぶっ壊れておりませんかねぇ……?
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